モルモットは人になつくの?なつかない理由やしつけ法を伝授します!のサムネイル画像

内容をまとめると

  1. モルモットがなつくためには、赤ちゃんの頃からお世話をしよう
  2. なつかないのはストレスが原因かも
  3. ペットの医療費は保険適用されないので、もしもの時に備えてペット保険に加入しておくと安心

「モルモットって人になつく?飼いたいけどしつけの仕方がわからない!」と思う人は多いはずです。確かに、モルモットは噛むし、飼い方がわからないと不安ですよね。この記事では、モルモットがなつくためのコツやなつかない理由、その対処法などを詳しく解説します。

記事監修者「森下 浩志」

監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー

早稲田大学基幹理工部出身。すべてのペットのお金と健康にまつわる問題を解決したい、という強い思いからMOFFMEを立ち上げ。ファイナンシャルプランナー、損害保険(ペット保険を含む)の公的資格取得。獣医師団体などと連携をして、ペットのWEB健康診断ツールの開発も行う。

この記事の目次

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モルモットはどうしたらなつくのか?正しい飼い方を解説します

モルモットは、SNSや動画での可愛い姿やその飼いやすさから、ペットとしての人気が高まっています。猫や犬より小さくて飼いやすいため、飼育を検討している方も多いのではないでしょうか。


しかし、実際にペットとして飼った場合人になつくのか、不安もありますよね。


そこで今回MOFFMEでは、モルモットの飼い方やなつく方法などについて以下の内容を解説していきます。

  • モルモットがなつく方法
  • モルモットの性格と人気の2種
  • モルモットの生態
  • モルモットがなつかない場合の対処法
  • モルモットを飼う際の注意点
この記事を読んでいただければ、かわいいモルモットのなつかせ方や正しい飼い方がわかるはずです。ぜひ最後までご覧いただき、モルモットのかわいさに癒されてください。

またMOFFMEでは、「ペット保険のランキング」についても詳しく解説しておりますので、そちらもぜひ参考にしてください。
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モルモットがなつく方法とは?今からできる8つのステップをご紹介

モデル:きなこ&あずき


モルモットは基本的に憶病で警戒心がとても強い生き物です。ですので、人になつくまでに時間がかかることもあります。


では、モルモットをなつかせるためにはどうしたらよいのでしょうか。


モルモットになついてもらう方法として8つのポイントがあります。

  • 年齢が若いモルモットを選ぶ
  • なつきやすい性別を選ぶ
  • 匂いに慣れさせる
  • 抱っこしたりスキンシップをとる
  • 焦りは禁物
  • 名前を呼ぶ
  • おもちゃで遊ぶ
  • 褒めてあげる
モルモットがなつく方法はいろいろあるので、できる方法から試してみましょう。

また、これからモルモットを飼う場合にはこれらの方法を参考にお世話をするとなつくのが早くなるかもしれません。では、先ほどあげたポイントを詳しく解説していきましょう。

