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ペットショップでお迎えをした方の多くはアイペット損保・アニコム損保の2つのペット保険を紹介された経験が多いのではないでしょうか。どちらも窓口精算が利用できるペット保険で、動物病院でもこの2社のステッカーを見たことがある方も多いはず。ペット保険の中身を確認してみると似通っている内容に「アイペットとアニコムどちらがよいか?」と頭を悩ます方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで、この記事では、アイペット損保・アニコム損保のペット保険会社2社に着目して、違いを徹底比較していきます!

この記事の目次

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アイペットとアニコムどちらがよいか?大手2社の違いを徹底比較!

ペット保険市場で高いシェア率を誇るのが、アニコム損保アイペット損保


ペット保険へ入ろうと考えた際、まずはアニコム損保とアイペット損保から検討する方も多いのではないでしょか。


しかし、それぞれの保険の中身を確認してみると、

「どこが違うの?」

「どっちに入った方がいい?」

「何を基準に選んだらいいの?」

など、どちらがよいか迷っている方が多いかと思います!


そこで、この記事では、アニコム損保とアイペット損保の違いについて下記の11項目に分けて詳しく解説していきます!

  • 保険商品・プランごとの補償内容
  • 生涯支払う保険料
  • 補償対象外の病気や慢性・先天性・遺伝性疾患の対応
  • 窓口精算ができる対応動物病院数
  • 新規加入ができる年齢制限
  • 割引制度
  • 付帯サービス
  • 更新時の対応
  • 待機期間
  • 夜間・休日・時間外診療費の補償
  • 保険証のデザイン・忘れた時の対応
ぜひ最後までお読みいただき、ペット保険選びの参考にしてくださいね!

比較①保険商品・プランごとの補償内容

まずは、気になる補償内容を比較していきましょう。


主力商品である、通院・入院・手術に備えるフルカバー型の70%プランで比べます。

アニコム損保
どうぶつ健保ふぁみりぃ
アイペット損保
うちの子
通院補償1日あたり14,000円まで
年間20日まで
1日あたり12,000円まで
年間22日まで
入院補償1日あたり14,000円まで
年間20日まで
1日あたり30,000円まで
年間22日まで
手術補償1回あたり14万円まで
年間2回まで
1回あたり15万円まで
年間2回まで
年間補償限度額最大84万円最大122.4万円
窓口精算

年間補償限度額はアイペット損保の「うちの子」が約40万円ほど上回っており、その内訳を確認すると、入院補償がかなり手厚く用意されていることがわかります。


よく使用する可能性のある通院補償・手術補償に関しては大きな差は見られません。


アニコム損保とアイペット損保の両保険会社では、高額になりがちな手術に特化して備えるプランもありますので、続けて比較していきます。

アニコム損保
どうぶつ健保ぷち
アイペット損保
うちの子ライト
補償割合70%90%
通院補償なしなし
入院補償1日あたり14,000円まで
年間20日まで
(入院のみで使用可能)
手術を含む連続した入院
(手術1回あたり10日まで補償)
手術補償1回あたり50万円まで
年間2回まで
1回あたり50万円まで
年間2回まで
年間補償限度額最大128万円最大100万円
最低支払対象診療費なし3万円
窓口精算

手術・入院プランではそれぞれの項目で差があることが上記の表から確認できますね。


アイペット損保の「うちの子ライト」の方が補償割合が高いですが、最低支払対象診療費が3万円と設定されている点には注意が必要です。


またアニコム損保には、日本で唯一ペットの年齢に上限なく加入できるシニア専用プランもあります。通院補償は付きませんが、高齢になってから少しでもリスクに備えたい場合には嬉しいプランが用意されています。

アニコム損保
 どうぶつ健保しにあ
70%プラン
アニコム損保
どうぶつ健保しにあ
50%プラン
通院補償なしなし
入院補償
1日あたり14,000円まで
年間20日まで
1日あたり10,000円まで
年間20日まで
手術補償1回あたり14万円まで
年間2回まで
1回あたり10万円まで
年間2回まで
窓口精算

比較②生涯支払う保険料

次に、気になる保険料です。


保険料は、

  • 犬の場合:各保険会社が定める「犬種の分類」と「年齢」
  • 猫の場合:「年齢」のみ

によって、決められています。

まず犬の場合、0歳〜15際までに支払う保険料の合計は下記のグラフのようになっています。 

支払い保険料が少ない順に並べると、
  1. アニコム損保 犬種クラスA
  2. アイペット損保 犬A
  3. アニコム損保 犬種クラスB
  4. アイペット損保 犬B
  5. アニコム損保 犬種クラスC
  6. アニコム損保 犬種クラスD
  7. アイペット損保 犬C
の順番となります。

犬種の分類は各保険会社によって異なりますので、必ず「自分の愛犬はどの犬種クラスに該当するのか」を確認してから、上記のグラフを参考に、どっちの方が保険料を抑えられるかを確認してみてくださいね!

