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犬の爪切りは愛犬が日々健康に過ごすためには欠かせません。しかし犬の爪切りは嫌がる子も多いため、嫌がられないようにコツを押さえておくことが大切です。今回は犬の爪切りの必要性や爪切りのコツ、よくある疑問点について解説していきます。

この記事の目次

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犬の爪切りのコツは?嫌がらない方法を紹介!

愛犬の身だしなみやお手入れのひとつである、「爪切り」は犬にとっても大切なことです。


ただ、中には暴れたり嫌がる子もいますよね。


飼い主もどこまで切って良い範囲が分からずそのまま放置したり、怖いからちょっとしかカットできないという方もいるのではないでしょうか?


そこで、今回MOFFMEでは、

  • 犬の爪切りの必要性
  • 爪切りの頻度や長さの目安
  • 嫌がらずに爪を切らせてくれる5つのコツ
  • 犬の爪切りに関する疑問点の解消
といった爪切りに関することを解説していきます。


愛犬にケガをさせてしまう可能性を考えると怖くなりますし、痛い思いをさせたくもありません。


しかし、だからといって放置していると、予想外のトラブルを引き起こす可能性もあるので、この機会に犬の爪切りについて一緒に学んでいきませんか?

犬の爪切りは必要?伸ばしたままにすると危険!

犬は散歩や外で遊んでいる時などに爪が少しずつすり減っていきます。


どれだけすり減っていくかは愛犬の活動量で変わるため一概には言えませんが、活発的な犬程すり減りやすいと言えるでしょう。


そうなると爪切りは必要ないように感じます。


しかし、爪のすり減り方はひとつずつ違いがあり、均一というわけではないため、定期的にチェックして必要であれば切る必要があります。


特に、人間でいう親指に当たる「狼爪(ろうそう)」は地面に接すことがありません。


そのため、放置しているとどんどん伸び続け、最終的には肉球に食い込んでしまう可能性があります。


また、爪が伸びすぎはバランスが取りにくくなって歩き方や走り方がおかしくなる、足腰に悪影響を与える、爪が割れるといったトラブルも引き起こします。


場合によっては骨や関節といった部分が変形したり、指骨を骨折することもあるため、非常に危険です。


普段からあまり運動をしない子や室内犬、高齢犬、病気であまり動けない子はどんどん爪が伸び続けてしまうので、定期的にチェックをするようにしましょう。

犬の爪切りの頻度や長さの目安とは?

犬にも爪切りは必要だということが分かりました。


ただ、必要性は理解できても爪切りの適切なタイミングが分からないと、いつ切れば良いのか判断のしようがありませんよね。


ということで、次に解説するのは

  • 犬の爪切りの頻度
  • 目安となる爪の長さ
  • 出血してしまった時の対処法
以上3つです。

ここでは、爪切りで一番怖い出血時の対処の仕方も詳しく解説します。

万が一の時でも慌てず対応できるようにしっかりと準備をしておきましょう。

犬の爪切りはどのくらいの頻度でする?

一般的に犬の爪切りの頻度は月1回程度で良いとされています。


ただ、この回数は犬ごとの活動量によって左右されるため、必ずしも1回だけとは限りません。


先ほども解説したように、爪のすり減り方は犬がどれくらい活発に動き回るかで変わります。


散歩の距離が長かったり外で元気に遊ぶような子は、その分爪も削れるので月に1回でも十分でしょう。


しかし、あまり活発ではない子や室内で過ごす時間の方が長い子、高齢の子などは、あまり爪が削れず伸びやすくなってしまいます。


そのため、外での運動量が少ない子は爪の状態をチェックしながら、月に1~2回を目安にカットしてあげてください。


また、狼爪は地面に当たることがなく、自然に削れたりすることもないので、巻き爪などにならないようにこまめに確認し、カットしましょう。

犬の爪切りの長さの目安とは?

