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ポメラニアンの正しいしつけ方をご存知ですか?ポメラニアンのしつけは難しいと言われていますが、果たしてどうなのでしょうか。ポメラニアンを飼おうとしている方はぜひ知りたいですよね。この記事では、ポメラニアンの正しいしつけ方、しつけを始める時期、コツを解説します。
この記事の目次
目次を閉じるポメラニアンの正しいしつけ方・飼い方は?
ポメラニアンに会って吠えられた経験のある方は多いと思いますが、知らない人だけでなく飼い主に吠えていることもありますよね。
一緒に暮らしている家族にすら警戒している姿を見ると、しつけが難しいのではないかと思われるでしょう。
確かに、しつけがうまくできなくて悩んでいる飼い主もいますが、ポメラニアンの性格やしつけのコツを知れば難しいことではありません。
そこで、この記事では「ポメラニアンのしつけ」について、
- ポメラニアンの性格と特徴
- しつけが必要なポメラニアンの問題行動
- しつけを始める時期
- うまくしつけを進めるためのコツ
- しつけに役立つグッズ
以上のことを中心に解説していきます。
甘やかしたい気持ちもあるかと思いますが、犬と楽しく暮らすにはしつけは大事なことです。
この記事を読んでいただければ、ポメラニアンのしつけで悩んでいる方のヒントとなるでしょう。
またMOFFMEでは、「ポメラリアンのペット保険」のランキングについても詳しく解説しておりますので、そちらもぜひご覧ください。
そもそもポメラニアンの性格・特徴は?しつけは大変なのか
安全に犬との生活を送るにはしつけが大切です。ポメラニアンは、凶暴な犬種ではないので、それほどしつけは大変でないのではと思われる方もいるかもしれません。
しかし、人に吠えたり人を噛んだりすることはあるので、しっかりとしつけをおこないましょう。
スムーズにしつけをおこなうには、ポメラニアンの性格や特徴に合わせておこなうことが大切です。
ここでは、
- ポメラニアンがどんな性格なのか
- ポメラニアンが前向きに覚えるコツ
について解説します。
ポイントを抑えれば初心者でもスムーズにできますので、参考にしてみてください。
ポメラニアンの性格は?素直だが警戒心が強い!
ポメラニアンは何度も噛み付いてくる、キャンキャンと吠えてうるさいという印象が強いですよね。この行動は警戒心の強さの表れです。
もとは牧羊犬として活躍していたジャーマン・スピッツという犬種であり、飼い主の安全を守るために役立つ行動でした。
知らない人が近づいてきたときに吠えてくれるので、警戒心の強さは日常生活の中でも役立つこともあるでしょう。
飼い始めてからすぐに警戒心を解いてくれることはありません。ただ、一緒に生活をする他の犬などを含めた家族に慣れてくれば仲良くしてくれます。
また、基本的に素直なので初心者でも飼いやすいといわれています。
以下の記事でも、ポメラニアンの性格や飼い方について詳しく解説していますので参考にしてください。
警戒心が強いためにしつけは難しいかも
先ほどお伝えしたように警戒心が強いため、家族に迎え入れてすぐの時期は、慣れていないのもあってしつけが難しいかもしれません。
しかし、成犬になるとよりしつけが難しくなるため、小さいうちからしつけをすることがベストです。飼い主に心を開けば、どんどん覚えてくれるようになります。
褒められるとやる気を出すタイプなので、上手にできたときはたくさん褒めるのがよいですよ。
反対に失敗したときは叱るとやる気をなくしますので、何も言わずに次回上手にできるのを待ちましょう。
ポメラニアンのしつけが必要な問題行動とは
犬と一緒に快適な生活を送るために問題行動をしないようにしつけをすることが欠かせません。
とくに気にならないという人もいるかもしれませんが、困るのは飼い主だけではありません。 他人に迷惑をかけてしまう行動があれば直す必要があります。
ポメラニアンと暮らし始めて「こんなことをされて困っている」「周りに迷惑をかけていないか心配になる」など、よく問題となるのはどのような行動なのでしょうか。
ここでは、
- 無駄吠え
- 甘噛み
- マーキング
についてご紹介します。
飼い主だけでなく他人の迷惑となってしまう行動もあるので、責任を持ってしつけができるよう確認していきましょう。
①:無駄吠えがうるさい
ポメラニアンは警戒心が強いため、周囲を威嚇するために無駄吠えをすることが多いです。犬が吠えるのは習性ですが、高く大きな声なので他の犬に比べてうるさく感じます。
無駄吠えの理由は他にも、
