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犬のストレスサインをご存知ですか?犬はストレスが溜まると嘔吐や下痢、脱毛等の症状を見せたり、強迫神経症等の病気になることがあります。この記事では犬のストレスサインについて、ストレスの原因や引き起こされる病気、解消方法について詳しく解説します。

この記事の目次

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犬のストレスサインとは?ストレスの原因や発散方法も解説!

記事モデル:もこ


愛犬ののほほんとした愛らしい寝顔を見ていると、犬はのんびりできてストレスが無くて良いなと思いますが、なんと犬もストレスを感じることがあります。


犬は生活の乱れや環境の変化にとても敏感なので、引っ越しや車での移動、家を留守にするなど、普段と違う状況はストレスを感じます。


犬のストレスを放置してしまうと、体を噛んだり舐めることで、皮膚炎になったり、下痢や嘔吐などの身体症状が出ることもあります。


犬のストレスのサインを見逃さず、原因を探って環境などの改善をすることが大切です。


今回の「MOFFME」では、

  • ストレスのサイン
  • ストレスの原因
  • ストレスが原因となって引き起こされる病気
  • ストレスの解消法

についてご紹介します。


犬がストレスを感じている時には、様々な行動や仕草でサインを出しているので、一早く愛犬のストレス対策をする為にも、最後までご覧いただけると嬉しいです。


MOFFMEではペット保険のランキングについても紹介しておりますので、そちらもぜひご覧ください。

犬のストレスサインとは?ストレスが溜まった際の行動や仕草とは

  
犬は緊張や不安からストレスを感じた時に、自分や相手を落ち着かせる為、カーミングシグナルというボディーランゲージを行って感情を表しています。

カーミングシグナルは、犬同士でも敵意が無いことを伝えたり、緊張感を和らげる為に行う場合があります。

ここからは、犬がストレスを感じている時のサインでもあるカーミングシグナルを11個、軽度、中度、重度に分けてご紹介します。

①:軽度のストレスサイン

軽度のストレスサインは、

  1. 体を振る
  2. あくびをする
  3. 目を逸らす
  4. 背を向ける
  5. 舌で口の周りを舐める

などの行動です。


1.犬はお風呂に入って体が濡れると、ブルブルと体を振りますが、濡れていないのに体を振っている時は、緊張していたり、ストレスを感じている可能性があります。


2.犬が悪戯をして注意をした時に、大きなあくびをすることがありますが、これは飼い主さんを馬鹿にしている訳でも、退屈している訳でもなく、緊張感を解そうとしている行動です。


3.目を逸らす

4.背を向ける


犬は信頼している相手とは、目を合わせることができますが、知らない相手と目を合わせたり、ジッと相手を見ることは、相手に対する挑発行為になるので嫌がります。


犬が目を逸らす理由は、敵意は無い、喧嘩をするつもりは無いという意思表示なので、無理に目を合わせないように注意してください


5.舌で口の周りや鼻を舐めている時も、気持ちを落ち着かせようとしているサインです。

②:中度のストレスサイン

中度のストレスサインは、

  1. 震える
  2. 吠える
  3. 常同行動

です。


自分より大きくて怖い犬に会った時、雷などの音に驚いた時など、ストレスとなる対象に出会った時に、震えたり吠えることがあります。


犬や人を吠えている時は、「怖い、こっちに来ないで」と相手に伝えていたり、飼い主さんに抱っこを求めている時は、助けて欲しいというサインと考えられます。


常同行動とは、ぐるぐるとその場を回ったり、歩き回る、穴を掘るなど、同じ行動を繰り返すことです。


常同行動の行動そのものに意味がある訳ではなく、ストレス解消のために犬が行う行動です。

③:重度のストレスサイン

重度のストレスサインは、

  1. 皮膚に傷ができるほど噛む・舐める
  2. 脱毛
  3. 下痢・嘔吐

などの身体症状として現れます。


ケージに入っている時間が長かったり、運動不足などが原因でストレスが溜まると、暇を持て余して、手や足などを舐めたり噛んでしまい、皮膚が赤くなったり、爛れることがあります。


また、下痢や嘔吐などの症状が出ることもある為、これらの症状が見られる場合には、動物病院を受診してください。

犬のストレスの原因、ストレスが引き起こす病気とは?

