
内容をまとめると
- セキセイインコやコザクラインコが日本では人気
- 中でもセキセイインコは飼いやすく初心者にもおすすめ
- 飼う際には病気に備えペット保険に加入することが大切
インコはおしゃべりが出来て飼い主とコミュニケーションがとれることからペットとして長年親しまれてきています。この記事では、ペットとして人気のインコ6種類の色・飼いやすさ・画像・寿命・性格を一覧で紹介します。自分の飼いたいインコを見つけるためにぜひお読みください。

この記事の監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー
2018年に早稲田大学基幹理工学部に入学。保険×テックの領域で保険業界をイノベーションをしていく姿勢に共感し、「ほけんROOM」の運営に参画。2019年にファイナンシャルプランナー、損害保険募集人資格を取得。
この記事の目次
目次を閉じるペットに人気のインコ6種類を寿命や値段とともに紹介!
インコは昔からペットとして馴染みのある鳥類ですよね。
インコは室内でも飼育可能、スペースも取らないため飼いやすいといったことが魅力のペットです。
実はインコにはたくさんの種類があり、体の大きさや色も様々です。そして種類ごとに性格にも違いがあります。
ただ初心者の方などはどの種類が飼いやすいのか分からないといった方もいるかもしれません。
そこで今回「MOFFME」では、
- 代表的な6種類のインコの色・性格・値段・飼いやすさの違い
- インコの飼育方法
- インコのかかりやすい病気
- インコが加入できるペット保険
この記事を読めば、インコの飼育を検討している人や何か室内で飼えるペットを検討中の人にとって参考になると思いますので是非最後まで御覧下さい。
ペットとして人気のインコ6種類の特徴を一覧で紹介!
インコはオウム目インコ科に属する鳥類を総称しています。インコと一口で言っても、その種類はおよそ330種類存在しています。
もちろん、種類によって容姿や性格、価格なども異なります。またインコの中でもよく喋る種類もいれば苦手な種類もいます。
ここでは、ペットとして人気のある代表的な6つの種類のインコの大きさや特徴や性格、寿命、購入する際の価格相場について紹介していきます。
人気の種類①初心者でも飼いやすいのはセキセイインコ
セキセイインコは、インコの中では最もメジャーな種類です。
セキセイインコは色や柄のバリエーションの数がとても多く、確認されているだけで5000種類以上のパターンが存在しています。
セキセイインコの特徴は
- 体長…約18㎝
- 体重…約40g
- 寿命…約8年~12年
値段は雛の場合は平均3000円程度、成長の場合6,000〜9,000円が相場です。
しかし珍しい種類のセキセイインコになると相場よりも高値で取引されます。
人気の種類②甘えん坊で人気のコザクラインコ
コザクラインコは、赤い顔に緑や黄色いの美しい羽根が特徴的な種類です。
最もポピュラーなコザクラインコは体が緑色で顔は赤く尾羽根は赤や黄色、黒で丸い模様という組み合わせが多いです。
最近では、品種改良により様々な模様の組み合わせが存在しています。
コザクラインコの特徴は
- 体長…約15㎝
- 体重…約50g
- 寿命…約7年~12年
また、寂しがりやなのでかまってあげられる時間がたくさんとれる人におすすめの種類です。
値段は、オーソドックスな色のものの雛であれば1万円以下で購入できますが、手乗りになっている成鳥は平均3万円ほどです。羽根色が珍しいものになると高価になり、6万円ほどする場合もあります。
