正式名称シェットランド・シープドッグのシェルティは、賢くて温厚な性格の犬です。今回は、シェルティの性格や寿命、毛色の種類について詳しく解説します。また、かかりやすい病気や飼い方も紹介します。シェルティを飼おうか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
この記事の目次
目次を閉じるシェルティの性格は?平均寿命やかかりやすい病気を紹介!
フワフワの毛並みと、利発そうな顔立ちで人気のシェルティをペットとして迎えたいと色々調べられていることと思います。明るく人懐っこい性格と聞いたものの、どんな性格なのか、自分にも飼えるのか気になっていることでしょう。
実際に、シェルティはペットショップなどでも人気の犬種です。温厚な性格で頭も良く、初心者にも飼いやすいので、どなたにでもオススメすることができます。
今回「MOFFME」では、
- シェルティの性格
- 特徴や歴史
- 毛色の種類や値段、購入方法
- シェルティの飼い方や注意点
- かかりやすい病気や予防方法
について詳しく解説します。
気になる性格や特徴、飼い方のポイントなどをたっぷり紹介するので、シェルティを飼うかどうか悩まれている方にとっては、ピッタリな内容です。ぜひ最後までご覧ください。
またMOFFMEではペット保険のランキングについても詳しく解説しておりますので、そちらもぜひご覧下さい。
シェルティは賢い!温厚で明るい性格で飼いやすい
シェルティ(正式名称:シェットランド・シープドック)は、飼い主に忠実な性格で、とても明るい犬種です。素直で愛情深く、家族をとても大切にする性格なので、小さな子どもがいる場合でも、一緒に遊び、仲良く生活することができるでしょう。
また頭が良いので、しつけやトレーニングの覚えは良く、手間もかかりません。運動能力も高く、アジリティとよばれるドッグスポーツの常連犬種としても有名です。
ただし警戒心は強く、社交的な性格の犬種ではないので、家族以外にはなつきにくいといわれてます。来客や新聞・荷物の配達員に対して激しく吠えたり、時には噛みついたりと、トラブルが起こる可能性もあるので、きちんとしたしつけは必須です。
次項以降で、シェルティの歴史や特徴や毛色などについて紹介します。ぜひ最後までチェックしてみてください。
元は牧羊犬だった!?シェルティの特徴とは
シェルティは見た目の通り、コリーと同じ祖先をもつ犬種で、徐々に小型化をさせいった結果、現在のシェルティが誕生しました。イギリス北端に位置するシェットランド諸島原産の犬種で、19世紀にイギリスに持ち込まれた後、可愛らしい見た目と飼いやすい性格から、世界各地へと広がりました。
元々は牧羊犬として飼われていた犬種です。羊の群れを追いかけて誘導するコリーに対して、家畜や畑の見張り番として活躍していたこともあり、吠えやすく、警戒心が強い性格の子が多いといわれています。
また、筋肉質の引き締まった体つきで、体の割に運動量が多いのが特徴です。庭で走り回れるようにしたり、散歩やフリスビーで毎日しっかり体が動かせるようにしてあげると良いでしょう。
シェルティの毛色の種類や価格は?
シェルティの特徴は、フワフワでボリュームのある長い被毛です。ジャパンケネルクラブ(JKC)によると、シェルティの毛色は全部で5種類とされています。
種類 | 特徴 |
---|---|
セーブル | 白と茶系のスタンダードな毛色。 |
トライカラー | 白・黒・茶(タン)の3色で構成される毛色。 |
ブルーマール | シルバーブルーの体色に黒の斑点が入り、大理石のような模様。 |
バイブラック | 白と黒の2色で構成される毛色。 |
ブラック&タン | 黒と茶(タン)の2色で構成される毛色。 |
シェルティの子犬の値段は約10~20万円ですが、毛色によって値段は異なります。ブルーマールは珍しい毛色なので、30万円以上の金額で取引されることもあるようです。毛色による性格の違いはないので、好みの毛色を選ぶことができます。
シェルティの平均寿命は12〜13歳!寿命を伸ばすコツを紹介!
