犬のてんかんをご存知ですか?原因は遺伝性、後天性があり、飼い主に唸る、噛む等の異常行動といった症状を引き起こします。治療としては主に投薬がなされます。この記事では犬のてんかんについて、原因から発作、治療、治療費用、予防、ペット保険まで詳しく解説します。
この記事の目次
目次を閉じる犬のてんかんは治らない?前兆や特徴も解説!
飼っている犬が急にてんかんを起こすと飼い主はびっくりするでしょう。
大事な飼い犬のてんかん発作がどうにか治らないかと悩んでいる飼い主さんは多いです。
今回「MOFFME」では、
- 犬のてんかん発作の原因・症状
- 犬のてんかんの治療方法と治療費
- 犬のてんかんになりやすい犬種や年齢
- 上手に付き合う上での注意点
- てんかんを始め、病気に備えてペット保険に加入
以上の内容について解説します。
1回の発作で命に関わることは稀ですが、何度も発作が起こっていると命に関わることもある病気です。
なぜ発作が起こるのか、メカニズムや治療方法を把握しておくと何かあったときに役立ちます。
犬が楽しく過ごすためにも最後までご覧ください。
またMOFFMEではペット保険のランキングについても詳しく解説しておりますので、そちらもぜひご覧下さい。
犬のてんかんとは?原因や症状を詳しく解説!
ブルブルと全身で震える症状が起こるてんかん。飼い主さんから見るととても辛いでしょう。
大きな発作が起こると命にも関わるので飼い犬がどんな発作を起こしているのかを把握することが大切です。
この章で紹介する項目は
- 前兆や特徴は何か?
- 原因と原因によるてんかん発作の種類
- てんかんの典型的な症状
- 検査項目について
です。
まずは何でてんかんを発症するのか、原因や特徴を知りましょう。
メカニズムを理解していると飼い犬にどんな症状が出ているのかを把握することができます。
そもそもてんかんとは?前兆や特徴、定義を解説!
てんかんは脳の病気の1つです。100頭に1頭の割合で起こるので決して珍しい病気ではありません。
特徴は部分的もしくは全身に痙攣が起こります。犬によって部分的な発作か、全身に広がる発作かは差がある病気です。
また失神したり、意識が混濁するなどの意識障害もみられます。
前兆としてみられる犬のしぐさ・行動は犬にもよりますが、代表的なものは
- ソワソワしたり、ウロウロして落ち着かない
- よだれを垂らす
- 飼い主の側を離れない
- 鼻を鳴らす
- どこかに隠れようとする
などです。
てんかんはいつ起こるかわかりませんが、何かしらの前兆があることも多いです。
飼い主さんは飼い犬にてんかんがみられたら行動やしぐさを観察してください。
てんかんの原因は?遺伝等の原因や原因別の種類を解説!
犬のてんかんは脳の病気なのでまだまだわかっていないことがたくさんあります。
主に2つの種類にわけられます。
主な2つの種類は
- 脳神経細胞が機能異常を引き起こしている特発性てんかん
- 別の脳疾患にかかっていて、脳疾患によって引き起こされる構造的てんかん(または症候性てんかん)
です。
犬の場合、最も多い原因は最初に紹介した特発性てんかんです。
特発性てんかんは、遺伝的な要素で発作を起こすのも含まれます。
また2番目に紹介した構造的てんかんは、水頭症・脳炎・脳腫瘍・外傷など脳に何らかの器質的な病変があることが主な原因としてあげられます。
そのため原因となる病気にかかってから発症します。
てんかんの症状は?甘える、歩けない、凶暴化等の発作を紹介!
てんかんの症状はブルブルと全身が震える発作や全身をピンと突っ張らせる発作をイメージする人も多いでしょう。
しかしてんかんの症状は全身がブルブル震える強直間代発作以外にもたくさんあります。
少し代わった発作としてはいつもはおとなしい犬が突然、何かに取り憑かれたように攻撃行動を起こすことがあります。
このような問題行動にてんかんが関与しているのではないかといった報告があります。
他にも柴犬に多く現れる症状として自分のしっぽをクルクルと追いかける尾追い行動があります。この尾追い行動も稀ですが、てんかんが関与している場合もあるようです。
犬はてんかんを起こすとそのまま元気になる場合もありますが、歩けないほどふらふらになったりそのまま眠ってしまう場合があります。
ふらふらになる理由はてんかんの発作を起こしたことで脳の大事な神経が疲れてしまうからです。
発作の程度や犬の体力など様々なことが関係していますのでちゃんと歩けるようになるまでの時間は犬によります。
長い子だと数日、ちゃんと歩けないこともあります。
その間、頭をぶつけたり、怪我をしないように見守ることが大切です。
てんかんの検査方法は?てんかんと診断される方法を紹介!
てんかんを発症するには原因がいくつかあります。
そのためてんかんの症状が見受けられたり、飼い犬に何かおかしい兆候があったら動物病院に連れていくことが大事です。
てんかんを確定させるためには精密検査を実施します。
主な検査の項目は
- 血液検査
- 歩く様子を診察
- 神経学的検査
- 心臓機能を確認する検査
- MRIによる画像診断
- 脳波検査
です。
発作はてんかんの他に別の病気が原因で起こることがあります。
そのため、何が原因なのかを探る必要があるため検査項目が多いです。
飼い主さんは今まで発作が起こったときの様子を把握しておくと診断がスムーズでしょう。
できれば発作の状況を動画で残しておいたり、頻度や発作時間などを記録をしておくといいでしょう。
特に発作の前兆・発作が起こったときの様子・発作が治まったあとの様子がわかると役立ちます。
犬のてんかんの治療法や治療費、予防法を詳しく紹介!