なつく方法①年齢が若いモルモットを選ぼう

まず、モルモットをこれから飼う場合には選び方から気をつけてみましょう。モルモットは一般的に若い時からお世話をした方が人になつくと言われています。


赤ちゃんの頃からお世話をすれば、飼い主への信頼も高まり安心して抱っこさせてくれたりとなつきやすくなります。


大人になってしまってからでは警戒心もより強くなり、なれるまでに時間がかかってしまいます。


ペットショップで売られているのは生後1ヵ月ごろの赤ちゃんから、すでに大きくなってしまった子まで様々です。


大きくなってしまうと値段がぐっと安くなり経済的にはお迎えしやすくなりますが、「なつかないかもしれない」ということをきちんと知っておきましょう。


飼育について、みわエキゾチック動物病院のサイトに詳しい説明があるのでチェックしてみてはいかがでしょうか。

なつく方法②性別も考慮しよう

お迎えするモルモットを選ぶポイントとしてもうひとつ重要なのが、オスメスの性別です。


モルモットは性別で性格が違い、メスはクールで気まぐれ、オスは無邪気で甘えん坊と一般的には言われています。


ですので、より飼い主になついて欲しい場合にはオスを選ぶといいでしょう。


ですが、オスメスの差だけではなくその子の性格によっても異なるのでオスでもなつかない場合もあります。


どちらにせよ警戒心が強く憶病な性格なので、すぐに飼い主になつくわけではありません。ゆっくりと様子を見ながらなつくよう可愛がってあげましょう。

なつく方法③飼い主の匂いがするものをケージに入れておこう

モルモットの嗅覚はとても優れていて、嗅ぎなれない匂いに敏感です。そして、慣れた匂いの中では安心してくつろげるのです。


ですので、お迎えしたらすぐにケージの中に飼い主の匂いがするものを入れておきましょう。


おすすめは

  • タオル
  • 毛布
  • ハンカチ
  • 洋服
など布製品がいいでしょう。

ただし、洗濯したばかりのものはやめておきましょう。柔軟剤の匂いがきついとストレスになりますし、洗濯したばかりのものでは飼い主の匂いはあまりしません。

しばらく部屋に置いてあるようなものを選びましょう。匂いのするものをケージに入れておけば、数日で飼い主の匂いを覚え、『飼い主の匂いは落ち着く匂いである』と覚えてくれるはずです。

モルモットをなつかせるの第一歩としてぜひ実行してみましょう。

なつく方法④抱っこしたり撫でたりしてコミュニケーションを取ろう

モルモットはスキンシップが大好きです。たくさん撫でてあげたり、抱っこすることでより強い信頼関係を結ぶことが可能です。


しかし、お迎えしてすぐに抱っこなどのスキンシップを取ろうとすれば、ストレスになってしまいます。


なつかせたいならまずは名前を呼んであげたり、飼い主の匂いをしっかり覚えさせましょう。


そして、手からおやつを食べたり名前に反応するようになってからゆっくりとスキンシップを始めましょう。


いきなり触ると驚いてしますので、モルモットの前から手を持っていきゆっくりと撫でてあげましょう。


触られることに抵抗がないようなら、今度は抱っこです。床に手を置き、乗ってきてくれるのを待ちます。


手に乗ってくれるようになったら、今度は抱っこへと徐々に進めていきましょう。時間も最初は5分程と短めにし、様子を見ながら時間を延ばしていきましょう。

なつく方法⑤過度な干渉はやめよう

モルモットの性格上、無理に触ったり干渉すると敵だと思われてしまいます。


最初に警戒されてしまうと、その後なつかせるのはかなり大変になってしまうので注意が必要です。


まず、お迎えして2日ほどは干渉せずにそっとしてあげましょう。過度な干渉はストレスとなります。


モルモットは知らない場所、知らない匂いの中で緊張状態となっています。ですので、匂いや場所に慣れるまでは余計なストレスは与えないようにしましょう。


また、大きな音や声にも驚いてしまうので気をつけましょう。モルモットをなつかせるには、最初が肝心です。信頼を得るためにも、嫌がるような行動は控えましょう。

なつく方法⑥えさをあげる時に名前を呼ぼう

モルモットはご飯をくれる人に信頼を寄せます。ですので、ご飯をあげるときはなつかせるチャンスとなります


はじめはエサ入れにご飯をあげながら名前を呼びましょう。「○○ちゃん、ご飯だよ」と毎回話しかけるといいでしょう。


また、ケージの隙間からおやつをあげてみるのもいいでしょう。この時にも名前を呼んであげると覚えやすくなります。


直接手からおやつを上げることで、モルモットとの信頼関係はぐっと高くなります。ただし、飼い主の手から直接食べてくれるようになるには、ある程度環境になれてからでないと難しいでしょう


