人気のオウム4種類を一覧で紹介!初心者におすすめの種類は?のサムネイル画像

内容をまとめると

  1. オウムの人気の種類は「タイハクオウム」「モモイロインコ
  2. 大型の種類は値段や寿命に注意が必要
  3. オウムの治療費は完全自己負担になるので、もしもの時に備えてペット保険に加入しておくと安心

オウムは種類によって鳴き声の大きさや性格、寿命や値段もかなり違ってきます。そこで今回はオウムの中でペットとして人気のある4種類を紹介します。記事の後半では正しい飼育方法やかかりやすい病気も紹介しています。飼育検討の参考にしてみてください。

記事監修者「森下 浩志」

監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー

早稲田大学基幹理工部出身。すべてのペットのお金と健康にまつわる問題を解決したい、という強い思いからMOFFMEを立ち上げ。ファイナンシャルプランナー、損害保険(ペット保険を含む)の公的資格取得。獣医師団体などと連携をして、ペットのWEB健康診断ツールの開発も行う。

この記事の目次

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人気のオウムの種類は何?初心者におすすめの種類も知りたい!

愛らしい仕草で見ているだけで癒されるオウムを、飼ってみたいと思う人は多いと思います。


ですが、オウムにはどんな種類がいるのか、部屋で飼育するときに必要なものは何か、わからないことが多いですよね。


ペットショップに行くと、オウム以外にもインコを見かけると思いますが、実はインコはオウムの仲間になります。


今回「MOFFME」ではオウムについて

  • オウムの種類や鳴き声・性格・寿命・値段を徹底解説!
  • オウムの正しい飼育方法とは?
  • 飼育の際に必要なものは?
  • オウムがかかりやすい病気とは?
  • オウムにおすすめのペット保険とは?
以上のことを解説します。

この記事を読めば、これからオウムを飼おうと考えている人にとって大切な知識が身に付くでしょう。ぜひ、最後までご覧ください。

またMOFFMEでは、「ペット保険のランキング」についても詳しく解説しておりますので、そちらもぜひご参考にしてください。

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オウムの人気4種類を画像とともに一覧で紹介!値段や特徴も

モデル:ゆきまる


オウムは南半球の幅広い地域に生息しています。とてもカラフルで派手なイメージを抱く人が多いと思いますが、実はそこまでカラフルではありません。


実際にオウムを見ると、あんな地味な見た目なんだと感じる人もいるかもしれません。


実はカラフルな色合いをしているのは、同じオウム目の仲間であるインコのほうなのです。


オウムとインコの違い1番の違いは冠羽」が頭部にあるかどうかです。冠羽というのはインコについているとさかのようなものを言います。


ここでは、オウムの種類の中でも特に人気のある、

  • タイハクオウム
  • オカメインコ
  • モモイロインコ
  • キバタン
以上の4種類のオウムの性格などについて解説します。

白い羽毛が美しい大型の種類:タイハクオウム


インドネシア・モルッカ諸島北部の固有種であるタイハクオウムは、とても寿命が長く40年以上生きると言われています。


その名前のとおり、全身を白い羽毛で覆われている姿がとても美しいオウムです。値段はおよそ70~90万円とかなり高めの種類になります。


性格はとても穏やかで記憶力が良いため、初心者の人でも飼育しやすいオウムですが、寂しがり屋なのでたくさん遊んであげられる人におすすめです。


また、他の種類のオウムやインコに比べると鳴き声が大きいため、防音対策はしっかりと行わないと近所からクレームがくるかもしれません。朝や夕方になると大きな声で鳴く習性があるので注意が必要です。

知能が高く初心者におおすすめの種類:オカメインコ


頬に赤い模様があり、それがまるでオカメのようで可愛いと人気の高いオカメインコ。名前にインコと入っていますが、冠羽があることからオウム科に分類されます。


寿命は18年だと言われており、値段はおよそ1~5万円ほどです。


オカメインコの鳴き声は、他のオウムの種類に比べると静かであり、突然雄叫びをあげることもありませんので、飼育がしやすいので初心者の人におすすめです。


性格は少し臆病ですが、人懐っこくのんびりとした性格を持っているため、一緒に暮らせば癒されること間違いないでしょう。

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オカメインコの平均寿命は何年?長生きのコツやカラー別の値段も紹介

