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柴犬の正しい散歩方法はご存知ですか?柴犬は人気の犬種ですが、運動量も多く必要なため散歩量が多めに必要です。では具体的にどれくらいが柴犬の散歩量の目安なのでしょうか。この記事では、柴犬の散歩の距離、頻度、時間、回数等の目安や散歩の注意点について解説します。
この記事の目次
目次を閉じる柴犬の散歩は雨でも毎日必要?柴犬の散歩は大変なのか
柴犬と一緒に暮らしている方や、これから迎え入れようと考えている方の中には、毎日散歩をさせるのが理想的とはいうものの、雨の日でも外に連れて行くべきなのかと疑問に思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
雨が降っている中散歩に行くと愛犬が濡れてしまいますし、飼い主も連れて行くのが大変ですよね。また、天気に関係なくもともと散歩嫌いだという子も珍しくありません。
そこで今回「MOFFME」では、以下のポイントについて詳しく解説をしていきます。
- 柴犬は散歩が非常に大切!
- 柴犬の散歩の適切な回数、時間、距離や頻度
- 散歩の注意点
- 散歩を嫌がる子や散歩嫌いな子の対処法
- 柴犬の散歩のしつけ方法
- 散歩に必要な持ち物
- もしもの時に備えるにはペット保険がおすすめ
柴犬の散歩の仕方について必要な事を知ることができますので、是非最後までご覧ください。
またMOFFMEでは柴犬ペット保険のについても詳しく解説しておりますので、そちらもぜひご覧下さい。
柴犬は散歩が非常に大切!散歩はトイレのしつけにも役立つ!
柴犬は縄文時代に食料となる鳥や動物を捕まえる猟犬として走り回り大活躍をしていました。そんな柴犬の筋肉質で健康的な身体を保つ為に、適切な量の運動をさせてあげることは非常に大切です。
もともと活発で運動量の豊富な犬種ですので、散歩やドッグランなどで走り回ることが大好きな子が多いはずです。ストレス発散にもなりますので、毎日散歩に連れて行ってあげましょう。
また、散歩はトイレのしつけにもなるということをご存知でしょうか。以前は「犬のトイレは散歩中にさせる」という考え方が主流でしたが、散歩に連れて行くまでトイレを我慢させるのは愛犬の体によくないということや、マナーの悪い飼い主がいることなどが問題視されるようになりました。
家でトイレを済ませてから散歩に連れて行く習慣をつけることで、きちんとトイレの場所を覚えてくれるでしょう。
柴犬の散歩の適切な回数、時間、距離や頻度とは?
柴犬にとって運動をすることはとても大切です。それでは、一体一日にどれくらいの散歩が必要なのでしょうか。ここからは、柴犬の散歩について以下の点を解説していきます。
- 柴犬のお散歩デビューはいつから?ワクチン接種と社会化期とは
- 柴犬の散歩の距離、時間、回数や頻度の目安
- 子犬期や成犬期、シニア期に必要な散歩の量
柴犬のお散歩デビューはいつから?ワクチン接種と社会化期とは
初乳の時期を過ぎた子犬は、徐々に免疫力が弱くなっていきます。愛犬を散歩デビューさせる前に、感染症などの予防対策として「混合ワクチン」を接種させましょう。
混合ワクチンの接種回数は以下の通りです。
- 1回目・・・生後42~60日頃
- 2回目・・・1回目の予防接種から1ヶ月後
- 3回目・・・2回目の予防接種から1ヶ月後
- 4回目・・・3回目の予防接種から1ヶ月後
全部で4回の予防接種を受けなければならないため、ワクチンプログラムが終了する頃には生後4ヶ月くらいまで育っています。
しかし「社会化期」と呼ばれる、子犬が社会の刺激などに慣れるのに適した時期は生後3週齢~12週齢であるため、獣医師によってはプログラムが終了する前からキャリーバッグに入れての外出を許可する場合があります。
愛犬を散歩デビューさせる時期については、担当の獣医師による判断を仰ぎましょう。
柴犬の散歩の距離、時間、回数や頻度の目安を紹介!
愛犬を無事に散歩デビューさせることができたら、いよいよ毎日のお散歩が始まります。ここでは、柴犬にとって適切な散歩の距離、時間、回数や頻度の目安について解説をしていきます。
1日あたりの散歩の距離
柴犬にとって適切な1日の運動量は、体重(㎏)と同じくらいの距離(㎞)です。例えば、成犬期になった雌の平均体重である8㎏で考えると、1日あたり8㎞の距離を歩かせる必要があります。その子の体重に合わせて、適切な距離を散歩させてあげましょう。
1日あたりの散歩の時間、回数、頻度
子犬期や成犬期、シニア期では必要な散歩の量が違う!
子犬期はまだ体が小さいため、成犬期と比べて必要な散歩の量が少ないです。例えば、生後5ヶ月の子犬の平均体重は4.5㎏ですので、4.5㎞の距離で充分な距離と言えます。
1度で歩かせることのできる距離ですので、子犬のうちは社会化期に外界の刺激に慣れさせるのを目的として連れて行ってあげましょう。
シニア期になると足腰が弱くなり、長時間歩くことが困難になります。1回の時間を10分程度とし、一日2回~3回に分けて認知症予防や足腰を鍛えるため、また気分転換のために外へ連れて行ってあげるようにしてください。
柴犬の散歩の注意点とは?