続いて、猫の場合の0歳〜15際までに支払う保険料の合計は下記のとおりです。
アニコム損保アイペット損保
838,680円782,040円
猫の場合はアイペット損保の方が保険料を抑えることができますね。 

比較③補償対象外の病気や慢性・先天性・遺伝性疾患の対応

アニコム損保もアイペット損保も補償対象外の病気が少ない、幅広い補償内容が魅力の保険です。


下記の表には、保険会社によって補償対象か対象外かの判断が分かれやすい病気が、アニコム損保・アイペット損保では補償対象かどうかを示した表です。

アニコム損保アイペット損保
がん
腎不全
てんかん
気管虚脱
尿路結石
誤飲・誤食
チェリーアイ
椎間板ヘルニア
レッグペルテス
股関節形成不全
歯周病・歯肉炎
パテラ(膝蓋骨脱臼)

※歯石取りなどの予防診療や、補償開始日前に発見されたものは補償対象外です。 


上記の表を確認していただけるとわかるとおり、幅広い病気を補償対象としていますね!高額診療が必要になる場合も、しっかり補償してくれます。 


また、発症日がご加入後の保険対象期間中であれば、慢性・先天性・遺伝性の疾患なども、しっかり補償してもらえます。

アニコム損保アイペット損保
慢性疾患
先天性疾患
遺伝性疾患

これらの疾患を補償対象外とする会社も多い中、補償内容が充実していて安心です。

比較④窓口精算ができる対応動物病院数

アニコム損保とアイペット損保は、動物病院の窓口で保険金の請求が可能。面倒な手続きなく、その場で保険が使えて便利です。


窓口精算ができる動物病院の数は、

アニコム損保アイペット損保
窓口精算ができる
動物病院数
約6,800件
2023年9月末時点
約5,800件
2023年4月1日時点

対応動物病院は、アニコム損保の方が多め。しかし大切なのは、近くに使える動物病院があること。


近くに窓口精算ができる動物病院があるか、事前に確認しておきましょう。

比較⑤新規加入ができる年齢制限

ペット保険の多くは、新規加入ができる年齢が定められています。アニコム損保とアイペット損保のそれぞれの商品ごとの新規加入年齢制限は以下の表のようになっています。 

アニコム損保
どうぶつ健保
ふぁみりぃ・ぷち
アニコム損保
どうぶつ健保
しにあ
アイペット損保
うちの子
うちの子ライト 
加入可能年齢7歳11ヵ月まで8歳以上制限なし12歳11ヵ月まで

通院・入院・手術がついたフルカバータイプは、アイペット損保は比較的高齢でも加入できますが、アニコム損保は8歳になると加入できなくなります。


フルカバーのどちらの保険も選択肢にして考えたい場合は、少なくとも8歳になる前に、加入を検討していきましょう。

比較⑥割引制度

アニコム損保とアイペット損保には、嬉しい割引サービスも設定されています。

アニコム損保アイペット損保
多頭割引2頭目以降の契約に適用
月払:50円引き
年払:600円引き
(「どうぶつ健保ふぁみりぃ」か
「どうぶつ健保しにあ」に加入の場合)
2~3頭:2%割引
4頭以上:3%割引
健康割増引制度保険利用回数が
0回:10%割引
1~5回:5%割引
6~19回:割増引なし
20~39回:20%割増
40回以上:50%割増
(「どうぶつ健保ふぁみりぃ」に
加入した場合)
なし
アニコム損保は利用回数が少ない場合、割引がありお得です。しかし、使う回数が多いと割増になる場合もあります。

利用回数が40回を超えることはあまりないかもしれませんが、20回以上になることは起こり得ます。割引制度は嬉しい反面、使う回数が増える場合には回数を記録しておくなどの注意が必要になりそうですね。

比較⑦付帯サービス

どちらの会社も、加入者への嬉しいサービスが設定されています。

アニコム損保アイペット損保
無料相談
(獣医師や
トレーナーなどの専門家に、
無料で相談できる)


