人気のイグアナ6種類を紹介!ペットに向いている種類はどれ?のサムネイル画像

内容をまとめると

  1. 初心者でも飼いやすい種類はブルーイグアナコーンヘッドイグアナ
  2. 大きいものは2m近くまで成長するため注意が必要
  3. イグアナの医療費は保険適用されないので、もしもの時に備えてペット保険に加入しておくと安心

イグアナにはどれくらい種類があるのでしょうか。この記事ではペットとして飼われているイグアナの中から6種類を紹介します。それぞれの色の特徴・大きさ・性格・値段まで紹介しています。初心者にも飼いやすい種類や、狭いスペースでも飼えるち種類についても紹介します!

記事監修者「森下 浩志」

監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー

早稲田大学基幹理工部出身。すべてのペットのお金と健康にまつわる問題を解決したい、という強い思いからMOFFMEを立ち上げ。ファイナンシャルプランナー、損害保険(ペット保険を含む)の公的資格取得。獣医師団体などと連携をして、ペットのWEB健康診断ツールの開発も行う。

この記事の目次

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イグアナの種類はどれくらいある?ペットとして向いている?

恐竜のようなルックスで神秘的な魅力があるイグアナ。ペットとしても人気の動物ですが、どのくらいの種類があるのでしょうか?


ペットとして育てるのに向いている種類はあるのか気になりますよね。


イグアナには、様々な種類があり、大きさや性格、飼育のしやすさなどが違います。ペットとして飼えない種類もあります。


また、飼育方法も理解して、最後まで責任をもって飼えるのかどうか判断したいです。


そこで今回「MOFFME」では、「イグアナの種類」について、

  • ペットに人気のイグアナの種類6種類
  • イグアナの飼育方法
  • イグアナがかかりやすい病気

以上のことを中心に説明します。


また、狭いスペースでしか飼育できない方のために、小さい種類のイグアナも紹介します!


この記事を読んでいただけたら、ペットとしてお迎えしやすいイグアナの種類が分かります。ぜひ最後までご覧ください。


またMOFFMEでは、ペット保険についても詳しく解説しておりますので、そちらもぜひ参考にしてください。

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イグアナ6種類を紹介!大きさや性格、値段なども解説!

モデル:JURA&SUZAKU


イグアナの寿命は10年ぐらいと言われていますが、ちゃんと飼育することができればそれ以上に長生きします。


性格や値段は、種類によって違います。


ここでは、人気の6種類、

  • グリーンバシリスク 
  • コーンヘッドイグアナ 
  • チャクワラ
  • レッドイグアナ
  • ブルーイグアナ
  • クシトゲオイグアナ

について、性格や特徴をお伝えします。


この中でグリーンバシリスクコーンヘッドイグアナチャクワラは成長しても小さいままなので、広い飼育スペースがないという方にはおすすめです。


また他の記事では、イグアナの寿命や長生きさせるための飼い方について解説しています。気になる方は参考にして下さい。

イグアナを長生きさせる方法

人気の種類①警戒心強めのグリーンバシリスク(小型)

小さな恐竜のようなルックスが人気のグリーンバシリスク。

大きさは60cmくらいと非常に小さいです。小さい種類のイグアナを飼いたいという方にはおすすめです

子供の頃はくすんだ色をしていますが、成長すると鮮やかなグリーンになります。尻尾が長く、頭・背中・尻尾にそれぞれ大きく広がったを背負っています。

性格は、警戒心が強くて、ビビり屋さん。人間にもおびえてしまいますので、うっかり手を出してしまうと、びっくりしてとっさに逃げて、ゲージにぶつかってケガをしてしまうことがあります。

小さいころから飼っていると、徐々に慣れて怖がらなくなり、ピンセットからならエサを食べてくれる可能性があります。しかし、手に乗せるなどのスキンシップは難しいでしょう

人気の種類②細い身体や手足が特徴のコーンヘッドイグアナ(小型)

