LINEでぴったりのペット保険、教えます!

難しいペット保険選びを、専門家がLINEで解説

ペット保険を選んでいる皆さんは、どのような基準でペット保険を選んでいますか?

「どうやって選べばいいかわからない!」 「かかりやすい病気を保険に加入したいけどよくわからない!」

と思っている方も多いと思います。

そんなとき、利用してほしいのが「ペット保険比較 byMOFFME」です!これは、LINEで簡単にペット保険の専門家に相談できるサービスです。ペット保険に関してわからないことがあれば、気軽にLINEで質問ができます。もちろん無料ですので、ぜひ利用してみてください!

専門家にはどんな相談ができるの?

実際にLINEで相談するとき、どんな相談ができるのでしょうか。実際の相談事例をご紹介します。 


例)

  • 「〇〇保険と〇〇保険で迷っているのですが、どちらが良いと思いますか?」
  • 「どの保険が良いのか全くわかりません。どう選べばよいですか?」

Point

些細なことでも気軽にご相談を

気になることがあれば、いつでもお気軽にご質問ください。特定の保険をおすすめすることはないので、安心してご相談いただけます。

LINEでは他にどんな事ができるの?

「ペット保険比較 byMOFFME」を友だち登録すると、ペット保険の相談だけでなく、以下のような様々な機能を使えます!ぜひ使ってみてください。


  • LINEでかんたん資料請求
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秋田犬にペット保険は必要?

がっちりとした頑丈な体をもつ秋田犬ですが、皮膚病や骨・関節の病気が多い犬種です。特に生まれつき皮膚が弱い傾向がある秋田犬は、皮膚病に注意が必要です。皮膚病の中には治療が長期的になるものや一生付き合っていくものもあり、治療費が高額になる可能性があります。


万が一の時に備えられるのがペット保険です。ペット保険に加入していれば、治療にかかった医療費の一部を補償してもらえるので、経済的な負担を気にすることなく十分な治療を受けることができます。


ただし、どの保険でもいいわけではなく、愛犬と飼い主さんに合った保険を選ぶことが大切です。そのためには、愛犬の犬種の特徴を理解し、補償内容を確認する必要があります。


今回MOFFMEでは、

  • 秋田犬の特徴やかかりやすい病気
  • 生涯にかかる医療費
  • ペット保険を選ぶうえで知っておきたいこと
  • ペット保険を選ぶときのポイント

について解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

秋田犬の特徴は?歴史や性格、大きさと体重も解説!

忠犬ハチ公で知られる秋田犬ですが、その歴史を見ると、祖先は熊猟犬で「秋田マタギ犬」と呼ばれていました。江戸時代には闘犬が盛んとなり、交配を重ねて秋田犬の原種となっています。


1916年に闘犬が禁止され、洋犬人気もあって秋田犬は衰退しましたが、保護の気運が高まり、1931年に、日本犬として初めて天然記念指定されました。


秋田犬の性格は。冷静で落ち着いた性格をしていて、飼い主さんへの忠誠心が強いのが特徴です。そのため番犬に適しています。


その一方で、警戒心が強く、家族以外の人に対して吠えたり威嚇したりしやすい傾向があります。子犬の頃から人と触れ合う機会を作って慣れさせてあげると、警戒して吠えることもなくなります。


狩猟犬や闘犬としの気質があるため、攻撃性が高い一面があります。散歩時に他の犬に攻撃するなど、事故に繋がらないよう注意が必要です。


体の大きさは

  • オス:体高:64~70㎝ 体重:38~45㎏
  • メス:体高:58~64㎝ 体重:32~38㎏

とされ、日本で唯一の大型犬です。


寒い地域で生まれた犬種で2種類の被毛に覆われていて寒さに強いです。その反面、暑さには弱いので暑い日のお散歩や室温管理には気をつけましょう。

秋田犬がかかりやすい病気とその治療費用

ペット保険のアニコムが公開している「家庭どうぶつ白書2022」によると、秋田犬が他の犬種に比べかかりやすい病気とその年間診察費の平均は以下のようになっています。
病名請求割合(秋田犬)請求割合(犬全体)年間平均診察費
肛門周囲腺腫(肛門周囲腺癌含む)0.7%0.1%77,540円
血小板減少症(免疫介在性)・IMTP0.8%0.1%55,834円
貧血(原因未定)0.6%0.1%19,284円
ブドウ膜炎(虹彩炎/前眼房出血含む)0.7%0.2%28,206円
皮下膿瘍0.7%0.3%32,497円
甲状腺機能低下症1.6%0.7%115,716円
子宮蓄膿症0.7%0.3%142,378円
秋田犬がそれぞれの病気にかかりやすい理由を1つずつ解説していきます。