(獣医師による、
病気や事故の
予防情報配信はあり)
健康診断腸内フローラ測定
(結果に応じて、
アニコムの提携病院で
無料の血液検査を受けられる)
※「ふぁみりぃ」「ぷち」のみ
迷子捜索
優待サービス

アニコム損保に加入すると、「どうぶつ健康保険証」を提示するだけで、全国の旅館や施設でさまざまなサービスが受けられます。入浴料や宿泊費が無料になるなど、魅力的な特典が多く嬉しいですね。


アイペット損保も、全国のカフェやトリミング施設で使える割引が多数。お得な特典で、ペットとのお出かけもより楽しくなります。

比較⑧更新時の対応

一般的にペット保険は、1年ごとの契約更新が必要です。


利用状況や健康状態によって条件付きでの更新となったり、更新不可となったりする場合があります。


契約更新の際の、アニコム損保とアイペット損保の対応を見てみましょう。

アニコム損保アイペット損保
更新時の対応契約中の傷病歴による
契約条件の変更なし
継続拒否なし
前年度にかかった病気による
条件追加や継続不可なし
保険の利用状況による
保険料の割増なし

どちらの会社も更新時に契約の変更はなく、終身で加入できます。長くサポートしてくれる制度が整っていて、どちらもペット保険会社大手の安心感がありますね。

比較⑨待機期間

ペット保険の中には、待機期間を設定しているものがあります。


待機期間とは、保険期間開始後に一定期間空けることで、ペットが健康であると確認するためのもの。この期間にかかった傷病は、高額の場合でも補償対象外となります。


それぞれの会社の待機期間は、

アニコム損保アイペット損保
ケガの場合なしなし
病気の場合30日なし

アニコム損保は病気の場合のみ、30日間の待機期間があります。補償がいつから始まるか、契約時に確認しておきましょう。

比較⑩夜間・休日・時間外診療費の補償

夜間や休日、時間外に診察が補償対象に入るかも、保険会社によって対応が変わるものの1つ。


2つの会社の対応をまとめたものが、下の表です。

アニコム損保アイペット損保
夜間
(夜間専門動物病院での
診察費は補償対象)

(夜間専門動物病院での
診察費は補償対象) 
休日
時間外

初診料や再診料などの基本診察料は補償対象ですが、夜間や休日、時間外の診察は診察加算料のため、補償対象外となります。

比較⑪保険証のデザイン・忘れた時の対応

便利な窓口精算を使うとき、必要になるのが保険証。アニコム損保もアイペット損保も、加入すると保険証が届きます。

アニコム損保アイペット損保
ペットの写真
保険証を
忘れたとき
マイページの電子版保険証
(e-どうぶつ健康保険証)を
提示すると窓口精算〇
マイページの
ご契約内容画面を提示すると
窓口精算〇

アニコム損保もアイペット損保もペットの顔写真入りで、かわいいオリジナルデザインの保険証です。カードサイズで、持ち運びしやすいのも嬉しいですね。

【MOFFME独自調査】アイペットとアニコムどちらがよいか加入者に聞いてみた!

「アイペットとアニコムどちらがよいか・・・」加入を迷った時に参考にしたいのは、すでに加入している人の声ですよね!


そこでMOFFMEでは、アニコム損保・アイペット損保に加入している人を対象にアンケートを行い、それぞれの保険のおすすめポイントや、気になるポイントについて調査しました。


ここでは、

  • アニコム損保・アイペット損保どちらに加入しているのか
  • それぞれの保険の加入の決め手
  • 加入してから感じたおすすめポイント
  • 加入してから感じた気になるポイント
について調査内容を公開していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

調査時期:2024年1月〜1月29日
調査対象者:現在アニコム損保もしくはアイペット損保に加入している人152人
調査方法:インターネット調査

アニコム損保とアイペット損保、どちらに加入していますか?

今回の調査対象者が、アニコム損保・アイペット損保どちらに加入しているのかを聞いたところ、アニコム損保の加入者が約64.5%、アイペット損保の加入者が約35.5%という結果でした。


それぞれの保険への加入の決め手はなんでしたか?

続いて、それぞれの保険への加入の決め手を聞いてみました。


アニコム損保への加入の決め手のトップ3は

  1. 近くの動物病院が対応動物病院だったから
  2. 大手のペット保険会社で安心だったから
  3. 口コミがいいと思ったから
アイペット損保への加入の決め手のトップ3は
  1. 口コミがいいと思ったから
  2. 近くの動物病院が対応動物病院だったから
  3. 補償内容がいいと思ったから
でした!

