内容をまとめると
ペット保険にはそれぞれメリットデメリットがありどれがいいのか分からないですよね。そこで今回は、PS保険のメリット・デメリットや口コミ評判を紹介します。また、ペット保険に加入する必要性やPS保険の補償内容、保険料についても解説します。最後までご覧ください。
この記事の目次
目次を閉じるPS保険のデメリット・メリットや口コミ・評判とは?
ペット保険の加入を考えているが、どこの保険会社が良いかわからないという方が多いのではないでしょうか。加入する前には、メリットやデメリット、リアルな口コミ・評判もふまえて検討することが大切です。
そこで数あるペット保険会社の中から、PS保険について詳しく解説します。
今回「MOFFME」ではPS保険について、
- PS保険の特徴・補償内容・保険料
- PS保険のメリットと口コミ・評判
- PS保険のデメリットと口コミ・評判
- PS保険をおすすめできる人、おすすめできない人
- PS保険に加入する際に注意すべきポイント
- PS保険とFPCの保険料・補償内容等の比較
- ペット保険の必要性
- PS保険の気になる疑問点
インターネット特化で保険料が割安!PS保険の特徴や補償内容は?
PS保険の特徴
加入条件 | |
---|---|
対象の動物 | 犬・猫 |
新規加入できる年齢 | 生後30日〜満8歳11ヶ月 |
となっております。
また補償プランは3種類あり、それぞれ補償割合が異なるため経済状況やペットの健康状態に合わせて選ぶことができます。
以下がPS保険の補償内容です。
PS保険の補償内容
(※2回目の手術は1回目の手術と異なる原因の場合に限ります。)
どのプランでも通院、入院、手術の補償ができるので安心です。契約中にケガや病気にかかっても、更新できなかったり次年度から保険料が上がることはありません。また、事故の時には車イスの費用を負担してくれます。
他にも、ペットセレモニー特約を付けると、ペットが亡くなった際の火葬費用や葬儀費用などを負担してくれます。
そして以下がPS保険の3つのプランの月払保険料(小型犬の場合)となります。
PS保険(50%補償プラン)の保険料
PS保険(70%補償プラン)の保険料
PS保険(100%補償プラン)の保険料
保険料は犬の場合大きさや年齢によって変わります。ご自分のペットの場合は保険料はいくらくらいになるのか、一度見積もってみてはいかがでしょうか。
PS保険の5つのメリットを口コミ・評判とあわせて紹介!
PS保険のメリットとして、
- 補償対象としている病気が多い
- なおかつ保険料も安い
- 免責金額と待機期間がない
- 特約やサポートが充実
- 病気を理由に契約継続を拒否されない
PS保険のメリットと口コミ①:手厚い補償内容
PS保険のメリットの一つ目は、手厚い補償内容です。
上記で紹介した通りプランが3つあり、ご家庭にあったプランをお選び頂けます。中には100%プランもあるために、高額になりやすい入院や手術も安心して受けることができます。
また、通院・入院・手術をあわせた年間の補償限度額は110万円となっています。中でも入院補償額が最大60万円となっており、長期入院となった際にも安心です。
長期入院は高齢になると必要になる傾向が高いです。しかし、PS保険では8歳11か月まで加入できます。他のペット保険では8歳以下のところもありますが、PS保険は入院や手術が多くなる高齢になってからでも加入することができます。
その他にも、補償の対象となる病気が多いことも特徴です。他の保険では対象外となることの多い、椎間板ヘルニア、膝膝蓋骨脱臼(パテラ)、歯科治療も補償となっています。
60代男性
PS保険は他社と比べて保険料が安いのに補償がしっかり
PS保険は、今までの保険料より安くてビックリしました。今まで入っていたところが一番良いとは思わないで、再検討すると良いと思います。二頭入っていたのですが、一頭が亡くなり一頭になったので、保険をいろいろと検討していたところでした。PS保険は、保険料がとっても安くて補償もしっかりしていたので、PS保険に決めさせていただきました。
40代女性
PS保険のおかげで治療費を考えず、安心して通院できる
多頭飼いをしており、慢性的なヘルペスや皮膚が弱い子がいます。ヘルペスは全員にうつるため、頻繁に通院します。病気の疑いがあった際、色々な検査がかさみましたが、PS保険にはちゃんと補償をして頂き、本当にありがたく感謝でいっぱいです。PS保険がなければ、治療費の事を考えて治療を選ぶ事になります。酷くなる前に安心して連れて行けるので、精神的にも金銭的にもとても有難いです。
