注目記事:猫のペット保険人気ランキングを確認する。ペットの病気・ケガの治療費は全額自己負担です。
大きな体が特徴的なメインクーン、猫の中で世界最大と称されている品種です!この記事では、メインクーンの平均・最高寿命やオス・メスでの平均寿命の違い、人間への年齢換算表や長生きしてもらうための飼い方など、メインクーンについて徹底解説します!
この記事の目次
目次を閉じるメインクーンの平均・最高寿命は?短い?オス・メスでの寿命の違いは?
猫としては大型の分類でふわっとしたきれいな長毛の猫であるメインクーンですが、どのくらいの寿命なのかご存知でしょうか。
メインクーンの寿命を伸ばすためには飼い主がメインクーンの特徴や性格を把握し、メインクーンにとってストレスの無い環境下での飼育が必要となります。
今回「MOFFME」では
- メインクーンの寿命について
- かかりやすい病気と治療方法
- 寿命を伸ばすための飼育方法のコツ
- メインクーンの保険
について解説します。
この記事を読めばメインクーンの寿命をのばすための飼育のコツがわかります。
ぜひ最後までご覧ください。
メインクーンの平均寿命は12.5歳!最高齢は30歳?
メインクーンの寿命を伸ばすためにはまずは平均寿命を把握し、年齢ごとに飼い主が気をつけなければならないことについて理解しましょう。
ここでは
- メインクーンの平均寿命
- メインクーンの最高寿命
- オスとメスで寿命の差はあるのか
- 人間にすると何歳なのか
について解説します。
メインクーンの平均寿命は12.5歳
メインクーンの平均寿命は12.5歳です。
猫全体の平均寿命は15歳とされているので、比べると短めではありますが、極端に寿命の短い猫というわけではありません。
体は筋肉質で丈夫な品種ですが、遺伝性疾患の多い猫ですので、病気の早期発見が寿命を伸ばすためのカギとなるかもしれません。
メインクーンの最高齢は30歳!
メインクーンの最高寿命としてあげられているのが、イギリスに住んでいるメインクーンです。
年齢は31歳とのことです!
健康状態にも問題が無く元気な状態で30歳を迎えたようです。
飼い主は以前にも多数の猫の飼育経験があり、その中には25歳まで生きていた猫もいたということでした。
そう考えると、メインクーンの寿命を伸ばすためには飼い主が飼育方法のコツをつかむことが大事ということがわかると思います。
また、万が一の病気や怪我に備えてペット保険に加入することも大切です。
MOFFMEではメイクーンのペット保険をランキング形式で紹介しているので参考にしてくださいね。
メインクーンの寿命はオス・メスで違いがある?
猫はオスとメスで平均寿命に差があることはご存知でしょうか。
猫全体の平均寿命をオス・メスそれぞれ分けると
- オスの寿命:13.7歳
- メスの寿命:14.8歳
【人間でいうと何歳?】メインクーンの年齢換算表
猫の年齢を人間に換算すると何歳になるのかご存知でしょうか。
猫は人間よりも何倍ものスピードで年をとります。
以下が0歳~10歳までの人間換算表です。
猫の年齢 | 人間の年齢 |
---|---|
2週間 | 半年 |
1ヶ月 | 1歳 |
2ヶ月 | 3歳 |
3ヶ月 | 5歳 |
6ヶ月 | 9歳 |
9ヶ月 | 13歳 |
1歳 | 17歳 |
1歳半 | 20歳 |
2歳 | 23歳 |
3歳 | 28歳 |
4歳 | 32歳 |
5歳 | 36歳 |
6歳 | 40歳 |
7歳 | 44歳 |
8歳 | 48歳 |
9歳 | 52歳 |
10歳 | 56歳 |
参考にしてみてください。
3歳以降は人間が1年過ごす間にメインクーンは4歳分年をとります。
あっという間にシニアになってしまうので飼い主は寂しく感じる部分ではないでしょうか。
メインクーンは7~8歳からシニア期です。
痴呆の症状を緩和する方法
人間と同じで猫にも痴呆があり、高齢猫に特に起こりやすいです。
痴呆になると
- 昼と夜が逆転した生活になる
- トイレの失敗が増える
- ごはんをやたら欲しがる
- 体調がよければ日中遊ばせる
- 日光浴をさせる
- トイレの場所を増やす
介護生活はなかなか大変な部分が多いですが、今までの感謝を込めてお世話をしてあげましょう。
メインクーンの性格や特徴、歴史等を解説!
