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内容をまとめると

  1. ロボロフスキーハムスターの平均寿命は2〜3年と非常に短い
  2. 1歳半ほどで老化症状が見え始める
  3. 病気に備えてペット保険に加入することも重要

臆病で懐きにくい性格ですが、好奇心旺盛で見ていて楽しいロボロフスキーハムスター。今回はロボロフスキーハムスターの平均寿命や性格、長生きの秘訣を詳しく解説します。また、ロボロフスキーの飼い方や、健康や老化の確認方法などのお世話に役立つ情報を紹介しますので参考にしてください。

記事監修者「森下 浩志」

監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー

早稲田大学基幹理工部出身。すべてのペットのお金と健康にまつわる問題を解決したい、という強い思いからMOFFMEを立ち上げ。ファイナンシャルプランナー、損害保険(ペット保険を含む)の公的資格取得。獣医師団体などと連携をして、ペットのWEB健康診断ツールの開発も行う。

この記事の目次

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ロボロフスキーハムスターの寿命は短い?長生きの秘訣を紹介!

ロボロフスキーハムスターはハムスターの中でも一番小さく見た目も可愛らしいので、飼育をしたいと思っている方は多いと思います。


しかし、ロボロフスキーハムスターは寿命が短く、人に懐きにくいことから飼育が難しいと感じ、諦める人も少なくありません。


ですが、ロボロフスキーハムスターの性格などを理解した上でお世話をすれば、実は飼育が難しいなんてことはありません。


また、ロボロフスキーハムスターの平均寿命は2〜3年です。


そこで今回MOFFMEでは

  • 平均寿命や長生きの秘訣
  • 注意すべき病気やケガについて
  • ロボロフスキーハムスターの飼育方法
  • ペット保険について
以上のことを中心に解説していきます。

この記事を読んでいただければ、ロボロフスキーハムスターの寿命や長生きの秘訣についてなど必要なことが理解できるようになります。

ぜひ最後までご覧ください。

ロボロフスキーハムスターの平均寿命は2〜3年とかなり短い


ロボロフスキーハムスターの平均寿命は2~3年です。


2~3年というと、かなり短いように感じられるのですが、2歳のハムスターで人間に例えると74歳くらいで、1歳半を越えると老化してきます。


なぜ、そんなに短命なのかというと、ハムスターの心拍数は人間の6倍で、ハムスターの1日は人間にとっては4時間程なのです。


ロボロフスキーハムスターは最も小さいハムスターの為、病気やケガをしたときに診てもらえる動物病院が少ないのです。


また、身体が小さいのでちょっとしたことが命取りとなってしまう場合もあります。


他のハムスターの平均寿命について知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

ロボロフスキーハムスターの寿命を伸ばす秘訣・飼い方のコツは?

ロボロフスキーハムスターの寿命を伸ばすには、ストレスを与えないことが重要です。


ロボロフスキーハムスターは最も小さいハムスターですが、とても活発で好奇心旺盛なのが特徴です。


そのため、ケージはジャンガリアンハムスターと同じくらいの広さがあるものを用意してあげましょう。


ロシアが原産なので寒さには強いですが、暑さには弱いため夏場の温度調節も重要です


また、人になつきにくいので、過剰なスキンシップはストレスになるので、避けましょう。

ロボロフスキーハムスターの飼育で注意すべき病気・ケガ

ロボロフスキーハムスターを飼育する上で注意するべき病気やケガがあります。


体の小さいロボロフスキーハムスターは病気やケガをすると命取りになる場合もあります。長い寿命を全うしてもらいためにも、いち早く気づいて病院に連れて行くなどして治療することが大切です。


ロボロフスキーハムスターの気を付けたい病気やケガは下記の3点です。

  • 闘争によるケガ
  • 下痢
  • ノミ
体が小さいロボロフスキーハムスターにとって、これらの病気やケガは重篤になる可能性が高いものですので、見つけ次第素早く処置をするか、小動物も診てくれる動物病院で治療をすることをおすすめします。

これらの病気やケガについて、下記で詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

ロボロフスキーハムスターの病気・ケガ①:闘争

ロボロフスキーハムスターのケガで気を付けたいのが、喧嘩によるケガです。


他の種類のハムスターとは違い、ロボロフスキーハムスターは共同生活をしやすいと言われています。


1つのケースで数匹ほど飼育している人が多いので、複数飼いをしたいという方から選ばれる種類でもあります。


しかし、ハムスターにも相性があるので、仲が悪いという場合もあります。その場合はケージを分けるなどして対策を取りましょう。


また、ロボロフスキーハムスターの中でも明らかに個体が小さいという場合は、標的にされてしまうので要注意です。


闘争が起きている可能性がある症状が下記の通りです。

  • ハムスターが痩せてくる
  • 毛が剥げてくる
  • 別の場所で一人で寝ている
  • 一日中、頬袋に餌を詰め込んだまま生活している
これらに当てはまるハムスターがいれば注意深く観察してください。