- 不安に感じている
- 飼い主の気を引こうとしている
- お腹が空いたなどの要求がある
- 体のどこかに痛みを感じている
- 嫌いな相手が近くにいる
などがあります。
ポメラニアンの無駄吠えは家の中にいても響くため、マンション暮らしはもちろん、戸建て暮らしでも時間帯によっては迷惑に思われます。
②:甘噛み・噛み癖
「小さな犬だから甘噛みぐらいされても大丈夫」「じゃれているだけだろう」と思われている方もいるでしょう。
しかし、噛まれた部位やポメラニアンの興奮状態によってはケガをすることもあるので油断はできません。
甘噛みをしたり噛み癖があったりするのは、先ほどのような理由もありますが他にも、
- 歯の生え変わり時期で痒い
- ストレスを感じている
- 不安に感じている
- 人の手を怖がっている
などの理由があります。
とくに小さな子供のいる家庭では大きなケガに繋がることもあるので、理由をしっかりと見極めて甘噛み・噛み癖をしないようしつけや対処をすることが大切です。
③:マーキング
犬はマーキングをすることで自分のテリトリーや存在を主張しますよね。その習慣は外を散歩しているときだけに限りません。
習慣なので主張する必要のないと思われる家の中でもおこなうことがあります。またそれは、ポメラニアンのような室内犬にも当てはまる習慣です。
とくにポメラニアンは気が強いので自己主張のためにすることも多く、「メスだから大丈夫」「去勢をしているから大丈夫」ということもありません。
ただ、去勢・避妊をしておくことで子供を作るという本能が薄れるため、マーキングの頻度が軽減する可能性もあるようです。
ポメラニアンのしつけを始める時期やしつけのコツを紹介!
しつけをスムーズにおこなうには、ダメな行動を注意したり、指示ばかりしたりするだけではいけません。
ポメラニアンの特徴とその犬の個性を知り、それに合わせてよりよい関係を築きながらおこなうことが大切です。どういったことを意識してしつけをするのがよいのでしょうか。
また、若い時期に始めたほうがよいのか、成長してからでも遅くはないのかと、いつから始めるかによってやりやすさが変わってきます。
ここでは、
- しつけをするに当たって意識すべきこと
- しつけのコツ
をご紹介します。
しつけを始めるのはいつから?子犬も成犬も「すぐに始める」
ポメラニアンを上手にしつけるには、飼い始めてすぐに始めるのがポイントです。
子犬でも成犬でも同じで、新しい家にきてすぐに目にするもの、感じたものをすぐに吸収して学習していきます。
新しい環境で自分のした行動への飼い主の反応をよく見ているため、「最初だからまぁいいか」と許してしまうと犬はずっと同じ行動を繰り返すのです。
最初から少しずつしつけを進められるように、ポメラニアンとの生活をイメージして迎える準備をしましょう。
「社会化期」は人間社会に慣れるような飼い方を意識する
家に迎え入れた日からしつけをするのは重要ですが、特に生後3~12週は「社会化期」で、犬が成長していくのに最も重要な期間といわれています。
情報吸収力が高いこの時期にしつけを進めることで、犬と飼い主の今後の生活にも影響していくでしょう。
社会化期には、ポメラニアンが人間の生活に慣れるような飼い方を意識することがポイントです。
例えば、生活音やよく会う人、よく行く場所など、この時期に色々な経験をさせておけば恐怖心を抱くことなく人間社会に上手に溶け込んでいけます。
犬と主従関係よりも信頼関係を結ぶことを意識する
人間と同じで犬を最初から「自分の思い通りにしよう」としつけをしても、なかなかうまくいかないことが多いです。
犬に自分の言うことを聞かせたいと思うなら、まずは時間をかけて愛情を注ぐことが大切でしょう。
主従関係ではなく信頼関係がしっかり築けていれば、犬も飼い主の指示を少しずつ聞いてくれるようになります。
愛情を注いでお世話をしていればポメラニアンも「この人なら大丈夫」と心を開いてくれるので、しつけを優先するのではなく犬との信頼関係を築くことに力を入れましょう。
しつけ教室やトレーナーにしつけをお願いするのもおすすめ
「ポメラニアンを飼い始めたけれど、全然しつけがうまくいかない」「言うことを聞かず犬のやりたい放題で困っている」など、しつけに悩む方も多いでしょう。
自分ではどうしようもできないという方は、しつけ教室やトレーナーにお願いするのもおすすめです。
しつけ教室は、
- 動物病院
- ペットショップ
- 犬の保育園・幼稚園
- 直接依頼する
- イベント(ドッグランなどで開催されている)
ポメラニアンの具体的なしつけ方を紹介!