メインクーンはどのような歴史的背景を持ち、どのような特徴・性格が形成されていったのでしょうか。
また、オスとメスで性格に違いはあるのか、飼いやすいのはどちらかについても見ていきましょう。
メインクーンの特徴の一つは体が大きいことですが、1歳までの体重推移と成猫の体重も気になるところです。
ここでは、以下の内容について詳しく説明していきます。
- メインクーンの歴史的背景
- メインクーンの特徴
- メインクーンの性格
- オスとメスの性格の違い
- オスとメスで飼いやすいのはどっち?
- 1歳までの月齢ごとの体重推移
メインクーンの歴史
メインクーンはアメリカ最東北部のニューイングランド地方メイン州で誕生した猫種であり、メイン州公認の州猫として認定されています。
メインクーンは重厚でボリューム感のある被毛で覆われていますが、これはメイン州の冬の寒さから身を守るため、このような被毛を持つようになったと言われています。
アメリカでは17世紀頃からネズミなどの害獣を捕まえるワーキングキャットとして飼われるようになり、19世紀頃には愛猫家に認められるほどの人気猫種になっていきました。
しかし、20世紀になるとペルシャなどのエキゾチックな猫種に人気が移り、1950年代には絶滅の危機に陥るほど頭数が激減しました。
そんな状況の中、セントラル・メイン・キャット・クラブ(CMCC)が設立され、メインクーンの展示会やショーなどの活動が積極的に行われるようになりました。
また、ブリーダーたちと協力しながらメインクーンの頭数を増やしていき、絶滅の危機を乗り越えていきました。
そして、メインクーンは1976年に世界最大の愛猫協会であるCFAから正式に公認される存在となりました。
メインクーンの特徴
メインクーンには以下のような特徴があります。
①体が大きい
家猫としては最大級の大きさを誇り、その風貌は「ジェントル・ジャイアント(穏やかな巨猫)」とも呼ばれています。
オスでは成猫期に体重が10kg、体長は1mに成長にする猫もいます。
メインクーンの体重については以下の記事でより詳しく解説しています。気になる方はぜひあわせてご覧ください。
②成長期間が長い
一般的な猫は約1年で成猫になりますが、メインクーンは2~3年かかり、成猫になっても身体が大きくなり続け、5歳位まで身体が大きくなり続けることもあります。
ただし、避妊去勢の時期は一般的な猫と同じです。
③ボリューミーで柔らかくなめらかな毛並み
メインクーンの被毛はボリューム感があり、柔らかくなめらかで美しい毛並みです。
ボリューム感のある長い毛並みは、ブラッシングをしないと絡まってしまうため、毎日のケアが必要です。
ブラッシングの際には、背中・脇腹・おなか・首周り・尻尾など、毛の長い部分に抜け毛が残って絡まらないよう丁寧に行いましょう。
メインクーンの性格は?穏やかで甘えん坊!
体が大きく、ふさふさと豊かな長い毛を持つメインクーン。凜々しい雰囲気を漂わせている外観とワーキングキャットとしての役割を担っていた歴史から、気の強い性格と思われがちです。
実際はどんな性格の持ち主なのでしょうか。メインクーンの本当の性格をご紹介します。
メインクーンの性格
凜々しく強そうな見た目に反して、メインクーンは意外にも温厚で優しく、さらに人懐っこい性格の持ち主です。
甘えん坊でもあり、独りでいるのを好みません。
また、ワーキングキャットとしてネズミなどの害獣を捕まえていた歴史を持つ為か、好奇心が旺盛で、活発な一面も持ち合わせています。
メインクーンは飼いやすい
ワーキングキャットとして古くから人間と一緒に生活してきた事と、人懐っこい性格から、飼い主や他の猫にも馴れるのが早いようです。
さらに賢さも持ち合わせているので、トイレや餌などのしつけも覚えるのが早く、ペットとして飼いやすさを感じることでしょう。
オスとメスとの性格の違いを解説!飼いやすいのはどちら?