肛門周囲腺腫(肛門周囲腺癌含む)
肛門周囲腺腫とは、肛門の周りにできる良性の腫瘍のことを指します。男性ホルモンが影響していると考えられており、去勢手術をしていないシニア犬のオスによく見られます。悪性の腫瘍である肛門周囲腺癌の場合もあるため、お尻まわりにしこりやできものができているときは早めに動物病院で診てもらいましょう

血小板減少症(免疫介在性)・IMTP
血小板減少症は、血を固める血小板が何らかの原因で減少する病気。免疫異常により自分の血小板を壊してしまうことで発症することがあります。他にも遺伝が関係していると言われており、秋田犬も遺伝的にかかりやすい傾向があります。発症すると、皮膚に紫色の内出血や血便、血尿が見られるので、異常があるときは早めに診察を受けましょう。 

貧血
貧血は全身に酸素を送る赤血球が減少し、体が酸素不足になっている状態。秋田犬はタマネギやニラ、ニンニクなどネギ類による中毒で貧血を起こしやすい傾向があります。少量でもタマネギ中毒になる可能性があるので与えたり誤食したりしないように注意しましょう。 

ブドウ膜炎(虹彩炎/前眼房出血含む)
ブドウ膜炎は、眼球の内側にあるブドウ膜に炎症が起こる病気。感染症や免疫異常が原因とされており、秋田犬は遺伝的にかかりやすいと言われています。症状としては、目が充血する、目を開けづらい、目やにが増えるなどが見られます。悪化すると視力を失うこともあるので早期発見・治療が大切です。
 
皮下膿瘍
皮下腫瘍は、細菌による感染で皮下に炎症が起き膿が溜まった状態。免疫力の低下やブラッシング不足により皮膚のバリア機能が落ちることで発症するため、遺伝的に皮膚が弱い秋田犬はかかりやすい傾向があります。しこりやできものとして発見されることが多いので、普段から意識して触ると早期発見になります。

甲状腺機能低下症
甲状腺機能低下症は、喉のあたりにある甲状腺で分泌される甲状腺ホルモンが減少する病気。甲状腺ホルモンは代謝を促進させる役割があり、足りなくなると全身の代謝が低下します。遺伝により甲状腺の機能に異常があることが原因で発症することがあり、秋田犬にも多く見られます

子宮蓄膿症
子宮蓄膿症は、細菌感染により子宮に膿が溜まる病気。避妊手術をしていないメスに見られ、高齢になるにつれて発症リスクが上がります。陰部から膿が出る、陰部をよく舐める、ぐったりしているなどの症状が現れます。進行すると、腹膜炎や腎不全を発症する命に関わる病気なので早期治療が必要です。 

秋田犬の年齢別にかかりやすい病気とは?

秋田犬がかかりやすい病気を年齢別に症状とあわせて解説していきます。


0〜1歳の幼年期にかかりやすい病気

  • 股関節形成不全 
  • 眼瞼内反症 

股関節形成不全は、成長期に股関節が十分に形成されず、関節が噛み合わないことから発症する病気です。

炎症が起きて痛みが出ると
  • 歩くときにふらつく
  • 運動するのを嫌がる
  • 足が突っ張った状態になるなどの症状が出る
など遺伝性であることがほとんどですが、成長期中のご飯やおやつのあげすぎによる急激な体重増加や過度な運動が原因になることもあります。

眼瞼内反症は、まぶたが眼球に向かって入り込んだ状態のことを指します。

まつ毛が常に目に入った状態になるため
  • 目の痛みから涙が多くなったり
  • 充血したりする
などの炎症が見られます。秋田犬は先天的にかかりやすく、1歳までに発症することが多いと言われています。

 1〜7歳の成年期にかかりやすい病気 

  • 皮膚病 
  • 前十字靭帯断裂 
秋田犬は生まれつき皮膚が弱い子が多く、皮膚病にかかりやすい傾向があります。なかでも、アトピー性皮膚炎と肉芽腫性脂腺炎を発症しやすいです。
  • かゆみやフケ
  • 脱毛
  • 皮膚のベタつき
など、異常が見られる場合は早めに治療を受けましょう。