ポメラニアンと飼い主が信頼関係を築きながら快適に過ごせるように、様々な場面でどのようにしつけをすればよいのか気になりますよね。
ここでは、
- ポメラニアンのトイレトレーニング
- クレート(ハウス)トレーニング
- 「待て」などのコマンドトレーニング
- 噛み癖、留守番などのトレーニング
①:トイレトレーニング
トイレトレーニングは、飼い始めてすぐに教えたいものではないでしょうか。
ここでは、トイレトレーニングを成功させるには、
- 犬が過ごすケージの中にトイレシートを敷く
- トイレをするスペースを作る
- ケージの中でエサを与える
- 室内で放し飼いスタート
②:クレート(ハウス)トレーニング
クレート(ハウス)トレーニングは、寝るときや家に来客がきたときなどに活用できるものです。
ハウスができるようになると、家のインターホンが鳴った際やお客様がきたときなどの無駄吠えをなくすことができるなど、ほかのしつけに応用することもできます。
また、ハウスは、地震などの災害が起きたときに活用できるしつけでもあります。
車や飛行機移動、室内施設、旅行先など、移動するときにハウスができる犬だと飼い主も犬もストレスなく移動がスムーズでしょう。
③:「待て」等のコマンドトレーニング
「待て」などのコマンドトレーニングも、しつけをする上で大切な項目ですよね。
「待て」ができるようにしつけをしておくと、犬の行動を制止できるので危険を回避できます。
「待て」を効果的に教える方法は、ご飯やおやつを与えるときです。成功したらご飯やおやつを与えるように何度も練習すると、身についていくでしょう。
また、お家の中だけでなく、外に行ったときなど、どこに行ってもできるようにしておくのがポイントです。
外出先でもできるように練習しましょう。
④:人やモノを噛む、噛み癖のしつけ
ポメラニアンは気が強いですが怖がりなところもあるため、人やほかの犬を噛むこともあるようです。
噛んできたときは、
- 冷静に低い声で「ダメ」などと一言で叱る
- 噛んできても逃げたり、手を引いたりしない
- 無視をする
このように、「噛んだら構ってくれる」と犬に思われないような対応しましょう。
モノを噛んだときは、遊んでいる最中であっても一度中断して落ち着くまで待ちます。
犬の好みや成長に合ったおもちゃを選ぶことで、モノを噛む癖も少しずつなくなっていきますよ。
⑤:分離不安(お留守番)のしつけ
いつも飼い主とべったりの犬は、飼い主が仕事や買い物などに出かけたときに不安で泣き続けたり、暴れたりする場合があります。
犬も人と同じで、親(飼い主)と離れて過ごす時間を作ることで社会性が身についていきます。
まずは家の中で別々の部屋で過ごしたり、寝るときはケージの中に入れたりなど、飼い主と離れる時間を作りましょう。
最初は吠え続けると思いますが、静かになってから戻るようにするのがコツです。
短い時間から練習して、少しずつ離れる時間を長くしていきましょう。
ポメラニアンのしつけに必要なものは?
ほかの犬と比べてもポメラニアンは警戒心が強いので、なかなか一つ一つをしつけるのが難しいと感じる方が多いかもしれません。
犬と飼い主がしつけを根気よく続けるために、
- おもちゃ
- クレート・ハウス
- おやつ
まとめ:ポメラニアンの失敗しないしつけ方
この記事のポイントは、
- 初心者でも飼いやすいが警戒心が強く、しつけをするのが少し難しいことがある
- ポメラニアンは無駄吠えや噛み癖で悩む飼い主が多い
- しつけは飼い始めてすぐに始める
- 自分では難しいときは、しつけ教室やトレーナーにお願いする
です。
犬を従わせようとするのではなく、まずは信頼関係を築くことが重要なポイントです。
うまくいかなくても諦めずに、根気よく練習してできたときはたくさん褒めましょう。
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