猫がハーブを食べるのは大丈夫かご存知ですか?猫に安全なハーブ、有害なハーブの両方があり注意が必要です。またハーブを猫よけに使う方法もあります。この記事では猫にハーブが安全かについて、安全・危険なハーブ、猫よけハーブ、中毒の対処法について解説します。
この記事の目次
目次を閉じる猫にハーブは安全?安全・危険なハーブ、猫よけハーブを解説!
記事モデル:ミュー
(※記事モデルの写真はハーブではございません。)
ハーブは、料理の香辛料や、薬、防虫、ハーブティーや部屋で炊くアロマなど、人間の日常生活には欠かせない植物です。
また、ハーブには、疲労回復やリラックス効果、消化促進など多くの効果が人間にはありますが、大切な飼い猫には、ハーブは大丈夫なのでしょうか?
実は、猫にハーブは大丈夫です。ただ安全なハーブや危険なハーブがあり、全部のハーブが大丈夫ではありませんので飼い主は注意が必要です。
そこで今回「MOFFME」では、猫にハーブは安全?について
- 安全なハーブや危険なハーブ
- ハーブを与える際の注意点うあ与え方
- 猫よけのハーブを紹介
- 猫がハーブで中毒になったときの対処法・予防法
- もしもに備えてぺット保険加入がおすすめ
猫にハーブは安全?安全・危険なハーブを解説!
女性は癒し効果やリラックス効果をもとめるために、ハーブを日常生活に取り入れている人も多いですよね。
ハーブには色々な種類があり、カモミール、バジル、ローズマリー、ラベンダーなどアロマやハーブティーなどで使用しています。
人間には有効な効果を与えるハーブですが、猫にハーブを与えても大丈夫でしょうか?
そこで、ここからは
- ハーブが猫に与える効果
- 猫が食べても安全なハーブ
- 猫が食べてはいけないハーブ
猫にハーブを与える効果とは?リラックス効果もあるのか
日常生活でハーブは、おもに料理の香り付けや薬、ハーブティー、アロマに人は利用します。
ハーブは、癒しやリラックスなど良い効果を人間に与えますが、猫にハーブを与えると、どのような効果がでるのでしょうか?
ハーブの種類により与える効果は違いますが、猫にも人間同様にリラックス効果が期待できます。
また、利尿作用や疲労回復、消化促進、口臭予防、免疫力アップもハーブの良い効果があります。
猫が食べるのも大丈夫な安全なハーブとは?
ハーブは人間にも猫にも良い効果を与えますが、ハーブには数多くの種類がありますので、どのようなハーブでも猫に与えて大丈夫なのでしょうか?
実はハーブの種類には、猫に与えて大丈夫な安全なハーブと、与えてはダメなハーブがあります。
ここからは、猫に与えても安全なハーブについて、解説していきます。
「カモミール」は、猫が食べても安全なハーブです。期待できる効果には、利尿作用や口臭予防、リラックス効果があります。
「キャットグラス」は、ホームセンターでも購入できる猫が好きなハーブです。別名では猫草とも呼ばれていて、猫を興奮させるネペタラクトンが成分に含まれています。
「大葉」もハーブですが、猫に与えても大丈夫です。大葉の成分には、ビタミン類やベータカロチン、カリウムなどが消化促進効果をもたらし、荒に疲労回復効果も期待できます。
猫に毒性のある与えてはダメなハーブとは?
ここでは、猫に毒性がある与えてはダメなハーブについて、解説していきます。
特に与えてはいけないハーブは、「ラベンダーやティートゥリー」で猫がもし食べてしまうと中毒症状をおこす猫には危険なハーブです。
ラベンダーは食べることだけでなく、香りも猫には良くないです。猫の嗅覚は人間の10万分の1の匂いでも感じることができます。
ラベンダーの香りを猫が嗅ぎ続けると、腎臓や肝臓に異常がでる可能性がありますので、注意して下さい。
他にも、「ユーカリ」の種類にも毒性があるものもありますので、猫にユーカリは与えないようにしましょう。
猫にハーブを与える際の注意点、与え方を解説!
猫には与えても大丈夫なハーブがあるのが分かりましたが、ハーブはそのまま与えてもいいのでしょうか?
人間ですと、ハーブを生でサラダで食べたり、加工してケーキやおやつにして食べることがありますが、猫に関して疑問が残ります。
そこで、ここからは
- ハーブの与え方
- ハーブを与えるときの注意点
ハーブを与える際は少量を細かく刻んで与えよう
ハーブを与える際には、猫が食べやすいように少量を細かく刻んで与えます。日常の大好きなごはんといっしょに、与えるのがベストです。
ハーブをそのまま与えるのは、猫も食べづらいですし、喉に詰まる可能性がありますので、しないで下さい。
ハーブは、独特な香りがあるケースもありますので、嫌がる猫には無理して食べさせないようにしましょう。
ハーブティーやクッキー等の加工品を与える際は注意!
日々仕事や家事で忙しいときに、休憩タイムで飲むハーブティーには、気持ちが非常に癒されリラックスすることができます。
ただ猫には、基本人間の飲むハーブティーやクッキー等の加工品は、与えないようにします。
ハーブティーに関しては、食べても大丈夫なハーブのものなら与えてもいいですが、最初は薄めにしましょう。
ハーブティーの中には、複数のハーブを使用している商品もあり、中に猫か中毒を起こすハーブがあると大変ですので、与える前に必ず原材料を確認して下さい。
クッキーなどの加工品では、人間用に甘い砂糖やバターを多量に使用されていますので、猫に与えますと、糖尿病や肥満の原因になりますので、与えないようにします。
アロマオイルは腎不全等の腎臓病を引き起こす可能性がある!
