内容をまとめると
- ロボロフスキーハムスターの平均寿命は2〜3年と非常に短い
- 1歳半ほどで老化症状が見え始める
- 病気に備えてペット保険に加入することも重要
臆病で懐きにくい性格ですが、好奇心旺盛で見ていて楽しいロボロフスキーハムスター。今回はロボロフスキーハムスターの平均寿命や性格、長生きの秘訣を詳しく解説します。また、ロボロフスキーの飼い方や、健康や老化の確認方法などのお世話に役立つ情報を紹介しますので参考にしてください。
この記事の目次
目次を閉じるロボロフスキーハムスターの寿命は短い?長生きの秘訣を紹介!
ロボロフスキーハムスターはハムスターの中でも一番小さく見た目も可愛らしいので、飼育をしたいと思っている方は多いと思います。
しかし、ロボロフスキーハムスターは寿命が短く、人に懐きにくいことから飼育が難しいと感じ、諦める人も少なくありません。
ですが、ロボロフスキーハムスターの性格などを理解した上でお世話をすれば、実は飼育が難しいなんてことはありません。
また、ロボロフスキーハムスターの平均寿命は2〜3年です。
そこで今回MOFFMEでは
- 平均寿命や長生きの秘訣
- 注意すべき病気やケガについて
- ロボロフスキーハムスターの飼育方法
- ペット保険について
ロボロフスキーハムスターの平均寿命は2〜3年とかなり短い
ロボロフスキーハムスターの平均寿命は2~3年です。
2~3年というと、かなり短いように感じられるのですが、2歳のハムスターで人間に例えると74歳くらいで、1歳半を越えると老化してきます。
なぜ、そんなに短命なのかというと、ハムスターの心拍数は人間の6倍で、ハムスターの1日は人間にとっては4時間程なのです。
ロボロフスキーハムスターは最も小さいハムスターの為、病気やケガをしたときに診てもらえる動物病院が少ないのです。
また、身体が小さいのでちょっとしたことが命取りとなってしまう場合もあります。
他のハムスターの平均寿命について知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
ロボロフスキーハムスターの寿命を伸ばす秘訣・飼い方のコツは?
ロボロフスキーハムスターの寿命を伸ばすには、ストレスを与えないことが重要です。
ロボロフスキーハムスターは最も小さいハムスターですが、とても活発で好奇心旺盛なのが特徴です。
そのため、ケージはジャンガリアンハムスターと同じくらいの広さがあるものを用意してあげましょう。
ロシアが原産なので寒さには強いですが、暑さには弱いため夏場の温度調節も重要です。
また、人になつきにくいので、過剰なスキンシップはストレスになるので、避けましょう。
ロボロフスキーハムスターの飼育で注意すべき病気・ケガ
ロボロフスキーハムスターを飼育する上で注意するべき病気やケガがあります。
体の小さいロボロフスキーハムスターは病気やケガをすると命取りになる場合もあります。長い寿命を全うしてもらいためにも、いち早く気づいて病院に連れて行くなどして治療することが大切です。
ロボロフスキーハムスターの気を付けたい病気やケガは下記の3点です。
- 闘争によるケガ
- 下痢
- ノミ
ロボロフスキーハムスターの病気・ケガ①:闘争
ロボロフスキーハムスターのケガで気を付けたいのが、喧嘩によるケガです。
他の種類のハムスターとは違い、ロボロフスキーハムスターは共同生活をしやすいと言われています。
1つのケースで数匹ほど飼育している人が多いので、複数飼いをしたいという方から選ばれる種類でもあります。
しかし、ハムスターにも相性があるので、仲が悪いという場合もあります。その場合はケージを分けるなどして対策を取りましょう。
また、ロボロフスキーハムスターの中でも明らかに個体が小さいという場合は、標的にされてしまうので要注意です。
闘争が起きている可能性がある症状が下記の通りです。
- ハムスターが痩せてくる
- 毛が剥げてくる
- 別の場所で一人で寝ている
- 一日中、頬袋に餌を詰め込んだまま生活している
ロボロフスキーハムスターの病気・ケガ②:下痢
下痢はハムスターには比較的によくあるとされている症状ですが、小さな体のロボロフスキーハムスターにとっては命に関わることもある病気です。
べチャッとした軟便や、水のような下痢をしている場合には注意が必要です。
そのような便をしている際に考えられる原因としては、下記の通りです。
- 消化管内寄生虫
- ウェットテイル
- ストレス
- 餌が合わない
- 餌が腐っている
ロボロフスキーハムスターの病気・ケガ③:ノミ
ハムスターに限らず、犬やネコなど動物につきものなのがノミです。ロボロフスキーハムスターにノミがついてる場合の症状が下記の通りです。
- 身体が禿げている部分がある
- 毛が薄くなり、湿ったような毛並み
- 身体が痒そう
- ハムスターを清潔なケージに隔離
- 小鳥用の駆虫スプレーをケージとハムスターに散布
- ノミの発生した床材のケージは廃棄または熱湯消毒をする
ロボロフスキーハムスターの健康を確認するポイントは?
ハムスターの健康状態を確認するのは飼い主にとって大切なことです。体が小さいハムスターなので、少しの異常も命取りになりかねません。
そこで、ロボロフスキーハムスターの健康状態を確認するポイントをまとめました。
- 耳がピンと立っているか
- 毛並みがキレイか
- 歯が伸びすぎてないか
- 活動時間に活発に動いているか
- うんちの色や下痢をしてないか
ロボロフスキーハムスターの老化症状を把握しておこう!
ロボロフスキーハムスターは1歳半前後から老化症状が始まります。
老化症状が始まると、今まで当たり前に出来ていたことがサポートをしないとできないことも増えてきます。
その為には老化症状を把握しておくことが大切です。
老化症状は以下の通りです。
- 歯が抜ける
- 視力が低下する
- 毛並みが悪くなる
- 動きが鈍くなる
万が一に備えてペット保険に加入して置くと安心!
動物の医療費はかなり高額です。
体が大きいからといって高額になるわけではなく、むしろ体が小さいハムスターなどの小動物の方が治療が困難なため高額になるパターンもあります。
ハムスターは病気にかかった時の検査費用などは費用がかかるため、自己負担を減らすためにも保険に加入することをおすすめします。
動物病院の治療費は全額飼い主が負担する必要があります。
まとめ:ロボロフスキーハムスターの寿命は約2~3年!
ロボロフスキーハムスターの寿命について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
今回のこの記事のポイントは、
- ロボロフスキーハムスターの寿命は2~3年
- ストレスを与えないことが寿命を伸ばす秘訣
- 下痢やノミの病気や闘争によるケガに注意する
- ロボロフスキーハムスターは1歳半から老化症状が始まる