チワワの飼い方をご存知ですか?その飼いやすさから人気な犬種です。ではチワワの育て方・しつけ方等も気になりますよね。一人暮らし、共働きの方が注意すべきこともあるのでしょうか。この記事ではチワワの飼い方について、特徴・性格からかかりやすい病気まで詳しく解説します。
この記事の目次
目次を閉じるチワワの飼い方を徹底解説!飼いやすい犬種だけどしつけが大事!
数いる小型犬の中でも長年トップクラスの人気を誇る「チワワ」、小さな体に大きな愛くるしい目のその姿は知らない人はいませんね!
ジャパンケンネルクラブが毎年発表している犬種別頭数でも2位になっていて、その人気の高さを窺わせます。
今回はそのチワワをこれから家族に迎えようとしている方や、チワワを迎えたばかりの方に、チワワの飼い方についてを徹底解説していきます。
チワワの育て方やコツのポイントを
- チワワについてを知りたい!
- 飼う上で必要な知識や物は?
- チワワの日常のケアは?
- チワワにかかりやすい病気や対処は?
- チワワのペット保険
チワワとそのご家族が長く幸せに暮らせるように、最後まで記事に目を通してみてください。
またMOFFMEでは、「チワワのペット保険のランキング」についても詳しく解説しておりますので、そちらもぜひご覧ください!
そもそもチワワはどんな犬?特徴や性格、寿命、価格等を解説!
チワワを迎えるにあたって、チワワそのものに対してを深く知っておくことをおすすめします。
チワワのことをより知っておくことで、より愛情を持って迎えることが出来、育てる上でその知識は必ず役に立っていくことと思います。
ここでは
- チワワにまつわる歴史や主な特徴は?
- チワワの性格は?
- チワワを購入する金額はどのくらい?
チワワはどんな犬?特徴や歴史、寿命等を解説!
では、チワワという犬種について
- チワワの歴史
- チワワの特徴
- チワワの寿命
チワワの性格を解説!オス・メスで性格は違う?
チワワの特徴がわかったところでこれから迎えるチワワのイメージ、又はすでにいるチワワのことを大分理解しましたね。
次は、チワワの性格について学んでいきましょう。
性格を知っておくことでチワワへの寄り添い方を学ぶことが出来ます。
チワワは警戒心が強く、初対面の人にはすぐ懐かないとと言われています。
ですが、非常に愛情深く飼い主に対しては忠誠心を表し、よく懐きます。
甘え上手な一面もあり、チワワを飼った人にしかわからないチワワの魅力があります。
一方で神経質で臆病な性格でもあることもチワワの性格の特徴です。
恐怖心からブルブル震えるチワワもいますが、大型犬に臆することなくたち向かっていくチワワもいます。
立ち向かうことで自分を大きくみせようとする表れとも言われています。
また、性別よって異なった個性や特徴もあります。
オスの特徴は
- やんちゃでわんぱく
- 攻撃性が高い場合がある
- 好奇心旺盛
- リーダー意識が強い
- 大人しく賢い
- 従順で献身的
- 老齢になると独立心から、飼い主の強い愛情にストレスを感じることがある
になります。
これらの性格の特徴を踏まえてチワワちゃんと生活していきましょう。
チワワの価格はどれくらい?お迎え方法を解説!
チワワの特徴や生活を知ったところで、実際にペットショップでの購入を検討される次期が来ることでしょう。
いつその時が来てもいいように、チワワの市場価格やお迎えの方法を具体的に解説していきましょう。
チワワは人気トップクラスの犬種なので、大抵のペットショップで出会うことが出来ます。
ブリーダーさんから直接購入することも可能です。
平均価格は20万前後ですが、血統や様々な条件で価格は異なりますので参照程度にしてください。
また、保護犬や里親のマッチングWEBサイトなどもありますので購入という方法が全てではないということを覚えておくといいでしょう。
チワワに限らずですが、ペットを飼うというのは一生涯生命を預かることになります。
そのことを念頭に購入する前に最低限の知識と覚悟を持っておきましょう。
チワワの上手な飼い方とは?4つのポイントを徹底解説!