コザクラインコの性格や長生きさせる方法について、以下の記事で詳しく解説しているので、気になる方は参考にして下さい。
人気の種類③色鮮やかで美しいオオハナインコ
オオハナインコはオスとメスで外見が全く異なるのが特徴で、オスは緑色ベースに赤、黄色、青などの色が入っており、くちばしは赤と黄色のグラデーションカラーになります。
メスは、体は赤、紫、青などが組み合わさった色合いでくちばしは黒色なのでオスとは全く違った印象なのですぐ見分け方が簡単です。
オオハナインコの特徴は
- 体長…約35㎝
- 体重…約440g
- 寿命…約40年~50年
そして見た目だけではなく、オスとメスで性格も異なります。
オスはのんびりやさんで比較的おとなしいですが、メスはその外見の印象同様に活発な子が多いです。
オスもメスも人懐っこい性格は共通しており、短い単語であれば覚えてお話しすることが出来ます。
値段は15万円から20万円ほどが相場となっており、他の種類に比べると高額です。
人気の種類④小柄で活発なマメルリハインコ
マメルリハインコは、ペットとして飼育できるインコの中では最も小さい種類です。
カラーバリエーションは多数あり、名前の通り水色系のものの他、オーソドックスなものは緑系の色合いです。
マメルリハインコの特徴は、
- 体長…約13㎝~15㎝
- 体重…約30g~35g
- 寿命…約20年
マメルリハは、普段はおとなしく比較的静かでマイペースな子が多いですが、喜怒哀楽が激しく活発な子も多いです。
気に入らないことがあると噛みついて来たりと攻撃的な面もあります。
長文は苦手ですが、毎日話しかけることで単語は覚えることが出来るのでおしゃべることも出来ます。
値段は、平均で20,000円ほどと小型にしては高めな価格です。
人気の種類⑤まるで太陽のようなオレンジ色のコガネメキシコインコ
コガネメキシコインコは、鮮やかなオレンジ色の頭に体は黄色、緑、青が混じりカラフルな色合いが特徴のインコです。
コガネメキシコインコの特徴は
- 体長…約30㎝
- 体重…約100g~120g
- 寿命…平均15年~25年
値段は、年齢等によっても異なりますが5万円から15万円程度が相場となっています。
コガネメキシコインコの特徴や長生きさせる方法について、以下の記事で詳しく解説しているので、気になる方は参考にして下さい。
人気の種類⑥犬のように賢いコンゴウインコの値段は高額
コンゴウインコは、元々は南北アメリカ大陸の樹林帯で生息している大型のインコです。
コンゴウインコは他の種類に比べると体が大きくパワフルです。
コンゴウインコの特徴は
- 体長…約30㎝から90㎝
- 体重…約150gから1㎏
- 寿命…平均50年から60年
体は大きいですが、性格は穏やかで陽気です。そして知性もあるので賢い鳥で犬のようにしつけをすることもできます。
体が大きい分、鳴き声が大きいことには注意が必要です。ただし、頻繁ではなく夜行性でもないため鳴く時間は限られていますが気になる人は注意が必要です。また、寿命も長いので飼育する際には長い付き合いとなることも念頭に置かなくてはなりません。
そして値段もかなり高額です。体が小さい種類でも相場平均で20万円から45万円ほどします。
コンゴウインコの特徴や長生きさせる方法については、以下の記事で詳しく解説しているので、気になる方は参考にして下さい。
インコの正しい飼育方法は?必要なものを紹介!
