内容をまとめると
- イグアナの平均寿命は10年〜15年
- 飼育環境などを整えれば30年近く生きることもある!
- 病気に備えてペット保険に加入することも重要
ペットとして爬虫類の中でも人気が高いのがイグアナです。そこでこの記事ではイグアナの平均寿命や最長寿命、性格を解説していきます。また飼育や長生きさせるためのコツについても紹介するので、イグアナの飼育を検討している方は特に最後まで読んでみてください。
この記事の目次
目次を閉じるイグアナの平均寿命は?飼育方法や長生きのコツも紹介!
イグアナは近年ペットとしても人気が高い爬虫類ですが、実際ペットとしてお迎えする場合にどのくらいの寿命なのか、飼育方法などを調べていることと思います。
イグアナの平均寿命は10〜15年と長めですが、飼育方法によってはさらに長く生きる個体も少なくありません。
また性格も穏やかで、比較的初心者にも飼いやすいペットです。
今回MOFFMEでは、
- イグアナの寿命や人間年齢への換算
- イグアナを長生きさせるための飼い方
- イグアナの性格
- イグアナがかかりやすい病気
イグアナの寿命は飼い方次第で伸ばすことができる!
近年ペットとして人気の高いイグアナですが、平均寿命は10年~15年と長生きします。
最長寿命で29年も生きたというイグアナもいます。
飼育環境や健康管理をしっかり行えば、ここまで長く生きてもらえます。
このように、ペットとして迎えた場合、長い間一緒に暮らすことができるのはとても魅力的に思うのではないでしょうか。
赤ちゃんの頃はとても小さく可愛らしいですが、成体になると100cm~180cmほどの大きな体になります。
しかし、そうなるとケージの中だけで育てることが困難になり、飼育放棄をする人も増えているのが現状です。
寿命が長いイグアナをペットとして迎えた以上、責任を持って最後まで育てるのが飼い主の義務です。
そうならない為にも、イグアナのことをしっかりと理解することが大切です。
イグアナの年齢を人間に換算すると何歳になる?
イグアナの年齢 | 人間の年齢 |
---|---|
1歳 | 6歳 |
2歳〜5歳 | 10歳〜30歳 |
5歳〜8歳 | 30歳〜50歳 |
8歳〜11歳 | 50歳〜70歳 |
11歳〜15歳 | 70歳〜100歳 |
補足:イグアナの赤ちゃんは性別が分からない?
イグアナの性別の区別は生後1年くらい経たないとできないと言われていますが、実際は小さい頃から判断することは可能なのです。
しかし、区別する方法が難しく、素人が判断するのは不可能だとされています。
素人でも比較的分かりやすい性別の確認方法をご紹介します。足の太ももの内側にあるイグアナのそけい孔で区別することです。
内ももにある点々の模様がついているのですが、その模様が突起物のように点々がはっきりとしていればオスです。
僅かに転々とした模様がある場合はメスです。
イグアナを寿命を長くするための飼育方法とは?
イグアナの寿命は10年~15年と言われていますが、飼育環境によっては20年近く生きたイグアナもいます。
そのように寿命を延ばして長生きさせるためにはコツが2つあります。
- ストレスを与えない
- 湿度や温度管理に気を付ける
ストレスをなるべく与えないようにするのが重要
まずは、ストレスを与えないことが大切です。
イグアナは人間になつくことはありますが、過剰に触られることを非常に嫌がります。過剰に触られることによりストレスとなり、食べものを拒絶することもあります。
食べ物を食べないということは、栄養を摂取できない為、衰弱してしまう恐れがあり死に至る場合もあります。
そのため、ご飯を食べなくなった場合はストレスの原因となるものを排除してあげましょう。
過剰に触れること以外にも、急に上から掴んだり、嫌がっているのに抱きかかえたりすることもストレスになり寿命が短くなってしまいますので、触れ合い方にも注意が必要です。
イグアナにとって快適な室温、湿度を保つ
- 日中の場合・・・28度~35度
- 夜間の場合・・・25度~28度
穏やかでおとなしいイグアナの性格を種類別に紹介!
ペットとして人気のイグアナ4選を紹介します
グリーンイグアナ
頭が良く、人になつくようにしつけたり、飼い主の顔や自分の名前を覚えることができます。
サバクイグアナ
穏やかな性格のため、幼い頃から人に慣れていれば、手に乗せて遊ぶことも可能です!
チャクワライグアナ
他の種類と比べ、縄張り意識を強く持っているため、人になつくのは少々難しいです。
ブルーイグアナ
グリーンイグアナと同じく知能が高いため、トイレの場所などもしつけることができます。
イグアナの種類やそれぞれの特徴については、以下の記事でより詳しく解説しているので、気になる方は参考にして下さい。
イグアナの性格は比較的おとなしい!
イグアナは飼い主になつく?
ペットとしてイグアナを飼育する時に必要なものは?
- 登り木
- 水遊び場
イグアナの値段相場は?
- べビー・・・約3,000円
- ヤング・・・約5,000円
- アダルト・・約10,000円
イグアナのえさには野菜や果物がおすすめ
- 小松菜
- チンゲン菜
- 大根の葉
イグアナの飼育には放し飼いがおすすめ!
イグアナの飼育をする上で必要な物はケージや照明です。
イグアナが幼体の間はケージの中で飼いましょう。60㎝ほどのイグアナであれば、幅120㎝以上×高さ150㎝ほどのケージが必要です。
しかし、種類にもよりますが、イグアナの成体は180cmにもなるため、ケージでは十分な広さが保てなくなります。
そういった場合に1番おすすめなのは放し飼いをすることです。
ケージの中でずっと飼育していても、飼い主になついてくれることは難しいため、放し飼いをしてスキンシップをとり、イグアナとの距離を縮めていきましょう。
放し飼いをするときは、イグアナが脱走しないように、戸締りは厳重にして下さい。
また、照明は必要不可欠です。
紫外線ライトは、イグアナの骨の成長促進を促すのにとても効果的なものです。
かなり高額な物にはなるのですが、イグアナが健康に長生きするためには必要な物ですので、導入してあげましょう。
イグアナがかかりやすい病気とその症状は?
イグアナは病気やケガをしても敵に襲われないようにするため、隠そうとします。
そのため飼い主も気づきにくく、発見が遅れてしまい手遅れになることも少なくありません。
そうならない為にも、日頃から健康状態を確認することが早期発見のカギとなります。
では、イグアナがかかりやすい病気は主に3つあります。
- 代謝性骨疾患
- 脱皮不全
- 寄生虫による寄生
- 顎や手足が腫れる
- 手足や尻尾の痙攣や麻痺
- 骨折
- 古い皮膚が原因で血行障害
- 壊死
- 体調不良
- 食欲不振
- 血便
- 下痢
イグアナでも入れるペット保険を万が一のために検討してみては?
まとめ:イグアナの平均寿命は10〜15年!
イグアナの寿命について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
今回のこの記事のポイントは
- イグアナの平均寿命は10年〜15年
- 性格は優しいが警戒心も強い
- 知能が高く懐きやすい
- 餌は野菜や果物で昆虫は食べない
- 病気にかかっても隠したがるので日頃から観察をする