 

ストレスを感じている時の仕草や行動が様々あるように、ストレスとなる原因も様々です。


ここからは、ストレスの原因を心理的なものと、身体的なものに分けてご紹介していきます。


また、ストレスが原因で引き起こされる心因性の皮膚症状と、強迫性神経症についても解説していきます。

ストレスの原因①:心理的なもの

犬がストレスを感じる原因となる心理的な要因は、

  • 引っ越しなどの環境の変化
  • しつけなどで厳しく叱る
  • 飼い主さんが家を留守にして寂しい(分離不安)
  • 動物病院での注射
  • トリミング
  • 雷やクラクション、電車や踏切などの大きな音
などが考えられます。

犬は普段の生活のリズムが崩れたり、環境が変化することに弱い生き物です。

車での移動や引っ越しなどの環境の変化、動物病院を受診する、トリミングなど知らない場所や緊張する場所はストレスになります。

また、しつけでも厳しく叱ってしまうと、犬は驚いて怖がる可能性もあるので、大声で叱ったり、長時間叱り続けないように注意してください。

雷や車のクラクション、電車や踏切の大きな音は、犬が苦手な音です。

愛犬がこれらの音を怖がってしまう時は、無理に近づかないように注意して、散歩のコースを変更するなどの対応をしてください。

ストレスの原因②:身体的なもの

犬がストレスを感じる原因となる心理的な要因は、

  • ケージに入っている時間が長い(自由な動きの制限)
  • 散歩に行けないなどの運動不足
  • 痛い思いをした
などが考えられます。

犬のストレスは心理的なものだけではなく、運動不足などが原因となる場合があります。

ケージに入っている時間が長く、部屋の中で自由に過ごすことができない場合は、ストレスが溜まり、吠えるなどの問題行動につながる可能性もあります。

また、散歩に行けなかったり遊ぶ時間が少ないなど、運動不足はかなりのストレスになります

そして、叩かれて痛い思いをした時や病気や怪我で身体が痛んでいる時も身体的なストレスになります。

犬のストレスが引き起こす病気とは?

 

犬がストレスを受けることで引き起こされる病気には、

  • 心因性の皮膚炎(脱毛)
  • 強迫性神経症

があります。


犬がストレスを抱えたまま改善されないと、心因性の皮膚炎(脱毛)になる可能性があります。


飼い主さんとの関わりが少なく愛情不足になっている、狭いケージにずっと入っていて、行動が制限されることにより、ストレスで手や足、尾などを噛んだり舐めたりして、皮膚が赤くなって脱毛するなどの身体症状が現れることがあります。


1匹で過ごしているときに噛んだり舐めたりしているかゆみ止めの薬などで治らない時は、動物病院を受診してください


また、常同行動のように同じ行動を繰り返す、強迫性神経症という精神の病気があります。


強迫性神経症は、詳しい原因などは明らかになっていませんが、長期に渡ってストレスにさらされることで発病すると考えられています。


常同行動を繰り返して、日常生活に支障がある場合は、行動療法を行っている動物病院やドッグトレーナー(訓練士)に相談することをお勧めします。

犬のストレス発散方法は?5つの解消法を詳しく紹介!

 

犬のストレスの原因に思い当たるものがあれば、原因に合わせて解消できるように対策を行いましょう。


ストレスの解消法としては、

  1. 飼育環境を整える
  2. 積極的にスキンシップを取る
  3. 運動量や食事量を見直してみる
  4. 避妊・去勢手術を受ける
  5. ガム・おもちゃなどストレス発散グッズを使う
の5つをご紹介します。