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オカメインコの性格や特徴は?飼い方の注意点や病気についても解説

人懐こく甘え上手な大型の種類:モモイロインコ


全身ピンクの羽毛で覆われた姿が可愛らしいモモイロインコ。タイハクオウムと同じで、寿命が40年以上と長い時間一緒にいられるオウムです。


値段はおよそ30~40万円ですが、その見た目の可愛さからペットとしてとても人気があります。


性格は愛情深く人懐っこいので、飼い主とのスキンシップが大好きです。好奇心旺盛なので、知らない人が遊びに来ても怯えることは少ないと言われています。


雄叫びをあげることは滅多にありませんが、もともと声が大きい種類のオウムのため、防音対策はきちんと行ったほうが良いでしょう。


モモイロインコについて詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にして下さい。

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【獣医師監修】モモイロインコの平均寿命や長生きのコツを紹介!

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モモイロインコはどんな性格?寿命や特徴、飼い方やしつけ方法も紹介!

黄色い冠羽をもつ大型の種類:キバタン


白い羽と黄色い冠羽、そしてグレーの足とくちばしが特徴的な種類のキバタン。寿命はおよそ35~50年ですが、飼育環境によっては70年近く生きるとも言われています。


値段はおよそ30~50万円であり、モモイロインコと同じくらいの価格帯です。


性格はとても賢く、鳥かごにカギを掛けても簡単に開けてしまいます。教え方次第では言葉も覚えるので、ペットショップでも人気の高いオウムです。


また、キバタンの鳴き声はとても大きく、人間の叫び声ともとれるようなギャーという雄叫びをあげるため防音対策は欠かせません。


そのため、マンションなど集合住宅での飼育は不向きだと言えるでしょう。

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オウムの値段相場はどのくらい?種類別にオウムの値段を紹介!

補足:オウムとインコの違いとは?

オウムとインコの違いは分かりますか?


オウムとインコはどちらもオウム目ですが、オウムはオウム科、インコはインコ科と異なる種類です。


先ほど説明した通り、オウムには冠羽があり、インコにはないのが1番の違いです。


しかし他にもオウムとインコには違いがあります。

オウムインコ
冠羽
有り無し
大きさ大きい小さい
地味派手

また、オウムの方が寿命が長く、インコの方が寿命が短い傾向があります。


モモイロインコとオカメインコは名前にはインコがついていますが、オウムに分類されます。


オウムとインコの寿命や生態については以下の記事で解説しているので、気になる方は参考にして下さい。

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インコとオウムの違い、ヨウムとオウムの違いは?見分け方や性格の特徴を解説

オウムの正しい飼育方法とは?飼育の際に必要なものは?