焦らずにまずは匂いや環境に慣れさせてあげることが最優先です。そして様子を見て少しずつ慣らしていきましょう。

なつく方法⑦モルモット用のおもちゃを活用しよう

モルモットをなつかせるためには、撫でたり抱っこしたりする以外にもおもちゃで遊んであげるという方法があります。


おすすめのおもちゃは、一緒に遊べてモルモットのストレス軽減になるものです。いくつか紹介していきましょう。


かじり棒・かじり木

モルモットはかじることが大好きで、ストレスの発散にもなります。ケージの中には必ずかじれるおもちゃを入れてあげましょう。


中にはモルモットの主食である牧草で作られたかじり棒もあるので、食べてしまった場合でも安心です。


ボール

モルモットは動くものに興味をひかれるので、ボール遊びも大好きです。モルモット用のボールなら噛めるように出来ているので一石二鳥です。ケージから出して遊んであげればよりなついてくれるはずです。

布のお家

モルモットはふかふかとしたところが大好きです。木の巣箱もいいですが、布のお家も試してみましょう。

お家の形になったものやトンネルになったものなど、さまざまな種類がありますので、気に入ってくれそうなものを選んであげましょう。

まずはケージの中に置いてあげて様子をみます。もしも気に入ってくれたようなら、今度は飼い主の膝に置いてみましょう。

飼い主になれてきているなら、自ら膝の上に来てくれるかもしれません。

なつく方法⑧叱らずに褒めて育てよう

モルモットは臆病なので、いたずらなどした場合でも決して大声を出して怒ったりしてはいけません。


一度叱っただけでも飼い主を怖い存在だと認識し、委縮して近寄らなくなる可能性があります。


モルモットを叱ってもいい子にはなりません。ですが逆に、褒めてあげることでしつけを成功させることができます。


モルモットは褒められて伸びるタイプです。トイレが上手にできた、ご飯をいっぱい食べたなど、些細なことでもたくさん褒めてあげましょう。


褒めてあげることで飼い主との信頼関係も深くなりますし、なつきやすくなります。


噛むのをやめさせたい、トイレを覚えさせたいなどしつけをしたい場合も決して叱ってはいけません。叱るのではなく、ダメだということを根気よく教えてあげましょう

モルモットの性格と人間になつくモルモットの種類


モデル:きなこ&あずき


モルモットの歴史は古く、何百年も前からペットとして飼われてきました。そしてその愛らしさと飼いやすさから世界中に広まりました。


その中でよりペットとして飼いやすいよう、毛の色や長さなど可愛らしい見た目になるようにと品種改良が重ねられ、現在では世界中で100種類ものモルモットが存在しています。


その中でも、特に飼いやすいとされているのは

  • イングリッシュモルモット(ショートモルモット)
  • アビシニアンモルモット(巻き毛モルモット)
この2種類です。

どちらも始めは憶病ですが、一度なつけばとても人懐っこい性格で、スキンシップが採りやすく初心者でも飼いやすい種類となります。

では、具体的にこの2種類のモルモットについて見ていきましょう。


また、以下の記事では人気の6種類のモルモットを紹介しています。いろいろなモルモットを見てみたいという方は、ぜひこちらも合わせてお読みください。

人気のモルモット6種類について

なつくモルモット①イングリッシュモルモットとは?

まずはイングリッシュモルモットについてみていきましょう。イングリッシュモルモットとは、300年以上も昔からイギリスで品種改良されてきた種類で、別名ショートモルモットとも呼ばれています。


とても人懐っこい性格をしていて、動物園などでもよく見かける種類です。特徴は短めの毛で、ノーマルタイプとつやのあるサテンタイプの2種類の毛質がいます。


最もメジャーなモルモットで、初心者でも飼いやすいのが特徴です。なつくと声を出して甘えてきたり遊ぼうと寄ってきたりとスキンシップを取って遊ぶことができます。


イングリッシュモルモットは一般的なペットショップでもよく見かけるので、入手のしやすさもポイントの一つです。

なつくモルモット②アビシニアンモルモットとは?

次に紹介するのが、アビニシアンモルモットという種類です。


アビシニアンモルモットはイングリッシュモルモットよりも長毛で、体につむじがあることから、別名巻き毛モルモットと呼ばれています。


毛の長さには個体差があり、また毛の色も茶色と色や黒と白などさまざまな組み合わせの個体がいます。


アビシニアンモルモットはとても人懐こく甘えんぼうなので、一度なつけば後をついてきたり声に反応してくれたりと、コミュニケーションを取ることができます。


アビニシアンモルモットはカラーバリエーションも豊富なので、お気に入りの毛色を見つけて可愛がってあげましょう。


毛が長いので、ブラッシングなどでスキンシップを取るのもおすすめです。


モルモットの性格については、以下の記事で詳しく解説しています。気になる方は参考にしてください。

モルモットの性格について

補足:モルモットがなつくまでの期間は?