PS保険のメリットと口コミ②:保険料が比較的安い
PS保険の二つ目のメリットは、保険料が比較的安いことです。
3つのプランそれぞれの最低保険料(猫、0歳(120日以上)、特約なし、インターネット申込、月払いの場合)は以下の通りです。
- 50%:1,320円~
- 70%:1,950円~
- 100%:2,440円~
保険料は犬種、大きさ、年齢で変わります(猫は品種や大きさに関係しません)。どのプランも通院、入院、手術と手厚い補償となっていますので、安心して使用することができます。
もう一つPS保険の保険料が比較的安いという理由は、12歳を超えた後の保険料が上がらない点です。(ペットセレモニー特約付帯の場合は18歳まで保険料が上がります) ↵
保険料は基本的に年齢と共に上がりますが、PS保険では年齢がカテゴリー分けされており、次のカテゴリーに上がるときに保険料も上がります。しかし、12歳以上のカテゴリーはなく、12歳からは同一の保険料となっています。
ペットの寿命も年々伸びていますので、高齢となった際の保険料が上がらないことで、安心してペット保険を続けることができます。
40代男性
保険料が安くてありがたい
2匹飼っているためできるだけ保険料が安い保険を希望していました。保険料は安めの設定で、24時間の獣医師相談ダイヤルもあるため安心感があります。まだ病気などにかかっていないためエピソードはありませんが、先代の子が心臓、肝臓の病気にかかり月額で2~3万円ほど医療費がかかっていました。先代の時には年齢的にも保険には入れなかったので、今回は1歳前後で保険に加入しました。このまま継続していきたいと思っています。
PS保険のメリットと口コミ③:免責金額と待機期間がない
PS保険の三つの目のメリットは、免責金額と待機期間がないことです。
免責金額とは、保険金が支払われる分岐金額です。この金額を超えた場合にのみ保険金が支払われます。
免責金額が設定されていないPS保険では、免責金額を気にすることがないために、少額の治療でも保険を利用できます。
また多くのペット保険では30日ほどの待機期間が設定されていますが、PS保険には待機期間(PS保険では免責期間)がありません。PS保険では申し込み窓口に獣医師や看護師がおり、しっかりと審査が行われるため待機期間がありません。
補償開始後すぐに補償が開始されますので安心ですよね。
30代女性
PS保険は待機期間がなく、補償対象がわかりやすい
PS保険は待機期間がないので、大変助かっていますし、月々の保険料も高すぎないので負担が軽いのもありがたいです。また、申請の仕方も難しくないので、まわりの友人たちにすすめています。もともと、ペットショップでわんちゃんを迎え入れるのとセットで、必ずペット保険は加入するよう、その場ですすめられ、他社のペット保険へ加入しました。最初のころは病気になることもなく、保険を使う機会がなかったので、ただ加入しているだけの状態でしたが、いざ必要となった時に知らないうちに期限が切れていて保険は使えませんでした。次に入る保険はしっかり自分で調べて加入しようと思い、色々検索して1番うちのワンコに良さそうだったのがPS保険でした。補償の対象がどんな時なのかといった分かりやすさもとても良かったので加入させていただきました。
PS保険のメリットと口コミ④:獣医師ダイヤルなどサポートが充実
PS保険の四つ目のメリットは、獣医師ダイヤルなどサポートが充実していることです。
ペットの健康に関すること、しつけの悩みなどを相談することができる獣医師ダイヤルがあります。電話で経験豊富な獣医師に無料で相談できますので、気になることがあった場合、病院に行く前に相談が可能です。
てんかんなどといったペットの急な症状があってもすぐに相談できるサービスがあることで慌てずに対処することができます。
その他にもPS保険のサービスの特徴として、事故で歩行困難になった時の車いすの費用補償があります。突然飛び出して事故にあうこともありますので、いざと言う時に安心です。しかし病気で歩行困難となった場合には適用されないため注意が必要です。
また死亡した際の火葬の費用も最大3万円まで負担してくれるなど、他のペット保険ではないオプション(ペットセレモニー特約)があるのもおすすめポイントです。
