猫がハーブを食べるのは大丈夫?安全・有害なハーブや猫よけを解説!のサムネイル画像

猫がハーブを食べるのは大丈夫かご存知ですか?猫に安全なハーブ、有害なハーブの両方があり注意が必要です。またハーブを猫よけに使う方法もあります。この記事では猫にハーブが安全かについて、安全・危険なハーブ、猫よけハーブ、中毒の対処法について解説します。

記事監修者「森下 浩志」

この記事の監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー

早稲田大学基幹理工部出身。すべてのペットのお金と健康にまつわる問題を解決したい、という強い思いからMOFFMEを立ち上げ。ファイナンシャルプランナー、損害保険(ペット保険を含む)の公的資格取得。獣医師団体などと連携をして、ペットのWEB健康診断ツールの開発も行う。

この記事の目次

目次を閉じる

猫にハーブは安全?安全・危険なハーブ、猫よけハーブを解説!

 

記事モデル:ミュー

(※記事モデルの写真はハーブではございません。)


ハーブは、料理の香辛料や、薬、防虫、ハーブティーや部屋で炊くアロマなど、人間の日常生活には欠かせない植物です。


また、ハーブには、疲労回復リラックス効果消化促進など多くの効果が人間にはありますが、大切な飼い猫には、ハーブは大丈夫なのでしょうか?


実は、猫にハーブは大丈夫です。ただ安全なハーブや危険なハーブがあり、全部のハーブが大丈夫ではありませんので飼い主は注意が必要です。


そこで今回「MOFFME」では、猫にハーブは安全?について

  • 安全なハーブや危険なハーブ
  • ハーブを与える際の注意点うあ与え方
  • 猫よけのハーブを紹介
  • 猫がハーブで中毒になったときの対処法・予防法
  • もしもに備えてぺット保険加入がおすすめ
以上のことを中心に解説していきます。

この記事を読んで頂ければ、猫に安全・危険なハーブのことや猫にハーブを与える際の注意点について知ることができます。

ぜひ最後までご覧ください。

MOFFMEではペット保険のランキングについても紹介しておりますので、そちらもぜひご覧ください。

猫にハーブは安全?安全・危険なハーブを解説!


女性は癒し効果やリラックス効果をもとめるために、ハーブを日常生活に取り入れている人も多いですよね。


ハーブには色々な種類があり、カモミール、バジル、ローズマリー、ラベンダーなどアロマやハーブティーなどで使用しています。


人間には有効な効果を与えるハーブですが、猫にハーブを与えても大丈夫でしょうか?


そこで、ここからは

  • ハーブが猫に与える効果
  • 猫が食べても安全なハーブ
  • 猫が食べてはいけないハーブ
について解説していきます。

猫にハーブを与える効果とは?リラックス効果もあるのか

日常生活でハーブは、おもに料理の香り付けや薬、ハーブティー、アロマに人は利用します。


ハーブは、癒しやリラックスなど良い効果を人間に与えますが、猫にハーブを与えると、どのような効果がでるのでしょうか?


ハーブの種類により与える効果は違いますが、猫にも人間同様にリラックス効果が期待できます。


また、利尿作用疲労回復消化促進口臭予防免疫力アップもハーブの良い効果があります。

猫が食べるのも大丈夫な安全なハーブとは?

ハーブは人間にも猫にも良い効果を与えますが、ハーブには数多くの種類がありますので、どのようなハーブでも猫に与えて大丈夫なのでしょうか?


実はハーブの種類には、猫に与えて大丈夫な安全なハーブと、与えてはダメなハーブがあります。


ここからは、猫に与えても安全なハーブについて、解説していきます。


カモミール」は、猫が食べても安全なハーブです。期待できる効果には、利尿作用や口臭予防、リラックス効果があります。


キャットグラス」は、ホームセンターでも購入できる猫が好きなハーブです。別名では猫草とも呼ばれていて、猫を興奮させるネペタラクトンが成分に含まれています。


大葉」もハーブですが、猫に与えても大丈夫です。大葉の成分には、ビタミン類やベータカロチン、カリウムなどが消化促進効果をもたらし、荒に疲労回復効果も期待できます。

猫に毒性のある与えてはダメなハーブとは?

