ゴールデンレトリバーの散歩は毎日?散歩量や頻度、時間について解説のサムネイル画像

ゴールデンレトリバーの散歩の頻度や量はご存知ですか?ゴールデンレトリバーは大型犬で運動量も多く必要なことから散歩量は多めがいいでしょう。また子犬はいつから散歩させるかも気になりますよね。この記事では、ゴールデンレトリバーの散歩量、雨でも毎日必要かを紹介します。

記事監修者「森下 浩志」

監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー

早稲田大学基幹理工部出身。すべてのペットのお金と健康にまつわる問題を解決したい、という強い思いからMOFFMEを立ち上げ。ファイナンシャルプランナー、損害保険(ペット保険を含む)の公的資格取得。獣医師団体などと連携をして、ペットのWEB健康診断ツールの開発も行う。

この記事の目次

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ゴールデンレトリバーは毎日散歩が必要?散歩嫌いの子は?

犬を飼う時には飼い方や育て方などいろいろと調べると思いますが、散歩についてはどうでしょうか。


ゴールデンレトリバーに適した散歩の頻度や時間を知っていますか?


短すぎるとストレスが溜まってしまいますし、長すぎるとケガをしてしまうこともあります。飼い主は散歩についても正しい知識を持つことが大切です。


そこで今回「MOFFME」では

  • 散歩の意味は何か
  • 適切な散歩量・時間・頻度・距離
  • 散歩をする上での注意点
  • ペット保険のメリット

以上の点について詳しく解説します。


この記事を読んでいただければゴールデンレトリバーの散歩について詳しく知ることができます。


散歩を通してコミュニケーションを深めたり愛犬の健康を維持したりするためにも最後までご覧ください。


またMOFFMEではペット保険のランキングについても詳しく解説しておりますので、そちらもぜひご覧下さい。

ゴールデンレトリバーの散歩の意味は?トイレ等のしつけにも!


ゴールデンレトリバーの散歩にはどのような意味があるのでしょうか?


犬に散歩はつきものだということは広く知られていますが、実際にどのような意味があるのかはあまり知られていません。


ここでは散歩の意味を紹介します


【運動】

一番イメージしやすいのが運動でしょう。もともと運動量が多い動物なので適度な運動が必要です。


散歩に出て運動することで筋肉も発達し新陳代謝が良くなるため、散歩は健康面を考えたら決して欠かせません。


【コミュニケーション】

散歩に出ることで飼い主と濃密なコミュニケーションが取れることも大事なポイントです。一緒にお出かけすることで信頼が高まります。


【社会的経験】

外に出てさまざまなものに出会うことは犬にとっても大切な経験です。たくさんの人に出会い他人に慣れることで将来問題行動を起こすこと防ぐことができます。


家の中では出会えない自然や自動車・他の動物・公園などに触れることで良い刺激を受けリフレッシュすることもできます。


【しつけ】

散歩はしつけのチャンスでもあります。散歩をしつつトイレのしつけも行いましょう。

ゴールデンレトリバーの散歩量・時間・頻度・距離等を解説!

ゴールデンレトリバーを飼ったら一緒に散歩をすることを楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。


運動が大得意なので毎日散歩に連れて行ってあげると良いでしょう。


ここではケガや体調を崩すことなく散歩をするための時間や頻度・距離などを

  • 子犬期
  • 成犬期
  • シニア期

に分けて紹介します。散歩をし過ぎると散歩嫌いになってしまうこともあるので気を付けましょう。


また、子犬が散歩を始めるタイミング準備も合わせて解説するのでぜひお散歩デビューの際に参考にしてくださいね。

子犬の散歩デビューはいつから?お散歩デビューの時期とは

生まれたばかりの子犬は母親からの免疫を持っていますが、成長するにつれ免疫が消え病気にかかりやすくなってしまいます。

そこで免疫が切れるタイミングでワクチンの接種を行います。ひととおりワクチン接種が終わって医師から許可が出たタイミングでお散歩デビューさせましょう

子犬によってワクチン接種のスケジュールが違うので一概には言えませんが、3か月~4か月で散歩を始められると良いでしょう。

散歩を始める前からリードやハーネスを用意して、においなどを嗅がせ慣れさせておくと散歩に行くときにリードを付けても嫌がりません。家の中でリード付きで歩く練習をするのもいいですね。

