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難しいペット保険選びを、専門家がLINEで解説

ペット保険を選んでいる皆さんは、どのような基準でペット保険を選んでいますか?

「どうやって選べばいいかわからない!」 「かかりやすい病気を保険に加入したいけどよくわからない!」

と思っている方も多いと思います。

そんなとき、利用してほしいのが「ペット保険比較 byMOFFME」です!これは、LINEで簡単にペット保険の専門家に相談できるサービスです。ペット保険に関してわからないことがあれば、気軽にLINEで質問ができます。もちろん無料ですので、ぜひ利用してみてください!

専門家にはどんな相談ができるの?

実際にLINEで相談するとき、どんな相談ができるのでしょうか。実際の相談事例をご紹介します。 


例)

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Point

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気になることがあれば、いつでもお気軽にご質問ください。特定の保険をおすすめすることはないので、安心してご相談いただけます。

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シェットランドシープドッグにペット保険は必要?

ふんわりとした飾り毛で華やかな見た目のシェットランドシープドッグは、「シェルティ」の愛称で親しまれる人気犬種。牧羊犬として活躍してきた歴史があり、活発・従順で飼育しやすいのも魅力です。


そんなシェットランドシープドッグは関節疾患や皮膚疾患など、他の犬種に比べてかかりやすい病気があり、場合によっては治療費が高額になることもあります。


愛犬に万が一のことが起きたとき、急な出費に対応できるようペット保険に加入しておくと安心ですが、ペット保険は必要なのでしょうか?


ここからはシェットランドシープドッグがかかりやすい病気やペット保険を選ぶ際のポイントをご紹介します。健康で長生きしてもらうために気をつけたい飼育時のポイントも合わせてチェックしてください。

シェットランドシープドッグの特徴は?歴史や性格、大きさ、体重とは

シェットランドシープドッグは、シェットランド島原産の牧羊犬です。やせた土地だったため家畜も小さく、それに合わせてシェットランドシープドッグも小型化していったと言われています。


19世紀にイギリスに持ち込まれ、交配を重ね、20世紀に入って現在のような容姿となりました。


そして現在、愛らしく聡明であることから、世界中で人気の高い犬種となっています。


筋肉質な体つきでふさふさした毛並み、鼻筋が通り、半折れの耳と褐色の優しい瞳が魅力的なシェットランド・シープドック。


その性格の特徴は、

  • 知的で活発
  • 感受性が強く、従順
  • 警戒心が強い

などが挙げられます。


愛情深く、甘えん坊で、飼い主と遊ぶのが大好きです。また牧羊犬として活躍した歴史もあり、理解力があるため、しつけの手間もそれほどかかりません。


大きさは、33~40㎝ほど、体重は8から12㎏ほどとされています。


そんなシェットランドシープドッグはどのような病気にかかりやすく、その治療費用はいくらかかるのでしょうか。続けて解説していきます!

シェットランドシープドッグがかかりやすい病気とその治療費用

愛犬をペット保険に加入させるかは、「かかりやすい病気やその治療費を知り、問題なく支払っていけるのか?」が判断基準の一つになります。


そこでここからは、シェットランドシープドッグがかかりやすい病気とその治療費用について解説していきます。下記に一覧をご用意しましたので確認ください!

傷病名請求割合
(アメリカンコッカースパニエル)
請求割合
(全犬種)
年間診療費
(中央値)
変形性関節症・退行性関節症0.6%0.1%60,629円
高脂血症2.0%0.3%82,787円
甲状腺機能低下症2.9%0.7%101,406 円
慢性腎臓病(腎不全含む)
2.2% 0.7%445,372 円
関節炎2.7% 1.0%57,789円
膿皮症/細菌性皮膚炎9.3% 5.5%38,223 円

(引用:アニコムどうぶつ白書2022

シェットランドシープドッグは変形性関節症・退行性関節症・関節炎などの関節疾患にかかりやすい傾向があります。


これらの関節疾患は加齢に伴って発症することもあれば、関節への異常な負荷が原因となって発症することもありますので、滑りにくい床材にするなどして日頃から予防できることを徹底してあげてくださいね。


また、腎臓機能に障害が出て、体に不要な老廃物や余分な水分を正常に排泄できなくなる慢性腎臓病も多い傾向にあり、その治療費用はなんと45万円近くにもなるデータが取れています。


愛犬に多飲多尿・体重減少・嘔吐・食欲低下などの症状が見られたら早めに獣医師に相談してくださいね。

シェットランドシープドッグの年齢別にかかりやすい病気とは?