柴犬を散歩に連れて行く際には、注意しなければならないことが5つあります。愛犬が危険な目に遭わないためにも、飼い主が日ごろから気を付けなければならないことですので、是非最後までご覧ください。
ここからは、
- 雨の日の散歩はどうするか
- リードやハーネス、首輪を必ずつける
- 夏や冬は時間帯や気温に注意して散歩に行く
- 拾い食いをさせない
- 排泄物の始末は飼い主の責任
注意点①:雨の日は散歩しない?雨の日の散歩はどうするか
基本的に柴犬は、運動量やストレス発散の事を考えて毎日散歩させてあげる必要があるのですが、大雨や雷雨の日には無理に外へ連れて行く必要はありません。無理に連れて行って愛犬はもちろん飼い主まで危険な目に遭ってしまっては大変です。
小雨で、飼い主から見て大丈夫そうだと判断した日は、雨や泥で体が汚れてしまわないように、ペットショップなどで売っている犬用のレインコートを着させてあげることをおすすめします。
また、自宅や帰ったら必ず愛犬についた汚れを洗い、タオルでよく拭いてあげましょう。
注意点②:リードやハーネス、首輪を必ずつける
環境省による「家庭動物等の飼養及び保管に関する基準」でも定められてい通り、リードやハーネス、首輪を必ずつけることが義務付けられています。
リードの長さは長すぎず短すぎないものが好ましいです。長さを調節できるタイプの「フレキシブルリード」というものがあります。長めにしてある程度自由にさせながら、危険な目に遭わないように必要に応じで短くするなど調整できますのでおすすめです。
また、首輪やハーネスを購入する際には、小さいものだときつくなってしまうため、愛犬の体格に合ったものを選びましょう。
注意点③:夏や冬は時間帯や気温に注意して散歩に行く
夏
時間帯や気温にも十分気を付けなければなりません。特に夏場の日中は、気温が高くアスファルトが高温になっているため、足の裏を火傷してしまう可能性が高くなります。
また、熱中症を避けるために気温が高くない早朝や夕方以降に連れて行くことが大切です。途中で水分を補給できるように、飲み水や犬用のポカリスエットを水筒に入れて歩くようにしましょう。
冬
柴犬は比較的寒さに強い犬種ですが、極端に気温が下がる日は陽の当たる日中の散歩が好ましいです。とはいえ、日中は仕事などで連れて行くことが難しい場合は、寒くないように暖かい服を着せるなどの防寒対策をすることが必要です。
注意点④:拾い食いをさせない!おやつ等を持参しよう
道端に落ちているものに興味を示して食べてしまわないように、愛犬から目をそらさずに歩きましょう。道端や草むらにポイ捨てされたタバコの吸い殻や、犬が食べてはいけない植物、小石などを誤飲してしまう可能性がありますので十分注意しなければなりません。
愛犬が道端に落ちているものに興味を示すような場合に、そこから気をそらすことができるように自宅からおやつなどを持参しておくことがおすすめです。
注意点⑤:排泄物の始末は飼い主の責任!
散歩中は他人に迷惑をかけないように、飼い主は必ずマナーを守らなければなりません。愛犬の排泄物の始末をするために、必ずビニール袋やティッシュ(トイレに流せるもの)、水(尿を流すため)などを持参しましょう。
散歩用の小さなバッグを準備しておき、必要な物を一式入れておくと便利です。その中に密閉容器やジッパー付きの袋を入れておくと、排泄物の始末をした後にも快適に散歩を続けることができるのでおすすめです。
散歩で歩かない等、散歩を嫌がる子や散歩嫌いな子もいる!
ここまで解説をしてきた通り、柴犬にとって散歩は大切なものですが、中にはいつもの住み慣れた自宅から外へ出るのを嫌がる子もいます。そうなると、必要な運動をさせてあげることができなくなってしまいますので、どうしたら良いのかと悩みますよね。
ここでは、
- 散歩を嫌がる理由・原因は?
- 嫌がる場合の対処法
について解説をしていきます。散歩を嫌がるのには必ず何かしらの理由がありますので、愛犬の気持ちをよく考えて理解してから対処法を考えることが大切です。
柴犬が散歩を嫌がる理由・原因は?
散歩を嫌がるのには必ず何かしらの理由がありますので、愛犬の気持ちをよく考えて理解してから対処法を考えることが大切です。
以前は散歩に行くことができていたのに、急に外へ出るのを嫌がるようになった場合は、以下のことが原因として考えられます。
- 散歩中に大きな音や知らない人、犬に対して怖い思いをした
- 気温が高くアスファルトが熱いため歩くことができない
- 体調がすぐれない
柴犬が散歩を嫌がる場合の対処法を紹介!