50代女性
獣医師さんに電話相談できるサービスが嬉しいです。
補償が100%なのと猫が高齢で今後他の保険に乗り換えることが難しいので今後もこちらの保険にお世話になろうと思っています。保険会社自体に悪い印象はなくこれと言ってよくないうわさも聞きませんのでまあいいのかなと感じています。後は万が一にも飼い猫に何かあった際にどのような対応を取ってくるかによって受ける印象に変化があるのかなと思っています。過去に一度お世話になっている病院が休みの時血が混じった毛玉を嘔吐したことがあり、その際電話で獣医師さんに対応していただき助かったことがあります。こういったサービスは利用者としてありがたいです。
PS保険のメリットと口コミ⑤:病気を理由に契約継続を拒否されない
PS保険の五つ目のメリットは、病気を理由に継続を拒否されないことです。
ペット保険によっては、更新時に病気があると更新できない場合があります。または条件をつけられて保険料が引き上げられる、補償の対象外となる場合があります。
しかし、PS保険ではこのようなことにならないように、病気を理由に更新は断らないことが明記され、加入後に患った病気も補償をされます。
ただし、保険料の未払いや滞納や、契約不備など保険会社からの指示に従わない場合は更新できない場合があります。契約時にはしっかりと確認をしておきましょう。
PS保険が病気を理由に継続を拒否しないことは、ホームページにもはっきりと記載されていますので、ご確認下さい。
PS保険の3つのデメリットを口コミ・評判とあわせて紹介!
ここでは、PS保険のデメリットを紹介します。
PS保険のデメリットとしては主に、
- 同じ傷病の治療に対する補償には回数制限がある(完治すれば、契約更新時にリセットされます)
- 1日の補償金額に上限がある
- 手術補償額に上限がある、補償金額が少ない
PS保険のデメリットと口コミ①:同じ傷病の治療に対する補償には回数制限がある
PS保険のデメリットの一つ目は、同じ傷病の治療に対する補償には回数制限があることです。(完治すれば、契約更新時にリセットされます)
しかし一方で、PS保険は補償の広さが魅力と言えます。
例えば、他社では小型犬によく見られる膝蓋骨脱臼や椎間板ヘルニア、犬猫問わず罹患率の高い歯科疾患の治療を補償対象外とするペット保険がありますが、PS保険では、これらを補償対象※としています。
※歯科治療は、予防を目的とした費用は補償対象外です。
また手術は年間2回の補償となっていますが、1回目の手術と2回目の手術の理由が同じ病気やケガの場合には補償されません。さらに、継続前に発症していた病気やケガは、翌年手術となった場合には対象外となります。
PS保険では完治が難しい慢性疾患になったとき、補償限度回数を気にする必要があり、限度回数を超えると自己負担になることはデメリットと言えるでしょう。
一方、補償限度回数のないペット保険の中には、
- ケガや病気を理由に契約更新を断る
- 慢性疾患や治療が長引く傷病を補償対象外にする
- 保険料を増額する
ような保険もあります。
しかし、PS保険は、ケガや病気を理由に保険の契約が更新ができなかったり、保険をたくさん使っても保険料が上がったりすることはありません。
ペット保険を選ぶ際は、これらのリスクとデメリットをよく照らし合わせましょう。
40代女性
長引く治療には対応しない
猫を3匹飼っており、うち1匹がアレルギーにかかり、治療費の負担がかなり大きかった為、慌てて病気のない残りの2匹を保険加入しました。加入して数ヶ月してから、2匹とも病気がわかり、保険請求することにしました。ただ、約款に書いてある、「1保険につき通院20日」までという「1保険」が何を指すのか疑問に思い、問い合わせたところ、加入した日から1年間を「1保険」と言うとのこと。そのまま更新すれば翌年から新たに通院20日という補償が付きますが、前年度に請求した際の病気と、同じ病気であればそれは補償対象にならない。つまり、長引く治療に対しては、20日間しか補償されないとのこと。約款にはこのことについて詳しく説明されていません。読み返しましたが非常に分かりにくい表現で書いてあり、まさかこういう意味だとは思いませんでした。毎年新しい病気にかからない限り、元は取れません。
PS保険のデメリットと口コミ②:1回の補償金額に上限がある
