【獣医師監修】パピヨンの寿命や性格・飼い方は?病気や長生きのコツも解説のサムネイル画像

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パピヨンは活発で友好的であるため初心者の方でも飼いやすい犬種です。パピヨンの平均寿命は13〜15歳、最長寿命は23歳とも言われています。健康的に寿命を全うするために、パピヨンがかかりやすい病気や長生きするためのコツについて詳しく解説します。

記事監修者「森下 浩志」

監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー

早稲田大学基幹理工部出身。すべてのペットのお金と健康にまつわる問題を解決したい、という強い思いからMOFFMEを立ち上げ。ファイナンシャルプランナー、損害保険(ペット保険を含む)の公的資格取得。獣医師団体などと連携をして、ペットのWEB健康診断ツールの開発も行う。

この記事の目次

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パピヨンの平均・最長寿命は?長生きのコツも解説!

パピヨンという犬種をご存じでしょうか。


パピヨンはフランス語で「蝶」を意味しており、その名の通り蝶が羽を開いたような形をした耳が特徴の小型犬です。


また、このパピヨンは日本でも人気の犬種のため、飼ってみたいと思っている方もいるのではないでしょうか。


もし飼うとなったら一番気になるのは、どのくらい生きられるのかではないでしょうか。


そこで今回「MOFFME」では、

  • パピヨンの平均寿命は?
  • パピヨンの注意したい病気は?
  • パピヨンと一緒に長く暮らすコツ
について、詳しく解説していきます。

ぜひ、最後までご覧ください。

パピヨンの平均寿命は13〜15歳、最長寿命は23歳!?


近年、獣医療の高度化などによって犬の寿命も延びており、一昔前までは10年も生きれば長生きでしたが、現在はどうでしょう。


パピヨンの平均寿命の最新を知っておくことで、どのくらいの年齢でシニアと呼ばれ、どんな病気に注意しなければいけないのかが分かります。


ここでは、パピヨンの寿命について解説します。


またMOFFMEではパピヨンのペット保険ランキングについても詳しく解説しておりますので、そちらもぜひご覧ください。

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パピヨンの平均寿命は13〜15歳?オス・メス別に違う?

昔のパピヨンの平均寿命は10~15歳と言われていましたが、パピヨンはここ数年で10年以上生きる傾向にあり、平均寿命が13~15歳まで延びてきています。


小型犬一般の平均寿命がだいたい12~15歳と言われているので、パピヨンは平均ぐらいだと言えます。


持病の有無などの個体差はありますが、今後の獣医療の発達によってはこれ以上に伸びることも考えられます。


また、オス・メスによる平均寿命の差はないとされています。


人間では女性の方が長生きとされていますが、パピヨンの場合は適切な管理をすれば性別に関係なく長生きします。

パピヨンの最長寿命はなんと23歳!

最近、寿命が延びているパピヨンですが、最長寿命は23歳という記録が残っています。


昔の平均寿命が10~15歳のため、約2倍近く長生きしています。


また、これは人間に換算すると何歳くらいになるのでしょうか。


次にパピオンの年齢を人間に換算すると何歳なのかについて解説します。

パピヨンの年齢を人間に換算すると?

パピヨンの平均寿命は13~15歳ですが、人間の何歳で換算すると何歳くらいなのでしょうか。


ここでは、おおよそのパピヨンの年齢換算表を紹介します。

パピヨンの年齢人間の年齢
1か月
1歳
2か月3歳
3か月5歳
6か月9歳
9か月13歳
1歳17歳
1歳半20歳
2歳23歳
3歳28歳
4歳32歳
5歳35歳
6歳40歳
7歳44歳
8歳48歳
9歳52歳
10歳56歳
11歳60歳
12歳64歳
13歳68歳
14歳72歳
15歳75歳
16歳
80歳
17歳84歳
18歳88歳
19歳92歳
20歳96歳

パピヨンの年齢はおおよそ

パピヨンの年齢×4+17

で計算できます。


そのため、最長寿命の23歳のパピヨンは人間でいうとおよそ109歳になります。

パピヨンのシニア期・高齢期はいつから?

上の表を見ると、およそ7歳(人間で言うところの40歳前後)からがシニア期、11歳(人間で言うところの60歳前後)からが高齢期になります。


また、平均寿命と同じように、年の取り方にも個体差はあります。


しかし、家の子がだいたいこのくらいの年齢に差し掛かったら、健康診断を受けたり、老化のサインがないか注意深く見たりしてあげましょう。

パピヨンの性格や特徴は?歴史等も紹介!


