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内容をまとめると

  1. ペットとして飼われているシマリスの平均寿命は6〜10年
  2. 飼い方のポイントは温度管理や餌の管理
  3. ペットの医療費は保険適用されないので、もしもの時に備えてペット保険に加入しておくと安心

小動物のペットの中でも人気の高いリスを飼ってみたいという方は多いのではないでしょうか。そこで今回はリスの中でも有名なシマリスの寿命や性格、飼い方と長生きさせるコツを紹介していきます。シマリスを飼うことを検討している方はぜひ参考にしてみてください。

記事監修者「森下 浩志」

監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー

早稲田大学基幹理工部出身。すべてのペットのお金と健康にまつわる問題を解決したい、という強い思いからMOFFMEを立ち上げ。ファイナンシャルプランナー、損害保険(ペット保険を含む)の公的資格取得。獣医師団体などと連携をして、ペットのWEB健康診断ツールの開発も行う。

この記事の目次

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ペットのシマリスの平均寿命や最高寿命は?長生きさせる飼い方も紹介!

シマリスは、くるっとした目に、ふさふさとした尻尾、背中に入った縞模様がとても印象的な動物です。


実をかじる様子や、飼い主の手や肩にちょこんと乗っている姿など、その愛らしさからペットとして人気が高まっています。


しかし、いざ飼うとなると、飼い方や寿命、性格など、不明な点も多いのではないでしょうか。


ペットとして飼われているシマリスの平均寿命は6〜10年と言われていますが、飼い方によってはより長生きさせることもできます。


そこで今回MOFFMEでは、シマリスについて、

  • シマリスの平均寿命や最高寿命
  • シマリスを長生きさせるための飼い方
  • シマリスの性格
  • シマリスの正しい飼育の仕方
  • シマリスでも入れるペット保険

以上のことを中心に解説していきます。


この記事を読んでいただければ、寿命や性格がわかり、シマリスが気持ちよく過ごせる環境を用意してあげられます。


実際に飼うとなるとハードルが高いと感じているあなたにも、シマリスをより近い存在として感じてもらえます。ぜひ、最後までご覧ください。


またMOFFMEでは、「ペット保険のランキング」についても詳しく解説しておりますので、そちらもぜひ参考にしてください。

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シマリスの寿命は飼い方によって伸びる!最高寿命は?

モデル:ろん


飼育下のシマリスの寿命は6~10年が平均です。ただ、シマリスの寿命は周囲の環境でかなり変動します。


一方野生のシマリスの平均寿命は3~5年程度です。


ただし飼育下のシマリスであっても、飼い方によってはストレスや運動不足で寿命が短くなる場合もあります。


もともとシマリスは野山で常に走りながら生活していた動物です。そのため、ケージの中だけの運動量では全然足りません。


シマリスを長生きさせようと考えるなら、できる限り運動をさせられる環境を用意してあげるのがいいでしょう。元気いっぱい遊ばせてあげることが大切ですね。

シマリスの年齢を人間に換算すると何歳になる?

では、シマリスの年齢を人間に換算すると何歳になるのでしょうか。


シマリスは1年で性成熟するため、人間でいうと16歳にあたります。その後は人間の年齢換算すると1年で8歳年をとるといわれています。


まとめると、以下のようになります。

リスの年齢人間の年齢
3か月10差
6ヵ月20歳
5歳50歳
8歳70歳
10歳80歳

シマリスの最高寿命は15歳であると言われていますが、人間でいうと128歳になるんですね。


年齢が高くなると、エサの与え方や飼育環境、病気への備えなど気をつけるところも多くなっていきます。


年齢換算はひとつの目安になりますから、高齢になってきたら日々の様子の変化にも気をつけてあげてください。

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シマリスを長生きさせるには?飼い方のコツを紹介!


