犬に豆乳を与えても大丈夫かご存知ですか?犬を飼っている方の中には、おやつに豆乳を与えるかどうか悩んだ方もいるでしょう。犬に豆乳を与えても大丈夫ですが、いくつか注意点があります。この記事では、犬に豆乳を与えても大丈夫なのかや与える際の注意点等について解説します。
この記事の目次
目次を閉じる犬は豆乳を飲める?与え方や飲む際の注意点を解説!
- 犬は豆乳を飲んでもOK!
- 犬に豆乳を与える時の注意点
- 犬に適切に豆乳を与える方法
- 豆乳を使ったおやつのレシピ
- 豆乳と牛乳ではどちらがいいのか
です。最後まで読んでいただければ、愛犬に安心して豆乳を飲ませてあげることができますよ。
犬は豆乳を飲んでも大丈夫!豊富な栄養素がメリット!
- タンパク質
- 鉄分、マグネシウム、カルシウムなどのミネラル
- イソフラボン
犬に豆乳を与える際に気を付けることは?注意点を解説!
犬に豆乳を与えるときはどんなふうにすればよいのでしょうか。気を付けたいこと、注意点について解説します。ポイントは、
- 少量ずつ与えて様子を見る
- 高カロリーなので与え過ぎに注意
- 人間用の豆乳でよいが必ず無調整豆乳を与える
ということです。それぞれ詳しく見ていきましょう。
下痢や吐く等のアレルギーの危険も!少量ずつ与えて様子を見る
犬に豆乳を与える時、まず大切なのは少量から様子を見るということです。最初はティースプーン1杯から始めるとよいでしょう。どんな食材でもそうですが、過剰に与えることは危険です。量が多いと下痢を起こしたり、吐いてしまったりすることがあります。
また稀に大豆アレルギーを持っている犬がいます。皮膚の痒みや便が緩くなる、吐くなどの症状が現れますので犬の様子をじっくりと観察して、飲めるかどうか確認しながら与えるようにしましょう。症状がひどい時には獣医さんに相談してください。
飲み過ぎに注意!高カロリーなことがデメリット
犬に豆乳を与えることは問題ないのですが、あくまでも普段与えているドッグフードの補助として考えるとよいでしょう。豆乳は無調整のものでも100gあたり46kclありますので、栄養豊富な反面、高カロリーであるというデメリットがあります。飲み過ぎには十分注意しましょう。
犬に必要なカロリーは骨格や年齢によって異なりますが、カロリーオーバーにならないように、おやつに豆乳を与えたら、その分ドッグフードの量を減らすなどして、摂取カロリーの調整をするとよいですね。
人間用の豆乳を与えても大丈夫だが、必ず無調整豆乳にする
健康志向から豆乳の人気は高まっていて、スーパーには色んな種類の豆乳が並んでいます。犬に豆乳を与える時は人間用のもので大丈夫ですが、必ず「無調整豆乳」を選びましょう。「無調整豆乳」とは大豆を水で煮て、それを絞った汁なので原料は水と大豆だけです。それだけでは飲みづらいので、塩分や糖分などの成分をプラスして口当たりをよくしたものが「調整豆乳」です。
塩分や糖分などが入っている「調整豆乳」を犬に与えると、カロリーや塩分などが高くなってしまうので避けた方がよいでしょう。
犬に豆乳を飲ませる際の与え方とは?適切な飲ませ方を紹介!
豆乳を飲ませたい時はどんなふうに与えればよいのでしょうか。基本的にはそのまま与えて大丈夫です。最初は少量ずつ与えながら様子を見て、問題がなければおやつの時に飲ませてみましょう。ただし、高カロリーなので飲み過ぎには十分注意したいですね。
また、犬の体調が悪かったり、年齢を重ねたりして食欲不振となったときなどに、ドッグフードに豆乳を少し加えてあげてみてください。匂いや味が変わって食べてくれることもありますので、試してみてくださいね。
豆乳クッキーや豆乳ヨーグルト等の加工品もおすすめ!
