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犬はタコを食べれるのでしょうか?食事の際に犬がタコを食べるのは大丈夫ですが、刺身等生の場合、たこ焼き等の食べ物は食べれないので注意が必要です。また栄養効果や与え方、与える際の注意点も気になりますよね。この記事では犬とタコについて、与え方や注意点を解説します。

この記事の目次

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犬はタコを食べても大丈夫!栄養成分や与えるメリットも徹底解説

目を離した隙にタコを食べてしまった!という経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか?


とても不安な気持ちになると思いますが、タコを食べることはよくないことなのでしょうか。


この章では以下の内容でお話ししていこうと思います。

  • タコを与える際に必要な調理とは?
  • タコを与えることのメリットとは
  • イカなど、その他の魚介類は食べても大丈夫?
タコや魚介類を与えることでどのような栄養が摂取できるのかについてもお話ししていきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

犬がご飯にタコを食べるのは大丈夫!ただし加熱済み限定!

人間が食べているものを犬に与えるのは良くないと言われていますよね。そのため、「タコもあまり与えない方が良いのでは?」と考えている人も多くいると思います。


結論から言うと、タコは与え方と量を間違わなければ与えても問題ありません。

ただし、生ではなく加熱したものを与えるようにしましょう。


また、加熱といっても人間が食べるように味付けなどはいりません。茹でるだけや焼くだけで構いません。

犬にタコを与えるメリットとは?含まれる栄養成分について解説!

タコは茹でたり、焼いたりするだけでもとってもおいしい食材ですよね。そんなおいしいものですが、犬に与えるメリットはあるのでしょうか?


基本的に犬にタコは与えなくても良いと言われている食材です。そのため、タコを与えないと生命を維持できないといった重要な栄養成分が含まれているわけではありません。


強いて言えば、タコにはタンパク質が豊富に含まれています。犬は人間よりも多くのタンパク質を必要とする生き物のため、タコを食べることによってタンパク質が摂取できるのはメリットかもしれません。


また、いつも食べているものとは違った味がするので犬も食べるのが楽しいかもしれませんね。


しかし、タコを食べることのメリットはタンパク質を摂取できることくらいなので、無理に食べさせる必要はありません。


タンパク質は犬の大好きな鶏肉や牛肉からも摂取することができますし、ドッグフードを与えていれば十分なことがほとんどです。


タコを食べる機会があったときに、ほんの少しだけ与える程度にしておきましょう。

補足:犬はイカ等他の魚介類も食べられる?

タコの他にもイカや貝類などの魚介類は人間からするととてもおいしい食材ですよね。しかし、犬にとっては与えても良い食材なのでしょうか?


イカはタコと同じように加熱したものを与えるようにすることでタンパク質を摂取することができますが、無理に与える必要はない食材です。


また、マグロなどの魚については犬にも与えて良い食材とされています。最近ではマグロなどのお魚を使用したドッグフードも販売されているくらいです。


お肉にアレルギーがある犬の場合にはマグロなどのお魚を食べることが楽しみであったり、貴重なタンパク源になるのかもしれません。


マグロを与える際にも、人間が食べる刺身などよりは犬用に加工されたものを与えるのが安心ですよ。

犬にタコはどうやって与える?上手な与え方や頻度・量を解説!


犬にタコを与える際には、与え方と量を正しく守ってればさほど問題ないことがわかっていただけたかと思います。


では、具体的にはどのようにしたら良いのかについて以下の内容で紹介していきます。

  • タコの上手な与え方
  • 頻度や量はどのくらいが良い?
犬にタコを与えても良いといっても正しい与え方や量を守る必要がありますので、これから紹介していく内容をしっかりと理解してから与えるようにしてくださいね。

間違った与え方は犬の体調を崩す原因になってしまいます。

犬のタコの上手な与え方とは?加熱して細かくしてから与えよう

犬にタコを与える際には加熱をすることが必須であるとお話ししました。生のタコは犬の体に悪影響を起こす可能性があると言われているためです。


せっかくのおいしい食材を安心して食べることができなかったら犬も嬉しくないですよね。


犬にタコを与える際には必ず火を通します。そして、大きいものを与えるのではなく細かく刻んでから与えるようにしましょう。


大きいまま与えてしまうと、消化に時間がかかってしまったり喉に詰まらせて窒息してしまうといった事故につながる可能性があるからです。


犬にドッグフード以外の人間が食べるような食材を与える際には、細かく切って与えることをいつも頭の中に入れておくようにすると安心できますね。

犬にタコを与える際の頻度・量とは?おやつ程度にとどめよう

犬にタコを与える際には加熱することや細かく刻んで与えることで安心して与えることができると説明していきました。


しかし、いくら安心して与えることができるからといって大量に与えてしまっては体調を崩す原因になってしまいます。


犬にとってタコは本来は必要ない食材ですから、たくさん与える必要はありません。与えるとしてもたまにおやつ程度に与えるくらいで十分です。


タコを与え続けることによって病気を引き起こしてしまう危険性もありますので、与える頻度や量には十分に注意しましょう。

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正しい与え方について理解できたと思いますが、犬にタコを与える際の注意点はいくつあります。