シェルティの平均寿命は12~13年です。ペットとして人気のあるチワワの平均寿命が13~15年なので、やや短命だといえるでしょう。
これは「コリー眼異常」などの遺伝性のある先天的疾患や、後天的疾患の発症リスクが他犬種よりも高いことが影響しています。遺伝性の疾患については、購入時に親犬の疾患履歴を確認しておくのが良いでしょう。
ただし日々の健康管理や、早期発見・適切な予防措置などで長生きすることは可能で、20歳以上まで生きたという記録もあります。大切な家族の体調変化を見逃さず、ケガや病気をしっかりとケアすることが大切です。
シェルティの飼い方や注意すべきポイントとは
シェルティをペットとして迎える際に、気を付けるべきポイントを2つ紹介します。
- こまめなブラッシング
- たっぷりの運動や散歩
ブラッシングは、被毛のケアはもちろんですが、体全体をブラッシングすることで皮膚に刺激を与え、血行促進や新陳代謝を活性化する効果があります。
その他にも、愛犬の健康状態を確認し、早期発見にもつながるので、習慣にするといいでしょう。家族思いの性格なので、飼い主がお世話してくれるのを、大喜びしてくれるでしょう。
次に運動や散歩です。シェルティは中型犬ですが、大型犬並みの運動量を必要としています。1日1時間以上の散歩やドッグランに連れていってあげるなど、運動不足にならないように、体をしっかり動かせるようにしてあげましょう。
シェルティがかかりやすい病気は?
シェルティがかかりやすい病気は、以下4つがあげられます。
- 皮膚疾患
- コリー眼異常(コリーアイ)
- 甲状腺機能低下症
- 股関節形成不全
特に皮膚疾患について、シェルティは元々皮膚が弱い上に、長い被毛に覆われているため、他の犬種よりもかかりやすいといわれています。
病気は予防できる?運動不足や食事に気をつけよう
ペットの病気は早期発見は勿論のこと予防することも大切です。運動や食事に気を付けることで長生きさせる可能性が高くなります。簡単に取り入れることができる方法を紹介しますので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
まずは運動です。シェルティは元々牧羊犬として牧場を走り回っていたことから、必要な運動量は多めです。毎日の散歩は1時間程度を目安とし、週末はドッグランなどでしっかりと体を動かせる環境を整えてあげることが大切です。
また、1歳を超えたら体重に気を付けましょう。腰のあたりの骨を触ってみてゴツゴツとハッキリ骨を感じられるようであれば痩せすぎですし、骨が分からないくらいに肉がついている場合は太りすぎです。食事の量や運動量を意識して、1歳ごろの体重をキープできるようにしましょう。
万が一のために加入しよう!シェルティも入れるペット保険とは
家族同然に大切なシェルティが病気になってしまった時に、十分な治療を受けさせてあげたいと思うのは当然なことでしょう。万が一に備えてペット保険に加入しておくのもおすすめです。
ペットの治療費は体のサイズに応じた薬の投与量に比例するので、チワワやトイプードルなどの小型犬に比べると、中型犬であるシェルティの治療費は高めです。
ペット保険は健康体であることが加入条件になっているので、病気やケガになってから治療費が足りないからと加入することはできません。
また年齢制限があり、7歳以上の場合は、保険に入れないか、入れたとしても保険料が高くなったり、保証が小さくなったりとデメリットも多いので、ペット保険は早いうちに加入しておくのが良いでしょう。
まとめ:シェルティは賢く温厚な性格!
シェルティの性格や特徴について紹介しました。この記事のポイントは、
- シェルティは明るく、家族思いで温厚な性格
- 飼い主に忠実な性格で頭も良く、ドッグスポーツも得意
- 警戒心が強く吠えやすい性格なので、しつけは必須
- シェルティの平均寿命は12~13年
- 長生きのためにこまめなブラッシングや散歩・食事管理が有効
でした。
可愛らしい見た目と、飼いやすい性格で人気のシェルティは、小さい子どもがいる家庭でも安心して飼うことができます。また美しいフワフワの被毛を保ち、病気の予防・早期発見には、日々のブラッシング大切です。
ペットとしてシェルティを迎える際は、この記事で紹介した性格や特徴、お世話の仕方を参考に、しっかりとお世話をしていきましょう。
MOFFMEでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されていますので、ぜひご覧ください。