シェットランドシープドッグがかかりやすい病気は年齢によっても異なります。幼齢期・成犬期・高齢期それぞれでより注意しておきたい病気を知っておきましょう。


幼齢期(0〜1歳半)

子犬の頃のシェットランドシープドッグは

  • コリー眼異常
  • 股関節形成不全
を発症しやすいです。

ものにぶつかったり、段差で転倒したりすることが多い場合、コリー眼異常で視力が低下している可能性があります。股関節形成不全の症状である、腰を振って歩く・触られると痛がるなどの症状もないかよく観察してください。 
 

成犬期(1歳半〜7歳)

成犬期のシェットランドシープドッグがかかりやすい病気には

  • 甲状腺機能低下症
  • てんかん
があります。てんかん発作では脳の異常な興奮で身体が痙攣したり意識障害が起きたりします。発作の様子や時間など獣医師に伝えられるよう記録しておくことが大切です。


そのほか、高温多湿の環境やシャンプーが合わないなどが原因で膿皮症をはじめとした皮膚疾患を発症することもあります。雨の日の散歩やシャンプーの後など、被毛や皮膚が濡れたままにならないよう気をつけてください。


高齢期(7歳〜)

高齢期は足腰も弱くなってきて

  • 変形性関節症
  • 退行性関節症
  • 関節炎
など関節疾患で歩行に異常が出てくることが多いです。泌尿器系の腫瘍を発症することもあるので、おしっこの量や回数とともに色がおかしくないかなどもよく観察しましょう。

シェットランドシープドッグの治療費用は生涯でどれくらいかかる?

アニコム損保の「家庭どうぶつ白書2022」によると、犬のケガや病気にかかる年間治療費は下記の表のようになっています。

サイズ年間平均治療費
小型犬57,727円
中型犬44,063円
大型犬68,671円

ここではシェットランドシープドッグは小型犬に分類されているため、予想される治療費は年間約58,000円ほど。


シェットランドシープドッグの寿命が12〜13歳なので

58,000円×13年=754,000円

と、生涯にかかる治療費は70万円を超えることも考えられます。


さらに悪性腫瘍や股関節形成不全などで手術が必要となった場合、それだけで数十万円もかかり、負担は一層大きくなる可能性も。


今は元気だから大丈夫と思わずに、元気なうちに将来の出費に備えてペット保険に加入しておくことをおすすめします。

シェットランドシープドッグのペット保険を選ぶときのポイント

愛犬のシェットランドシープドッグのためにペット保険に入っておきたいけれど、種類が多くてどれにすればいいかわからないという飼い主さんも多いでしょう。


ここではシェットランドシープドッグに合った保険を選ぶ際のポイントを3つご紹介します。

  • シェットランドシープドッグがかかりやすい病気をカバーしているか確認
  • 払い続けていける保険料か確認
  • 通院・入院・手術を補償しているか確認

ペット保険は必要になってからでは加入が難しくなりますので、早めに愛犬のペット保険選びをしましょう。 

シェットランドシープドッグがかかりやすい病気をカバーしているか確認

ペット保険選びでまず確認しておきたいのが、シェットランドシープドッグがかかりやすい病気が補償対象になっているかどうかです。


補償対象になっていない場合、治療費を全額負担することになり、払いきれずに治療の選択肢を狭めてしまう可能性もあります。


シェットランドシープドッグがかかりやすいとされる以下の病気が補償対象になっているか確認してください。また、加入後に発症した先天性・遺伝性疾患が補償されるかも要確認です。