ここでは、猫に毒性がある与えてはダメなハーブについて、解説していきます。


特に与えてはいけないハーブは、「ラベンダーやティートゥリー」で猫がもし食べてしまうと中毒症状をおこす猫には危険なハーブです。


ラベンダーは食べることだけでなく、香りも猫には良くないです。猫の嗅覚は人間の10万分の1の匂いでも感じることができます。


ラベンダーの香りを猫が嗅ぎ続けると、腎臓や肝臓に異常がでる可能性がありますので、注意して下さい。


他にも、「ユーカリ」の種類にも毒性があるものもありますので、猫にユーカリは与えないようにしましょう。

猫にハーブを与える際の注意点、与え方を解説!


猫には与えても大丈夫なハーブがあるのが分かりましたが、ハーブはそのまま与えてもいいのでしょうか?


人間ですと、ハーブを生でサラダで食べたり、加工してケーキやおやつにして食べることがありますが、猫に関して疑問が残ります。


そこで、ここからは

  • ハーブの与え方
  • ハーブを与えるときの注意点
について、詳しく解説していきます。

ハーブを与える際は少量を細かく刻んで与えよう

ハーブを与える際には、猫が食べやすいように少量を細かく刻んで与えます。日常の大好きなごはんといっしょに、与えるのがベストです。


ハーブをそのまま与えるのは、猫も食べづらいですし、喉に詰まる可能性がありますので、しないで下さい。


ハーブは、独特な香りがあるケースもありますので、嫌がる猫には無理して食べさせないようにしましょう。

ハーブティーやクッキー等の加工品を与える際は注意!

日々仕事や家事で忙しいときに、休憩タイムで飲むハーブティーには、気持ちが非常に癒されリラックスすることができます。


ただ猫には、基本人間の飲むハーブティーやクッキー等の加工品は、与えないようにします。


ハーブティーに関しては、食べても大丈夫なハーブのものなら与えてもいいですが、最初は薄めにしましょう。


ハーブティーの中には、複数のハーブを使用している商品もあり、中に猫か中毒を起こすハーブがあると大変ですので、与える前に必ず原材料を確認して下さい。


クッキーなどの加工品では、人間用に甘い砂糖やバターを多量に使用されていますので、猫に与えますと、糖尿病肥満の原因になりますので、与えないようにします。

アロマオイルは腎不全等の腎臓病を引き起こす可能性がある!

猫が食べても安全なハーブも、アロマオイルに加工すると猫に有害になります。


アロマの成分にあるフェノール類殺菌成分が強くて、猫の薄い皮膚への刺激が強いためです。


他にもケトン類には、神経性の毒性が含まれているケースがありますので、猫の飼い主は、アロマを使用しないようにして下さい。


アロマのリスクとして、猫が体につけてしまい、舐めて中毒症状を起こしたり、部屋でアロマを炊くと香りで、猫が腎不全肝臓病を引き起こす可能性があります。

ハーブは猫よけに有効?猫よけにおすすめのハーブを解説!


ハーブの香りが嫌いな猫には、ハーブは猫よけにも有効なのでしょうか?


家庭菜園や畑などの大切に育てた野菜や果物を、猫に荒らされて困るケースもあります。


ここからは、猫よけに、ハーブは有効か?について

  • 猫よけにおすすめのハーブと植え方
  • 猫よけにハーブを使用する際の注意点
以上のことを詳しく解説していきます。

猫よけにおすすめのハーブとは?植え方も解説!