せっかくお迎えしたインコに少しでも長生きしてもらうためには、正しい飼育方法を理解しておくことが重要です。
ここでは、インコの飼育に必要な準備すべき基本グッズや餌について説明していきます。
きちんと理解しておくことで、よりストレスフリーな環境を準備してあげることが出来ますのできちんとチェックしてみて下さいね。
以下の記事では、インコを長生きさせるための育て方やインコをなつかせる方法について詳しく解説しているので、気になる方は参考にして下さい。

ケージ・床材や止まり木を用意
インコの飼育を始めるにあたり、まず最初に準備しておきたいグッズは以下の通りです。
- ケージ
- 止まり木
- 餌入れ・水入れ
- 青菜用グッズ
- 水浴び容器
- ケージカバー
- ヒーター
止まり木
インコの寝床にもなる重要なグッズです。インコは、止まり木にとまって過ごす時間がとても長いので足に負担がかからないように飼うインコのサイズにあった太さのものを選んであげましょう。
餌入れ・水入れ
ケージに付属している場合にはそちらを使用して大丈夫です。
また、青菜を与える場合に使う菜ざしという細長い容器もあると便利ですがケージに直接差し込みしてもよいです。
水浴び容器
水浴びを好む種類のインコを飼う場合には必要ですが、専用のものではなくても丁度よい大きさのものが家にある場合には代用出来ます。
ケージカバー
同じ生活サイクルの方であれば問題ありませんが、夜遅くまで起きている人などは明るいとインコが眠ることが出来ませんのでケージにカバーをつけて暗くしてあげるとよいです。
ヒーター
インコは基本的に寒さに弱い生き物です。特に雛は、26度から28度を保たなくてはならないので、ペット用ヒーター等を利用して温度管理には十分気を付けて下さい。
餌はペレットやシードがおすすめ
インコの餌は、ペレットやミックスシードが主流です。
ペレットはビタミンやミネラルなどあらゆる栄養素がバランスよく配合されていることから、副菜も不要です。
雛の場合には、「パウダーフード」よばれる消化のしやすい専用のエサがありますのでそちらを与えましょう。
シードを主食として与える場合は、青菜や小松菜などでビタミンやミネラルを補いましょう。
また、青菜類を与えるのではなくボレー粉やカルボトーンをエサに混ぜてあげてもよいです。
セキセイインコなど一部のインコは、ハコベやユーカリの葉を好むのでおやつにあげるとよいでしょう。
インコがかかりやすい病気とは?インコが加入できるペット保険を紹介!
ここでは、インコのかかりやすい病気を紹介していきます。
事前に理解しておくことで体調不良にいち早気づき対処出来ますし、予防することも出来るますので、きちんと確認しておきましょう。
病名 | 症状 | 原因 |
---|---|---|
メガバクテリア症 | 胃炎・食欲減退 嘔吐・胃潰瘍・血便 | メガバクテリアによる感染症 |
ビタミンD欠乏症 | 成長不良 骨軟化・骨折・骨粗鬆症 | ビタミンD欠乏 日光浴不足 |
PBFD | 肺炎・腸炎・体重減少 発育不良・下痢・脱羽根 | サーコウイルスの感染 (親から子への吐物を与える行為より感染) |
オーム病(クラミジア症) | 食欲不振・体温低下・震え 昏睡・結膜炎・呼吸困難 水様便・衰弱 | クラミジア・シッタシへの感染 (病鳥の糞便・体液より感染) |
毛引き症・自咬症 | 脱毛・出血 | ストレス・寄生虫・栄養障害 |
そのう炎 | 臭い嘔吐・生あくび 水をよく飲む・首付け根の充血 | そのう内の餌の腐敗、細菌増殖 |
卵詰まり | お腹のふくらみ | 過度な発情・産卵過多によるカルシウム不足 |
万が一のためにインコでも入れるペット保険を検討してみては?
インコは、種類によっては何十年も生きることもあるので、その間に病気やケガで治療が必要な場合も出てきます。
ペットは人間と違い健康保険がないので、治療費は全額飼い主負担となります。
体の小さいインコであっても、入院が必要な場合には日額5,000円程度の負担が必要になる他、手術ともなれば数万円から10万円以上かかることもあります。
飼育する際には、かかりつけの動物病院をみつけておくことが大切です。
医療費の心配なく、適切な治療を受けさせてあげることで少しでも長生きさせてあげられるようにペット保険への加入も是非検討してみて下さいね。
以下の記事でインコが加入できるペット保険について紹介しています。気になる方は参考にして下さい。
まとめ:人気のインコの種類
ここまで、インコの種類ごとの特徴や飼い方、かかりやすい病気、ペット保険について説明してきましたがいかがだったでしょうか。
この記事のポイントをまとめると
- インコには様々な種類があり、大きさや容姿、性格も様々
- 初心者にはセキセイインコがおすすめ
- インコは種類によっておしゃべりが得意な子と不得意な子がいる
- 様々な病気に備えてペット保険へ加入することがおすすめ
インコの飼育を検討している人はもちろん、室内で飼うことが出来るペットを検討している人はぜひ参考にしてみて下さい。