前十字靭帯断裂は、後ろ足の膝関節の中にある前十字靭帯が切れた状態になります。転倒や事故などによる衝撃や慢性的な負担が原因で発症します。

発症すると
  • 後ろ足を地面につけられない
  • 足をひきずる
  • 横座りをする
などの症状が現れます。

8歳以上の高齢期にかかりやすい病気

  • 甲状腺機能低下症 
  • 認知症 
甲状腺機能低下症の初期症状は
  • 疲れやすくなる
  • 食欲が低下する
  • 運動を嫌がる
などがあります。加齢が原因だと見逃してしまいがちですが、普段の行動をよく観察していつもと違う様子であれば、早めに検査を受けることをおすすめします。

秋田犬を含む日本犬は認知症になりやすい傾向があります。
  • 夜鳴きをする
  • グルグル回って歩く
  • 急に攻撃的になる
などの行動が見られる場合は認知症の可能性が高いです。完全に予防することは難しいですが、早期発見・治療が進行を遅らせることにつながります。 

秋田犬の治療費用は生涯でどれくらいかかる?

一般社団法人ペットフード協会が令和4年に実施した「全国犬猫飼育実態調査」によると、大型犬にかかる1ヶ月あたりの平均医療費は6,626円となっています。


秋田犬の平均寿命は10〜13歳と言われているので、13年で計算すると、秋田犬の生涯にかかる医療費は以下の通りです。

6,626円×12ヶ月×13年=1,033,656円

しかし、もしもの病気やケガの治療費を含めると、さらに費用がかかることも考えられます。例えば、秋田犬がかかりやすい甲状腺機能低下症で薬を使った内科的治療を行う場合、 診察費や血液検査代、薬代などを合わせて月に5,000〜15,000円はかかります。 


甲状腺機能低下症は、3〜4ヶ月ごとに血液検査でホルモンの量をチェックして薬の調整をするため、定期的な通院が必要です。発症すると生涯治療を行っていく病気なので治療費がさらに高額になる可能性があります。  


その他の病気の治療費についてもまとめたのでぜひ参考にしてください。

  • 眼瞼内反症:検査・投薬→5,000円 
  • 臍ヘルニア:手術→20~30万円 
  • 股関節形成不全:手術→30~40万円

愛犬が感染症などにかからないよう、予防接種も大切です。 狂犬病ワクチンは、毎年の接種が義務付けられています。費用は1回3,000円ほどです。その他、任意の混合ワクチンも、摂取しておくと安心ですね。

秋田犬のペット保険を選ぶときのポイント

ペット保険には様々なプランや商品があります。補償する範囲や補償する割合、保険料など内容がそれぞれ異なり、どれを選べばいいのか迷いますよね。


秋田犬のペット保険を選ぶ際にチェックしたいポイントを3点ご紹介します。補償内容や保険料を見るときには以下の観点を参考にしてください。

  • 秋田犬がかかりやすい病気をカバーしているか 
  • 払い続けられる保険料か 
  • 通院・入院・手術を補償しているか 
それぞれどんな点を確認すればいいのか詳しく解説していきます。  

秋田犬がかかりやすい病気をカバーしているか確認

ペット保険ごとに設定されている補償されない医療費を確認しましょう。補償されない医療費を確認しないと、せっかく加入したのに保険料を請求できない事態になることもあるので注意が必要です。 


確認するときは「保険金をお支払いできないケース」や「補償の対象にならないケース」など補償対象外となる場合について記載されている項目をよく読みましょう。 


秋田犬のペット保険を選ぶ場合は、秋田犬がかかりやすい病気が補償されるかどうかチェックします。特に秋田犬はブドウ膜炎や股関節形成不全など遺伝性疾患を発症しやすいので、遺伝性の病気が補償対象となっているか確認しましょう。 


遺伝性疾患は、基本的に加入前や補償開始までの待機期間に診断された場合は補償対象外となっている保険がほとんどです。加入後に発見された場合は、補償対象となるケースや更新すると補償対象外となるケースがあるので入念に確認しておくと安心です。

支払いを続けることが可能な保険料か確認

保険料は加入し続けられるものかどうか確認しましょう。ペット保険の保険料は生涯同じ金額ではなく、年齢とともに保険料も上がります。毎年更新ごとに上がるものもあれば、3年ごとに上がるものや一定の年齢以上は変わらないものもあり、上がり方は保険によって異なります。


