内容をまとめると
- ハリネズミの性格は臆病で警戒心が強い
- オスとメスでそれほど性格に差はないが、発情期のオスには注意
- 病気に備えてペット保険を検討することも重要
最近ではハリネズミカフェという施設もあるくらい人気の高いハリネズミですが、どのような性格なのでしょうか。この記事ではハリネズミの性格や特徴だけでなく、オスやメスで性格は変わるのかについて紹介します。飼うことを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
この記事の目次
目次を閉じるハリネズミの性格や特徴は?ペットに向いてる?
ハリネズミは最近ハリネズミカフェができるなどして、大変人気が高くペットとして飼育される方も増えてきました。
しかし、ペットとしての歴史が浅く、性格や特徴などを知らないという方が多いのではないでしょうか。
実は、ハリネズミを飼育する環境を整えてあげることができれば、大人しい性格ですので初心者でも比較的に飼いやすくオススメのペットなのです。
今回MOFFMEでは、
- ハリネズミの性格や特徴
- ハリネズミのオスとメスの性格の違い
- ハリネズミの購入方法
- ハリネズミのしつけ方
- ハリネズミの寿命
- ハリネズミのかかりやすい病気
ハリネズミの性格は臆病で警戒心が強い!針を立てることも
ハリネズミの性格は、臆病で怒りっぽく、人とのコミュニケーションが苦手です。人に慣れていないハリネズミは、人間の行動に敏感で、すぐに針を立ててしまいます。
音にもとても敏感で食事中に音がすると隠れてしまうこともあります。そのため食事中などは、なるべくテレビの音なども下げるか消して、リラックスした状態で餌を食べさせてあげてください。
また、ハリネズミは夜行性のため、日中は寝てることがほとんどです。そのため、起きていても日に当たらない場所に移動させましょう。飼い主が電気を消して寝るころに活動をはじめます。
ハリネズミの特徴は?針はいつも立ってる?
ハリネズミの特徴といえば、背中の針ではないでしょうか。背中の針は何本ついているかご存知でしょうか?
実は、5,000本以上の針がついているのです。しかし、その針の実態は体毛が固まったもので、トゲのようなものではありません。
またハリネズミの針はいつも立っているわけではありません。通常は触っても痛くは無いのですが、威嚇をしたときに針を立てます。その時に触るとかなり痛いので要注意です。
針を立てて身を守る行為の為、飼い初めのころは触れようとすると針を立てる恐れがあるため、厚手の手袋などをして触るようにしましょう。しかし、慣れてしまえば針を立てることもないので簡単に撫でることも可能になります。
ハリネズミはオスとメスで性格は変わる?
ハリネズミはオスとメスで性格に違いがでることはありません。性格の違いが出るとすれば、性別に関係なく個体差や産まれた環境によるものが大きいでしょう。
しかし、オスの場合は発情期になると攻撃的になってしまいます。ハリネズミは生後半年~8か月で大人になるため、半年を過ぎたオスは発情期が始まります。
オスの発情期の特徴は
- 突然暴れだす
- 物に体当たりする
最初は臆病でも育てていくうちに性格は変わる!
お伝えした通り、ハリネズミは臆病な性格です。
そのため、飼い始めてすぐに過度なスキンシップをとることや、怖がらせてしまうことで、飼い主になつかなくなることもしばしばあります。
しかし、徐々にハリネズミとのコミュニケーションを増やしていくことで、飼い主になつかせることも不可能ではありません。
また、成長すると性格が変わることや、生活環境が変わると性格も変わるということもあります。
飼い始めであまりなつかないなと感じていても、諦めずにじっくりと可愛がってあげましょう。
以下の記事では、ハリネズミをなつかせる方法について解説しています。飼っているハリネズミが臆病で、自分になつかないという方はぜひ合わせてお読みください。
補足:ハリネズミの歴史
日本でハリネズミと言えば、ペットで飼育するイメージが強い動物だと思います。しかし、ハリネズミは昔から食材や薬として使用されてきた動物です。
古代エジプトやヨーロッパでは、食用として使用されていました。また、アフリカやユーラシアでは、民間療法としてハリネズミの血を使って治療していたこともあります。他にも中東では、関節炎やリウマチに効く薬として使用されてきました。
このようにハリネズミは病気を治す万能薬として昔から使用されていたのです。
ペットとしてハリネズミが慕われている歴史は浅く、まだまだ飼育方法も手探りな状態なのが現状です。しかし、愛嬌のある愛くるしい見た目から日本ではペットとして人気が高く飼育する人も増えつつあります。
ハリネズミのお迎え・購入方法は?