ハムスターは臆病でストレスに弱いため、強いストレスを感じてしまった場合に闘争が起きる可能性があります。

飼育環境などに気を付けてあげてください。

ロボロフスキーハムスターの病気・ケガ②:下痢

下痢はハムスターには比較的によくあるとされている症状ですが、小さな体のロボロフスキーハムスターにとっては命に関わることもある病気です。


べチャッとした軟便や、水のような下痢をしている場合には注意が必要です。


そのような便をしている際に考えられる原因としては、下記の通りです。

  • 消化管内寄生虫
  • ウェットテイル
  • ストレス
  • 餌が合わない
  • 餌が腐っている
まず、消化管内寄生虫とは、ペットショップからお迎えしたばかりのころに起こる症状です。

ウェットテイルとは、お尻が下痢で濡れている状態が続くことを言います。これは、ストレスによるもので、ペットショップから家にお迎えした際に環境の変化などが原因です。

また、ロボロフスキーハムスターは、餌を食べずに巣箱に持ち帰ってため込んでいる場合もあります。それらが日にちが経つにつれ腐ったまま放置されている場合があります。

ロボロフスキーハムスターの病気・ケガ③:ノミ

ハムスターに限らず、犬やネコなど動物につきものなのがノミです。ロボロフスキーハムスターにノミがついてる場合の症状が下記の通りです。

  • 身体が禿げている部分がある
  • 毛が薄くなり、湿ったような毛並み
  • 身体が痒そう
以上の症状が見られたら、ノミがついている可能性があります。

ノミがついていた場合の対処法としては、
  1. ハムスターを清潔なケージに隔離
  2. 小鳥用の駆虫スプレーをケージとハムスターに散布
  3. ノミの発生した床材のケージは廃棄または熱湯消毒をする
です。

小鳥用の駆虫スプレーはペットショップなどで購入することができます。ハムスターにスプレーする場合は、目や口に入らないように充分注意してください。

この処置を1週間後にもう一度行います。それでもまだ痒みが収まらない場合は、別の皮膚疾患が疑われるためすぐに病院へ行きましょう。

また、数匹が同じケージにいる場合は、ノミの伝播力がとても高いので同じ処置を全てのハムスターにしましょう。

ロボロフスキーハムスターの健康を確認するポイントは?

ハムスターの健康状態を確認するのは飼い主にとって大切なことです。体が小さいハムスターなので、少しの異常も命取りになりかねません。


そこで、ロボロフスキーハムスターの健康状態を確認するポイントをまとめました。

  • 耳がピンと立っているか
  • 毛並みがキレイか
  • 歯が伸びすぎてないか
  • 活動時間に活発に動いているか
  • うんちの色や下痢をしてないか
以上を、日頃からチェックしておきましょう。

ハムスターは目が悪いため、耳で情報を得ています。そのため耳がピンと立っているのが通常ですが、耳が寝ていたり、毛が抜けていたりすると病気の可能性があります。

また、毛並みが悪かったり、歯が伸びていたりすると、体調が悪いかもしれません。毛づくろいをしたり、ハムスターは歯が伸び続けるので、ちゃんと削れていないと伸びてしまいます。

それらをする気力がないということは、弱っている証拠です

ハムスターは夜行性の為、夜は比較的活発に動いています。しかし、いつも活動している時間に出てこなかったり、動きが鈍い場合は要注意です。

ウンチも下痢をしていたり、いつもと違う色だと病気の可能性があります。

ロボロフスキーハムスターの老化症状を把握しておこう!

ロボロフスキーハムスターは1歳半前後から老化症状が始まります。


老化症状が始まると、今まで当たり前に出来ていたことがサポートをしないとできないことも増えてきます。


その為には老化症状を把握しておくことが大切です。


老化症状は以下の通りです。

  • 歯が抜ける
  • 視力が低下する
  • 毛並みが悪くなる
  • 動きが鈍くなる
以上の4点です。

老化すると、歯が抜けて硬いものが食べづらくなるため、軟らかいものを与えましょう。

また、視力が低下すると、物にぶつかったり高いところから落下する危険性があります。だんだん体力が減り毛づくろいのペースが落ちてきたり、動き回らなくなります。

万が一に備えてペット保険に加入して置くと安心!

動物の医療費はかなり高額です。


体が大きいからといって高額になるわけではなく、むしろ体が小さいハムスターなどの小動物の方が治療が困難なため高額になるパターンもあります。


ハムスターは病気にかかった時の検査費用などは費用がかかるため、自己負担を減らすためにも保険に加入することをおすすめします。


動物病院の治療費は全額飼い主が負担する必要があります。


補償内容によって保険料が異なるため、ご自身のハムスターに必要な保険はどれなのかを見分ける必要があります。

購入したペットショップや獣医、知り合いなどの情報を参考にすると良いでしょう。

ハムスターのペット保険はこちら

まとめ:ロボロフスキーハムスターの寿命は約2~3年!

ロボロフスキーハムスターの寿命について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。


今回のこの記事のポイントは、

  • ロボロフスキーハムスターの寿命は2~3年
  • ストレスを与えないことが寿命を伸ばす秘訣
  • 下痢やノミの病気や闘争によるケガに注意する
  • ロボロフスキーハムスターは1歳半から老化症状が始まる
です。

たった2~3年しか生きられないハムスターですがえ、少しのことでそれよりも早くに亡くなってしまうケースがあります。

それは、手軽に飼育できるからこそ知識のなさが原因です。

せっかく迎え入れたのなら、ロボロフスキーハムスターの性格や飼い方を理解し、大切にお世話してあげてください。

MOFFMEでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されていますので、ぜひご覧ください。