モデル:ろん


飼育されているシマリスは寿命が長めですが、それはあなたがきちんとお世話をした場合です。ちょっとしたことで、シマリスは体調を崩したり、病気になったりします。


雑食性ですが、与えるエサにも注意が必要です。ここでは、シマリスの飼い方のコツをいくつかご紹介します。


飼い方のコツ

  • 適切な温度管理
  • 与えてはいけない餌を知る
  • 単独で飼う
  • 冬眠をさせない

これを読んでいただければ、シマリスが落ち着いて暮らせる環境を作ってあげることができます。


元気に見えて、繊細な部分もあるので、シマリスに合った飼育をしてあげてください。

飼い方のコツ①温度管理が重要!暑すぎても寒すぎてもダメ!

シマリスは温度の変化に弱いため、暑すぎても寒すぎても体調を崩してしまいます。

野生のシマリスは寒くなると冬眠して冬を越します。しかし、飼育しているシマリスは冬眠はさせない方が良いです。理由については後述しますが、冬眠させないよう冬は15度を下回らないようにしましょう。

シマリスが心地いいと感じる室温は20~25℃とされています。

そのため、ケージを置く場所として、夏は風通しのいい涼しいところに、冬は部屋の暖かい場所を選びましょう。

また、シマリスにとっての適切な湿度もあり、40%〜60%を保つようにしましょう。冬などは特に乾燥しやすいので、加湿器などを利用しましょう。

飼い方のコツ②シマリスに与えてはいけない餌を知ろう

シマリスは雑食性ですが、エサとして食べさせてはいけないものがあります。


以下で主なものをご紹介します。

ダメな食べ物理由
ネギ類赤血球を破壊してしまう
ほうれん草シュウ酸によってカルシウムの吸収が阻害される
アボカドペルシンという毒素によって呼吸困難や嘔吐、下痢などを引き起こす
チョコレート・
コーヒー・お茶
下痢や嘔吐の原因になる
種子や未熟な果実などに含まれるアミグダリンによって痙攣や呼吸困難を引き起こす

飼い方のコツ③単独行動を好む動物なので1匹で飼うのがおすすめ

シマリスは、通常は単独で過ごします。強い縄張り意識を持っており、近くに他のシマリスがいるとすぐにケンカをしてしまうのです。


かなり激しくケンカをするので、流血するような事態になることもあります。


シマリスは噛む力が強いため、噛まれると深い傷になりやすいです。ここから細菌感染を起こしてしまうと、治療にも時間がかかります。


そのため、ケージで飼う時は一匹ずつ飼育してください


オスとメスをひとつのケージで飼うことも一般的にしないほうが良いです。相性が良ければ番で飼育することもできますし、発情期は一緒でもかまいませんが、それ以外の時期はオスとメスでもけんかをすることが多いため、1つのケージに1匹ずつ飼うようにしましょう。

飼い方のコツ④冬眠はさせないほうが良い

シマリスは冬になると冬眠すると思われがちですが、実際は少し違います。シマリスの冬眠は少し特殊で、数日に1度覚醒して食事やトイレをしてまた眠って…というリズムを繰り返します。


ただ飼育下では十分な冬眠の準備ができないまま冬眠し、餓死してしまうことが多いようです。


ですから、飼育しているシマリスは冬眠させないようにしましょう。そのために気をつけるのは日照時間と温度です。


日の暮れるのが早くなってきたら、部屋の電気をつけて、日照時間を夏と同じくらいにしておきます。


そして、冬場も部屋の温度を20度以上に保っておくことが重要です。シマリスは寒さに弱いので、冬はペットヒーターをつけておくのもオススメです。

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好奇心旺盛で人懐っこい?シマリスの性格とは?

モデル:ろん


シマリスは、日本では江戸時代から長くペットとして飼われてきました。すばしっこくて、一度ケージから逃げ出すと捕まえるのに苦労しますが、ケージ越しだととても飼いやすい動物です。


また慣れると飼い主の肩の上に乗っかってくることもあります。


そんなシマリスですが、どんな時に、どんな方法でコミュニケーションを取ろうとするか、ご存じですか。


ここでは、シマリスの性格について解説いたします。


飼っているシマリスの性格がはやく分かれば、接し方も気をつけることができますね。シマリスの行動や様子から気持ちを理解して、思いきりなつかせましょう。

シマリスは人になつきやすく好奇心も豊か!

