内容をまとめると
- ライオンラビットは社交的で愛情表現が豊かな性格!
- 寿命は5〜8年だが、10年以上生きることも
- 毛が長いため毛球症には特に注意してケアしてあげよう
- うさぎの治療費は全額自己負担のため、万が一に備えてペット保険への加入がおすすめ
大きなたてがみが特徴的な可愛らしいライオンラビットですが、どのような性格や特徴を持ち、飼育する上ではどのようなことに注意する必要があるのでしょうか。本記事では、ライオンラビットの性格や特徴について解説し、飼育する上での注意点についても詳しく紹介します。
この記事の目次
目次を閉じるライオンラビットの寿命は何年?
ライオンラビットの寿命は、一般的には5~8年程度であり、中には寿命を超えた10年以上生きるうさぎもいます。
寿命を全うすること、平均寿命以上に長生きしてもらうためには、
- 適切な飼育環境・食事の用意
- 定期的な健康診断
- 運動不足の解消
ライオンラビットと長く一緒に生活していくためには、性格や特徴、飼い方のポイントまで知っておくこともとても需要なポイントになりますので、この記事で詳しく解説していきます!
ライオンラビットはどんな性格?飼い主にはなつく?
ライオンラビットは下記のような性格を持っていると言われています。
- 社交的
- 愛情表現が豊か
- 活発
- 好奇心旺盛
ライオンラビットは、飼い主やうさぎと仲良くすることが好きで孤独を嫌う社交的な性格です。さらに飼い主や仲良しのウサギと触れ合ったり、一緒に寝たりと、愛情表現も豊かな性格のため、比較的人になつく性格ですね。
飼い主さんに向かって寄ってきて、おでこをすりつけるという独特な愛情表現をすることもあります。
運動をすることも好きな活発な性格のため、部屋の中を走り回ったり、ジャンプしたりすることがあるため、十分な運動場所を用意してあげてください!
また、ライオンラビットは好奇心旺盛な性格でもあるため、新しいものや興味を持ったものに対して積極的に接近し、調べたり触ったりします。新しいおもちゃをあげたりすることで、ライオンラビットの好奇心を満たすことができるでしょう。
ただし、ライオンラビットも個体や環境によって性格が異なりますので、上記のような性格ではなくても、それぞれの子の性格をちゃんと理解して、接してあげる必要があると言えるでしょう。
ライオンラビット特徴について解説!見た目の特徴や毛色にはどんな種類があるの?
ライオンラビットは、その名前から想像できるようにライオンのようなたてがみが特徴的です。このたてがみは頭部や首、背中を覆うように伸びる長い毛で、飼育環境や個体差によって異なりますが、長さが10cm以上になることもあります。
毛色には様々なバリエーションがあり、
- ホワイト:白色
- ブラック:黒色
- チョコレート:チョコレートのような茶色
- ブルー:ブルーがかったグレーのような色
- トータス:べっ甲のような色
- ブラックオター:黒が基調で、お腹などに白色の模様が入る
などカラフルで美しい毛色の種類が見られます。特に、ブリーダーによって作出された品種では、毛色や毛質に注目したものが多数存在し、中には珍しい特徴的な見た目を楽しむことができます。
ライオンラビットの大きさは30cm程度、体重は1.5kg〜2.5kg程度になることが多く、全体的にガッチリとした体格を持っています。
ライオンラビットの元祖は「ライオンヘッド」!歴史について解説
ライオンラビットは比較的新しい品種のうさぎで、ベルギーで誕生したと言われています。
「ライオンヘッド」とも呼ばれるこの品種は、異種交配の突然変異によって誕生しました。
ライオンラビットは、1990年代には世界的に知られるようになり、2014年には、アメリカにあるウサギとモルモットの開発や改良などを促進する世界規模の非営利団体によって正式な品種と認められました。
歴史は短いですが、その美しさや性格の良さから、現在では多くの国で飼育され多くの飼い主に愛されています。
今後もライオンラビットは、品種改良や研究が進められ、ますます飼いやすくなることが期待されています。
ライオンラビットはどこでお迎えできる?値段も紹介!
- ペットショップやホームセンター
- ブリーダー
- 里親
ライオンラビットを飼育する注意点や飼い方を解説
うさぎはとても繊細でストレスを抱えやすい動物であり、さらにうさぎはストレスには大変弱く、最悪の場合ストレスが原因で死に至る可能性があることも事実です。ライオンラビットと一緒に長く幸せに生活をして、寿命を全うしてもらうためには、飼い主が適切な飼い方をする必要がありますね。
ここでは、「ライオンラビットだからこそ特に気をつけたい」飼育に関する注意点を以下の3項目に分けて解説していきます。
- ライオンラビットは温度変化や乾燥に要注意!
- ライオンラビットは定期的にブラッシングが必要!