ここでは、猫にお困りの形に猫よけになるハーブを、いくつか紹介します。


マリーゴールド」は、ハーブティーで使用されるハーブです。庭先で植えると丈夫に育ちます。


ローズマリー」は、爽やかな香りが特徴なので、肉料理の臭い消しに抜群です。日当たりが良い場所に植えて、水はあまりやり過ぎないようにしましょう。


ミント」は、色々な料理やハーブティーにも使用されます。比較的寒暖に強いので、半日陰の場所に植えて下さい。


猫よけハーブの植え方は、庭先や猫が通るところに植えると効果が∂可能性が高まりますがが、効果がでないときに、植えなおすのも手間がかかります。


そのため、おすすめは、プランターや鉢に猫よけハーブを植えることです。猫の行動に簡単に合わせることができますので、猫の被害が少なくなる可能性は高いです。

猫よけにハーブを使う際の注意点とは?ハーブの好き嫌いもある!

猫よけにハーブを使う際の注意点は、ハーブをピンポイントに置くことです。猫の習性として、猫はトイレの場所や通り道を決めると、そこの場所にこだわります。


そのために、猫のトイレの場所が判明したら、その場所にピンポイントでハーブを置いて猫よけにしましょう。


また猫によって嫌いなハーブの種類が異なります。そのため、1つのハーブだけでなく複数の種類を猫よけに使用することを、おすすめします。

猫がハーブで中毒症状を起こした時の対処法・予防法は?

猫が有害な成分を含むハーブを食べて、中毒症状を起こした時の対処方法はどうしたらいいでしょうか?


結論は、すぐに動物病院に電話をしてから、連れて行き先生に治療をしてもらうことです。


他にも大事なことが2つあります。


1つ目は、飼い主が落ち着いて冷静に対処することです。中毒症状になると、嘔吐や下痢、よだれなど症状がありますので、気持ちはあせりますが、大切な猫のために落ち着きましょう。


2つ目は、状況をメモにして、正確な情報を先生に伝えることです。メモの内容には、ハーブの種類、写真、経過時間、食べた量など分かる範囲で書き留めることが大切です。


猫がハーブで中毒症状にならないための予防方法としては、猫がハーブを食べることができないようにカバーを付けることです。


カバーを付けていると、飼い主がいないときでも、猫がハーブを食べることはできませんので安心できます。


他にもハーブの置き場所に注意することです、猫は非常に身体能力が高いので、高いところや狭いところにも動くことができます。


そのために。ハーブを天井から吊るすなど、猫がジャンプしても届かないところにハーブを置きましょう。

もしもの時に備えてペット保険に加入しておくのがおすすめ!

もしも、大切な猫が間違って中毒性あるハーブを食べたり、ケガや病気になってしまった時には、動物病院で治療を受けると思います。


ケガや病気の症状により、長期の治療や入院により、高額な治療費がかかることがあります。


人間ですと、公的な健康保険がありますので、治療費の大部分を国で補償してくれますので安心ですが、猫には健康保険がありませんので、治療費は100%飼い主の自己負担になります。


そこで、もしもの時に備えるために、ペット保険に加入することをおすすめします。


保険会社や保険プランによりますが、通院、入院、手術などの治療費の50%や70%補償してくれますので経済的負担も軽減されます。


MOFFMEでは、猫のぺット保険に関する記事や一括比較サービスを取り扱っていますので、加入を検討する際に参考にして下さい。

まとめ:猫にハーブは安全・危険?猫よけハーブとは何か

猫にハーブは安全・危険?と猫よけハーブについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?


今回の記事のポイントは

  • 猫に安全なハーブと悪いハーブがある。
  • 猫には、ハーブティーやクッキーなど人間の食べ物は与えない。
  • 猫が嫌いなハーブを使用すると、猫よけにもなる。
  • 猫がハーブで中毒症状を起こしたら、すぐに動物病院に連れて行く。
  • もしものために、ぺット保険に加入しておく。
でした。

猫が食べても安全なハーブには、猫にも良い、リラックス効果や様々な効果が期待できますので上手に猫に与えていきたいです。

反面、猫が中毒症状を起こしてしまうダメなハーブや、アロマには気をつけたいですし、もそもの時の備えにぺット保険は、精神的にも経済的にも安心を与えてくれます。

MOFFMEでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されていますので、ぜひご覧ください。