モデル:ゆきまる


オウムを飼育する場合、環境を事前に整えておく必要があります。なかでも、一番気を付けなくてはいけないのが防音対策です。


オウムは種類によってはかなり大きな声で鳴くため、近隣トラブルにならないためにも事前に防音性を意識した環境を用意してあげましょう。


ここでは、オウムの飼育方法について、

  • 飼育の際に必要なもの
  • オウムにおすすめの餌は?
以上のことを解説します。

ケージ・止まり木・水入れなどを用意する

オウムは種類に限らず、

  • ケージ
  • 止まり木
  • 餌・水入れ
  • 巣(隠れられる場所)
  • ボールや積み木などの玩具
必ず、これらのものを用意してあげましょう。

ケージはオウムの種類に合わせて選んでください。ただし毎日しっかりと放鳥できる環境であれば、そこまで大きなケージは用意する必要はありません。

オウムが止まるための止まり木も必ず用意してあげましょう。普通のものでも十分ですが、餌や水入れが付いているタイプもあります。

それ以外にも、寒さ対策用の保温電球やヒーターなどがありますが、各々の飼育環境にあわせて用意すると良いでしょう。

餌はオウム用のペレットがおすすめ

オウムは決まった食事回数がなく、少量ずつ何度も食べ続けます。そのため栄養バランスに優れているペレットがおすすめです。


餌を与える方法は、朝に1回餌を与えて(新しく交換して)、あとは減っているかどうかを確かめつつ餌を足し入れていきます。水は毎回チェックして、中が汚れているようであれば都度かえてあげましょう。


オウムの餌の量は種類や大きさなどによって変わってくるため、適量というものがありません。


ただし、飼い主が何も考えずに餌を与え続けると、オウムが太り過ぎる可能性があるため、体重管理は意識してあげてください。

飼う前に知っておきたい!オウムがかかりやすい病気とは?


モデル:ゆきまる


大切なペットの健康を守るためにも、オウムが掛かりやすい病気をあらかじめ知っておきましょう。


メガバクテリア症(AYG、マクロラブダス症)

多くの鳥類の胃に生息している、マクロラブダスが感染することで発症する病気です。オウムの免疫力・体力に左右されるため、一生発症しない場合もあります。

感染すると胃炎になるため、嘔吐などの症状がみられます。胃潰瘍までなった場合、出血量によっては突然死することもあると言われています。

ビタミンB1欠乏症
幼鳥でアワ玉のみの餌で飼育されている場合、発症しやすいと言われている病気です。栄養バランスを考えて、ペレットをしっかり与えることが大切です。

症状は脚がしびれて引きずるようになり、次第に片足から両足へと進行していきます。さらに悪化すると、呼吸困難などが起こり死亡する可能性があります。

PBFD
ウイルスの感染によって起こる感染症疾病です。主に3歳以下のオウム・インコ類に感染する恐れがあります。

PBFDに掛かるとリンパ系器官が障害されるため、免疫不全になると言われています。

このように、一部ではありますがオウムがかかりやすい病気には進行すると重篤になる可能性が高く、死亡リスクも高いことがわかりました。

飼い主がオウムを飼育する前に、きちんと掛かりやすい病気を理解しておくことで、病気に掛かるリスクを軽減できるかもしれません。

オウムが加入できるペット保険を紹介!

ペット保険は犬や猫などの小動物だけではなく、鳥類向けの商品もあります。


基本的に、ペットに対する医療費は保険適用されないため、掛かった費用は飼い主が全額自己負担しなくてはいけません。


オウムは多くの種類が長生きするため、生涯にかかる治療費はかなり高額になります。


犬や猫の治療費ほど高額にならないにしても、寿命等を考えるとやはりペット保険で補償してもらった方が安心です。


万が一のことを考えて、オウムを飼育するときはペット保険に加入するということも視野に入れておくと安心です。


ペット保険は保険会社やプランによって保障内容や保険料が大きく異なりますので、是非一度資料請求をしてみることをおすすめします。

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オウムの種類まとめ

オウムの種類や飼育方法、鳥類におすすめのペット保険などを解説しましたが、いかがでしたでしょうか。


今回の記事のポイントは、

  • オウムは種類によるが、寿命はおよそ20~40年以上である
  • オウムは鳴き声が大きい種類もいるため、飼育する場合は防音対策を徹底すること
  • オウムは種類関係なく、決まった餌の回数が無いため体重管理をきちんとすること
  • オウムが掛かりやすい病気は、進行すると重篤・死亡リスクが高くなる
  • 鳥類でも入れるペット保険があるので、万が一のことを考えて検討すると良い
以上となります。

オウムは寿命が長いので、大切に育てればそれだけ長く一緒に居られます。何かあったときのためにも、鳥類でも入れるペット保険の検討をしましょう。


MOFFMEでは、他にも読んでおきたいペットや保険に関する記事が多数掲載されています。ぜひ、ご覧ください。

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