PS保険では補償プランが50%、70%、100%の中から選ぶことができます。100%プランではかかった治療費を100%補償してくれる、となっていますが1回につき上限が決まっているのがデメリットです。
手術の1回あたりの上限は10万円となっており、それ以上の治療費は100%プランに加入していても自己負担となってしまいます。
補償金額の上限があると、高額な治療費がかかってしまったときに自己負担額が増えることとなり、大きなデメリットとして感じるかもしれません。
しかし、日額回数制限のないの保険であっても、いずれも年間補償限度額が設定されていて、それを超える額は自己負担となります。
日額回数制限のない保険は上限金額が50万円・70万円が多いですが、PS保険の年間補償限度額は110万円と、上限額が大幅に上回っている点はメリットに感じますね。
60代男性
保険100%の意味がない
補償100の保険に入ってて先日犬が体調悪く病院にかかり、病院に払った金額が高額でした。請求した所1日10,000円までの支払いと言われました。検査、検査で数日病院通っても1日10,000円しか出せないのは補償100%の意味がないのではと思いました。
PS保険のデメリットと口コミ③:通院に対する限度回数が少なめ
PS保険のデメリットの二つ目は、通院に対する限度回数が少なめである点です。
PS保険の通院の限度回数は20日となっています。
またPS保険の特徴としては、同じ病気やケガに対する治療は更新をまたいでも20日までで、それ以上は補償されません。(完治すれば、契約更新時に補償限度回数がリセットされます)
そのため慢性疾患で通院などが多くなる場合には注意が必要です。
お手頃な保険料で通院・入院・手術の全てが補償されていますが、20日という縛りがあるためにその部分は逆にデメリットにもなってしまいます。
ただし、補償限度回数のないペット保険の中には、
- ペットがかかりやすい傷病、慢性疾患を補償対象外にする
- 保険をたくさん使うと更新を断る
- 更新の際に保険料を増額する
40代女性
長期治療には意味がない保険
PS保険をおすすめできる人、おすすめできない人は?
ペット保険は、メリットやデメリットをふまえた上で検討することが大切です。ここでは、PS保険がおすすめな人とおすすめできる人について紹介していきます。
PS保険をおすすめできる人は
- 安い保険料で幅広い病気に備えたい人
- 100%補償を受けたい人
- 多頭飼いしている人
です。
PS保険をおすすめできない人は
- 慢性疾患に備え、気軽に通院したい人
- 面倒な手続きなしで支払いをしたい人
です。
それぞれおすすめする理由、おすすめできない理由について詳しく紹介していきます。
PS保険をおすすめできる人
PS保険はどんな人におすすめかをまとめました。
①お手頃な保険料で幅広い病気に備えたい人
PS保険の特徴は補償対象となる病気が多いことです。椎間板ヘルニア、膝膝蓋骨脱臼(パテラ)、歯科治療も補償となっています。
上記の病気は他のペット保険では対象外となることが多いため、PS保険への加入をおすすめできます。
②100%補償を受けたい人
PS保険には100%補償があります。50%や70%より保険料は高くなりますが、その分安心感はあります。
他のペット保険では100%補償は少ないので、特に安心感を望む方にはおすすめです。
③多頭飼いしている人
PS保険には2匹目以降の保険料が割引となる多頭割引はありませんが、1頭あたりの保険料が安いため多頭飼いをしている人にもおすすめです。
ペット同士で病気が感染したり、ケンカなどでケガをすることもあるので、2匹以上のペットを飼っている人はペット保険に入っておくと安心です。
PS保険をおすすめできない人
逆にあまりおすすめできない人は以下の通りです。
①慢性疾患に備え、気軽に通院したい人
PS保険のデメリットに、1つの病気やケガは完治するまで20回しか保険の対象にならないということがあるためです。
更新を跨いでもこの回数はリセットされないために、慢性疾患や気軽に通院したい人は、別の保険も検討するべきでしょう。
②面倒な手続きなしで支払いをしたい人
PS保険では窓口精算ができないため、病院ですべての治療費を一旦支払う必要があります。
その後保険会社に保険金を請求することになるため、手続きは簡単に済ませたいという方にはおすすめできません。
しかし、後日精算だからこそ、高額な診療費のものを自身で選んで請求ができるため、効率的な保険金請求ができるという捉え方もありますね!