コーンヘッドという名前の通り、頭の形に特徴がある種類です。大きさは50cm~60cmくらいと小さく、尻尾が長いのが特徴です。

スラリと細い姿をしていて、大きくどっしりとしたイグアナのイメージとは違うかもしれません。

木の上で生活するので、木につかまりやすい細い指をしています。大人になっても木の上で過ごすので、飼育には高さが必要。環境を整えさえすれば、比較的飼いやすく初心者にも飼いやすい種類です。

ただし、流通量が少ないので、高価です。

人気の種類③飼育しやすい温厚な性格で小型のチャクワラ(小型)

他のイグアナと違い、名前に「イグアナ」がついていないチャクワラ。大きさは30〜45cmと非常に小さいです。

丸みを帯びた体で、太っているようにも見えます。特に身を守るときに、体を大きく膨らませる特徴があります。

性格は温厚で体が小さいため、人気の種類です。

しかし砂漠に生息しているため、日本での飼育は難しく、体調が不安定になりがちです。長生きしないと言われており、初心者にはおすすめできません

人気の種類④賢い頭脳の持ち主レッドイグアナ

レッドイグアナは、標準的なグリーンイグアナのうち、赤みが強いもの同士を掛け合わせた品種です。大きさは180cm近くまで成長します


赤の発色の美しさによって価格が決まります。比較的多く販売されていて、価格も5,000円〜1万円と買いやすいです。


賢い頭脳を持っている反面、性格は少々攻撃的なとこがあります。自分の名前や飼い主の顔を覚えるので、飼育しやすいです。トイレの場所を覚える子もいます。


ただし、力が強く、発情期のオスは危険な面もあります。お迎えするときは、途中で飼育を放棄しないかしっかりと考えましょう。

人気の種類⑤泳ぎが得意なブルーイグアナ

パッと見ただけでは、グリーンイグアナに似た色をしているブルーイグアナ。こちらは、青みが強いグリーンイグアナを掛け合わせた品種です。

成長すると大きさは2m近くなります。ケージで飼おうとすると人間が2人立てるくらいの大きさのケージが必要なので、部屋に放し飼いする人が多いです

レッドイグアナと同じように、賢く・攻撃的な一面があります。

広いスペースは必要ですが、最低限の飼育環境を整えれば健康に生きてくれるため、初心者にも飼いやすい種類です

人気の種類⑥ちょっと気性が荒いクシトゲオイグアナ

クシトゲオイグアナは別名「メキシカンスパイニーテールイグアナ」。グリーンイグアナの亜種とされています。 


大きさは1m~1.5m程度と、グリーンイグアナと比較すると小さいです。子供の頃は木の上で生活しますが、成長すると地面で過ごすことが多くなります。


気性が荒いクシトゲオイグアナですが、その中でイエローファントムは比較的穏やか。人にもなつきやすく、飼いやすいです


クシトゲオイグアナの値段は、約10万円ですが、イエローファントムはさらに高価で50万円以上になります。

イグアナの正しい飼育方法は?飼う際に必要なものも紹介!


モデル:JURA&SUZAKU


イグアナを飼育するとき、どのようなことに気を付けるといいのでしょうか?飼育は難しいのか気になる人も多いでしょう。


ここでは、

  • 飼育するときに必要なもの
  • 餌は何をあげたらいい?
  • 温度・湿度の適正な環境は?