シマリスは基本的には活動的で、好奇心旺盛なところがあります。いつもケージの中を走り回り、動き回っていることがほとんどです。


また、記憶力もよく、自分にとって優しくしてくれる人にはちゃんとなつきます。


子どもの頃からエサを与え、居心地のいい飼育環境を整えてあげることで、自分に寄り添ってくれる人かどうかをシマリスは判断します。なついてくれば、手の上に乗るようにもなりますよ。


一方で、シマリスには臆病な一面もあります


「ここは危険な場所だ」と判断すると、怯えて飼い主にもなつかなくなってしまいます。そのため、シマリスが嫌がること、シマリスを危険な目に合わせないようにしましょう。


また、以下の記事ではシマリスの性格についてより詳しく解説しています。気になる方は参考にしてください。

シマリスの性格

鳴き声でコミュニケーションをとるシマリスの鳴き声はうるさい?

飼う時に、ペットの鳴き声の大きさが心配ですよね。シマリスの場合は、大きな声で鳴くことは少なく、周りに響くようなこともありません。


シマリスが鳴く時は、決まって何かをして欲しい時です。お腹が空いた時、かまって欲しい時はもちろん、体調が悪い時や発情期にも鳴くことが多いです。


発情期はホロホロといった感じで優しく鳴きますが、このときはそっとしておきましょう。逆に、低い声でうなるように鳴いているときは、体調が悪かったり、機嫌が悪いときです。


シマリスが何かストレスを抱えている可能性があるので、そっとしておいてあげることをおすすめします。

シマリスを飼うのに必要なものや正しい飼育方法とは?


モデル:ろん


シマリスは小さくて飼いやすいとはいえ、犬や猫と比較すると難しそうな気がしますよね。ケージの大きさや飼育環境、エサについてもどうすればいいのか悩むことも多いでしょう。


ここでは、シマリスを飼うために必要なものや、正しい飼育方法についてご説明いたします。


シマリスの特有の行動や生活に適したものを用意することで、シマリスはケージの中でもリラックスして過ごすことができます。


特にシマリスは、ケージから出すと捕まえるのが大変なので、しっかりなつくまではケージの外に出すことをおすすめしません。ケージの中でも快適に過ごせるように準備してあげてください。

シマリスの値段は6000~10000円ほど

シマリスを購入するときは、およそ6000~10000円が相場です。オスとメスで値段が違うこともありますが、価格差はシマリスの年齢が大きく影響しています。


シマリスをなつくようにするには、赤ちゃんの頃から飼うことをおすすめします。


小さいうちに人間に馴れさせて、世話をすることで、少しずつ飼い主になついてきます。大人になったシマリスをなつかせることは難しいです。


また、赤ちゃんのシマリスの方が値段は高くなります。購入前に産まれた時期を確認しておきましょう。

ゲージや巣箱など飼育に必要なもの

シマリスを飼うときに必要なものは、

  • ケージ
  • 巣箱
  • 登り木や回し車
  • かじり木
  • 餌箱
  • 給水用の容器
です。


ケージは余裕をもって大きめのものを用意してください。シマリスは運動をしないとストレスを感じる動物なので、元気に動き回れるようなものがいいでしょう。高さもあるといいですね。


巣箱は木製のものを準備してください。野生のシマリスは木の中で生活しているので、木製のものの方が安心します。また保温・通気・吸湿性に優れているというメリットもあります。


運動させるために、登り木や回し車も入れてあげましょう。特にシマリスは上ったり下りたりといった、上下の動きを好みます。


また、齧歯類であるシマリスは切歯という前歯が伸びます。伸びすぎると餌を食べられなくなったり口の中を傷つけてしまったりするため、かじって切歯を消耗させるためのかじり木を入れておいてください。