散歩はゴールデンレトリバーには欠かせないものです。スムーズにお散歩デビューをするためにも計画的に準備を進めていきましょう。

ゴールデンレトリバーの散歩①:子犬期

子犬期の散歩は散歩に慣れさせることが目的です。怖がって歩かないようなら最初は飼い主が抱っこをして外を歩くだけでも良いでしょう。


まず、散歩は怖いものではなく楽しいものだと感じてもらうことが大切です


自分で外が歩けるようになってもまだ体がしっかりと出来あがっていない時期なので1回の散歩は15分~30分程が目安です。


長時間の散歩は避け、外の世界に触れることができればOKです。


車通りの激しい場所や人通りの多い道ではなくゆっくりと楽しんでお散歩できる場所を選びましょう。


ケガをしやすい時期なので固いコンクリートではなく柔らかい土や砂の上をコースに取り入れると体に負担をかけずに歩くことができます。

ゴールデンレトリバーの散歩②:成犬期

成犬期は思い切って散歩が楽しめる時期です、成長に合わせて距離や時間を伸ばしていきましょう。運動量が多いので飼い主さんも一緒にエンジョイできますよ。


成犬期の散歩の目安は以下の通りです。

  • 1日2回
  • 1回30分~1時間
  • 1回3~5km

走る必要はありませんが、散歩に十分な時間を取ってあげましょう。


毎日、必ず同じ時間を散歩するのではなく、体調を観察して辛そうな様子が見られた時は早めに切り上げることも大切です。


無理をさせて散歩嫌いにしないように気を付けましょう。

ゴールデンレトリバーの散歩③:シニア期

元気に動き回っていた青年期を過ぎると運動量も徐々に落ちてきます。青年期と同じペースで散歩を続けているとケガをしたり、体調を崩したりしてしまうので注意が必要です。


体調を観察しながら少しずつ散歩の時間や回数を減らしてきましょう


体調が悪かったり、あまりにも暑かったりする日は無理せず散歩をお休みすることも大切です。


散歩の代わりにマッサージブラッシングをしてあげると筋肉をほぐしリラックスすることができます。飼い主とスキンシップを取れるのもいいですね。


ただし、老化防止のためには外に散歩に行くことが体力面でも精神面でもとても重要です。無理をすることは避けたいですが、様子を見ながら10分程度でも散歩に連れて行ってあげましょう。

ゴールデンレトリバーの散歩で注意するべき点とは?

ゴールデンレトリバーにとっても飼い主にとっても散歩は大切なものですが、注意点もあります。


お互いに楽しい時間になるようにしっかりと注意すべき点を押さえておきましょう


ここでは

  • 危険行為や拾い食いに注意
  • 雨の日の散歩について
  • 季節によって気温や時間帯に注意
  • 首輪やリードをしっかりつける
  • 自転車を使った散歩やドッグランを活用

といった散歩に関する注意点を紹介します。

注意点①:引っ張る等の危険行為や拾い食いに注意!

ゴールデンレトリバーは体が大きいため急に走り出すと飼い主が引っ張られてしまいます。場合によっては転んでけがをしてしまうこともあるのでしっかりとしつけをしておきましょう


具体的にはリーダーウォークを身につけさせることが大切です。


リーダーウォークとは飼い主の横にぴったりとついて歩くことです。飼い主はもちろん犬の安全を守るためにもしっかりとしつけをしましょう。


また、拾い食いは厳禁です。犬は本能的に目の前を動くものに反応し口に入れてしまいますが、感染症や中毒の危険があるのでやめさせましょう。


急に走り出したり拾い食いをしようしたりしたらリードを引いて制止します。ちゃんとがまんできたら体をなでるなどしてほめてあげましょう。しつけをする時はとにかくほめることが効果的です。

注意点②:雨の日は散歩を嫌がる子もいる!散歩をしない場合は?

ゴールデンレトリバーは散歩が大好きですが、雨の日も行った方がよいのでしょうか?


雨を嫌がる子もいるので雨天時でも絶対に散歩に出なければないということはありません。外で歩かない分、家の中でしっかり遊んであげましょう。


トイレのしつけ

しかし、散歩中にしかトイレができない子は散歩に出るしかありません。飼い主の負担も大きいので、雨の日は散歩をお休みできるように室内でもトイレができるようにしつけておくことをおすすめします。


雨の日の散歩の注意点

どうしても雨の日に散歩をしなければならない場合は雨対策をしっかりしましょう。


雨に濡れると体を冷やしてしまうのでなるべく体を濡らさないために犬用のレイングッズが役に立ちます。服が嫌いな犬にはマントタイプからはじめるのもおすすめです。


傘を持つと片手がふさがるうえ視界が狭くなり危険なので、飼い主もレインコートを着ると良いでしょう。

注意点③:季節によって散歩する気温や時間帯に注意!

