内容をまとめると
- ペットが病気になってから後悔しても遅い
- 後悔しないために、あらかじめどのようなリスクが存在するのかを知っておくことが大切
- ペット保険への加入を検討している方は、ペット保険のかんたんお見積もりが可能
ペット保険に入ったけれど病気が補償されなかったなどと後悔したことありませんか?保険会社によって補償条件や、加入条件などが異なり後々トラブルになることも少なくありません。この記事ではペット保険に加入している方々が後悔した体験談を紹介し、正しい選び方を紹介します。
この記事の目次
目次を閉じるペット保険で多い後悔やトラブルはなに?
記事モデル:もこ&サン(@mocosun2)
近年、ペットを飼う人が増えるのに伴ってペット保険の人気も高まっています。
その一方でペット保険にまつわる後悔やトラブルも増えているようです。
どのような内容か気になりますよね?
そこで今回「MOFFME」では
- ペット保険にまつわる後悔
- ペット保険で多いトラブル
- 後悔しないペット保険の選び方
について詳しく解説します。
この記事を読んでいただければ、ペット保険の大切さやどんな点に気を付けてペット保険を選べばいいか分かるようになります。
ぜひ、最後までご覧ください。
また、MOFFMEでは「ペット保険のランキング」についても紹介しています。気になる方は一緒にお読みください。
ペット保険で多い後悔は主にこの3つ
ペットを飼う際にはぜひ入りたいペット保険ですが、「本当に必要なのかな?」と疑問に思っている人も多いでしょう。
ここではペット保険で多い後悔を3つ紹介します。
- ペット保険を知らなかった
- 高い治療費がかかり加入しておけばよかった
- 加入していれば選択肢が増えた
といった内容です。
このような後悔をしないためにもペット保険について詳しく知っておきましょう。
ペット保険の後悔①ペット保険を知らなかった
20代女性
ペットに美味しいご飯が買えたのにな
パピヨンを飼っていて、現在13歳です。10歳あたりまでとても元気だったのですが、突然咳き込むようになり、病院に連れて行きました。そうすると心臓病、詳しく言うと僧帽弁閉鎖不全と診断されました。ペット保険に入ってなかった理由は、知らなかったという事、そして元気だったから病院に一度も行ったことなかった事が理由です。 そこでこの病気の治療のため、1年間の定期的な通院を勧められました。初めてのペットなので、「すぐに治療しなきゃ」と思い、保険にも入らずに治療すると薬代を含め、月に約5万円、正確に言うと4万9千円かかりました。ここでペット保険に入っていれば、もう少し安く済んだのにと感じ、その浮いたお金でペットに美味しいご飯を買ってあげれたのになと後悔しました。現在は元気ですが、もしもまた新しくペットを迎え入れる時はペット保険に入ろうと決心できる、良い経験をさせてもらいました
30代男性
問題ないと思っていました
初めて猫を飼ったときに無知でペット保険ということは頭になく、実際動物病院には予防接種でしか行ったことがなかったので問題ないと思っていました。ただ突然猫が膀胱炎から尿閉塞になってしまい緊急処置で8万円かかってしまったので、その後初めて必要性を実感しました。いざというときは高くつく動物病院ですが、大切な家族に高いから治療しないという選択はないので、やはり若くて健康な猫でもペット保険は必要だと思います。
ペット保険の後悔②治療費が高く加入しておけばよかった
40代女性
治療中もお金のことがとても気になりました
手術費用30万円 腎機能障害 ポメラニアン10歳 塩分の摂りすぎによる腎機能障害で顔はぱんぱんに腫れぐったりとしていました。病院へ連れていくと緊急手術が必要な危険な状態と言うことで腎臓摘出手術しました。 手術後は以前と変わらない生活が送れるほど回復し元気に過ごせました。 犬でも家族なので命はとても大切でお金には変えられませんが保険に入っていないと手術費用、通院費用、薬代など全てが高く今後の治療方針について説明を受けてもお金のことがとても気になりました。 保険に入っていればちょっとした体調の変化でも気兼ねなく病院へ行くことが出来、病気も早期発見が出来て手術までさせないで済んだのでは無かったのかと後悔しました。
50代女性
通院を除いて30万近くかかるとのことでした
5歳の我が家の猫が脚を骨折しました。原因がわからず気付いた時には骨折しており、急いで病院に行きましたが入院、手術するしかないと言われ、しかも通院を除いて30万近くかかるとのことでした。我が家は3人の子どもがおり、猫5匹の多頭飼い。悩んだ末に通院治療だけして、手術は諦めました。痛みはないとのことだったので、勿論葛藤はありましたが、結局片足を引きずって歩く生活になりました。。ペット保険は以前から考えていましたが、当然猫5匹それぞれに掛けなければいけないので、金額を考えると二の足を踏んでしまいます。骨折をした時に保険に入っていたらと考えました。が、多頭飼いの我が家ではなかなか厳しいのが現状です。