爪の長さをチェックしていても切るべきか分からない時は、動き方などを見て判断してみてください。


爪切りのタイミングを測る目安は次の通りです。

  • 歩くと爪がカチャカチャ、カツカツといった音が鳴る
  • 歩きにくそうにしている、または歩き方がいつもと違う
  • 絨毯などの上を歩くと爪が引っかかる
以上から当てはまるものがある場合は、確認をして爪の長さを整えてあげましょう。

また、上記以外でも爪が伸びすぎて肉球に食い込みそうになっていたりする時は、すぐに爪を切ってください。

そのままにすると肉球に突き刺さり、歩く度に痛いと感じるようになってしまいます。

他にも、伸び放題の爪は中にある血管も同じように伸びてきてしまい、いざ爪切りをする時に伸びた血管まで傷つける恐れもあります。

こういった経験は愛犬に嫌な思い出として残るため、爪切りを怖がる、嫌がる原因にもなります。

そうならないためにも、定期的なチェックとカットは怠らないようにしましょう。

犬の爪切りで血が出てしまった場合の対処法

止血の仕方

爪切りの最中に血が出てしまった時は、まずガーゼやティッシュ、コットンで血の出ている爪先を押さえて止血します。


押さえる時間は大体1分~5分程度です。


これだけで血が止まることが多いですが、それでも血が出続ける場合は、止血剤を使って止血していきましょう。


止血剤の使い方

  1. 患部周辺が汚れている時は軽く拭き取る。この時、完全に乾くまで血を拭き取らないようにする
  2. 人差し指の先を止血剤に付けて少量の粉を取る
  3. 止血剤の付いた指を患部にぎゅっと押し付ける。
押し付ける時の力はあまり強くする必要はありません。

むしろ、強く押し付けると痛がることがあるため、十分注意しましょう。

1度で止まってくれれば良いですが、止まらないようであればもう一度2番目から同じ方法で付けてあげてください。

爪切りは終わるまで何があるか分かりません。

万が一のことを考えて、爪切りの際には止血剤やガーゼといった物を必ず用意しておくことをおすすめします。

犬が嫌がらない爪切りのコツ5選!


爪の切り方のコツとして覚えておくと良いのは以下の5つです。

  1. 血管の位置を必ず確認する
  2. 犬が喜ぶ部分から触る
  3. 爪切りの様子が見えないようにする
  4. 切る時は後ろ足から
  5. 爪切り後はしっかりと褒めてあげる

愛犬の爪切りに対する印象は、飼い主の切り方や対応の仕方で左右されることがあります。


爪切りは一度だけではなく、今後も定期的に行っていくものですので、できれば苦手意識を持ってほしくないですよね。


飼い主としてもスムーズにカットできた方が楽ですし、面倒だと思うことも少なくなるでしょう。


これからもずっと続けていくお手入れのひとつなので、この機会にコツを覚えて実践してみてくださいね。


ただ、どうしても自分ではカットできそうにない場合は、無理せずプロに頼ることも大切です。


補足にて解説していますので、怖くてできそうにない方はこちらも一緒に見てみることをおすすめします。

犬の爪切りのコツ①:血管の位置を確認する

実際に爪を切る時は、血管を切らないようにピンク色の部分より何ミリか手前の部分をカットしてください。


角度は爪の根元とカット部分が水平になるようにすると綺麗にできます。


どうしても怖い場合は、先端から何度かに分けて様子を見ながら切るとケガも防げるのでおすすめですよ。


ただ、爪が長く伸びているとそれだけ血管も伸びてしまうため、その都度確認は怠らないようにしましょう。


また、白い爪の場合は明るい所で見ると血管の場所が分かりますが、黒い爪の場合は全くと言って良いほどわかりません。


黒い爪を切る時は、下記の「犬の爪切りに関する疑問点を解消!」という項目で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