アニコム損保の対応動物病院は約6,800病院であり、アイペットと比べて約1,000病院以上も多いことや、やはりペット保険のシェア率が堂々の1位であることの安心感がアニコム損保への加入の決め手となっている一方で、アイペット損保は、「口コミがいいから」という回答が最も多く、実際の加入者の声が高評価なものが多く、加入の決め手となっていることがわかりました。

加入してから感じたおすすめポイント

それぞれの保険に加入してから感じたおすすめポイントについても聞いてみました!


アニコム損保のおすすめポイント

  • 毎年検便のサービスが無料で行えるのは嬉しく、ペットの健康を考えると、ありがたいサービスに感じます。
  • シェア一位なので窓口精算対応可能動物病院数も多い。万一引越ししても引越し先の動物病院が対応していることが多いから
  • 保険証を提示すればその場で保険価格になるところ。もちろん忘れた場合でもラインで申請すれば後から返金されます。
アニコム損保の特長でもある「腸内フローラ測定」が、病気予防にも繋がるためありがたいという口コミが多くみられました。また、便利な窓口精算をする際に必要な保険証を万が一忘れた場合でも、LINEで簡単に申請ができることも加入おすすめなポイントとして口コミが寄せられていました。

アイペット損保のおすすめポイント
  • 口コミが良いし、窓口清算が可能なので使い易い。手術するときなどもかなり使えて便利だった。
  • 保険証の提示のみで窓口で簡単に保険適用されるので本当に使いやすく、定期的にかかる愛犬の医療費を着実に抑えられるのが良いポイントと感じました。母体の生命保険会社も第一生命HDで安心感がありますし、ネットで手軽に契約できますし、補償開始時期もスピーディーでよかったです。
アイペット損保は第一生命の傘下となったことで、より安心感を持てる点が加入者からの評価ポイントになっていることが今回の調査でわかりました。

加入してから感じた気になるポイント

それぞれの保険に加入してみてから感じた気になるポイントについても聞いてみました。


アニコム損保の気になるポイント

  • 月額の料金が年齢が上がるごとにかなり上がって高くなることがデメリットに感じます。
  • 他の会社の価格を後から見たのですが、正直少し高めかなーとは思います。
アイペット損保の気になるポイント
  • 窓口精算可能な動物病院がもっと増えたらいいなと思うのと、補償内容が充実している一方で他社ペット保険よりも保険料が高いなというのがやや不満点です。
  • とにかく年間費が高い。特に、ペットの年齢に対しての価格の上昇が気になる。
アニコム損保・アイペット損保ともに、「保険料が高いこと」が最も多く寄せられた内容でした。

どちらの保険も、窓口精算が利用できることが便利であったり、補償内容が充実している一方で、「保険料」がネックとなっていることが今回の調査でわかりました。

アイペットとアニコムはそれぞれどんな人におすすめ?

ここまで、アニコム損保とアイペット損保の保険に関して詳しく見てきました。


それぞれに強みやメリットがあるため、どちらがよいか決めきれないことも多いですよね。


ここからは各保険の強みを生かせる、アニコム損保がおすすめな方とアイペット損保がおすすめな方について、それぞれ解説していきます。


ご自身とペットに必要な補償内容や条件を考えながら、ぜひチェックしてみてください!

アニコム損保がおすすめな人

アニコム損保は、次のような方におすすめです。

  • 大型犬を飼っている人
  • 充実した付帯サービスを希望する人 
  • 高齢のペットを飼っている人
大型犬を飼っている場合、アイペット損保と比べるとアニコム損保の方が安くなる傾向にあります。(※犬種によって各社で定められた犬種クラスがあり、犬種クラスによってはアイペットの方が安くなる可能性もありますので、必ず確認するようにしてくださいね。)

また、充実した付帯サービスがあるのも魅力的。健康なときから、保険の恩恵を受けられるのは嬉しいですね。

高齢になっても加入できる、「しにあ」プランがあるのも嬉しい特長の1つ。 「しにあ」プランは手術・入院のみに特化しているプランですが、アニコム損保に契約すると付帯サービスとして無料で受けることのできる腸内フローラの測定結果次第では通院もついた「ふぁみりぃ」に移行することができます!