30代男性
数カ所しこりがあるとの診断を受けました
飼っていたミニチュアシュナウザーが7歳を過ぎた頃、お腹を撫でていると、しこりを見つけました。様子を見ていたのですが、徐々に大きくなってきたので、かかりつけの病院で診察を受けたところ、数箇所しこりがあるとの診断を受けました。高齢になると手術するにも身体への負担が大きくなるとのことで、直ぐに施してもらいました。手術の内容は腫瘍、乳腺、子宮の摘出でした。金額は15万円かかり、保険に入っておけば良かったと痛感しました。
ペット保険の後悔③もっと良い選択肢が増えてたかもしれない
50代男性
治療の選択肢が増えてたかもしれない
飼っていたミニチュア・シュナウザーが9歳の時に胆泥症に、10歳の時に肺癌を発症してしまいました。胆泥症に関する治療と検査は亡くなる半年前まで毎月続き(11歳半で亡くなりました)、2年で30万円ほど、癌検査はCTだけで10万円近くかかりました。血液検査は1万近くして、2、3ヶ月に1回しました。抗癌治療はしなかったので、その程度で済みましたが、保険に入っていたら、もう少し治療の選択肢が増えたかもしれないと思います。
ペット保険で多いトラブルは主にこの3つ!
ペットの病気やケガに備えて入る保険ですが、思わぬトラブルにあうこともあります。
特に多いトラブルは
- 年齢や健康状態により契約できない
- 補償されない病気やケガがある
- 健康状態が悪く保険が更新できない
以上の3つです。
事前に知っておくことでトラブルを避けることができますよ。ここから詳しく説明しますので、後から後悔しないためにぜひ参考にしてくださいね。
年齢や健康状態の条件があり契約できない
ペット保険にはいつでもどんな健康状態でも加入できるわけではありません。それぞれの保険会社に加入の条件が設定されています。
「ペット保険に加入したいのに入れない!」そんなことが起こらないように主な条件を紹介します。
新規加入可能年齢
ペットも年を取ると病気がちになりますが、年老いてからペット保険に入ろうと思っても年齢制限で加入を断られることも。
もしもの時にそなえて飼い始めたらすぐに検討しましょう。
継続可能年齢
多くのペット保険は1年更新で更新をすれば補償を継続することができます。しかし、中にはある一定の年齢以降は更新ができない商品もあります。加入する際にはいつまで継続できるか確認しましょう。
新規加入可能条件
健康状態によっては加入ができないこともあります。人の保険もそうですが、一度病気をしてしまうとその後の加入が難しくなることがあるので健康なうちに加入しておくことをおすすめします。
保険によっては補償されない病気やケガがある場合も
ペットが病院にかかると思った以上にお金がかかり、その金額にびっくりすることもあります。それはペットには人間のような公的な保険制度がないためです。
ペットを飼う上での経済的な心配を軽くしてくれるのがペット保険です。しかし、病気によっては保険金が支払われず当てが外れてしまったということもあるようです。
そこでここでは補償の対象外となる例を紹介します。
保険会社が定めた病気
ワクチン接種で防げるとされている病気や猫伝染性腹膜炎など保険会社が指定した病気は保険金が支払われない場合があります。
先天性の病気
小型犬に多いパテラなどの先天性の異常や病気がある場合も対象外となることがあります。
加入前にかかった病気
加入前であっても病気やケガをした場合は注意が必要です。
保険会社によっては加入前にかかった病気やケガの治療費については補償してくれない場合もあります。
いずれのケースも保険会社によって取り扱いが違います。保険の加入ができなかったり、病気にかかった時期により補償されたりするので加入前に確認しておきましょう。
ペットの健康状態が良くないため保険を更新できない
ペット保険には、1年ごとに契約を更新しなければいけないという決まりがあります。
しかし、次のような場合では条件が付く、更新ができないといったこともあるので注意しましょう。
- 病気が完治していない
- 保険金を何度も受け取った
- 重篤な病気にかかった
- 契約の不備
病気が完治していない時や保険金の受取状況によっては不担保の特約適用(特定の病気では保険金が支払われない)や保険料増額などの条件がつくことがあります。
重篤な病気にかかった場合や保険料の支払いが滞るなどの契約の不備がある場合は更新できないこともあります。
更新の条件は各保険会社によって違うのでしっかり確認してから加入しましょう。
以下の記事では、他のトラブルについても紹介しています。気になる方は参考にしてください。
ペット保険の後悔しない選び方は加入前に確認しよう
ペットを飼うなら必ず入っておきたいペット保険。最近では多くの保険会社でさまざまな商品が販売されているためどの保険に入ったらいいのか迷ってしまいますよね?