パピヨンは学習能力が高く、賢い犬種とされています。


性格として神経質でこわがりな一面もありますが、友好的で遊ぶのが大好きなので遊び仲間を作るのが上手です。


また、他の犬との多頭飼いはもちろんのこと、他種との共存にも向いている犬種です。


ここでは、パピヨンの特徴や性格を詳しく説明します。

パピヨンの歴史とは?祖先はスペイン原産の犬!

パピヨンの祖先にあたるのはスペイン原産の小型のスパニエルと言われており、イタリアのボローニャ地方で繁殖された後、16世紀ごろにはフランスで繁殖が盛んになります。


その頃のパピヨンは耳よりもリスの尾のように華やかな尻尾が人気で、スカーレル・スパニエルなどと呼ばれ、フランスの王侯貴族の中で人気を博しました。


それまでは垂れ耳が主流だったパピヨンですが、耳が立った個体が人気となったため18世紀末ごろから選択的に交配され、19世紀ごろにはベルギーでも積極的に繁殖が行われるようになります。


その後、立ち耳のスピッツと交配することでピンと立った華やかな耳になり、チワワと交配することで小型になり、今のパピヨンの姿になりました。


最初に盛んに繁殖されるようになったフランスがパピヨンの原産国と言われることが多いですが、今現在のパピヨンの姿になったのはベルギーなので、ベルギーが原産という見解もあるようです。

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チワワの性格や特徴は?元気溌剌で凶暴?飼い方のコツや病気も解説!

パピヨンの特徴は?毛色が様々!

一般的にパピヨンという単語は、「」や「」を意味しており、耳が蝶の形をしていることからそのように呼ばれています。

 

パピヨンの特徴は、以下の通りです。

  • 小型犬
  • 原産国:フランス
  • 体重:2kg~5kg
  • 毛色:パーティーカラー(2色)、トライカラー(3色)
  • 立ち耳で長毛
パピヨンは、スピッツと交配させることで立ち耳にし、チワワと交配させることで体が小さめになりました。

近年は小さいパピヨンが人気なことからブリーダーも小さくしていく傾向があるため、昔よりも小ぶりパピヨンが多くなりました。

毛色は、
  • ホワイト×ブラック
  • ブラウン
  • レッド
  • レモン
  • 黒い差し毛の入った茶色
など様々な色の個体がいます。

また、耳は立ち耳と垂れ耳の2タイプで、垂れている場合はファーレン(蛾)」と呼ばれています。

オス・メス別にパピヨンの性格を紹介!

パピヨンは、明るく、友好的な性格です。


しかし、神経質で怖がりな面や警戒心が強い面もあるため、子犬の頃から様々なものに慣らせておく必要があります。


また、オスとメス犬種特有の性格の大きな違いはありませんが、若干の違いがあります。


オスの性格

飼い主からしたら可愛くも困る面でもありますが、飼い主にはべったり甘えん坊でも他人には警戒心の強い面があります。

他人のファーストタッチの時には少し気をつけください。

メスの性格

遊んでほしいときは誘ってきますが基本的にはのんびり自分の時間を大切にするため、マイペースに過ごせる環境を作ってあげる必要があります。


そのため、遊びに誘ってきた時は、飽きるまでとことん遊んであげましょう。


どちらも魅力的な性格となりますが、基本的には遊ぶときになれば元気いっぱいに走り回って遊ぶ姿がみれることでしょう。

補足:パピヨンとポメラニアンのミックス犬「ポメヨン」とは

パピヨンとポメラニアンのミックス犬のポメヨンを知っていますか。


ポメヨンの特徴

  • 明るく遊ぶのが大好き
  • 甘えん坊
  • 学習能力が高く、賢い

パピヨンの大きな耳に、ポメラニアンのふんわりとした毛が合わさりつい触りたくなる可愛い姿をしています。


パピヨンもポメラニアンも活発で明るく友好的な性格で遊ぶのが大好きな犬種ですので、性格的には先ほど説明したパピヨンの性格に当てはまる部分が多いです。


友好的な性格ですので、他種との共存にも向いていて、接し方を教えてあげれば上手に遊ぶこともできるでしょう。


しかし、注意点があり、ミックス犬ということで純血の種類ではないため、ブリーダーやペットショップなど正式なお店からの購入であっても血統書が存在しません。


正式な書類に記載する場合は、種類はミックス(MIX)と記載されます。


MIX犬の人気は高く、魅力的な見た目・性格の個体も多くいますので、血統書を気にしないのであれば、検討してみてください。


気になる方はペットショップで出ていることがありますのでぜひ会いに行って検討してみてください。

パピヨンのお迎え・購入方法は?価格や選び方も紹介!