あとは、餌箱給水用の容器などが必要です。

シマリスの餌は木の実や種子が中心

シマリスは野生では木の実や種子を中心に食べ、昆虫を食べることで動物性たんぱく質を摂取するなど雑食性の動物です。

飼育下では基本的にリス用のペレットを主食に、野菜や果物、穀類、種子、動物性たんぱく質も与えるようにしてください。

リス用のペレットが手に入らない場合は小鳥やハト用の餌を与えるとよいでしょう。

動物性たんぱく質としては、ゆで卵の黄身、チーズ、ヨーグルト、ミルワーム等の昆虫などを少しずつ与えましょう。果物や野菜も食べます。リンゴやミカン、小松菜なども栄養価が高いので、おススメです。

ひまわりの種やくるみを与えるのもいいですが、与えすぎると脂肪分の摂りすぎになるので、気をつけてください。

飼う前に知っておこう!シマリスがかかりやすい病気とは?

モデル:ろん


走り回るのが大好きなシマリスですが、ストレスや運動不足で体調を崩すことがあります。また、シマリス特有の病気もあり、いつもと違う様子で元気がなくなると、心配になりますよね。


シマリスがかかりやすい病気には、

  • 不正咬合
  • 呼吸器感染症

といったものがあります。


不正咬合

切歯のかみ合わせが悪くなる病気です。本来は上下ともしっかりかみ合っているのですが、金網のケージなど硬いものを噛むことで切歯の生える向きが変わり、かみ合わせが悪くなります。


シマリスの切歯はずっと伸びるので、不正咬合になった場合は、定期的に歯を切っていくしかありません。伸びすぎると、自分の歯で口内を傷つけたり、食欲が落ちたりします。病院で切ってもらってください。


呼吸器感染症

子どものリスがよくかかり、お家に迎え入れて割とすぐ発症することが多いです。くしゃみが続くようであれば疑いましょう。


ひどくなると重症化すると食欲が低下し、衰弱することもあるので、点滴をしたり強制給餌をする必要があるなど、時間・お金がかかりますので、早い段階の治療が大切です。


また、同じケージ内に数頭を飼っている場合はケンカをして外傷を作ることもあります。


病気が長引くと体力が消耗し、寿命に関わってきます。早め早めの対応が大切です。

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いざというときのためにシマリスをペット保険に加入させてみては?

シマリスはいつも元気で、平均寿命も長めですが、さまざまな要因で病院のお世話になることがあります。


しかし、シマリスなどの小動物にかかる医療費は全額自己負担となります。症状によっては長引いたり、費用がかさむことも考えられます。


そのため、ペット保険の加入を検討してはどうでしょうか。月々の費用はそれほどかかりませんから、万一に備えておくことで、安心できますね。


ペット保険の補償内容や保険料は各保険会社によって異なりますので、是非一度資料請求をしてみて下さい。


ただしペットショップから引き取ったあとだと、1商品(しかも通院補償なし)しかありませんので注意が必要です。


シマリスが加入できるペット保険については以下の記事で詳しく解説しておりますので、そちらをご覧ください!

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まとめ:シマリスの平均寿命は約6~10年!

シマリスの平均寿命や飼い方のポイントなどをご紹介いたしましたが、いかがでしたか。


この記事のポイントは、

  • シマリスの平均寿命は6~10年
  • シマリスの飼い方のポイントは、温度管理や与えるエサの管理
  • シマリスの性格は人なつっこく、好奇心旺盛
  • シマリス特有のかかりやすい病気がある
  • 費用が高額になることもあるので、ペット保険の加入を検討することが大切
でした。

シマリスはコミュニケーションをとることもでき、クルクルと動き回っている姿も愛らしいので、ペットとして人気があるのもわかりますね。

寿命がくるまで責任をもって世話をすることで、シマリスも安心して暮らすことができるでしょう。

また、もしもの時のために、ペット保険には入っておきましょう。

MOFFMEでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されていますので、是非ご覧ください。
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