チワワの価格や購入方法がわかったところで、実際の飼育準備に入っていきましょう。
それには様々なこと飼育について必要な様々なことを知っておかねばなりません。
迎え入れてから困らないように事前準備をかかさず行っていきましょう。
具体的に
- 飼育するための準備に必要な物は?
- チワワは一日どのくらいフードを食べるの?
- どのくらい散歩したらいいのだろう?
- しつけって何をすればいいの?
①:飼育環境(ケージ等の飼う際に必要なもの、温度管理等)
まず飼育するために必要な物を準備しましょう。
迎える前に揃えておきたい物は
- ケージ(サークル)
- トイレ用品
- フード皿
- 給水用品
- ドッグフード
- 散歩用品
- トイレシーツやウェットティッシュなどの消耗品
- おもちゃ
- ベッドなどの寝る場所
②:1日に必要な食事量(子犬・成犬で異なるので注意!)
チワワをはじめとする、犬が生きていくために最も重要なものがフードです。
おやつは例外としてほぼフードのみで育っていくので顕著に犬の状態に影響します。
ここでは
- フードの選び方
- フードの量
- フードの与え方
犬を初めて飼う飼い主さんには選ぶのが難しいので、ペットショップやブリーダーさんのお勧めを聞きましょう。
3パターンほど聞いておくと、口に合わない等の場合に応用できるようになります。
また、フードには基本的にパピー用(~1歳)、アダルト用(1~6歳)、シニア用(7歳~)がありますので、間違えて購入しないように注意しましょう。
フードの量
犬の赤ちゃんは1歳までで大人の体に成長していきます。
ペットショップやブリーダーさん、獣医さんなどに必要事項を確認しておくことをお勧めします。
③:1日に必要な運動量
犬の中でもひと際小柄なチワワは他の犬種と比べると、散歩の量は少なめです。
だからと言って散歩が不必要なわけでは決してありえません。
一般的なチワワの散歩量の目安は、一日40分程度と言われています。
20分を2回に分けて散歩するのもいいと思います。
散歩は運動だけでなく、自然に触れたり他の犬ともコミュニケーションがとれる貴重な機会や時間になります。
愛犬も飼い主もそんな自然に触れていきながら、日常のリフレッシュや色んな発見が出来るのが良い散歩と言えるでしょう。
また、犬の個体別に特徴や傾向が違いますので、飼い主さんは愛犬を散歩してみてその子にあった散歩時間やスタイルを決めていくのが良いでしょう。
④:しつけ方(コマンドやトイレ、留守番のしつけ)
犬のしつけとは「人と犬が幸せに暮らすため」に必要なものです。
犬のしつけを行うか行わないかで、家族や犬の生活スタイルが大きく変わる可能性もあります。
「可愛がる」だけでは「育てる」とは言えません。
愛犬の幸せを願うなら必ず最低限のしつけは行っていきましょう。
ここでは、基本のしつけである
- トイレ
- 留守番
- 人に慣れさせる
- コマンド(マテ、オスワリなど)
チワワに必要な日頃のケアとは?5種類のケアを徹底解説!