PS保険のメリット、デメリットを考えた上でペット保険を検討していきましょう。
参考:PS保険とFPCはどっちがいい?保険料などを徹底比較!
保険料の安いペット保険で調べると、PS保険とFPCが出てきます。どちらに加入すれば良いのか迷われている方も多いのではないでしょうか。
保険を比較するときは、保険料だけでなく補償内容などをふまえて検討することが大切です。
- PS保険とFPCの補償の内容の違いは?
- PS保険とFPCのそれぞれのメリットとデメリットは?
では、実際にどのような違いがあるのか、以上の項目について詳しく説明していきます。
PS保険とFPCの補償内容の違いは?
PS保険とFPCの保険料と補償内容を見比べてみると、以下の表のようになります。
保険料は0歳のトイ・プードル(小型犬)の70%補償プランの場合での金額です。
0歳トイ・プードル 70%プランの場合 | PS保険 | FPC |
---|---|---|
月払いの保険料 | 2,150円 | 1,950円 |
通院1日の補償限度額 (年間限度日数) | 10,000円 (20日) | 12,500円 (30日) |
入院の補償限度額 (年間限度日数・回数) | 入院1日あたり 20,000円 (30日) | 1入院あたり※ 125,000円 (3回) |
手術1回の補償限度額 | 100,000円 | 100,000円 |
手術の限度回数(年) | 2回 | 1回 |
年間最大補償額 | 110万円 (車イスの補償10万円含む) | 85万円 |
待機期間・免責金額 | なし | なし |
特約 | ペットセレモニー特約 | 特定傷病等不担保特約 |
※FPCの入院補償は日数制限がありません。1入院とは、入院から退院までをいいます。
このように入院1日の補償限度額、手術の限度回数、年間最大補償額に違いはあるものの、保険料では大きな違いはありませんでした。
大手のペット保険アニコムの「どうぶつ健保ふぁみりぃ」70%補償プランでは、同じ条件で月払い3,590円となっています。それに比べるとどちらも保険料が低く抑えられていて、加入しやすいことがわかります。
ペット保険にはそれぞれに特徴があるため、こうした比較表を利用して、ご自身にあったペット保険を選んでいきましょう。
PS保険とFPCのそれぞれのメリットとデメリットは?
保険を比較するときに必要なのは、それぞれのメリットとデメリットを知っておくことです。
PS保険のメリットとデメリットは、先ほど紹介したように次のことが挙げられます。
PS保険のメリット
- 補償対象としている病気が多い
- なおかつ保険料も安い
- 免責金額と待機期間がない
- 特約やサポート(無料獣医師相談)が充実
- 病気を理由に契約継続を拒否されない
PS保険のデメリット
- 同じ傷病の治療に対する補償には回数制限がある(完治すればリセットされる)
- 1日の補償金額に上限がある
- 手術補償額に上限がある、補償金額が少ない
FPCのメリットとデメリットは次のようなことが挙げられます。
FPCのメリット
- 補償対象としている病気が多い
- 保険料が生涯2、3回しか上がらない
- 通院、入院に対する補償が手厚い
- 免責金額と待機期間がない
FPCのデメリット
- 手術補償が年に1回しかない
- 特約や割引制度、獣医師相談などのサービスがない
- 更新時に特定の傷病が補償対象外になる場合がある
補償対象としている病気の範囲が広いことや免責金額、待機期間がないことに関してはPS保険もFPCも同じです。
しかし、特約やサポートが充実しているという面でみると、PS保険の方がメリットが大きいように思えます。
どのペット保険にもメリットとデメリットがあり、どちらを重視するのかは人によって異なるため、どちらが優れているということは言えません。
ご自身やペットにはどの保険が良いのか、それぞれのメリット・デメリットを比較して検討することをおすすめします。
PS保険に加入しようとしている方の疑問点を解決!