  • 股関節形成不全
  • 甲状腺機能低下症
  • てんかん
  • 関節炎

払い続けていける保険料か確認

ペット保険は1年更新のため、毎年または三年に一回保険料が値上がりするのが一般的です。


加入当時は保険料が低く問題なく支払えていても、愛犬の年齢が上がるにつれて家計への影響が大きくなることもあります。


例えば、補償50%のある保険プランの保険料は1歳のときは月1,600円ですが、年齢を重ねるごとに徐々に上がっていき6歳では月2,800円、10歳で3,000円に。


保険料の更新についても確認し、シェットランドシープドッグの寿命である12〜13歳まで払い続けられる額なのかご検討ください。


シェットランドシープドッグの保険料をチェックする際は、保険会社によって小型犬に分類されたり中型犬に分類されたりするため漏れなく確認してみてくださいね!

通院・入院・手術を補償しているか確認

ペット保険を選ぶ際は、通院したときの診療費・薬代などの治療費から外科手術や手術に伴う入院の費用まで補償されるものを選ぶことをおすすめします。


シェットランドシープドッグがかかりやすい股関節形成不全やてんかんで手術が必要となると30〜100万円もの高額な治療費がかかります。


手術が必要ない皮膚疾患などの病気も定期的な通院が必要で、その度に診療費・薬代がかかることも多いです。


通院をしてからや、病気の疑いが見つかってからでは希望する補償の保険に加入できない可能性が高いですので、健康なうちから納得した保険に加入しておきましょう。

健康に過ごすためのシェットランドシープドッグの飼い方のポイント

シェットランドシープドッグとより長く楽しい時間を過ごせるよう、愛犬の健康のために飼い主さんが気をつけておきたいポイントを3つご紹介します。


こまめにブラッシングする

シェットランドシープドッグの長くて柔らかい毛はこまめなお手入れが必要です。


丁寧にブラッシングして毛玉ができないようにしてくださいブラッシングのときに体に触れることで毛で覆われて見えない皮膚の異常にも気付くことができます。


月に一回程度はシャンプーで洗い、シャンプー後はしっかりと乾かしましょう。


十分な運動量とコミュニケーションを大切に

関節疾患の発症リスクが高いシェットランドシープドッグは肥満に気をつけたいところ。


毎日の散歩に加え、知育おもちゃで遊んだりアジリティに挑戦させてみたりして飽きないように運動させてあげてください。


飼い主さん以外には警戒心が強く、慣れない環境でストレスを感じやすい子が多いので、子犬の頃から社交性を身につけさせることも大切です。日頃からたくさんコミュニケーションをとって安心感を与えましょう。


床を滑りにくくする 

関節疾患は遺伝のほか、肥満や成長期に関節に大きな負荷がかかったり、転んで強い衝撃を受けたりといった環境的な要因で発症リスクを高めることもあります。


フローリングの場合は愛犬が通るところにカーペットを敷く、階段の上り下りは極力させないなどの工夫をしてください。肉球の間の伸びすぎた毛をカットすることもお忘れなく。

まとめ

ここまでシェットランドシープドッグに着目して、かかりやすい病気や治療費用からペット保険の必要性について解説してきました!


ペット保険は通院をしてからや、何かしら疑いが見つかってからでは新規加入が難しいため、健康なうちから加入する必要があります。 加入に迷う場合は、

  • シェットランドシープドッグがかかりやすい病気の治療費用
  • シェットランドシープドッグの生涯の治療費用
を確認して、「突発的に支払いが発生しても支払いができるかどうか」をペット保険加入の判断軸にしてみてください。

もし支払いが難しそうであれば健康な若いうちからの加入をおすすめしますし、もし無理なく支払いができそうなのであればペット保険は不要かもしれません。

MOFFMEでは他にもペット保険やペットに関する記事を多数公開していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

記事監修者「森下 浩志」

監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー

早稲田大学基幹理工部出身。すべてのペットのお金と健康にまつわる問題を解決したい、という強い思いからMOFFMEを立ち上げ。ファイナンシャルプランナー、損害保険(ペット保険を含む)の公的資格取得。獣医師団体などと連携をして、ペットのWEB健康診断ツールの開発も行う。