基本的にメインクーンはオスもメスも賢く穏やかな性格で、飼い主に忠実でよくなつくため飼いやすいと言われています。
しかし、一般的な猫と同じようにメインクーンもオスとメスとでは性格に違いがあるので、それぞれの性格を見ていきましょう。
オスの性格
メインクーンのオスは喜怒哀楽が分かりやすく人懐っこい性格から、犬のような猫と言われています。
甘えん坊でいたずらっぽい所もありますが、賢い猫なのでしつけをすればいたずらは減り、成長とともに落ち着いた性格になります。
メスの性格
メインクーンのメスは気まぐれでクールであり、極めて猫らしい性格と言えます。
単独行動を好み、感情を表に出すことも少なく、おとなしいタイプが多いようです。
ただし、神経質でストレスを溜め込む所があるので、飼い主が気を配ってあげる必要があります。
飼いやすいのはどっち?
一緒に暮らして居心地が良さそうと感じる性別を選ぶのがおすすめです。
例えば、一緒に遊びたい、甘えてきて欲しい、犬も好きという人はオスとの相性が良さそうです。
逆に、少しクールな方がいい、静かに寄り添って欲しい、おとなしい猫が好きという人はメスとの相性が良いでしょう。
メインクーンのお迎え・購入方法は?価格や選び方も紹介!
メインクーンの性格や特徴が分かり、実際にメインクーンと一緒に生活したいと考える人もいるかと思います。
ここでは、メインクーンのお迎え・購入方法として、以下の3種類をご紹介します。
- ペットショップで購入
- ブリーダーから直接入手
- 里親募集
それぞれのメリット・デメリットはどんな点が挙げられるでしょうか。
また、それぞれの場からお迎え・購入する場合の
- メインクーンの価格相場
- 猫の選び方
- チェックするべきポイント
上記についても説明していきます。
メインクーンのお迎え・購入方法
メインクーンのお迎え・購入方法は、大きく分けて3種類あります。
①ペットショップで購入
ペットショップは購入後の保証やサポートが整っている点がメリットです。
ただし、サポート費用や保険費用・ワクチン料・その他費用等が必要となり、生体価格に5~10万円が上乗せされます。
また、多くのペットショップはブリーダーからの仲介販売であり、どのような環境や血筋で生まれたか分かりにくい上、ブリーダーからの購入よりも割高となります。
②ブリーダーから直接入手
③里親募集
里親募集はシェルター型の猫カフェ・掲示板・里親募集サイト等で行われています。
ここでは保護された地域猫や、やむを得ない事情で手放されることになった猫達を安価もしくは無料で迎えることができます。
生後6か月を過ぎた子猫はしつけが完了し、性格も完成しているため、迎え入れてからのしつけが楽です。
ただし、猫にとって飼い主が変わることは大きなストレスとなるので、メンタルケアが必須です。
メインクーンの価格や選び
メインクーンの値段や選び方をペットショップ・ブリーダー・里親募集ごとに見ていきましょう。
①ペットショップ
メインクーンの価格相場は20~30万円です。
ただし、生後2~3か月の時期に売れず、生後5か月前後まで成長した子猫は安価になることがあります。
ペットショップでは、サポート費用や保険費用・ワクチン料・マイクロチップ料等の費用が必要になるため、生体価格に5~10万円が上乗せされます。
猫を選ぶときは抱っこして、目・鼻・口・耳・肛門等のボディチェックをさせてもらいましょう。
②ブリーダー
メインクーンの子猫を購入する場合、年齢や毛色により、価格相場は8~25万円と開きがあります。
ホームページ等で気になる猫を見つけたら見学希望を伝えて、猫の様子だけでなく飼育環境や衛生状態もチェックしましょう。
ブリーダーの中には見学自体を断ったり、劣悪な環境で飼育する悪質な業者もいて、疾患を抱えた猫や狂暴な猫を売られることがあるので注意してください。
③里親募集
保護された地域猫や、やむを得ない事情で手放されることになった猫を安価もしくは無料で迎えることができます。
基本的に保護猫であるため、種類や数が一定しておらず、タイミングよくメインクーンに出会えることは難しいかもしれないため、日頃からホームページ等で確認しておくのがおすすめです。
また、里親募集では飼い主として適正かどうかを判断するために簡単な審査がある場合があります。
メインクーンのかかりやすい病気やその治療法・治療費は?