猫が食べても安全なハーブも、アロマオイルに加工すると猫に有害になります。
アロマの成分にあるフェノール類が殺菌成分が強くて、猫の薄い皮膚への刺激が強いためです。
他にもケトン類には、神経性の毒性が含まれているケースがありますので、猫の飼い主は、アロマを使用しないようにして下さい。
アロマのリスクとして、猫が体につけてしまい、舐めて中毒症状を起こしたり、部屋でアロマを炊くと香りで、猫が腎不全や肝臓病を引き起こす可能性があります。
ハーブは猫よけに有効?猫よけにおすすめのハーブを解説!
ハーブの香りが嫌いな猫には、ハーブは猫よけにも有効なのでしょうか?
家庭菜園や畑などの大切に育てた野菜や果物を、猫に荒らされて困るケースもあります。
ここからは、猫よけに、ハーブは有効か?について
- 猫よけにおすすめのハーブと植え方
- 猫よけにハーブを使用する際の注意点
猫よけにおすすめのハーブとは?植え方も解説!
ここでは、猫にお困りの形に猫よけになるハーブを、いくつか紹介します。
「マリーゴールド」は、ハーブティーで使用されるハーブです。庭先で植えると丈夫に育ちます。
「ローズマリー」は、爽やかな香りが特徴なので、肉料理の臭い消しに抜群です。日当たりが良い場所に植えて、水はあまりやり過ぎないようにしましょう。
「ミント」は、色々な料理やハーブティーにも使用されます。比較的寒暖に強いので、半日陰の場所に植えて下さい。
猫よけハーブの植え方は、庭先や猫が通るところに植えると効果が∂可能性が高まりますがが、効果がでないときに、植えなおすのも手間がかかります。
そのため、おすすめは、プランターや鉢に猫よけハーブを植えることです。猫の行動に簡単に合わせることができますので、猫の被害が少なくなる可能性は高いです。
猫よけにハーブを使う際の注意点とは?ハーブの好き嫌いもある!
猫よけにハーブを使う際の注意点は、ハーブをピンポイントに置くことです。猫の習性として、猫はトイレの場所や通り道を決めると、そこの場所にこだわります。
そのために、猫のトイレの場所が判明したら、その場所にピンポイントでハーブを置いて猫よけにしましょう。
また猫によって嫌いなハーブの種類が異なります。そのため、1つのハーブだけでなく複数の種類を猫よけに使用することを、おすすめします。
猫がハーブで中毒症状を起こした時の対処法・予防法は?
猫が有害な成分を含むハーブを食べて、中毒症状を起こした時の対処方法はどうしたらいいでしょうか?
結論は、すぐに動物病院に電話をしてから、連れて行き先生に治療をしてもらうことです。
他にも大事なことが2つあります。
1つ目は、飼い主が落ち着いて冷静に対処することです。中毒症状になると、嘔吐や下痢、よだれなど症状がありますので、気持ちはあせりますが、大切な猫のために落ち着きましょう。
2つ目は、状況をメモにして、正確な情報を先生に伝えることです。メモの内容には、ハーブの種類、写真、経過時間、食べた量など分かる範囲で書き留めることが大切です。
猫がハーブで中毒症状にならないための予防方法としては、猫がハーブを食べることができないようにカバーを付けることです。
カバーを付けていると、飼い主がいないときでも、猫がハーブを食べることはできませんので安心できます。
他にもハーブの置き場所に注意することです、猫は非常に身体能力が高いので、高いところや狭いところにも動くことができます。
そのために。ハーブを天井から吊るすなど、猫がジャンプしても届かないところにハーブを置きましょう。
もしもの時に備えてペット保険に加入しておくのがおすすめ!
もしも、大切な猫が間違って中毒性あるハーブを食べたり、ケガや病気になってしまった時には、動物病院で治療を受けると思います。
ケガや病気の症状により、長期の治療や入院により、高額な治療費がかかることがあります。
人間ですと、公的な健康保険がありますので、治療費の大部分を国で補償してくれますので安心ですが、猫には健康保険がありませんので、治療費は100%飼い主の自己負担になります。
そこで、もしもの時に備えるために、ペット保険に加入することをおすすめします。
保険会社や保険プランによりますが、通院、入院、手術などの治療費の50%や70%補償してくれますので経済的負担も軽減されます。
MOFFMEでは、猫のぺット保険に関する記事や一括比較サービスを取り扱っていますので、加入を検討する際に参考にして下さい。
まとめ:猫にハーブは安全・危険?猫よけハーブとは何か
猫にハーブは安全・危険?と猫よけハーブについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
今回の記事のポイントは
- 猫に安全なハーブと悪いハーブがある。
- 猫には、ハーブティーやクッキーなど人間の食べ物は与えない。
- 猫が嫌いなハーブを使用すると、猫よけにもなる。
- 猫がハーブで中毒症状を起こしたら、すぐに動物病院に連れて行く。
- もしものために、ぺット保険に加入しておく。