四季を感じられる外での散歩はゴールデンレトリバーにとっても良い刺激になります。


しかし、犬にとっては過酷な気象状況もたびたびみられるので飼い主がしっかり配慮してあげましょう。


注意する点は主に気温です。暑すぎても寒すぎても体調を崩す恐れがあります


特に地面に近い犬は夏の暑さにより人間よりもさらに深刻なダメージを受けます。そこで、

  • 暑い時間を避け、早朝や夕方に散歩を行う
  • コンクリートの熱さを触って確認する
  • 水分補給をする
  • クールスカーフ・バンダナなど冷却グッズを使う

などの対策を行いましょう。


逆に冬は早朝など寒さの厳しい時間帯の散歩を避けるなど、季節に応じて散歩の時間帯を調節して心地よく散歩ができるように配慮することが大切です。

注意点④:首輪やリードはしっかりつける

ゴールデンレトリバーは体が大きいので、人にとびかかってもケガをさせてしまう可能性があります。首輪やリードはしっかりとつけて事故を防止しましょう

首輪

サイズが合うものを用意すれば飼い主の指示が的確に伝わるというメリットがあります。首輪はつけっぱなしにしておけるので管理も楽です。散歩に行くときには必ずリードを装着しましょう。

ただし、ダイレクトに首に力が加わるので強引に引っ張ると大事な犬を苦しませてしまいます。呼吸器疾患ヘルニアを持っている犬には不向きです。

ハーネス

首輪が苦手なゴールデンレトリバーにはハーネスもおすすめです。
ハーネスは胴体の部分に装着するので体の負担が少なく、歩行を補助する機能があるものは体力の落ちた老犬でも安心してお散歩に行けます。

装着に少し手間と時間がかかりますが、愛犬がハーネスを好むようでしたらぜひつけてあげて下さいね。

注意点⑤:運動量が大切!自転車を使った散歩やドッグランもあり

ゴールデンレトリバーはもともと狩猟犬なので体を動かすことが大好きです。


運動量が少ないとストレスをためて、無駄吠えをすることもあります。ストレスが溜まらないようにしっかりと運動量を確保しましょう


通常の散歩だけでは物足りなさそうであれば自転車を使った散歩をしたりドッグランに連れて行ったりするのも良いでしょう。


思いっきり走ることで普段は使わない筋肉を使うことができ、筋肉を鍛えることで肥満の防止にもつながります。


ドッグランでは他の犬と一緒に走ったりじゃれたりすることで、社交性も身につきます。飼い主同士で交流をできるのもいいですね。

参考:もしもの時のためにペット保険に加入するのがおすすめ!

体が大きく力も強いゴールデンレトリバーを散歩させる際には細心の注意が必要です。


首輪やリード・ハーネスをしっかりつけることはもちろんですが、急にとびかかることがないように日頃からのしつけも大切になります。


しかし、しっかり対策をしても歩行者やほかの犬を傷つけてしまうこともあるでしょう。


そのようなケースに備えてペット保険に入ることをおすすめします


ペット保険には賠償責任特約を付けることができます。日常生活で他人にケガを負わせたり、他人の物を壊したりしたときに補償されるので安心ですよ。


MOFFMEではゴールデンレトリーバーのペット保険について詳しく解説する記事を掲載していますので、ぜひ参考にしてみて下さいね。

まとめ:ゴールデンレトリバーの飼い方!正しい散歩とは?

ここまでゴールデンレトリバーの散歩について解説してきましたがいかがでしたでしょうか。


この記事のポイントは

  • ゴールデンレトリバーにとって散歩はとても重要
  • 子犬期・成犬期・シニア期で適切な散歩時間は異なる
  • 危険行為や拾い食いに注意する
  • 雨の日の散歩は工夫が必要
  • 首輪やリードをしっかりつける
  • ドッグランや自転車による散歩で運動量の確保を
  • もしもの時のためにペット保険に加入する

でした。


運動が大好きなゴールデンレトリバーと楽しく散歩をするために事故などを防ぐ対策をしっかり立てておきましょう。


MOFFMEでは他にも保険やペットに関する記事を多数掲載していますのでぜひご覧ください。