メインクーンは遺伝性疾患の多い品種です。
遺伝疾患は予防が出来ず、発症したらほとんどの場合、薬で症状を遅らせるか、緩和させるしか方法はありません。
飼い主がしてあげられることは多くはありませんが、早期発見してあげることが大切です。
早期発見して早期治療をすることができれば、重症化を防ぐことができたり進行スピードを抑えたりすることができる可能性があります。
早期発見をするためには、飼い主による毎日の健康チェックと、獣医師による定期的な健康診断が重要です。
家庭でできる毎日の健康チェックとして、ブラッシングのときに体を触って皮膚の異常やできものがないか、あるいは食欲やうんち・おしっこの状態がいつもと変わりないかなどを確認してあげてください。
ここでは
- メインクーンのかかりやすい病気
- 原因はなにか
- どのような症状がでるのか
- どういった治療をするのか
- 治療費はどれくらいかかるのか
について解説します。
メインクーンの病気と治療法①:肥大型心筋症
肥大型心筋症は心筋が内側へ向かって肥厚してしまう病気です。心臓に血液を十分に貯められなくなるため、全身へうまく血液を送り出すことができなくなってしまいます。
原因
- はっきり解明されていないが、遺伝的なものが要因として考えられている
症状
- 元気がない
- 食欲が落ちる
- 口を開けて呼吸する
- 運動を嫌がる
- 動きたがらない
- 後ろ足の麻痺
初期症状としては、いつもより元気がなく、食欲がない程度なので、見過ごしてしまう飼い主が多いです。
循環不全を起こすことで肺や胸、お腹に水がたまり、苦しそうに口呼吸をしたり呼吸困難に陥ったりします。
また、血液がうっ滞するため、血栓ができて後ろ足の血管に詰まってしまうと、後ろ足の麻痺や激しい痛み症状が現れます。
治療方法
- 内科療法を行う
肥大型心筋症そのものの治療法はありません。
発症した場合は内科療法が主に行われますが、対症療法にしかなりません。
処置が遅れると死にもつながる病気です。
少しでも様子がおかしいと感じたら動物病院を受診するようにしてください。
治療費
- 薬や検査の内容、動物病院によっても変わるが、おおよそ2~3万円程
メインクーンの病気と治療法②:多発性のう胞腎
多発性のう胞腎とは、嚢胞という液体の入った袋状の構造が左右の腎臓に発生し、だんだんと大きくなることで、正常な組織が嚢胞へと変わり腎機能を低下させていく病気です。
嚢胞は腎臓組織を押しつぶす形でだんだんと肥大化し、最終的には腎不全を引き起こします。
原因
- 遺伝的なものです。
症状
- 食欲が落ちる
- 水を飲む量が増える
- おしっこの量が増える
- 体重が減る
- 嘔吐する
進行が緩やかな病気なので、飼い主も気付きにくい病気です。
初期の段階では腎臓の大きさも正常なので、触診でもわかりづらいです。
何かしらの症状が現れた場合はかなり進行している可能性が高いので、動物病院を受診して獣医師に相談してみてください。
治療方法
- 内科的治療を行う
- 月1万~2万円ほどです。
メインクーンの病気と治療法③:ピルビンキナーゼ欠損症
ピルビン酸キナーゼという酵素が不足することが原因で赤血球が破壊(溶血)され、貧血を起こしてしまう病気です。
原因
- 遺伝的なものです。
症状
- 舌の色が白っぽくなる
- 食欲が落ちる
- 疲れやすくなる
- 運動を嫌がる
- 呼吸や脈が速い
- ヘモグロビン尿をする
- 対症療法を行います。
- 月2万~3万円ほどです。
メインクーンの病気と治療法④:脊髄性筋萎縮症
胴体や四肢の筋肉を動かすための脊髄の神経が消失することにより、筋力の低下や筋肉の萎縮がみられる病気です。
原因
- 遺伝的なものです。
症状
- 動きたがらない
- すぐに座る
- 歩行が不自然
生後3~4ヶ月頃に発症し、後ろ足が弱くなり、立ち上がるときにかすかに震えるようになります。生後5カ月頃からは、ジャンプすることが出来なくなり、不自然な歩き方をするようになります。
治療方法
- 対症療法を行う
発症してしまったら脊髄性筋萎縮症に対しての治療方法はありません。
そのときに出てしまった症状を和らげてあげることしかできません。
治療費
- 月2万~3万円ほどです。
メインクーンに長生きしてもらうための飼い方を紹介!