実際にハリネズミを家で飼育したいと考えている方にとっては、どこで購入できるのか知りたいことでしょう。
動物を購入するには一般的にはペットショップを想像しますが、ハリネズミの場合でもペットショップで購入できるのでしょうか。また、ハリネズミの種類など選ぶことができるのでしょうか。
ペットショップ以外でも購入方法があるのですが、実は、日本でペットとして飼育できるハリネズミはヨツユビハリネズミだけなのです。
では下記では、
- ハリネズミのお迎え方法
- ハリネズミの価格
- ハリネズミの選び方
ハリネズミのお迎え・購入方法
上記でも言いましたが、日本で飼育できるハリネズミはヨツユビハリネズミだけなのです。理由としましては、ハリネズミは他にも種類がいるのですが、特定外来種のため飼育禁止となっています。
そのため、ペットショップやハリネズミカフェなどでみかけるハリネズミは全てヨツユビハリネズミなのです。種類では選べませんが、毛色などで好みのハリネズミを探してみてください。
ペットショップで違う名前で売られているのを見かけた方もいるかもしれません。ヨツユビハリネズミは別名「ピグミーヘッジホッグ」とも呼ばれています。
購入方法は、
- ペットショップ
- 外国産のブリーダー
- 国内産のブリーダー
ハリネズミの価格や選び方
ハリネズミの価格は1~3万円程度が目安です。毛色や産地によって値段に差が出ます。1万円を大幅に下回る値段で売られている場合は、注意が必要です。
ハリネズミの選び方
ハリネズミは産地によっての差が出ますが、外国産のハリネズミは安く購入できます。しかし、繁殖方法や飼育環境が劣悪であったりするので、病気を持っている可能性があります。
一方、国内産のハリネズミは、値段が高くなります。しかし、その分飼育環境も良く、餌やお手入れなども行き届いているため、お世話をたくさんしてくれています。病気などにかかっている心配も少なく、元気な子を購入できます。
ハリネズミの人気の色の種類について、以下の記事で解説しています。どの色にしようかと悩んでいる方は、ぜひ一緒にお読みください。
ハリネズミの飼い方のコツ、注意点、しつけ方を解説!
ハリネズミを飼育する上で気をつけたいことは、
- 温度・湿度管理
- トイレのしつけ
- 噛み癖のしつけ
です。
ハリネズミはアフリカに生息する動物です。そのため、室温は26℃前後、湿度は40~60%を保つようにしましょう。
ハリネズミは温度の変化に弱い動物です。温度が30度を上回ると夏眠・20度を下回ると冬眠をしてしまいます。そうなってしまった場合は、ハリネズミは死に至る可能性もあるので、温度管理には充分注意が必要です。
また、ハリネズミはしつけは基本的にできない動物です。そのため、トイレのしつけができないので、排泄物を見つけたら、その都度清潔に保ってあげるようにしましょう。
しかし、ハリネズミは綺麗好きな一面も持っているので、決まった場所に排泄をする個体もいます。その場合は、決まった場所にトイレを設置しておくと良いでしょう。次第にそこが排泄の場所だと認識してくれる個体もいます。
また、噛み癖もしつけることは難しいです。手を噛まれることもありますので、十分に注意しながら触れ合うようにしましょう。
ハリネズミの寿命やかかりやすい病気は?ペット保険に加入しよう
ハリネズミの平均寿命は2~5年です。しかし、飼育環境を整えてあげることで、10年ほど生きるハリネズミもいます。
- 食べ物の質
- 毎日水の入れ替え
- ケージの掃除を定期的にする
- 静かな部屋での飼育
- 病気にかかったらすぐに病院へ受診する
- 過度なストレスを与えない
ハリネズミがかかりやすい病気とその症状
ハリネズミの3大疾患と言われている病気があります。
3大疾患とは
- 皮膚病
- 腫瘍
- 歯周病
ハリネズミが加入できるペット保険を紹介!
ハリネズミの性格や特徴のまとめ
ハリネズミの性格や特徴のまとめについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
今回の記事のポイントは、
- ハリネズミの性格は臆病で警戒心が強い
- 威嚇の時しか針は立てないが臆病な性格の為、飼い初めは注意する
- オスメスでの性格の違いはないが、オスの発情期は気を付ける
- ハリネズミはしつけはできない
- ハリネズミが病気になったときのために、ペット保険を検討することも重要