ストレスの原因は様々なので、愛犬にあった解消方法を試してみてください。

解消法①:飼育環境を整える

犬のストレスを改善する為には、安心して過ごせるように、飼育環境を整えてみましょう。


ケージに入っている時間が長く、自由に動き回ることができないと、ストレスが溜まる原因になるので、できる限り自由に過ごせるスペースを用意してあげてください。


ケージの中にはベッドを入れて、安心して眠れる空間を作ってください。


トイレも清潔に保ち、きれいな水を飲めるように気を付けましょう。

解消法②:積極的にスキンシップを取る

遊んであげる時間や撫でる時間が少ないと感じる時は、ボール遊びやおやつをあげるなど、愛犬とボディタッチなどのスキンシップを、積極的に取るようにしてみてください。

犬は撫でられると幸せホルモンといわれるオキシトシンが分泌されるので、犬も人も幸せな気持ちになることができます。

お仕事で忙しいときは、時間を取ることが難しいかもしれませんが、名前を呼んでいい子だねと頭を撫でてあげるなど、できる限りコミュニケーションを取ってあげてください。

解消法③:運動量や食事量を見直す

雨や雪の日には散歩をすることが難しいかもしれませんが、晴れている日はできるだけ散歩をすることをお勧めします。


小型犬でも運動量が多い犬種もいますし、大型犬であれば犬種にもよりますが、1日2回ほどは散歩できることが望ましいです。


外に出られない日は、家の中でもボール遊びなど、グッズを使って部屋の中でもできる運動を取り入れてみてください


また、ストレスが溜まると食欲不振になることがあるので、お湯を入れてふやかしたり、餌の量を調整して与えてください。

解消法④:避妊手術・去勢手術を受けさせる

避妊手術をしていない雌は、ヒート(生理)のときに陰部の不快感があったり、頻尿になることがあります。


また、去勢手術をしていない雄は、雌の匂いに反応するものの性的欲求を満たすことができない為、ストレスになります。


避妊・去勢の手術をすると、ヒートや発情期のストレスが無くなるので、子犬を産ませる予定が無いときは、獣医師などの意見も聞きながら、手術も視野に入れて検討してみてはいかがでしょうか。

解消法⑤:音楽、犬用ガム・おもちゃ等ストレス発散グッズを使う

人はクラシックを聴くと癒されると言われていますが、犬も特定の音楽やテレビやラジオの音を聞くと、興奮して騒いでいても落ち着くことがあります。


飼い主さんが家を留守にしている時、寂しくて鳴いたり、物音に敏感に反応してしまう時は、飼い主さんが普段聞いている音楽や、人の会話が聞こえるテレビなどを流していると安心して過ごせることもあります。


音が出るおもちゃや犬用のガムなど、多数ストレス発散グッズがあるので、噛むことでストレスできるグッズを活用することもお勧めです。

念のためにペット保険に加入しておくのがおすすめ!

犬はストレスが原因で皮膚や精神の病気になったり、下痢や嘔吐などの身体症状が出ることをご紹介してきました。


愛犬に気になる症状が出た時には、動物病院を受診されると思いますが、ペットには健康保険の制度が無く、治療費用は全額自己負担になってしまうので、ちょっとした治療や検査でも高額になってしまいますよね。


犬は家族の一員なので、安心して治療を受けさせてあげたいものです。


ペット保険のメリット

  • 飼い主さんの経済的な負担を軽減できる
  • 病院にかかりやすくなり病気の早期発見・早期治療が可能になる
  • 費用の高い専門的な治療・検査も選択できる

MOFFMEでは、ペット保険の一括比較サービスや口コミ・評判も取り扱っておりますので、参考にしてみてください!

まとめ:犬のストレスサインとは?

犬がストレスを感じたときに見せる、仕草や行動などのストレスサインと原因、解消方法をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。


犬のストレスの原因は環境の変化や運動不足であることが多いので、ストレスサインから原因を早期・発見して解消することが、問題行動だけではなく、脱毛や皮膚炎などの病気を防ぐことにつながります。


今回の記事の要点をまとめると、


  • サイン:軽度・中度・重度
  • 原因:心理的・身体的
  • ストレスで引き起こされる病気
  • 解消法:グッズを使った遊びやスキンシップ、運動不足の解消
になります。

犬は言葉を使って説明できないので、仕草や行動からサインを出しています。愛犬のストレスサインを見逃さないように注意して、行動の観察をしてみてください。

MOFFMEでは、他にも気になるペットの記事や保険の記事が多数掲載されているので、是非ご覧ください!

記事監修者「森下 浩志」

この記事の監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー

2018年に早稲田大学基幹理工学部に入学。保険×テックの領域で保険業界をイノベーションをしていく姿勢に共感し、「ほけんROOM」の運営に参画。2019年にファイナンシャルプランナー、損害保険募集人資格を取得。