チワワは小型犬の中でも飾り毛が少ないため、比較的お手入れが簡単な犬種と言われています。
ですが、お手入れが不必要というわけではありません。
しつけと同様、愛犬の健康を守るために日頃のケアをかかさないようにしていきましょう。
ここでは基本的なお手入れである
- 犬のヘアのお手入れ方法
- 目や耳のケア
- 歯磨き
- 爪切り
- トリミング・シャンプー・肛門腺ケア
①:ブラッシング
チワワには短毛のスムースコートと長毛のロングコートとの2種類いますが、ブラッシングの方法はほとんど変わりません。
コームは犬専用のものを購入し、皮膚を傷つけないように注意して行いましょう。
毛玉がある場合は少しずつコーミングし、毛のもつれをとっていきましょう。
このケアは被毛を美しく保つだけでなく、毛や皮膚の状態や虫がついてないか確認する健康ケアでもあります。
また、チワワは春から夏、秋から冬にかえて換毛期があります。
この間は1日2回の手入れを行いましょう。
②:目や耳のお手入れ
次に目や耳のお手入れについて説明して行きます。
チワワは個体差もありますが比較的「目」が大きい犬種になりますので、涙の分泌が多く目ヤニが出やすい犬種です。
涙で目の周りの毛の色が変色する「涙やけ」を防ぐためにも小まめに拭いてあげましょう。
涙やけをそのままにしてしまうと毛が抜けおちてしまう可能性があります。
「耳」のケアについては、週に一度行いましょう。
ケア方法はコットンや綿棒にイヤークリーナーを染み込ませて耳を優しく拭ってあげましょう。
あまりに耳内部までお掃除してしまうと外耳炎など耳の病気を引き起こす可能性があるので、気を付けてケアしていきましょう。
③:歯磨き
「犬も歯磨きするんだ!」と思う人も多数いると思いますが、犬も人間と同じで歯の病気になる可能性があります。
アダルトになってから開始すると歯磨きを嫌がる傾向にありますので、子犬のうちから歯磨きを行い慣らしていきましょう。
犬用の歯磨きとペーストを購入し、毎食後奥歯までしっかりと磨きましょう。
歯磨きを怠ると歯周病になる可能性が高くなり、全身麻酔で歯石をとるような事態になります。
老犬になっても丈夫な歯が保てるようにかかさずケアをしていきましょう。
④:爪切り
散歩時に自然に爪が削れていく犬もいますが、爪の状態を必ず一定期間で確認していきましょう。
爪が伸びきってしまうと自分の毛に引っかかってケガをしてしまったり、足自体を傷つけてしまう場合があります。
犬用の爪切りを購入し、子犬の頃から慣れさせれば嫌がる可能性は低いでしょう。
また、犬の爪には神経と血管が通っており、深爪すると出血をしてしまうので慎重に行いましょう。
爪のケアを怠ってしまうと爪内の血管がどんどん伸びてしまい、切るところが少なくなっていき、犬が歩きづらくなる可能性があります。
⑤:トリミング・シャンプー、肛門腺絞り
ノミやダニの予防や、毛や皮膚の汚れや病気を防ぐためにも定期的にシャンプーやトリミングを行いましょう。
シャンプーは月に1~2回で十分です。
あまり洗いすぎると皮膚に影響が出てくる可能性もあるので、気を付けましょう。
犬専用のシャンプーを使用し、ぬるめのシャワーで全身を洗っていきましょう。
お尻を洗う際に、ニオイをだす線である「肛門腺」と呼ばれる部分を絞り中に溜まっている分泌物を体外に排出しましょう。
この行為を一般的に「肛門絞り」と言います。
肛門絞りはコツを掴むまでは難しいので、トリミングサロンでお願いしたりコツを伝授してもらうのもいいと思います。
肛門絞りを定期的に行わないと、愛犬が肛門周りの病気になってしまう可能性もあるので必ず定期的に行いましょう。
チワワにはかかりやすい病気がある!ペット保険の加入もおすすめ
人間と同じく、大なり小なり病気をしない愛犬はいないということが言えます。
ですが、犬種別にかかりやすい病気を知ることで予防や万が一の備えをすることが出来ます。
ここではチワワがかかりやすい病気について
- チワワを飼う時に注意すべき病気とは?
- もしも病気になった時の準備や備えは?
チワワのかかりやすい病気には何がある?