豆乳はそのまま飲ませるだけでなく、豆乳クッキーや豆乳ヨーグルト等の加工品を与えることもできます。
豆乳クッキーは犬用のものが市販されています。また豆乳ヨーグルトは最近人気が出てきているもので、タンパク質と乳酸菌が同時に摂取でき、栄養学的観点から見てもオススメです。整腸作用を高める効果も期待できてうれしいですね。ただしこちらも100gあたり49kclありますし、商品によっては加糖のものもありますので、カロリーには十分に注意して与えるようにしましょう。
豆乳を使った簡単なおやつのレシピを紹介!
豆乳を使った犬用のおやつはケーキやスープなど市販のものもありますが、自分で作ったものなら愛犬もきっと喜んでくれるはずです。
しかも、手作りのおやつは添加物を使わないので安心です。楽しみながら作って、愛犬と触れ合う時間を増やしてみるのもいいですね。
それでは豆乳を使ったおやつのレシピを紹介します。「豆乳クッキー」と「豆乳キッシュ」です。簡単なのでぜひ試してみてくださいね。
簡単レシピ①:豆乳クッキー
まずは豆乳クッキーの作り方です。適度な歯ごたえがあるので、犬にもうれしいおやつです。お好みの型を使って型抜きすると、楽しいおやつタイムになりそうですね。
- ボールに米粉100gを入れ、オリーブオイル小さじ2、豆乳60㏄を加えて混ぜます。
- 1の生地をひとつにまとめて、ラップに包んだら冷蔵庫でしばらく寝かせます。
- 寝かせた生地をめん棒で薄く伸ばし、型抜きするか、または好きな大きさにカットします。
- 170度に予熱したオーブンに入れ、20分ほど加熱したら完成です。
簡単レシピ②:豆乳キッシュ
次は豆乳キッシュの作り方です。野菜が入って栄養豊富で、見た目も鮮やかなおやつです。
- ボールに70gの豆腐を入れ、泡立て器で混ぜます。なめらかになったら、豆乳25㏄を加えてクリーム状にします。
- フライパンに適量のオリーブオイルを入れ、食べやすいサイズにカットした鶏肉25gとほぐしたしめじ15gを炒めます。
- 鶏肉としめじに火が通ったら、1を少しずつ入れます。混ぜ合わさったら火を止めます。
- 3に溶き卵1個を入れ、茹でて子房に分けたブロッコリー25gを加えます。
- 4を耐熱皿に入れ、輪切りにしたプチトマト1個を全体に飾り、パルメザンチーズを少々振りかけます。
- 200度に予熱したオーブンに5を入れ、10分ほど加熱します。
- 粗熱が取れたら完成です。
補足:豆乳と牛乳どちらの方が与えるにはいいの?
最後に豆乳と牛乳とではどちらを与えたほうがよいのかを栄養学的な観点から見てみましょう。
豆乳はビタミンB群や鉄分が豊富に含まれています。またレシチンも含まれており、肝臓の働きをよくしてくれます。一方の牛乳はカルシウムが豊富でビタミンAや必須アミノ酸が含まれています。
豆乳にも牛乳にも多く含まれるものにカリウムがあります。これはむくみの防止に役立ちます。栄養の面から見ればどちらにもそれぞれのよさがあるので、豆乳と牛乳とをバランスよく取り入れたいですね。愛犬の好みもありますので、よく飲む方を選んでもよいでしょう。
ただし、カロリーは無調整豆乳が100gあたり46kcl、牛乳は67kclです。カロリーオーバーにならないようにだけは気を付けましょう。
また牛乳を与える際、人間用の牛乳は乳糖が含まれているため、犬が消化不良を起こす恐れがあります。与える時は犬用の牛乳を与えるようにしましょう。
まとめ:犬は豆乳を飲んでも大丈夫?与える際の注意点とは
- 犬に豆乳を与えても大丈夫
- 犬に豆乳を与える時に注意すること
- 犬に豆乳を与える時の適切なやり方
- 豆乳の簡単なおやつのレシピ
- 豆乳と牛乳ではどちらを与えたらいいか
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