
内容をまとめると
- 誤飲してしまい気管や食堂の閉塞、腸閉塞なること
- 容態が悪い場合、手術が必要になる可能性がある
- ペットの治療費用は全額自己負担のため、万が一に備えてペット保険への加入が安心
何にでも興味を示す犬の中には、ぬいぐるみやタオルをかじり布を誤飲してしまうことがあります。しかし布を飲み込むと窒息の危険があったり無理に取り出してはダメだったり対処法を知る必要があります。今回の記事では犬が布を誤飲してしまった場合の症状や対処法を解説します。
この記事の目次
目次を閉じる犬が布を誤飲してしまった!どのように対処すべき?
記事モデル:こたろう(※記事モデルは誤飲しておりません。)
目を離した隙に、飼い犬がハンカチやぬいぐるみなどを飲み込んでしまい、慌てて危険性や対処方法を調べられていることでしょう。窒息したり、体内で詰まってしまったりと危険がないのかどうか心配ですよね。
小さな布切れであれば、自然に対外に排出される一方で、状況が悪ければ、窒息や腸閉塞などの危険もあります。
この記事では、
- 誤飲・誤食してしまった場合はどうなる?
- どんな対処をしたらいいのか
- 誤飲・誤食を予防するためにはどうしたらいいのか
について、詳しく解説します。
大切な家族を急いで病院に連れていくべきなのかどうか、ひとまず安心していいのかを判断する目安として、ぜひ最後までチェックしてみてください。
またMOFFMEでは、「ペット保険のランキング」についても詳しく解説しておりますので、そちらもぜひご覧ください。
犬が布を誤飲・誤食するとどうなる?最悪死亡する恐れもある

飼い犬が布を飲み込んでしてしまった場合、どのような影響があるのでしょうか?具体的には、
- 気管や食道の閉塞
- 腸閉塞
- 最悪の場合は、手術が必要となる
などが挙げられます。次項以降では、それぞれを詳しく解説しますので、大切な家族を守るためにも、まずは誤飲・誤食による影響を理解しましょう。
布を誤飲すると起こる症状①:気管や食道の閉塞
布を誤飲した場合に起こる症状として、まず心配したいのは気管や食道の閉塞です。口から入ってすぐの喉の部分(気管)でしまった場合、呼吸が出来なくなります。最悪の場合、病院につくまでの間に窒息してしまう危険もありますので、注意が必要です。
また、布が喉を通りぬけた後も安心はできません。食道で布が挟まり、狭くなってしまったり、詰まってしまう可能性があります。ヨダレを垂らして苦しそうにしていたり、吐くようなしぐさをしている場合は、食道閉塞が考えられるでしょう。
特に、気管で詰まってしまった場合は、致命傷になりかねないので、すぐに口から吐き出させるか、一時的に奥に押し込んで病院に相談します。たかが布切れと油断せず、急いで対応することが大切です。
布を誤飲すると起こる症状②:腸閉塞
次に心配したい症状として、腸閉塞があります。腸閉塞とは、胃で消化できなかった異物が小腸や大腸内で停滞した結果、腸内の食べ物が通過できずに詰まってしまう状態のことです。具体的には、食欲不振や吐き気として現れます。
小さな布切れであれば、便として対外に排出される場合もありますが、自然に対外に排出できない場合、切開手術での摘出が必要です。
(参考:みんなのどうぶつ病気大百科)
また、飼い主も気づかないまま布を飲み込んでしまい、腸閉塞を引き起こすこともあります。飼い犬の様子がいつもと違うのに気づいた場合は、早めに病院に連れていくようにします。
なお、布切れ以外にも、果物や梅干しの種や、子供のおもちゃなどで先の尖ったものや、長いヒモ状のものなど、腸壁を傷つけてしまうこともあります。同様に注意しましょう。
早期に対処しなければ最悪手術をする可能性がある
飼い犬が異物を飲み込むのを見たり、気づいた場合は、早急に異物を取り除くのが大切です。自分で取り出せない場合は、かかりつけの動物病院に連絡しましょう。その場合、いつ、何を飲み込んだのか、現在の容態などを正しく伝えられるように、予めメモしておくと落ち着いて話が出来るでしょう。
早めに手当てが出来れば、
- 小さな薬剤による嘔吐
- 内視鏡などでの摘出
など、比較的負担の軽い方法で取り出すことができます。
対して、気づくのが遅れた場合や、既に症状が出てしまった場合は、手術等の手当が必要となり、飼い犬への負担は計り知れません。また、ペット保険に加入していない場合、手術費用や治療費で5万円以上かかる場合もあります。
なお、ネットを見ると大量の水や食塩水を飲ませる、オキシドールとよばれる薬品を薄めて飲ませるなどのやり方も掲載されていますが、素人判断はせずに、医師の診断を受けることが大切です。まずは冷静に、かかりつけの動物病院に相談しましょう。
犬が布を誤飲した場合の対処法は?無理に吐かせるのはダメ!