「本当は通院つきのプランに加入したかったけど、年齢的にしにあにしか加入できなかった・・・」という人でも通院つきに移行できるチャンスがあることは嬉しいポイントではないでしょうか。

アイペット損保がおすすめな人

アイペット損保がおすすめなのは、次のような方です。

  • 猫を飼っている人
  • より手厚い補償内容を求める人
  • 待機期間なく保険を利用したい人
猫の場合は、アイペット損保の方が生涯の保険料を抑えられます。アイペット損保では猫ちゃんの場合、9歳以降の保険料上昇がないため、高齢時まで保険料が値上がり続ける心配もなく継続できることも嬉しいポイントですよね。

また、アイペット損保「うちの子70%プラン」は、年間補償限度額が最大122.4万円と業界最高クラスの金額を設定しています。高額な診療費にも、しっかり備えられて安心です。

もう1つ、アイペット損保の特長と言えるのが待機期間がないこと。保険開始後すぐに、保険が使えます。アニコム損保より30日ほど早く補償が始まると思うと、安心感が違いますね。

どちらのペット保険に加入しようか迷った時の保険の決め方

ここまでアニコム損保とアイペット損保の違いやおすすめできる人について紹介してきましたが、結局どちらにしようか決めきれない方も多いのではないでしょうか。


どちらの保険も魅力的で、強みや良いところがあるため

「決め手に欠ける」

「どちらがよいか迷う」

「なかなか決められない」

 という方もいらっしゃることでしょう。


どちらがよいか迷うときは、条件を絞って検討していくのもおすすめ。2つの保険の違いが明確になり、選びやすくなります。


ここからは3つの決め方を挙げ、詳しく解説していきましょう。

決め方①近くの動物病院が窓口精算に対応している方にする

アニコム損保とアイペット損保の特長が、窓口精算ができること。


必要書類の作成や郵送の手間なく、動物病院の窓口で保険金が請求できて便利です。


しかし、近くに窓口精算に対応している動物病院がない場合、せっかくの便利な機能を使えません。窓口精算が使える動物病院数は年々増えていますが、全国どこの動物病院でも使えるというわけではなく、窓口精算ができない動物病院もあります。


行く可能性のある近くの動物病院やかかりつけの動物病院が、窓口精算ができるか確認してみましょう。


対応している動物病院と対応していない動物病院があれば、対応している方を選び、加入すると良いですね。

決め方②生涯の支払い保険料が安い方にする

保険と言えば、気になるのが保険料。基本的にペット保険は病気のリスクが高まる高齢になるにつれて保険料も高くなっていきます。


どちらの保険も必要な補償は充実しているため、補償内容にあまり差を感じない場合は、少しでも経済的負担が軽い方を選ぶのも1つの方法です。


犬の場合、アニコム損保とアイペット損保でそれぞれ定められた犬種のクラスによって保険料が異なってきますので、必ず犬種クラスを確認して、下記のグラフを参考に、どちらの方が保険料を抑えることができるかを確認してみてくださいね!


決め方③保険証のデザインで決める

アニコム損保とアイペット損保の特長である、窓口精算。加入すると保険証が届き、受診の際に保険証を提示することで、保険金の請求ができます。


どちらも顔写真入りですが、加入した商品によって色やデザインが違います。


急な病気やケガに備え持ち歩くことも多いため、気に入ったデザインの方を選ぶのもいいですね。

【まとめ】アイペットとアニコムどちらがよいか迷ったら

ペット保険業界のツートップとも呼ばれるアニコム損保とアイペット損保は、高いシェアを誇る人気の保険です。


多くの方に選ばれているうえ、契約件数を確実に伸ばしていることからもわかるように、どちらも満足度の高い保険であると言えます。


保険はそれぞれの飼い主さんによって、最適なプランが変わります。どちらがよいか、一言で言い切れるものではありません。


保険料や補償内容、付帯サービスなどいろいろな条件を比較しながら、ご自身やペットに必要な補償のあるものを選ぶことが重要です。


メリットだけでなくデメリットも理解し、納得したうえで、加入を決めていきましょう。


保険選びはペットとの暮らしをよりよくし、一緒に安心して過ごすために大切なもの。この記事を参考にしながら、あなたとペットに合う保険を選んでみてくださいね。


募集文書番号

アニコム損保:W2312-0032

アイペット損保:募2403-418(25.12)

記事監修者「MOFFME編集部」

監修者MOFFME編集部

ペット保険の比較・相談サービスを展開する「MOFFME」の編集部です。ペット保険についてのみならず、ペットに関連するさまざまなお役立ち情報を発信します。