そこで後悔しないペット保険選びの2つのポイントを紹介します。
- 補償内容を確認
- 加入・継続条件を確認
これらのポイントを意識して保険選びをすると、あなたにぴったりの保険が見つかりますよ。
「こんなはずではなかった…」と後悔しないためにもぜひ参考にしてくださいね。
後悔しないペット保険の選び方①補償内容を確認
後悔しない選び方の1つ目は補償内容を確認することです。
ペット保険に入ればどんな病気やケガでも補償されるというわけではありません。
- 既往症や先天性疾患
- 自然災害によるケガ
- 妊娠出産に関わるもの
- 保険会社が定める病気
- 健康診断費用
これらは対象外になることが多いので加入時の確認が必要です。中には特約を付ければ対象になるケースもあります。
保険会社によって対象になるかならないかが異なる病気もあるので気になる病気がある場合はいくつかの商品を比較検討しましょう。
後悔しないペット保険の選び方②加入・継続条件を確認
加入時期
加入の時期に条件があることが多いです。特に老齢になると加入できないことがあるので注意しましょう。
更新条件
病気の発症や保険請求の回数によって更新できなかったり条件が付いたりすることがあります。
継続上限
継続期間に上限があることもあります。継続できる上限が12年と決められている商品もあれば、終身補償される商品もあります。できれば終身補償されるものが良いでしょう。
これらの条件を加入時しっかりチェックしましょう。
以下の記事では、ペット保険の年齢制限について詳しく解説しています。気になる方は参考にしてください。
補足:後悔しないために
ペット保険に加入していないがために、満足に治療を受けさせられなかった、高額な出費になって金銭的に苦しかったと後悔する人は大勢います。
後悔しないためにも、やはりペットが健康で若いうちに保険に加入しておくことが1番おすすめです。
ペットは、誕生からの1年間、そして高齢期に入ってからが病気になりやすいです。そのため高齢になってから加入しようという考えや、今まで健康だったから加入は必要ないという考えを持つ方がたくさんいます。
しかし体験談で紹介したように、後悔している方はそういった考えを持っていた方々です。もし金銭的な面で不安な方は、病気の多い時期だけ保険をかけることもできます。
ペット保険は損得勘定で加入するかどうか検討するのではなく、万が一の時に後悔をするかしないか、高額な治療費が余裕を持って払えるかどうかを考慮して検討する必要があります。
まとめ:ペット保険で後悔しないために正しい選び方を!
ここまでペット保険で後悔しないための正しい選び方について詳しく解説してきましたがいかがでしたでしょうか?
この記事のポイントは
- 年齢や健康状態などの加入条件がある
- 補償されない病気やケガがある
- 健康状態によっては更新できないことがある
- 後悔しないためには事前のリサーチが大切
でした。
大切なペットが病気になったら後悔しないようにできるだけのことをしてあげたいですよね?
そのためにも自分にぴったりのペット保険を選んで加入しておきましょう。
MOFFMEでは他にもお金や保険に関する記事が多数掲載されていますので合わせてご覧ください。