メインクーンの寿命を伸ばすためには、生活環境を整え、メインクーンにとって快適に過ごせるようにしてあげることが大切です。
ここでは
- 室温管理はどうすればよいか
- 食事はどうすればよいか
- 病気の早期発見のためにはどうすればよいか
- 毎日のケアは何をするのか
について解説します。
長生きの方法①:温度管理に注意!
メインクーンは長毛種であり、また寒冷地出身のため暑さに弱い品種です。
特に日本の高温多湿な環境はとてもストレスに感じてしまいます。
夏の暑い日は、冷房をかけて室温を27~28°にするよう調整をしてあげてください。
室温や湿度の変化がありすぎるのも体調を崩す原因となりますので、徐々に室温が変わるようにしてあげると体にも優しいです。
季節の変わり目など、気温が大きく変わるときも体調に気遣ってあげてください。
遊ぶ環境の整備
メインクーンの性格は穏やかですが、体が大きい分、遊ぶときはダイナミックです。
遊ばせる際は以下のことに注意してください。
- 物を整頓しておく
- 床を滑らないように工夫
- 運動できるスペースの確保
- 上下運動のためにキャットタワーを設置する
上下運動はもちろんのこと走り回りますので、床に出来るだけ物を置かないように整頓し、床は滑らないように滑り止めを敷くなど、工夫してあげてください。
滑ってこけると関節を痛めてしまう場合があります。
万が一の場合に備え、家の中で安心して遊べるように環境を整えてあげてください。
長生きの方法②:健康的で年齢にあった食事を
子猫の食事
子猫の場合、まず離乳が終わったらはじめは離乳食やぬるま湯でふやかしたドライフードなどを1日6回くらいに分けて与えてください。
次に生後6週を過ぎた頃には子猫用のドライフード(総合栄養食)へ移行します。食事回数は1日3回くらいに減らしていきましょう。
成猫の食事
成猫用のフードを与えましょう。
高たんぱくな食事を与え、避妊手術や去勢手術をした場合はホルモンの影響で太りやすくなるので、運動をあまりしない場合は、専用のフードの検討もしてみてください。
体調が悪くなく元気な状態であれば、自分から運動しなくても飼い主が誘ってあげてください。
シニアの食事
シニア用のフードを与えましょう。
若いころはカリカリのキャットフードを好んでいた猫も年をとり、歯が弱くなってくるとやわらかいものを好むようになります。
年齢にあった食事内容にしてあげることが大切です。
シニアであってもカリカリフードが好きな猫もいますので、硬さも様々なフードが販売されています。
特に気をつけてあげたいのはカロリーです。
シニアになると運動量がどうしても落ちてきてしまいます。
若い頃と同じ食事内容だと肥満になります。
必ず年齢にあったフードを選んでください。
もしシニア用のフードにして食事量が落ちる場合は、
- スープで風味付けをする
- フードをふやかす(ウェットフードにする)
- メーカーを変える
など工夫をしてみてください。
人間の食事は、猫にとって塩分が多く、高血圧や腎臓病の原因となるので、年齢共通で与えないようにしてください。
以下の記事ではおすすめのキャットフードをランキングで紹介しています!参考にしてみてくださいね。
長生きの方法③:病気の早期発見を!