  • アレルギー症状は出ていないか
  • ビタミンB1欠乏症は犬にとって非常に危険!
  • 消化不良を起こしやすい
  • 人間用の加工食品はNG
タコを与えることによって引き起こされる体調不良や病気があります。

一体どのような危険性があるのかをしっかり理解しておくことで、正しい与え方ができるようになります。犬にタコを与える注意点を学んでいきましょう。

①:初めて与える際はアレルギー症状に注意!

犬に今まで食べさせたことのない食材を初めて与える際にはアレルギーに注意する必要があります。


例えば、タコを与えてしばらくしたら体をしきりに痒がっている場合や、目や口の周りが赤くなっている場合にはアレルギーの可能性があります。このような症状が出た食材は与えないようにしましょう。


また、初めて食べるものを与える際には少量から与えるようにすることでアレルギーがあったときに重症になる危険性を下げることができます。

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②:生で与えてはダメ!ビタミンB1欠乏症になる危険がある

生のタコはツルッとしていておいしいですよね。しかし、犬にとっては生のタコはとても危険なんです。


生のタコはビタミンB1が足りなくなってしまうビタミンB1欠乏症という病気を引き起こす可能性があると言われています。


ビタミンB1は皮膚や粘膜の健康を維持してくれている栄養素です。ビタミンB1が欠乏することによって疲れやすくなったり、筋肉が衰えてしまうと言われています。


タコにはビタミンB1を分解してしまうような成分が含まれていますが、加熱することによってビタミンB1を分解してしまう成分は少なくなります


そのため、しっかりと加熱をしてから与えなくてはいけないということですね!


また、加熱したタコであっても大量に与えると健康を害する危険性がありますので与える量には注意が必要ですよ。

③:食べ過ぎ注意!消化に悪いので、少量を細かくして与えよう

タコはコリコリとした歯応えが魅力的な食べ物ですよね。しかし、犬はタコのコリコリを楽しんで食べることはほとんどありません。


なぜなら、丸飲みをしてしまうことがほとんどだからです。


タコを大きな状態のまま丸飲みすると消化不良を起こしてしまう可能性があります。そのため、与える際には丸飲みしても消化しやすいように細かくしてから与えることをおすすめします。


また、大量に食べることによる消化不良も起こりますので注意しましょう。

④:たこ焼き等、人間用の加工食品は与えてはダメ!

タコといえば、たこ焼きやカルパッチョなどおいしい食べ方がたくさんありますよね。


犬は加熱したタコなら与えても良いと説明してきましたが、人間が食べるようなたこ焼きなどの加工食品は与えてはいけません。


「加熱しているから大丈夫じゃないの?」と思う人もいるかもしれませんが、加工食品は人間がおいしいと感じるように様々な食材が追加されていたり、味付けがされています。


気づかないところで犬が中毒を起こすような食材が使われているかもしれません。また、味付けは塩分が多いですから、腎臓によくありません。

まとめ:加熱済みなら犬がタコを食べたとしても大丈夫!

いかがでしたでしょうか?犬にタコを与える際には正しい与え方と量を守っていれば問題がないことが理解できたと思います。


今回紹介した内容を簡単にまとめると以下のようになります。

  • タコは加熱して、おやつ程度与える
  • 生のタコは絶対にダメ!
  • ビタミンB1欠乏症になる可能性がある
  • アレルギーや消化不良に気を付ける
  • タコやその他の魚介類は与え方を間違えないようにすることが大事
ペットと共に楽しく食事をすることはとても幸せなことです。しかし、きちんとした知識を持っていないと苦しい思いをさせてしまう危険性もあります。

ぜひ、今回紹介した内容を実践して愛犬との食事を安全に楽しんで欲しいと思います。

また、タコは無理矢理食べさせる必要は一切ない食材ですので欲しがっていない場合には与えないようにするのが良いでしょう。

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記事モデル:いと

記事監修者「MOFFME編集部」

この記事の監修者MOFFME編集部

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