保険料を見るときは、現在の年齢の保険料だけでなく、シニア犬になるまでの保険料をチェックすることが大切です。そうすることで加入後に保険料が高くなって経済的な負担になることを避けられます。


秋田犬は平均寿命である10〜13歳までの保険料をチェックしておきましょう。更新時に補償割合を変更できる保険もあります。プランの変更に対応している保険であれば、払い続けるのが難しいときに補償割合を変更して保険料を抑えることもできますよ。

通院・入院・手術を補償しているか確認

補償範囲は通院・入院・手術の3つが対象となっているか確認しましょう。なかには「通院費は手術費や入院費ほどかからないから通院補償はなくてもよい」と思われる方もいるかもしれません。


通院費は数千円で高額になることは少なく、数回の通院で済むことも多いです。しかし、病状によっては長期的な治療や病気の再発で通院が長引くことがあります。例えば、秋田犬がかかりやすいアトピー性皮膚炎は継続的に治療が必要となることが多く、定期的に通院費がかかる可能性があります。


子宮蓄膿症や肛門周囲腺腫で外科的治療を受けた場合、手術後は通院で経過を見ながら治療を行うので手術・入院費にプラスで通院費がかかります。どんな病気やケガでも通院費はかかることがほとんどなので、通院補償のある保険に加入して備えておくのがおすすめです。

健康に過ごすための秋田犬の飼い方のポイント

ペット保険でもしもの病気やケガに備えることはできますが、愛犬にはいつまでも元気に過ごしてほしいですよね。ここでは、秋田犬が健康に過ごすために日常生活で飼い主さんができることをご紹介します。


秋田犬の健康を守るために意識したいポイントは次の3つです。

  • こまめなブラッシング
  • 膝や関節への負担を減らす
  • 適度な運動や遊びで脳に刺激を与える
では、具体的にどのように行えばいいのかを1つずつ解説していきます。

こまめなブラッシング
抜け毛が多い秋田犬はこまめなブラッシングが大切です。毛は毎日抜けますが、春と秋の換毛期は特に大量の毛が抜けます。抜け毛を放置してしまうと、毛玉ができたり皮膚の通気性が悪くなったりし皮膚病にかかりやすくなります。

ブラッシングの頻度は、基本的には1日1回で十分ですが、抜け毛が多い時期は1日2〜3回は必要です。こまめにケアすることで、皮膚を清潔に保てるうえ、毛が床に落ちたり舞ったりするのを防げるので抜け毛対策にもなります。

膝や関節への負担を減らす
秋田犬のような大型犬は体が大きく骨や関節に負担がかかりやすいので、普段から膝や関節に負担がかからないように注意しましょう。

高い場所からジャンプしたり、滑りやすい床で走り回ったりすることはできるだけ避けましょう。フローリングにはマットやカーペットを敷いたり、足裏の毛をカットしたりして滑らないように滑り止め対策をしておくことがおすすめです。そうすることで、ソファーやベッドなど段差がある場所を登り降りするときも負担を軽減できます。また、肥満も膝に負担がかかるので太り過ぎないようにしっかり体重管理をしましょう。

適度な運動や遊びで脳に刺激を与える
適度な運動や遊びは脳の刺激になるので認知症の予防になります。秋田犬の運動量は1日2回、1回30〜60分のお散歩が目安です。夏は暑さ対策をしたり早朝や夜など涼しい時間帯に出かけたり、熱中症に気をつけながら運動しましょう。

犬は色々な匂いを嗅ぐことで興味や好奇心が刺激され、脳が活性化されます。慣れた道でのんびりお散歩してもよいですが、普段と違う道を歩いたり、ドッグランで犬同士で遊んだりするなど、環境を変えてみるのもおすすめです。頭を使った遊びやトレーニングも効果的です。例えば、愛犬の好きなおやつを隠して探すゲームをする、マテ・オスワリなどのコマンドをルーティンにするなど、様々な遊びを日常生活に取り入れてみてください。家の中でできる遊びであれば、雨の日や運動量が減ったシニア犬でも楽しめますよ。

記事監修者「森下 浩志」

監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー

早稲田大学基幹理工部出身。すべてのペットのお金と健康にまつわる問題を解決したい、という強い思いからMOFFMEを立ち上げ。ファイナンシャルプランナー、損害保険(ペット保険を含む)の公的資格取得。獣医師団体などと連携をして、ペットのWEB健康診断ツールの開発も行う。