メインクーンは遺伝性疾患の多い品種です。
遺伝性疾患は予防することができず、発症したら根本的な治療のないものが多いです。
そのため、早期発見・早期治療をおこなうことで病気の進行を遅らせることが大切です。
初期の段階で見つけてあげられれば、軽い症状のうちに症状を緩和、進行を遅らせることができます。
少しでも長い間、ペットが苦しまずに平和に暮らすために、病気の早期発見・早期治療がとても大事なことです。
また、早期発見するためには、飼い主による毎日の健康チェックや獣医師による定期的な健康診断が非常に重要なものとなります。
長生きの方法④:ブラッシング等のケアを忘れずに
メインクーンは長毛種のため、毎日のブラッシングが必要となります。
ブラッシングが不足すると
- 毛玉を吐く
- 毛玉ができる
- 皮膚炎になる
などがの症状が起こります。
抜け毛をグルーミングのときに一緒に飲み込んでしまった場合、飲み込んでしまう量が多いと体の中で毛玉になって、それを吐き出してしまいます。また毛がもつれて皮膚に毛玉ができると、皮膚炎をおこしてしまうこともあります。
毛玉ができると、せっかくのきれいな毛も台無しになってしまいます。
また、毎日のブラッシングは健康チェックやスキンシップにもなります。
子猫のうちから日課にしてしまえば嫌がることも無く、むしろ気持ちよさそうにしてくれることでしょう。
メインクーンのペット保険とは?保険料や補償内容、特約も解説!
メインクーンのペット保険について料金やプランなどご存知でしょうか。
ペット保険の審査は基本的には飼い主が申告時に記入した項目から審査がおこなわれます。
もし過去に病気をしたことがあったり既往症があって現在通院中であったりしても、条件付きで加入できる場合があります。
申告時は偽りなく、ありのままを記入しましょう。
嘘の申告が発覚した場合は、告知義務違反となり、強制的に契約が解除されます。
もちろん今までお支払いした保険料の返還もないので、無駄になってしまいます。また、虚偽の申告をして保険金を受け取った場合、保険金詐欺にあたりますので絶対にしないで下さい。
そんなことがないように申告時は素直に申告しましょう。
ペット保険のプラン
- 通院、入院、手術をトータルで補償
- 通院のみを補償
- 手術のみを補償
補償割合も90%、70%、50%で選べるようになっている保険会社が多いです。
プランによって料金も変わってきます。
保険会社によって補償割合や保険料も変わってきますので、保険会社に確認が必要です。
メインクーンのペット保険
犬と違って、猫は大きさでは保険料が変わらない保険会社が多いです。
もちろん保険会社によっても違いますので、確認が必要です。
主となる保険内容に有料または無料で付帯することによって、保険内容をさらに充実させることができます。
例としては、ペットが亡くなった場合にかかる葬儀費用をカバーする火葬費用特約や、補償期間中に保険金の使用がなかった場合の無事故特約などがあります。
特に加入しておくと安心なのが、賠償責任特約です。
賠償責任特約とは?
管理下にあるペットが他人またはペットや他人の持ち物を破損した場合にかかる費用を保険金でカバーすることができます。
メインクーンは温厚な猫ですが、初めて見たものには警戒します。
万が一のために、加入しておくと安心です。
近年、様々な保険会社から様々なプランが出されています。
家庭に負担にならないように、加入することも可能なので、ペット保険について検討してみてください。
まとめ:メインクーンの平均・最高寿命や長生きの方法について
ここまでメインクーンの寿命を伸ばすためにはどうすればよいのかコツについて解説してきましたが、いかがでしょうか。
今回のポイントは
- メインクーンの平均寿命は12.5歳
- メインクーンの性格は穏やかで賢く、飼い主に忠実である
- 遺伝子疾患の多い品種
- 病気は早期発見、早期治療が大事
- 定期的な健康診断が重要
でした。
病気はできるだけ早い段階で見つけてあげられるかで、これから先、元気に楽しく暮らせるかが変わってきます。
1番に気付いてあげられるのは飼い主です。
わずかな変化も見逃さないように毎日の健康チェックをしっかりとおこないましょう。
MOFFMEではメインクーンのペット保険の他にも、様々なペット保険に関する記事を多数公開していますので、ぜひ参考にしてください。