様々な原因や症状がある犬のてんかんですがどんな治療法があるのでしょうか。
また、どれくらいの頻度で動物病院に通う必要があって、お金はいくらかかるのでしょう。
ここでは
- 治療の方法
- いくらかかるのか
- 予防方法はあるのか
を紹介します。
てんかんの投薬等の治療、治療費用を実例で紹介!
犬のてんかんは完全に完治するのは困難です。
そのためお薬でできるだけ発作を起こさないように治療をするのがベターです。
薬を飲み始めて一度も発作が起こらない事が一番ですが、目標は3ヶ月に一度以下の発作に抑えることです。
最初はコントロールするのが難しいようですが、獣医師と蜜にコンタクトをとって発作のときの状況をできるだけくわしく伝えましょう。
てんかんにかかる病院代の一例です。
診察の内容 | 金額(円) |
---|---|
診察代 | 1,500円 |
各種検査代 | 15,000円 |
処方代 | 2,500円 |
1回の診療で約2万円必要なのがわかるでしょう。
特に、検査代がとても高くなってしまいます。
ただ飼い主さんの生活もありますので、大変な事態に備えて飼い犬が元気なうちにペット保険に入っておくと治療費の点ではまだ安心かもしれません。
てんかん発作の予防は?動物病院の指示に従って投薬を続けよう
そもそもてんかんになる原因が専門医でもまだまだ謎な部分がたくさんある病気です。
そのため明確な予防法は確立されていません。
ただ飼い主側にできることはありますので、かわいいペットのために尽力することが大切です。
てんかん発作を起こさないためには、病院で処方してもらったお薬を毎日、しっかりと飲むことが大事です。
しばらくてんかんの発作が起きていないからと勝手にお薬をやめてしまうと、途端に発作が起こる可能性があります。
そのためお薬がなくなる前に受診をし、投薬を続けることが重要です。
強いお薬なので獣医師の指示に従って適量の投薬を続けましょう。
お薬を適切に使って上手にコントロールするのがてんかんの一番の予防です。
てんかんになりやすい犬種や年齢は?高齢だとなりやすいのか
犬のてんかんは年齢や犬種は関係あるのでしょうか?
犬のてんかんの場合、あまり年齢は関係ありません。
年齢によって多少はパーセンテージが変動しますが、大きな違いはありません。
ただし犬種はてんかんが起きやすい種類があります。
日本でよく飼われているなかでてんかんが起きやすい犬種は
です。
なお、遺伝的・家族的な要因が疑われていますが、まだはっきりとした原因はわかっていません。
てんかんと付き合っていくには?対処法や注意点を解説!
犬のてんかんはけして珍しい病気ではありません。
しかしなりやすい年齢や犬種を知りたいと思う人もいるでしょう。
ペットが苦しむ姿は見たくないですし、もしものときに備えるために知っておくといいかもしれません。
そこで大事な飼い犬がてんかんになってしまった後について解説します。
主な内容は
- てんかんと上手に付き合うための対処法と注意点
- てんかん発作が出るタイミングを観察しよう
- 万が一に備えてペット保険の加入を視野に入れておこう
です。
てんかんの対処法は?食事等のてんかん発作が出る時を観察しよう
てんかんは何らかの刺激が原因で発作が起こる場合があります。発作があったの状況がわかると診断や治療の開始がスムーズです。
そのため、飼い主さんは普段と何が違うかを念入りに観察してください。
- いつ
- どんなときに
- どのような状況で
- どの程度の時間
なかに、食事中に決まって発作が起こる犬や光の反射によって発作が起こる犬もいます。
また、もしてんかん発作が怒ってしまったときは、まずは見守りましょう。
大事な飼い犬が苦しむ姿をみて何かをしたい気持ちは誰もが同じです。
しかし、発作中に触ったり声をかけてしまうと、犬の脳に刺激となってしまいます。
また普段よりも発作が長い場合や短い時間で再発作を起こした場合はすぐに病院で診察してもらいましょう。
もしもの時に備えてペット保険に加入しておくのがおすすめ!
てんかんは一度、罹患すると一生コントロールが必要な病気です。そのため、もしもに備えておくことが重要です。
備えとして非常に役立つのがペット保険です。
てんかんは検査代やお薬代などどうしても高額になりがちなので。ペット保険に加入しておけば万が一、愛犬がてんかんに罹患しても安心して治療を受けさせてあげられます。
ペット保険は保険に入る犬が元気なうちでないと入れない商品や入れても制限がついてしまう商品が多いです。
できれば愛犬が元気なうちに加入しておきましょう。
またMOFFMEでは他にもペット保険に関する記事を多く掲載していますので参考にしてください。
まとめ:犬のてんかんとは?完治しない病気なので注意!
犬のてんかんについて解説しました。
記事のポイントは
- 犬のてんかんは100頭に1頭の割合で起こり、珍しい病気ではない
- 発作には特発性てんかん・構造的てんかん(以前の症候性てんかん)の2種類ある
- てんかんの発作には様々な種類があり、かかった犬によって症状も違う。問題行動などてんかんが疑われることもあるので注意しよう。
- てんかんを起こした後はふらふらすることがあり、怪我をしないように見守る必要がある。
- てんかんの初期治療費は1回の診察で約2万円かかる
- てんかんを予防するためには忘れずに薬を飲ませよう
- 万が一のためにペット保険に加入しよう
でした。
犬のてんかんは脳の機能的な面が関係する病気です。
完治することがないので上手に付き合うすべを知って適切に対応することが重要です。
また、MOFFMEでは他にもペット保険や生活に役立つ記事を掲載しています。
ぜひ他の記事も参考にしてください。