モルモットを飼ったのはいいけど、なかなかなついてくれない。一体いつになったらなついてくれるのか、段々不安になってきますよね。


ですが、そんな時でも焦りは禁物です。何度も言うように、モルモットは元々とても警戒心が強く、憶病な生き物です。なので、飼い主になつくまでには時間がかかります。


目安としては、飼い始めてから3か月程度といわれています。ですが、もちろんみんな性格は違うし個体差があります。また、種類によっても性格が違うので一概に3か月ともいえません。


飼い始めてからの接し方や飼育環境などでも大きく変わってくるでしょう。なつかないからといって過剰なスキンシップをしたりせず、焦らずゆっくりと慣らしていきましょう。


ならすための方法を全て試してもなれない場合には、一度ペットショップや獣医さんなど動物のプロに相談してみるのもいいでしょう。その子に合ったスキンシップの方法などが見つかるかもしれません。

モルモットって可愛い!モルモットの生態を紹介します

モデル:きなこ&あずき


YouTubeやInstagramなどのSNSでも大人気のモルモット!ちょこっと歯の見える小さな口元やちょこちょこ動く小さい手、とにかくすべてが可愛すぎると話題です。


ですが、見た目以外のモルモットの生態は知っていますか?例えば、夜行性であることや、鳴き声はいろいろあり使い分けられていることなど、可愛い以外にもいろんな性質があるのです。


そこで、モルモットの大きさや平均寿命などモルモットに関する生態を詳しく解説していきます。


ハムスターとは違うモルモットならではの魅力や、モルモットだけの可愛いすぎる特技・ポップコーンジャンプについてもご紹介します。モルモットの生態をよく知ることで、なつかせるためのヒントが見えるかもしれません。

モルモットは夜行性!大きさや寿命、鳴き声とは

モルモットは、テンジクネズミの一種です。野生のテンジクネズミは夜間に集団で行動する夜行性です。


なので、モルモットも夜間に活発になります。真っ暗な中でカラカラと回し車を回したり、ケージ内で遊んでいる音が聞こえてくるはずです。


モルモットの大きさは、大人で20~40cmとなり、重さは0.5㎏~1,5kgとハムスターとウサギの中間ほどのサイズとなります。


モルモットの平均寿命は5,6年と言われていますが、中には10年以上も生きる長生きなモルモットもいます。


また、モルモットはなれた飼い主にはとてもおしゃべりになり、鳴くことでなにかを訴えたり求めるようになります。では、どんな鳴き声があるのでしょうか。


「プーイプーイ」「キュイキュイ」

このように大きな声で鳴くときには、なにかを強く訴えかけている時です。

  • お腹が空いた
  • こわいものがある
  • なにか特別にしたいことがある
など、その時の状況を見て何が言いたいのかを理解してあげましょう。

また、「プイプイ」「キュイキュイ」と小さく小刻みに鳴くのは飼い主に甘えている場合ですので、たくさん罐ってあげましょう。

「キーキー」「キューキュー」
大きな声でこんな風に鳴いた場合には、興奮状態にある場合です。
  • 怒っている
  • なにかに怯えている
  • 体長が悪い
など、良くない理由がある場合の鳴き声となります。

「グルグル」「グルル」
低く唸るように鳴くのは、何かに対して威嚇している場合です。モルモット同士の喧嘩や、なにか警戒している場合にこのような鳴き方をします。

以上のように鳴き方は何通りかありますが、もちろん声の高さなど個体差もあります。

鳴き声でモルモットの気持ちが判断できるようになれると、親密度はあがるはずです。

以下の記事では、モルモットの寿命や長生きさせるための飼い方について紹介しています。気になる方はぜひ参考にしてください。

モルモットを長生きさせる方法

実はすごいジャンプ力!嬉しい時のポップコーンジャンプとは?