飼い犬が誤飲してしまった場合、どんな対応をしたらいいのでしょうか?基本的には、かかりつけの動物病院に連絡し、指示を仰ぐようことが大切です。その上で、
- 何をいつ、どのくらい飲み込んだのかを確認し、メモしておく
- 呼吸困難や嘔吐など、具体的な症状が出ている場合は、急いで病院に連れていく
- 平気そうな顔をしている場合は、水分や繊維質の食物を多くとらせて、素早く体外に排出できるようにする
のがポイントです。特に目に見える異変がない場合も、腸閉塞などの場合は症状が出るまでに時間がかかります。誤飲に気づいた場合は、念のため病院に相談するのが安心です。
なお、自己判断で、無理やり吐かせようとしたり、ネット上の情報を鵜呑みにして食塩水などを与えるのは大変危険です。大切な家族を守るため、くれぐれも注意してください。
念のためにペット保険に加入しておくのがおすすめ!
ペット保険とは、ペットの病気やケガに対して、通院・入院・手術費用等を補償するための医療保険です。誤飲をすぐに手当できず腸閉塞となった場合は、手術が必要となります。
誤飲に関わらずペットの医療費は、思っている以上に高額になりがちであり、ペット保険で万が一の出費に備えておくのが安心です。また、24時間利用可能な獣医師相談サービスや病院検索サービスなどが付帯している商品もあります。かかりつけの病院が休診中の場合などには、大変心強いのではないでしょうか。
MOFFMEでは、他にもペット保険に関する記事が多くあります。ぜひ参考にしてみてください。

犬に布を誤飲させないためには?誤飲を防ぐ方法を解説!
布の誤飲による影響や、起こってしまった場合の対応方法を説明しましたが、事故が起こらないように予防をすることが一番です。
次項以降では、具体的な予防策として
- 普段からすぐに口のものを離すようにトレーニングをしておく
- 床や犬の手が届く範囲に、ものを残さないように掃除を徹底する
- 食欲を満たし、運動や遊びでストレスを減らす
の3つを紹介します。
どれも今すぐ実践できる対策なので、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
普段から指示があればすぐ口の物を離すように訓練しておく
飼い犬の誤飲の危険がある時に、無理やり口のものを引っ張ろうとすると、遊んでもらっていると勘違いし、逆に出してくれないこともあります。普段から指示があれば口のものを離すように訓練しておくことで、万が一の事故を防ぐことが可能です。
トレーニングの際は、必ず誤飲の可能性が少ない、大きめのぬいぐるみやタオルなどを使います。飼い犬に渡して口にくわえた段階で、離すように指示を出し、口から出したら、少し大げさにほめることがポイントです。
普段からスキンシップとしてトレーニングを取り入れると、ストレスなく取り組めるでしょう。ぜひ試してみてください。
地面に物を残さないよう掃除し犬の手が届かない範囲にしまう
床や地面などに布切れやタオル、ぬいぐるみなどを置きっぱなしにするのは危険です。特に布は遊んでいるうちに噛み切ってしまい、誤って飲み込んでしまうことも考えられます。普段はキレイに片づけておくか、安全に配慮されたおもちゃのみを渡しておくことが大切です。
また、床や地面だけでなく、イスやテーブルの上、飾り棚の中など、飼い犬が手を伸ばして届く範囲も同様です。危険なものは、ピッタリと閉じる扉の中や、高いところ、鍵のかかる部屋などに退避させておくようにしましょう。
犬のストレスを減らし、食欲を満たしてあげるようにする
ストレスが溜まっていたり、食欲が満たされない場合に、問題行動を起こすことが多いようです。毎日のご飯を適切に食べさせてあげることはもちろんですが、ストレス対策も併せて行うようにします。
ストレス対策というと身構えてしまいますが、飼い犬とのスキンシップを大切にするということです。具体的には、
- 毎日散歩に出かけて、運動不足にならないようにする
- 構ってほしそうな時は、おもちゃで遊んだり、ブラッシングをしてあげる
などを意識します。
普段から飼い犬と十分なコミュニケーションをとっていれば、ストレス解消だけでなく、ちょっとした異変に気づきやすくなる効果もあります。ぜひ実践してみましょう。
まとめ:犬が布を食べた!異物誤飲・誤食の対処法を解説!
飼い犬が布を、誤って食べた場合の影響や対処方法を解説しました。
この記事のポイントは、
- 布を飲み込んでしまった場合は気管、食道、腸閉塞になる可能性もあり、手術で摘出が必要となるケースもある
- 嘔吐や呼吸困難など具体的な異変が出ている場合は、最悪の場合死亡の危険もある。急いで病院に連れていくのが必要
- 症状がない場合も、念のためかかりつけの動物病院に連絡し、指示を仰ぐ
- 病院に連絡、連れていく場合は、いつ・何を・どれくらい食べてしまったのかメモしておくと安心
- 普段から口のものを離す訓練をする、飼い犬の手の届く範囲にものを残さない、ストレス解消や食欲を満たしてあげるなどの予防策が有効
- 万が一の事故に備えて、ペット保険も検討するのがおすすめ
でした。
大切な家族を守るために、まずは誤飲・誤食予防をすることが大切ですが、万が一の事故で慌てないためにも、飼い主として対処の仕方を事前に理解しておくことが大切です。自己判断で無理に吐かせることはせず、まずはかかりつけの動物病院に相談しましょう。
MOFFMEでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されていますので、ぜひご覧ください。