についてお伝えします。

水槽や照明、登り木などを用意する

子どもの頃はケージが必要です。イグアナは敏感なので、上から手を入れるとビックリしたり怖がったりします。そのため、上が開くタイプの水槽ではなく、横から開けられるタイプが良いでしょう。


上から触ろうとするとストレスになり、成長してもなついてくれず、飼育が大変になります。


大きくなると日中は放し飼いしている人が多いです。


照明も必須アイテム。本来、赤道直下で生活しているイグアナにとって、日本の太陽では栄養が足りないので、紫外線ライトが必要です。


他に、体を温めるための赤外線ライトも用意しましょう。


常時ライトを当てているのではなく、ライトが当たる場所と当たらない場所を作ることが大切。ライトの下と日陰を自由に移動できるようにしてあげると健康に育ちます。


また、木で生活している動物なので、上に行きたがります。登り木を用意してあげて、人間の頭より上の位置に居所を作ってあげると落ち着きます。

イグアナの餌は野菜が中心

イグアナの餌は、野菜が中心です。他には果物も食べます。


色の濃い緑黄色野菜が最適で、色々な種類の野菜を日替わりで与えます。


動物性たんぱく質は不要で、虫などを与える必要はありません。


人口飼料のイグアナフードを主食に、補助で野菜を与えている人が多いようです。


食事は、1日1回くらいで十分です。


水はたっぷり用意しましょう。腐るといけませんので、一日に一回変えてください。

イグアナの飼育は温度や湿度の管理が重要

イグアナは、熱帯雨林地域の水辺近くに生息している生き物です。そのため、低温と乾燥に弱いと覚えておきましょう。


飼育するときは、温度と湿度の管理がポイントとなります。


適温は、高温スポットは40度くらい、日が当たらない場所で25~30度くらい。それぞれの場所を用意して、自由に行き来できる環境を作ってあげましょう。


湿度は50%~70%が最適です。スプレー、加湿器などで、湿度を保ってあげます。飲み水として用意している水を勝手に浴びていることもあります。


また、他の記事ではイグアナをなつかせるための方法を紹介しています。気になる方は参考にして下さい。

イグアナのなつかせ方

飼う前に知っておきたい!イグアナがかかりやすい病気とその症状は?


モデル:JURA&SUZAKU


イグアナがかかりやすい病気をいくつかご紹介します。


【代謝性骨疾患】

紫外線不足、運動不足、温度不足などが原因となり、手や足が腫れる、手足の麻痺や痙攣、歩行困難、食欲不振、拒食、元気の喪失、骨折などの症状が出ます。


【脱皮不全】

飼育環境や潜んでいる病気が原因で、うまく脱皮できない病気です。古い皮膚が残り血行障害が起こったり、体調不良や壊死を引き起こします。


【外傷】

飼育している中でよく起こるのは、ケガでしょう。イグアナは警戒心が強くて驚くと慌ててケージに体をぶつけてしまうことがあります。多頭飼いの場合は、イグアナ同士がケンカをしてしまうため、多頭飼いには向いていません。


【寄生虫】

寄生虫がいると、原因不明の体調不良を起こします。無症状のこともあり、気づきにくいですが、体調不良で虫がいた場合は、駆除してあげる必要があります。

万が一のためにイグアナでも入れるペット保険を検討してみては?

可愛いイグアナの体調が悪いと、病院に連れていくこともあるでしょう。手術が必要になることもあるかもしれません。


イグアナの治療は、全額自己負担なので、内容によっては、非常に高額になります。お金が足りないからと治療をあきらめることだけは避けたいですよね。


万が一に備えて、ペット保険に加入しておくと安心です。


ただペット保険は保険会社やプランによって保障内容や保険料が大きく異なりますので、是非一度資料請求をしてみることをおすすめします。

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イグアナの種類のまとめ

イグアナの種類について説明してきましたが、いかがでしたでしょうか。


この記事のポイントは、

  • ペットに人気のイグアナ6種類を紹介
  • 穏やかな種類のイグアナは高価
  • 広い環境が必要
  • 餌は野菜が中心
  • 寒さと乾燥に弱い

でした。


イグアナは可愛いですが、気が荒くなっているときに噛まれると力が強いので大怪我につながることもあります。


イグアナにストレスを与えず飼育できる環境か、なつかなくても可愛がれるか、よく検討してお迎えしてください。


MOFFMEでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されていますので、是非ご覧ください。

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