それではチワワのかかりやすい病気について説明していきます。
チワワがかかりやすい病気は
- 膝蓋骨脱臼
- 水頭症
- 尿路結石症
- 低血糖症
- 気管虚脱
- 僧帽弁閉鎖不全症
- 角膜炎
ほとんどは先天性の奇形が原因ですが、脳挫傷等での後天性があります。
チワワはアップルヘッドといわれる独特の丸い頭をしているため、水頭症が発症しやすい犬種です。
運動障害や知覚障害、麻痺や斜視などの症状が表れます。
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尿路結石症
膀胱、腎臓、尿道に石が溜まる病気です。
細菌感染、食事バランス、水分不足、加齢によるpHの偏りなどが原因と考えられます。
チワワをはじめとする小型犬に多く見られる病気で、中でもチワワは「シュウ酸カルシウム結石症」になりやすいと言われています。
チワワの排尿回数が増えたり、排尿に時間がかかり血が混じってるなどの症状がみられたらこの病気を疑いましょう。
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低血糖症
低血糖症は血液の糖分濃度が低下する病気で、長時間の空腹、内臓障害などでの栄養吸収の悪化が原因で起こります。
チワワは活発な犬種なので、食べずに運動すると低血糖を起こしやすいです。
低血糖状態が続くと命にかかわることもあるのでチワワがぐったりしていたら早めに動物病院に相談しましょう。
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犬の低血糖はどんな病気?症状・原因、治療費・治療法なども紹介
気管が潰れて変形し、呼吸困難や酸欠によるチアノーゼや咳などが起こります。
遺伝で骨が弱い、加齢で気管の筋肉が弱まっている、肥満などが原因にあげられます。
頭をのけぞらせて吠える習性の犬がなりやすく、チワワをはじめとする小型犬にも多い病気です。
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僧帽弁閉鎖不全症
心臓内で血液が逆流してしまう病気ですが、雑音が聞こえるだけで他に目立った症状はありません。
大型犬より、チワワを含む小型犬に多い病気です。
進行すると肺水腫や不整脈を起こし突然死する可能性もあるので、怖い病気です。
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角膜炎
常に涙がでる、目ヤニが多い、まぶたが痙攣する、充血などの症状があれば角膜炎を疑ってください。
チワワは目が大きく、飛び出しているので、目にぶつかったりい異物が入りやすい犬種です。
病気は悪化すれば治療が長引き、愛犬チワワがつらい思いをします。
悲しい思いをさせないように日頃から出来るケアをしていきましょう。
▼角膜炎について詳しく知りたい方はこちら
念のためにペット保険に加入しておくのがおすすめ!
近年加入者が増えていっているペット保険ですが、それでも現在の加入率はペットを飼っている方のおよそ10%程度にしかなりません。
ペットの治療費は全額自己負担となりますので、突然の病気による手術等で数十万円といった高額な費用がいきなり請求されてしまうことも珍しくありません。
しかし大切なペットには最適な治療を余裕を持って受けさせてあげたいですよね。
もしもの時、治療費の負担を少しでも軽減し飼い主やペットが治療に専念できるように、前もってペット保険に加入しておくことをおすすめします。
MOFFMEでは「どんな保険に加入すれば良いか分からない」・「入りたい保険がいくつかあるけど、どれが一番良いのか悩む」といった方のために、ペット保険の一括比較サービスを行っております。
ペット保険への加入を検討されている方はぜひ利用してみてください!
まとめ:チワワの飼い方を徹底解説!
今回はチワワの飼い方について紹介していきました。
小さくて愛くるしいチワワのことをたくさん知って、飼いたくなった人もいるのではないでしょうか。
それでは最後にチワワの飼い方について
- チワワは小型犬の中でもトップクラスを誇る犬種
- スムースコートとロングコートの2種類がいる
- チワワの寿命は12~20歳と比較的長寿である
- チワワの性格は、愛情深く飼い主に懐くが警戒心が強い
- 飼育する前に最低限の環境を整えておく1
- 一日のフード量や運動量を把握しておく!
- しつけはチワワの健康や命を守るために必要
- チワワが重い病気にならないよう日常のケアをする!
- 万が一の備えにペット保険を検討する