パピヨンは活発で好奇心の旺盛な犬種ですのでお迎え前に準備しておきたい環境あります。


ここでは、パピヨンの価格や選ぶ際のポイントなど紹介します。


これからの一緒の時間を楽しいものとするためにも必要なこととなりますので、ぜひ参考にしてみてください。

パピヨンのお迎え・購入方法

お迎え準備

  • 床が滑らないようにする
  • 落ち着ける場所にゲージやトイレを設置
  • 飲み込みそうなものは手の届かない場所に移動
  • コンセントをいたずらされないように工夫
以上のこととなります。

パピヨンは好奇心旺盛で気になるものはすぐに夢中になります。

そのため、遊んでいるときに、小さいものを飲み込むこともあるため、手の届かない場所にしまっておくことが大事です。

また、コンセントも同様に気づかれないように工夫しましょう。

パピヨンは賢く学習能力が高いので、トイレトレーニングやハウストレーニング開始時に失敗の経験をさせずに成功だけ重ねてあげればすぐに覚えてくれます。

設置場所は、どちらも安心できる場所に設置してあげることが大事ですが、寂しがりやの面もあるため、テレビの近くなどにぎやかすぎる場所でなければリビングなど飼い主のいることの多い場所に設置してあげると安心します。

パピヨン向けの簡単なトイレトレーニングについては後ほど説明します。

パピヨンの購入方法は以下のパターンです。
  • ペットショップ
  • ブリーダー
  • 譲渡

ペットショップ

パピヨンはペットショップでも頻繁に仕入れる犬種です。

ペットショップで購入希望の方は、相談すると仕入れてくれる場合がありますのでまずは店員に確認が必要です。

ペットショップは気軽に来店でき、一目惚れで購入する方も多いですが、ショップ店員に勧められても、パピヨンについて自身で理解し、飼いきれるかしっかりと考えて購入することが飼い主にとってもペットのこれからの人生に対してもとても大事なことです。

ブリーダー

ブリーダーは個々の性格や特徴を理解し、繁殖をおこなっているので、親の情報まで把握してから購入したい方はブリーダーからの購入がおすすめです。

また、専門家となるので、ブリーダーならではのアドバイスを聞きながら選ぶことが可能で、初めて犬を飼う方にも安心な購入方法といえます。

譲渡

最後に里親となる方法です。

一般の方からの譲渡だと里親募集の専用のサイトが存在しているので里親になりたい場合は、コンタクトをとってみてください。

また、条件として、月に1回写真を希望する飼い主に送信することや留守番をさせないことを条件にする飼い主もいますが、最近は条件が緩和されてきています。

また、新しい飼い主を待っている成犬パピヨンは多くいます。

そのため、成犬の落ち着いた状態のパピヨンを飼いたい人にはこの方法がおすすめです。

パピヨンの価格や選び方

パピヨンの価格

パピヨンの購入する際の価格は、

  • ペットショップ:10万~30万
  • ブリーダー:10万~40万

となっています。


特によく売られている価格帯は、10万~20万です。


また、子供を産むことができるメスはオスよりも若干高めに販売されています。


人気で需要のある犬種ですので、価格幅はかなり広く、価格だけをみるとどちらで購入しても変わりません。


パピヨンの選び方

パピヨンの選び方として、

  • 人に懐いている
  • 食欲がある
  • 健康状態に問題がない
などがあります。

また、子犬の頃から性格的にかなりのこわがりな個体もいるため、その場合は他の個体よりも念入りに社会化を行わないと、恐怖心からの噛み癖や吠え癖が出る可能性が高いです。

犬の社会化とは?

犬は基本的に分からないものには恐怖を抱くため、そのままにしておくと成犬になってから噛み癖や吠え癖につながりますので、子犬のうちから様々なものに慣らしておくことが大事です。

人間が好きな活発で明るい性格の子犬に比べたらしつけの難易度が高めとなりますので、よく検討してから購入しましょう。

お好みで顔立ちや性別などご自身が重視する点を抑えて探すのが良いです。

パピヨンがかかりやすい病気やその予防法・治療費は?