手足の小さいモルモットですが、実はものすごいジャンプ力があることをご存知でしょうか。20cmの仕切りを飛び越え脱走する子もいます。


さらに、モルモットは嬉しいときに体をひねってジャンプをすることで喜びを表現することがあります。このジャンプはポップコーンジャンプと呼ばれていて、モルモットが人気の理由の一つです。


このポップコーンジャンプは、子供の間によく見られる行動で、1歳を過ぎるとほぼしなくなってしまいます。まさに期間限定のお楽しみなのです。


ポップコーンジャンプのやり方には個体差があり、その場で何度もジャンプする子や横にジャンプする子など様々です。

なつくまで我慢!モルモットがなつかない時の対処法


モデル:きなこ&あずき


モルモットを飼ったけど、なかなかなついてくれないという場合には、どんな理由が考えられるのでしょうか。


一般的にモルモットがなつかない理由として考えられるのは

  • ストレスが溜まっている
  • 憶病で怖がっている
  • 警戒心が強い
  • 飼い主を信頼していない
などが考えられます。

家に迎い入れてすぐに過剰なスキンシップを取ろうとしたり、あまりお世話をしてあげなかったりするとストレスが溜まりなかなか心を開いてくれません。

モルモットがなつかない時の対処法としては
  • 迎い入れてすぐはそっとしておく
  • ケージの中は常に清潔にしておく
  • 名前をつけて名前で呼んであげる
  • 毎日適度にケージの外で遊ばせてあげる
など、とにかくモルモットのストレスを溜めないことが大切です。

また、飼い主からガツガツとスキンシップを取りに行くのではなく、モルモットの方から近くに寄ってきてくれるのを待つと信頼関係を築きやすくなります。

怖がらせたりストレスを溜めたりしないことがなつかせる近道となります。

また、なつかなくてめげそうになった時にはモルモットのなつく動画なども多く配信されていますので、それらを見てモチベーションを上げるのもおすすめです。

なつかない時の対処法:ケージからて適度に出してあげる

モルモットは広い場所が好きな生き物ですので、狭いケージの中に閉じ込めておくとどんどんストレスが溜まってしまいます。


ストレスが溜まった状態では飼い主にもなつかなくなってしまいますので、適度にケージから出して遊ばせてあげましょう。


モルモットはストレスに弱く、あまりストレスを溜めると病気の原因にもなってしまうので気をつけましょう。


できれば1日に30分~1時間はケージから出してあげるといいでしょう。ただし、かじられては困る場所には行かないように囲ったり道を塞いでおく必要があります。


部屋で放すのが大変な場合は、自由に組み合わせができるペットサークルなどで広めの遊び場を用意してあげるといいでしょう。


また、ケージへの閉じ込め以外にもおやつを与え過ぎたり、過剰なスキンシップなどもストレスの原因となるので、併せて注意が必要です。

注意:モルモットはものをよく噛む!噛まれて困るものは避けておこう

モルモットを飼育する際に唯一気をつけなければことがあります。それは、なんでもすぐに噛んでしまうということです。


部屋で好きに遊ばせていたらコードを噛まれてしまった、気づいたら壁がかじられている、なんてこともあります。


なぜ、モルモットはすぐに噛むのでしょうか。実はモルモットの歯は一生伸び続けるため、常になにかをかじって歯の長さを適当な長さに保たなければなりらないのです。


ですので、ケージの中にかじり木などかじるおもちゃを入れてあげるといいでしょう。


また、飼い主を噛む場合にはなにかを伝えようとしていることが多いので、理解できるようモルモットの様子をよく見てあげましょう。


甘噛みなら甘えている証拠ですが、本気で噛みつくのはなにか異常がある場合ですので注意が必要です。


具合が悪い場合やストレスが溜まっている、なにかに怯えているなどが考えられますので、注意して様子をみてあげましょう。


そして食欲が減っている、元気がない、下痢をしているなど体調に変化があればすぐに動物病院へ連れていきましょう。

かわいいモルモットの飼い方と飼う時の注意点!