犬の爪切りのコツ②:犬が喜ぶ部分から触る

爪を切る前の準備として、日頃から愛犬とスキンシップを取るようにしましょう。


触られることに慣れてくれれば、爪切りの際に足を持ち上げたり肉球を押しても嫌がることが少なくなります。


スムーズに切るためにも重要なポイントですし、愛犬とのを深めることもできるので遊びながら体に触れるようにしてみてください。


犬はそれぞれの好みもありますが、背中や首、胸といった部分を撫でると喜んでくれます。


初めはそういった所から練習していき、徐々に足の方を撫でたり肉球を触ったりして慣れさせていきましょう。


ただ、嫌がったら無理強いはせず、触らせてくれたことに対して思いっきり褒めたりおやつを与えたりしてください。


練習で大切なのは、焦らず犬のペースに合わせてあげることです。


時間がかかっても良いので、毎日ゆっくり実践していきましょうね。

犬の爪切りのコツ③:爪を切っているところが見えないようにする

爪を切る時に犬からも切っている様子が見えてしまうと、嫌がったり怖がる、暴れるといった行動をとることがあります。


暴れると爪をよく確認できませんし、いざ切ろうとした瞬間に足を動かされると予定していた場所より深く切ってしまうこともあるでしょう。


終わるまでこれをずっと続けると、時間がかかるだけでなく犬と飼い主の両方が大きなストレスを感じてしまいます。


それを防ぐためにも、爪切りをする時は犬を立たせた状態で足を頭ではなく、お尻の方に持ち上げて切るようにしてみてください。


こうすることで犬からは爪切りの様子が見えなくなり、恐怖心を軽減させることができますよ。

犬の爪切りのコツ④:後ろ足の爪から切る

後ろ足から切る理由は、いきなり前足から触ると嫌がられることがあるからです。


個体によっても変わりますが、犬は後ろ足よりも前足に触れられる方が嫌だという子が多いと言われています。


そのため、なるべく嫌がらないようにするために、後ろ足の爪から切っていきます。


また、切る順番以外にも足を持ち上げる時や切っている最中は、ちょこちょこ優しく声掛けをしてあげましょう。


気も紛れますし、何より犬を落ち着かせることができます。


他にも、緊張して上手く切れるか不安な時は、誰かに手伝ってもらいましょう。


誰かもう一人いれば犬の体を支えたり固定してもらうこともできますし、切っている時におやつで気を逸らしてもらうことも可能です。


一人よりずっと楽に切れるようになるはずですので、慣れるまでの間だけでもお願いしてみてはいかがでしょうか。

犬の爪切りのコツ⑤:終わったらきちんと褒める!

愛犬が爪切りを頑張った後は思いっきり褒めてあげてくださいね。


褒めるというのは爪切りだけではなく、シャンプーやブラッシングなどのお手入れ、しつけの時にも非常に大切なものです。


また、声をワントーン上げてたくさん褒めてあげることを繰り返していけば、犬も少しずつ爪切りに対して嫌な感情を持たなくなる可能性もあります。


体を優しく撫でてあげたり、おやつをあげて頑張った愛犬を存分に労わってあげましょう。


もし爪切りの最中に犬が嫌がってしまった時は、無理に続ける必要はありません。


今日の所はそこまでにして、1本でも切れたことに対して褒めてあげてください。


爪切りは1日で全て切らないといけないわけではありません。


毎日1本ずつでも全く問題ないので、犬のペースに合わせて限界が来たらすぐにやめて褒めてあげる、という行為を繰り返していきましょう。

補足:うまく切れない場合はプロに頼る

何度挑戦してみてもうまく切れない、どうしても怖くて切れないといった時は、飼い主も無理はせずにプロに任せてしまいましょう。


犬の爪切りは動物病院、またはトリミングサロンでやってもらえます。


動物病院であれば、万が一出血してもすぐに処置が可能ですし、愛犬の体のことで気になる点があるならついでに相談も可能です。


サロンならシャンプーやトリミングも一緒にお願いできるので、お手入れの手間を省けますよ。


何よりも犬や人間にとって安全にできることがいいポイントです。


動物病院もサロンも爪切り自体の料金は500円~1,000円程ですが、犬の大きさによっては多少変動することがあります。


なんでも一人でやろうとはせず、どうしてもできない時は迷わずプロに頼ってみてくださいね。

犬の爪切りに関する疑問点を解消!


最後に、

  • 初心者にはどんな犬用爪切りがおすすめ?
  • 黒い爪はどうやって切ればいい?
  • 犬がじっとしていられない時の対処法は?

といった爪切りの時に思う疑問点について解説します。


どの疑問も解消することでさらに爪が切りやすくなります。


初心者不慣れな方にとっては特に覚えておいて損はないことばかりですので、ぜひ参考にしてみてください。

初心者におすすめな犬用の爪切りとは?

