内容をまとめると
- 猫がわかめを食べても大丈夫!
- わかめには、アルギン酸やミネラル類等の栄養が豊富に含まれている
- 猫にわかめを与える際は、食べやすいように細かく刻む
- また人間用のわかめの加工品は与えないように注意する
- MOFFMEのペット保険一括比較サービスを一度利用してみるのがおすすめ
猫がわかめを食べるのは大丈夫でしょうか?わかめは猫が食べれる食べ物ですが、食べ過ぎは消化不良の原因になるので注意が必要です。また猫にわかめを与えるメリットや含まれる栄養素とその効果・効能も気になりますよね。この記事では猫とわかめについて詳しく解説します。
この記事の目次
目次を閉じる猫はわかめを食べられる!含まれる栄養素や期待できる効果も解説
その取り入れやすさから、どんな料理にでも使われるわかめ。実は、猫の食事にも取り入れてあげることができます。
ここでは
- わかめは猫が食べてもOK!
- 猫がわかめを食べると良い?そのメリットや栄養素
- 補足:わかめ以外の海藻は食べられる?めかぶや昆布について
猫がわかめを食べるのは大丈夫!
猫は、魚や肉を食べることのほうが多いイメージですよね。
今回はわかめについての記事ですが、猫は海藻であるわかめを食べても大丈夫なのでしょうか。
栄養も豊富ですので与えることに問題はありません、食べても大丈夫です。その代わり、実際に与える時には様々な注意点もあります。
注意点の中でも、食べ過ぎは一番気を付けなければならないポイントです。また、せっかく食べさせるのであれば食べるメリットや上手な与え方を覚えましょう。
猫にわかめを与えるメリットは?含まれる栄養素とその効果も解説
わかめにはどんな栄養があり、猫にとってどんな良い効果があるでしょうか。海藻全般に含まれる栄養として、「ミネラル」という成分があります。
この成分実は、「カルシウム」や「カリウム」を含む栄養素の総称なのです。
カルシウムは骨や筋肉を作る役割を果たし、カリウムは高血圧の予防にも一役買ってくれます。
わかめの特徴である多くの食物繊維も、適量の摂取であれば便通の改善を促してくれます。
また、わかめには表面に少しぬめりがありますが実はそれも大事な栄養なのです。食物繊維のなかの一つで、「アルギン酸」と呼ばれる栄養素です。
アルギン酸はとても優秀で、海藻ならではの成分だといわれています。期待できる効果は様々で、コレステロールや高血圧を抑制し下げてくれたりします。
その他にも腸内環境を良好に保ったり、体内の酵素を活性化するなど、体にいい効果がたくさん。
なんと、体内でがんの細胞が増えることを抑制できるともいわれます。
補足:わかめ以外に、めかぶや昆布等の海藻類も猫は食べられる?
スーパーなどで市販されている海藻は色々な種類がありますよね。わかめの他にも、めかぶや昆布などの海藻も猫が食べられる食材です。
しかし、わかめと同じく海藻は消化しづらい食べ物です。与え方や量はわかめと同様で、柔らかくして少量を与えるというのが基本になります。
海藻は、乾燥された状態で売っていることが多いですが、いくら細かくてもそのまま与えるのは避けましょう。
食べ方によっては、体調を壊す原因になることもあります。栄養も効果も海藻類はよく似ていますが、それぞれで特徴もありますのでその時に応じて上手に活用しましょう。
それと共に、各々注意点も出てきます。めかぶや昆布などを与えるまえにも、必ず事前に注意点の確認が必要です。
猫にわかめはどうやって与える?上手な与え方、頻度・量を解説!