見た目も愛くるしく、一緒に遊んでみたい!とモルモットをペットとして飼ってみたいと思う方は多いですよね。


でも、実際には噛まれたりトイレなんかのしつけも大変そう、と勇気が出ない方もいるでしょう。モルモットを実際に飼う場合の方法やどんなことに気をつければもわからないですよね。


モルモットを飼う方法や気をつけるポイントなどが分かっていれば、飼うときも安心ですよね。

モルモットに少しでも長く快適に暮らしてもらうためにも、しつけの方法や注意点をきちんと把握しておきましょう。

モルモットはお手入れが大切!正しいしつけの仕方とは?

モルモットを飼う際には注しておきたい大切なポイントがいくつかあります。

  • 床材は頻繁に新しいものに交換する
  • 水は朝晩交換する
  • ブラッシングでお手入れしてあげる

モルモットのケージにはエサ入れの他にも巣箱やトイレを設置してあげましょう。ケージの床には新聞紙やワラなどを敷きます。


床材はフンやエサなどですぐに汚れてしまうので、週に一回は新しいものに交換します。さらにケージ全体も月に1,2度は水洗いをしてこびりついたおしっこやフンなどを綺麗に掃除します。


お水やご飯は毎日新しいものを与えます。古いご飯やお水は病気の元になりますので気をつけましょう。


また、モルモットは体内でビタミンを生成することができないので、水にビタミン剤を混ぜてあげるといいでしょう。


モルモットは年に2回毛が生え変わります。生え変わりの時期には毛が大量に抜けるので、こまめにブラッシングをしてあげましょう。


次にトイレですが、モルモットはフンの量がとても多くトイレのしつけは難しいと言われています。


フンのニオイもしますので、こまめに床材を交換するなど清潔を保ってあげましょう。

モルモットが加入できるペット保険とは?

モデル:きなこ&あずき


モルモットは、長生きすると10年近く生きる小動物の中では長寿な動物です。そのため、高齢になるほど病院のお世話になる機会も増えてきます。


ペットを飼ったことがある人であれば分かると思いますが、ペットの診療費や医療費は人間と違い健康保険が適用されないので100%飼い主が負担しなくてはいけないため、高額となる場合が多いです。


モルモットのように体が小さいからといってもその負担額は決して小さくはなりません。


先ほど紹介したような病気では診察費のみであれば数千円程度ですが、手術となれば2万円から3万円かかってくるほか、入院が必要になる場合にはそれにプラスして入院費用がかかります。


そのため、経済的にも安心して治療に臨むためにはペット保険への加入がおすすめです。


犬や猫と違って、モルモットの加入出来る保険会社は限られていますがモルモットの寿命を考慮すると検討の価値は十分あると思います。


モルモットが加入できるペット保険について、以下の記事で解説しています。気になる方は参考にしてください。

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まとめ:可愛いモルモットは飼い方次第でなつくのでペットに最適!

モルモットを飼うとなると、噛み癖や飼い方など不安もあると思いますが、しつけで治すこともできますし、きちんとした接し方をすればちゃんとなついてくれます。


今回の記事のポイントは、

  • モルモットがなつくには最初が肝心
  • モルモットは憶病で警戒心が強い
  • なつかない1番の理由はストレスの場合が多い
などについて解説をしてきましたが、いかがでしたか。

モルモットがなつくには少し時間がかかりますが、愛情を持って接してあげればきっと飼い主になついてくれるはずです。

焦らずにモルモットのペースでゆっくりと仲良くなってください。

なついてくれれば、ペットとしては非常に飼いやすく可愛い魅力が満載です。一人暮らしの女性でも気軽に飼うことができます。

ただし、モルモットの寿命は4年から7年ほどです。一度飼ったら、責任を持って最期までお世話をしてください。

また、なつかないなからといってお世話を放棄するようなことは絶対にやめましょう。飼いやすくても大切な命ですので、飼い主として責任を持ってお世話をしましょう。

MOFFMEでは、他にも様々なペットや保険に関する記事を多数公開しておりますので、そちらもぜひご覧ください。

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