これまでPS保険について、メリットやデメリット、口コミなどについて詳しく紹介してきました。
PS保険に加入することを検討している方に、よくある質問の中からいくつか抜粋しました。
- 補償の対象外となる治療とは?
- ペットの正確な生年月日がわからない時は?
- 申し込みから補償が開始されるまでどのくらい?
- プラン変更は可能?手続き方法は?
以上の疑問点を解決していきます。
補償の対象外となる治療とは?
ペット保険で補償の対象となるケガや病気は、皮膚病などの軽度なものからガンや心臓病といった重大なものまで幅広くあります。
しかし、既往病や予防接種といった予防のための治療は補償の対象にはなりません。PS保険で補償の対象外となるのは以下の通りです。
- 既往病・先天性異常(保険始期日前にすでに発生していたケガまたは病気など)
- ワクチン等の予防措置により予防できる病気(犬パルボウイルス感染症、ジステンパーウイルス感染症など)
- 予防に関する費用(予防目的の診療費やワクチンの接種費用など)
- ケガや病気にあたらないもの(去勢・避妊手術、歯石取りなど)
- 検査・代替医療(健康診断や漢方などの代替的処置)
- 自然災害によるもの
- 核燃料物質によるもの
- 保険契約者・被保険者の行為によるもの
- 獣医師または獣医療の診療施設の従業員の行為によるもの
これらの場合での治療では保険料は支払われないため、保険に加入する前にはきちんと確認しておく必要があります。
ペットの正確な生年月日がわからない時は?
ペット保険の保険料はペットの年齢によって変わるため、加入する際にはペットの生年月日を記入する必要があります。
しかしペットを譲り受けたなどの理由から正確な生年月日がわからないという場合もあるでしょう。
PS保険へは、推定の生年月日で申し込みできるため、血統書といった生年月日を確認できる書類がない場合は、動物病院で推定年齢を確認をしてもらいましょう。
申し込みから補償が開始されるまではどのくらい?
保険に加入することを決めて、申込書を送ってから補償が開始されるのはいつからになるでしょうか。
PS保険では、申込書が到着した日の翌々月の1日から補償が開始されます。例えば、8月20日に申込書が到着した場合、補償開始日は10月1日となります。
しかし、1日に申込書が到着した場合は、その翌月1日から補償が開始されます。例えば8月1日に申込書が到着した場合、補償開始日は9月1日になります。
インターネットでの申し込みの場合は、申し込み手続きが完了した日が到着日となります。
プラン変更は可能?手続き方法は?
保険期間中や継続期間にプラン変更(補償割合の変更)をしたい場合は、新たに申し込みをすることで可能となります。
補償内容は変わりませんが、改めて健康状況を告知する必要があるため、治療歴がある場合などは新たに加入することができない可能性もあります。
プラン変更をしたい場合は、1度相談してみることをおすすめします。
その他、クレジットカードの変更や名前の変更が必要な場合は、ホームページの「ご契約者さまページ」から登録、契約内容の変更ができます。
また、「お客さまサービスセンター」に連絡することで書類を取り寄せることもできます。
補足:ペット保険は本当に必要?ペット保険の重要性とは
ペット保険という言葉を初めて聞いた方や、そもそもペット保険は必要なのか疑問に感じている方もいるのではないでしょうか。
近年、飼育環境や医療の進歩によりペットの寿命が延びていることに伴い、ペットが病気にかかってしまうリスクも高まっています。
ただし、人間と違ってペットには公的な医療保険制度が整備されていないため、ペット保険に入っていないと、高額な医療費が全額自己負担になってしまうのです。
その点、ペット保険に入っていれば、何か異変を感じたら経済的な負担を気にすることなく病院に連れていけます。また大きな病気の早期発見に繋がることもあり、ペットが健康でい続けられる可能性が高くなります。
万が一の自己負担を少しでも軽減し、ペットとの幸せな生活をより長く過ごすためにも、ペット保険への加入を検討してみては如何でしょうか?
まとめ:PS保険のメリット・デメリットや口コミ・評判について
いかがでしたでしょうか。
ここではPS保険の特徴・補償内容や保険料、口コミ・評判、メリット・デメリット、注意点などについて詳しく解説しました。
PS保険のメリット