神経質な性格の子は、一度恐怖を感じたものに対してトラウマとなり、散歩=怖いことが起きると考えてしまう場合があります。散歩=安心して楽めるものと思ってもらうために、徐々に慣れさせてあげ、途中でご褒美のおやつを与えるのも良いかもしれません。
気温が高く外に出るのが億劫になっている場合は、いつもと時間をずらし、気温が高くない時間帯に外へ出るようにしましょう。
体調がすぐれないという理由が一番危険ですので、歩かないなどいつもと様子が違う場合はすぐに動物病院へ連れて行く必要があります。
柴犬の散歩のしつけはどうする?しつけ方法を紹介!
散歩中のしつけをきちんとしておくことで、愛犬の体に負担がかかるのを防ぐことができる他、急に飛び出して危険な目に遭うことを防ぐことができます。
ここからは、散歩中のしつけの基本となる「リーダーウォーク」について以下のポイントを解説していきます。
- 柴犬が引っ張るのを防ぐにはリーダーウォークをしつけるべき
- リーダーウォークのしつけ方
他人に迷惑をかけないため、また愛犬を危険な目に遭わせないために必要なしつけの一つですので、是非最後までご覧ください。
柴犬が引っ張るのを防ぐには?リーダーウォークをしつけよう
リーダーウォークとは、犬がリードを引っ張らず飼い主に寄り添って歩くことができる状態のことを指します。リーダーウォークをしつけることで、急な飛び出しや愛犬の首や気管支、下半身への負担を防ぐことができます。また、飼い主の安全を守るためにも必要なしつけですので必ず覚えてもらいましょう。
リーダーウォークを覚えてもらうためには、普段からコミュニケーションをしっかりとり、飼い主と犬の信頼関係を築くことが大切です。
リーダーウォークのしつけ方を紹介!
リーダーウォークをしつけるためには、「飼い主に寄り添って歩く=良いこと」「リードを引っ張ること=よくないこと」と覚えてもらう必要があります。
リード引っ張ってどんどん進むようでしたら、リードの長さを短くして歩きにくくすることで不快感を覚えリードを引っ張らなくなるでしょう。
このようにリードの長さを調節しながら歩かせることで、飼い主と適度な距離を保って歩くことを歩きやすいと感じるようになり、ある程度リードの長さがあっても引っ張ってどんどん進むことがなくなります。
柴犬の散歩に必要なものは?散歩に必要な持ち物を紹介!
愛犬と散歩に行く際に必要なものは以下の通りです。
- 首輪・ハーネス
- リード
- ビニール袋・・・排泄物を拾った後に入れておく袋です。
- 密閉容器・・・排泄物を入れたビニール袋などを入れる容器です。
- ティッシュ(トイレに流せるもの)・・・フンを拾う際に使用します。
- 水・・・水分補給の他、尿をした場所に水を流すためにも使用するので多めに持参しましょう。
- ライト・・・暗くなってからでも周りが見えるように、また歩いていることを周囲に知らせるために必要です。
- おやつ・・・犬の気を引き危険なものから興味をそらせるために持参しましょう。
散歩に行く際にこれらの道具をすぐに準備することができるように、散歩用のバッグを決め、その中に一式揃えておくことをおすすめします。
参考:もしもの時のためにペット保険に加入するのがおすすめ!
家の外には危険が沢山あります。急に車道に飛び出して車と接触してしまうことや、道端に落ちているものを拾い食いして体調を崩すなど、様々な危険が考えられますので、愛犬に万が一のことが起きたときに備えてペット保険に加入しておくことをおすすめします。
ペットの治療にかかる費用は全額自己負担となり、自由診療のため同じ内容の治療であっても動物病院によって費用が異なり、場合によっては高額な治療費が必要になる可能性もあります。
ペット保険に加入することで治療費のリスクを抑えることができる他、賠償責任特約を付加することで他人や物への損害を補償することができるので安心です。
MOFFMEには柴犬のペット保険に関する記事を掲載しておりますので、是非ご参考ください。
まとめ:散歩が大好きな柴犬の散歩量はどれくらい?
ここまで、柴犬の散歩について解説をしてきましたがいかがでしたでしょうか。大切な家族の一員である愛犬を守ることができるのは飼い主です。
それでは最後に、この記事のポイントをまとめてみましょう。
- 散歩は運動やストレス発散の他、トイレのしつけにも役立つ
- 混合ワクチンを接種している途中の場合、散歩デビューさせる時期については担当の獣医師による判断を仰ぐようにする
- 散歩に必要な距離は体重同じくらいの距離
- 毎日、一日時間程度の散歩が必要
- 雨の日は無理に連れて行く必要はない
- リードやハーネス、首輪を必ずつける
- 特に夏場は気温や時間帯に注意する
- 誤飲を防ぐために拾い食いをさせない
- 排泄物の始末など、マナーを守って散歩する
- 散歩が嫌いな場合は、まずは理由を考えてから対処法を考える
- リードを引っ張るのを防ぐために、リーダーウォークをしつける
- 万が一のためにペット保険に加入することがおすすめ
適切な散歩の仕方を覚えておくことで、愛犬の健康のためになりますし、危険な目に遭わせるのを防ぐことができます。