パピヨンの平均寿命について触れてきましたが、できることならこれ以上元気で一緒に過ごしたいですよね。


高齢になるにつれて避けては通れないのが病気です。


今回は、パピヨンで特に気を付けたい病気についていくつかご紹介します。


頭の隅に置いておくことで早期発見に繋がるかもしれません。

膝蓋骨脱臼

膝のお皿である膝蓋骨が、大腿骨の滑車溝と呼ばれる溝から外れてしまった状態を膝蓋骨脱臼と言います。


パピヨンに限らず小型犬に多い疾病ですが、生まれつき滑車溝が浅かったり、外傷などにより外から大きな力がかかった時に起こります。


軽度であれば症状が出ないこともありますが、重症になると後肢の痛みを伴います。


また、膝蓋骨の脱臼が長期にわたって続くと膝関節で関節炎が起こり、靭帯を損傷したりします。


これを完治させるには、外科的な手術が必要となります。


病院にもよりますが、治療費は総額で30~50万円ほどになります。


実際に治療するとなると高額になってしまう膝蓋骨脱臼ですが、予防することもできます。


予防法は、

  • 床で滑らないようにする:フローリングにマットを敷いてあげましょう。
  • 段差に気を付ける:階段やイスなどに飛び乗ったり、着地する時は膝に大きな負担がかかります。
  • 肥満に注意:膝だけでなく、腰などあらゆる関節に負担をかける原因となります。
などがあります。

散歩の後などに後ろ足を引きずる仕草があったり、足を地面から上げている様子が見られたら、すぐに動物病院に相談してください。

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【獣医師監修】犬の膝蓋骨脱臼(パテラ)とは?原因や症状、治療費を解説

進行性網膜萎縮

進行性網膜萎縮は、徐々に網膜が縮んでいき、痛みを伴わずに視力を失っていく病気です。


網膜に存在する、光を受容する細胞が変性するため、まずは暗いところで見えにくくなります。


そのため、夕方の少し薄暗くなった時に散歩に行くと物にぶつかったり、側溝にはまりやすくなったとしたら、この病気のサインかもしれません。


この視力の低下は徐々に進行するため、気付くのに時間がかかることが多いです。


また、家の中では犬が家具の位置を覚えている可能性があるため、症状に気付くのが遅れることがあります。


また、進行性網膜萎縮は遺伝性の病気と言われており、有効な治療法および予防法はありません。


病院で進行性網膜萎縮と診断されたら、ぶつかりやすいところに障害物を置かないなど、愛犬の生活に不便がないような配慮が必要となります。

眼瞼内反症

眼瞼とは、まぶたのことで、眼瞼内反症はまぶたの縁が内側に入り込むことによって、まつ毛やまぶた自身が目に当たってしまう状態を言います。


犬は通常、目の表面に毛が付いていても痛みを感じず、角膜表面に毛が付いていることがあります。


しかし、この角膜表面への刺激が長期にわたって続くと、次第に角膜に傷がつき、結膜の充血、流涙、さらには角膜潰瘍を続発することがあります。


内反の程度が軽い時は、抗炎症薬や抗菌薬の点眼によって痛みを軽減することが可能です。


重度の場合は外科的手術によって、内反している眼瞼を切除することもあります。


点眼による治療の場合は、1日2~3回の点眼が必要となり、定期的な検診も含めると医療費は1回当たり5,000円ほどになります。


手術に関しては入院期間にもよりますが、およそ20万円前後となります。


また、眼瞼内反症は、遺伝的に起こることが多い病気ですので、予防法はありません。


そのため、目が痛そうな様子がないかどうか日常的に観察してあげることが大切です。

パピヨンが長生きする3つのコツ・飼育法を解説!


病気に関しては、日頃生活している中での観察が非常に大切です。


何か変わったこと、気になることがあれば気軽にかかりつけの動物病院に相談してみるといいですが、その他に家で出来る健康管理はあるのでしょうか。


実は、家での習慣が、長生きをする上で最も重要なこととなると言っても過言ではありません。


ここでは、そんな長生きのコツをご紹介します。

長生きのコツ①:食事管理

長生きのためには、ライフステージに合わせた食事管理が必要不可欠となります。


成長期には身体を作るため、高栄養な食事が望ましいです。


老年期には基礎代謝も落ち、必要なカロリー量も減少します。


フード会社では、各年代に合わせたフードも販売されているので、動物病院で相談してみるといいでしょう。


そして、食事管理において最も重要な目的の一つとして、肥満の防止が挙げられます。


膝蓋骨脱臼などの関節疾患や、糖尿病といった病気の予防にも繋がります。


小型犬の場合、大型犬や人間と比較して㎏当たりの体重に占める割合が大きくなります。


例えば、5㎏の体重の子が6㎏に増えるのと、20㎏の子が21㎏に増えるのとでは意味合いが変わってくるという事です。


1歳を迎えた時の体重がその子の適正体重とされていますので、生涯その体重をキープ出来るように心がけましょう。

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パピヨンの適正体重とは?月齢体重の推移やダイエット方法を徹底解説