犬用爪切りにはいくつかのタイプがあります。


ハサミタイプ

文字通り小さいハサミのような形をしており、刃には爪を通すための穴があります。


子犬や小型犬といったサイズの小さな犬に対して相性が良く、使い方は簡単ですが硬い爪は切り辛いため注意が必要です。


ニッパータイプ

工具のニッパーを思わせる形をしている爪切りです。


爪を切った時の音も小さく、爪の確認もしやすいため非常に使いやすいタイプと言えるでしょう。


ギロチンタイプ

3つのタイプの中で一番切れ味が良いのが、このギロチンタイプですね。


プロもこのタイプを使っていることが多く、慣れればあっという間に爪切りが完了しますよ。


どれも使い方は簡単ですが、特に初心者や不慣れな方におすすめなのはニッパータイプです。


理由は、爪をしっかり確認しながら切れるという所にあります。


慣れていない間は、どこまで切って良いのか確認するためによく爪を見ないといけません。


ニッパーであればその確認が容易で、切れ味もそこそこあるので初心者にとっても扱いやすいと言えます。


他にも、電動ヤスリを使って爪を短くするという方法もあります。


基本的に電動ヤスリは仕上げ用として使われますが、どうしても爪切りが苦手な犬に対しては爪切りの代わりとして使うことも可能です。


飼い主も切り過ぎやケガを防止できるので、切るのが怖い時は試してみてください。

犬の爪が黒い場合の爪切りの方法とは?

黒い爪は、状態によっては血管の位置が全く見えないため、一気に切ろうとしないでください。


先端部分から少しずつ何回かに分けて切ることを心がけましょう。


実際に切る時は長さと断面をよく見るようにします。爪を少し切ってみると、爪の中心部分が白く乾燥して見えます。


触ってみてもとくに湿り気を感じない場合は、もう少し切ってまた断面を確認します。これを繰り返していき、断面にツヤが出てきたらストップしてください。


湿り気を感じさせるツヤや中心部分が半透明のような見た目は、血管や神経が近いことを表しています。


それ以上切ると血管を傷つける恐れがあるため、カットするのはそこまでにして後はヤスリで綺麗に整えてあげましょう。


もし、切り進めていくのが怖いのであれば、爪が地面につかない程度で終わりにしても構いません。


ケガをさせないことが大切なので、歩いても爪の音がしないならそこまででも十分ですよ。

犬がじっとしていられない時の対処法とは?

爪切りの際にじっとしてくれない時は、テーブルの上に乗せると大人しくしてくれることがありますよ。


絶対とは言えないですが、上手くいくこともあるので試したことがないのであればぜひ挑戦してみてくださいね。


高さはダイニングテーブルなどの少し高めのテーブルがおすすめです。


テーブルに乗せる時は犬が落ちないように注意し、それでもじっとしてくれない場合は、これ以上無理をさせないようにしてください。


暴れたり口をクチャクチャしたりあくびをしているならストレスを感じている証拠ですので、すぐに中止して別の日に改めてチャレンジしましょう。


終わりにする時は、全く切れなかったとしてもしっかり褒めたり遊んだりしてあげてくださいね。

まとめ:犬の爪切りは信頼関係が大切!

今回の記事では犬の爪切りの必要性を中心に、切り方のコツなども知ることができたのではないでしょうか?


では、お別れの前に今回の記事の内容を振り返ってみましょう。

  • 爪が伸びすぎるとケガや健康に悪影響を及ぼす可能性がある
  • 地面に爪が当たって音が出るようになったら爪切りの合図!
  • 爪切りの回数は月に1回、活動量によっては2回が目安
  • 爪を切る時は血管の位置を必ず確認!
  • 後ろ足から犬に見えないように切ることが大切
  • どうしても無理な時はプロに任せる!
  • 黒い爪は断面を見ながら少しずつ切り進めていく
  • 愛犬に無理強いはさせないことを心がける
爪を切らずにいるだけでいろいろな影響が現れるようになってしまいます。

知らず知らずのうちに痛くて辛い思いをさせてしまう恐れもあるので、定期的にチェックしてきちんと爪の長さを整えてあげてくださいね。

また、どうしても自分では切れない時はプロがいるので、無理せず気軽に利用していきましょう。

記事監修者「森下 浩志」

この記事の監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー

2018年に早稲田大学基幹理工学部に入学。保険×テックの領域で保険業界をイノベーションをしていく姿勢に共感し、「ほけんROOM」の運営に参画。2019年にファイナンシャルプランナー、損害保険募集人資格を取得。