ライオンラビットは温度変化や乾燥に要注意!
ライオンラビットは長毛種のため他のうさぎよりも体温調整が苦手です。そのため、うさぎが快適に過ごせる、
- 室温:18〜24度
- 湿度:50〜60度
また、ライオンラビットは乾燥にも弱いため、湿度が低く乾燥した場所は避ける必要があります。乾燥している場所では、ライオンラビットの皮膚が乾燥し、皮膚炎などの健康問題を引き起こすことがあります。
どうしても冷房・暖房を使用すると部屋が乾燥してしまいますが、
- 冷房・暖房の風がライオンラビットに直接当たらないようする
- 加湿器を使用して湿度の調整をする
ライオンラビットを飼育する際には、温度と湿度の管理に注意を払い適切な環境を整えることが健康に育てるポイントになります。
ライオンラビットは定期的にブラッシングが必要!
ライオンラビットは長毛種であり、他のうさぎと比べて被毛が長く繁茂するため、飼い主による定期的なブラッシングによって、被毛の絡まりや毛玉を予防する必要があります。うさぎは自分で毛づくろいをして毛を綺麗にする習性がありますが、飼い主によるブラッシングをすることで、病気のリスクを下げることができるのです!
ブラッシングをせずに放置しておくと、長毛種であるが故に毛が絡み毛玉になりやすく、その毛玉を飲み込むと、腸内で毛が固まってしまう毛球症を引き起こす原因になってしまうのです。そのため、飼い主によるブラッシングが必要と言えるのです。
特に換毛期は毛が抜け落ちやすく毛玉にもなりやすい時期のため、ブラッシングの頻度を増やし、毎日してあげる必要があります。
ブラッシングは被毛を綺麗にするだけでなく、ライオンラビットとのコミュニケーションを促す良い機会でもあります。ライオンラビットとの絆を深めるためにも、定期的なブラッシングを習慣化してあげてくださいね!
ライオンラビットがかかりやすい病気は?ペット保険への加入もおすすめ
うさぎは下記のような病気になりやすいです。
- 骨折:骨が折れること。歩行困難・痛みからストレスや食欲不振の原因となる。
- ソアホック:足裏の皮膚が擦れ炎症を起こしてしまう病気。歩行困難や感染症の原因になる
- 不正咬合:歯の咬み合わせが悪くなってしまう病気。食欲不振などの原因になる
- 毛球症:お腹の中で飲み込んだ毛玉が溜まってしまう病気。消化不良や便秘の原因になる
- 定期的なブラッシングで毛玉を作らないこと
- 定期的なブラッシングで、うさぎが飲み込む毛の量を減らしてあげること
- 牧草を十分に与えて飲み込んだ毛の排泄を促すこと
ライオンラビットが加入できるペット保険
うさぎは病気や怪我を隠す習性があるため、異変に気づいた時には大きな治療が必要になることもあります。
病気になった際には病院にかかりますが、ペットは人間のような公的な健康保険がないため治療費は100%自己負担になります。動物の医療は自由診療のため動物病院によって治療費用が異なり、「想定よりも高額な治療費超がかかった・・・!」なんてこともあり得ます。
例えば毛球症になり、手術が必要になると2万〜3万円ほど治療費がかかり、入院が必要になれば、入院費用もかかります。さらに、心臓などの循環器疾患や泌尿器疾患の治療では10万円を超える場合もあります。
治療費が出せなくて満足いく治療を受けさせてあげられないなんてことを避けるためにも、治療費を一定の割合で負担してくれるペット保険への加入をおすすめします。
ライオンラビットにおすすめの人気ペット保険については下記の記事でまとめておりますので、ぜひ参考にしてみてください。
ライオンラビットの性格・特徴・寿命・病気に関するまとめ
今回の記事ではライオンラビットについて詳しく解説してきました!
この記事のポイントは
- ライオンラビットは愛情表現が豊かで人になつく性格の持ち主
- ライオンラビットの特徴は長い毛のたてがみ!カラーに、グレーや茶色・白黒などさまざまな色がある
- ライオンラビットの平均寿命は5〜8年。中には平均寿命を超えた10年以上生きる子もいる
- 平均寿命以上生きるためには日頃のお世話がとても大切で、ライオンラビットの飼い方のポイントは①室温管理②ブラッシング
- ライオンラビットは長毛種のため特に毛球症に注意
でした!
ライオンラビットは人になつく性格で、飼い主に寄り添ってくれる姿はとても可愛く癒されること間違いなしです。十分な愛情を注いで適切にお世話することで、ライオンラビットとの暮らしはより良いものになりますので、そのためにもまずはライオンラビットのことをよく理解してあげてくださいね!
MOFFMEではこの記事の他にもうさぎや、うさぎのペット保険に関する記事を多数公開しています。ぜひご覧ください。
記事モデル:うさぎのももこ