長生きのコツ②:適度な運動

食事管理と同様、肥満の防止に効果的なのが運動です。


過度な運動は骨や関節に負担をかけてしまうため避けた方が良いですが、ストレスを溜めさせないためにも、短い時間での運動は必要でしょう。


もともと、パピヨンという犬種は筋肉量が多いわけではないので、トレーニングのような激しい運動は必要ありません。


種々の老化のサインを見逃さず、ライフステージに見合った適切な運動量を意識してください。

長生きのコツ③:毎日の歯磨き

犬も人間と同じように歯が命で、近年では歯周病とその他の病気の罹患リスクについての研究がなされています。


歯肉炎や口鼻瘻管などの歯牙疾患によって、食事が摂りにくくなったりするのはもちろん、特筆すべきは心臓病のリスクが跳ね上がることです。


ドッグフードの改良によって栄養管理がしやすくなった反面、歯垢も溜まりやすくなっています。


また、犬の唾液は弱アルカリ性のため、歯垢が歯石に変化するスピードが速いと言われています。


そのスピードは、人間では1週間ほどですが、犬は1~3日であると言われています。


そのため、歯磨きは毎日行うことが望ましいです。


ただし、歯磨きについては幼少期からの習慣づけが非常に大切になります。


通常、犬は顔の周り、特に口の周りを触られることを嫌います。


そのため、大人になってから歯磨きを始めようとしても、うまくいかないことが多いため、子犬の時期に、ガーゼなどを用いながら、特に奥歯を触らせてくれるように訓練しましょう。


歯磨きペーストなどの歯科ケアグッズを用いれば、なお良いですね。


また、犬用の歯ブラシもありますが、毛先が固かったりで歯茎に傷をつけてしまう恐れがあります。


スキンシップを取るためにも、自分の手を使って優しく磨いてあげるのがいいでしょう。

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【獣医師監修】犬の歯周病の放置に要注意!重度の症状だと抜歯?予防法は歯磨き?

パピヨンのペット保険とは?保険料や補償内容、特約も解説!

ペット保険の保険料は、体重、犬種、年齢によって異なることがあります。


体重が重いほど、年齢が高いほど保険料も上がる傾向にあります。


パピヨンは、小型犬のグループに属していますが、分類の細かさによる違いが各保険会社によってあります。


また、保険会社によりますが、医療費の50%または70%を補償してくれるプランが多いようです。


また、補償内容に関しても、通院・入院・手術の全てを補償してくれるタイプや、通院のみ補償するタイプなど、いくつか種類があり、それによって保険料も変わってきます。


さらに、ペット保険会社によっては、ペットが他の人を咬んでしまったり、人の持ち物を破損してしまったときに損害賠償金を補償するペット賠償責任特約を付帯できます。


他にもペットを飼っている時の多頭割引や、一年間の保険の利用状況によって保険料の割引が受けられることもあります。


ペット保険に加入する際は、各保険会社の情報を十分に比較検討するようにしてください。


MOFFMEでは、パピヨンのペット保険についても取り扱っておりますのでぜひご覧ください。

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まとめ:パピヨンの平均・最高寿命や長生きさせるコツについて

ここまでパピヨンの平均・最高寿命や長生きさせるコツについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。


今回の記事のポイントは、

  • パピヨンは犬の中でも長寿の犬種で、平均寿命は13~15歳
  • パピヨンで発生しやすい病気もいくつか存在する
  • 長生きの秘訣は食事・運動・歯磨き

などです。


最近は、犬もまた人間と同じように長生きをする時代になりましたが、それが幸せかどうかは、健康であるかによって大きく左右されます。


また、犬は言葉を話せません。


そのため、体調の変化に気付いてあげるのは、飼い主の役目です。


今後も愛犬を大切にし、共に生活してください。


MOFFMEでは他にもペット保険に関する記事を多数掲載していますので、ぜひ他の記事もお読みください。