わかめは、乾物や生の状態で販売されています。猫にわかめを食べてもらいたいとき、どんな風に取り入れると良いのでしょうか。
こちらの項では
- わかめを上手に取り入れるには?いつものフードにトッピングがおすすめ
- 猫にとってわかめの適量は?与える頻度について
猫のわかめの上手な与え方とは?いつものご飯にトッピングしよう
人間用にわかめを調理するときは、水で戻すだけでも使えるレシピも多くあります。
しかし自宅で猫用にわかめを調理するときは、やわらかく煮込むと消化が良くなり猫でも食べやすくなります。
また、わかめは加熱すると広がって大きくなるので細かくしてあげるのが大前提です。
煮込むときに味付けをしてはいけません。調味料を入れると塩分過多になってしまうので、あくまでもやわらかくするために煮るようにしましょう。
食べさせるときに一番手軽な方法は、いつものフードの上にトッピングするやり方です。
トッピングに慣れず、猫が戸惑ってしまう場合は手作りのごはんに細かくしたわかめを混ぜ込むと良いでしょう。ぜひ試してみてください。
猫にわかめを与える際の、適切な頻度・量はどれくらい?
猫は体が小さく、消化の悪いものを過剰に食べると体調を崩すこともあります。わかめは繊維が多く、消化が悪い食材にあたります。
やわらかく煮たとしても、適量を守りながら食べさせることが大事です。そのため一度の量は少量にとどめ、与える頻度は多くても1週間に1度程度にしましょう。
また、まだ小さい猫や歳を取った猫は消化器官の働きが弱い場合があります。出来れば消化の悪い食材は与えないほうが安全でしょう。
猫は本来キャットフードだけで食事を終えても問題ありません。
わかめを与えるのは、あくまでも栄養補助食として考えるようにしましょう。
トッピングでわかめなど人間用の食材を与える場合は、量や頻度を抑えめに与えるのが鉄則です。
猫にわかめを与える際の注意点は?3つのポイントを徹底解説!
猫がわかめを食べる場合は、いくつか注意するべきポイントもあります。
ここからは
- 食べ過ぎ禁物!わかめは消化しづらいので少量にすること
- 甲状腺疾患を患っている猫にわかめを与えてはダメ!危険性を解説
- 人間用の加工品は味付けしてあるので猫には与えない!
①:食べ過ぎ注意!消化に悪いので与えるのは少量に!
海藻は、全般的に消化が悪いのが気になるところ。わかめも同様で、与える前の準備や与える量によっては下痢など消化器の症状を引き起こしてしまいます。
わかめを食べる前には加熱して柔らかくし、細かく刻むと良いでしょう。また、ミキサーなどで砕いて細かくすることも有効です。
与える量については、あくまでも少量のトッピング程度です。少量であれば特に問題なく消化もできますが、念のため食べた後は便の様子を観察するようにしましょう。
②:甲状腺に異常がある猫に与えるのは危険!
わかめに含まれる「ヨウ素」には、甲状腺に作用して猫の体の代謝を促してくれるという効果があります。
健康体の猫であればむしろ良い成分のようですが、食べ過ぎると甲状腺疾患の原因になることもあるので注意が必要です。
また、甲状腺に疾患を持っている猫にわかめを与えるのは危険です。
甲状腺機能亢進症などの疾患は、甲状腺ホルモンの過剰分泌が原因といわれています。ヨウ素は、甲状腺ホルモンの分泌を手助けするものなので与えてはいけません。
③:人間用に味付けされたわかめの加工食品は与えてはダメ!
スーパーには、塩のついた生のわかめや佃煮などのわかめの加工品も販売されています。 人間用に加工された商品は、多くの塩分を含んでいます。
基本的に、猫はあまり塩分を必要としません。そのため、猫が人間用の加工品を食べることは塩分の過剰摂取につながります。
塩分を過剰に摂取した結果、尿路結石や腎臓病になってしまうというリスクも。自宅で加工する際にも、味付けは必要ありません。
猫の健康のために、人間用の加工品は与えないようにしましょう。
まとめ:猫がわかめを食べるのは大丈夫!ただし食べ過ぎは危険!
味噌汁や和え物など様々なことに使えるわかめは、猫が食べても問題ないことがわかりました。
簡単で始めやすいので、猫が気に入ってくれればチャレンジしてみる価値はあるかもしれません。
この記事では
- 猫がわかめを食べたらメリットはある?わかめの栄養素や効果
- わかめはどうやって与えるのが正解?量と頻度がポイント
- わかめを食べる時の注意点!3つのポイントをご紹介