注目記事:猫のペット保険人気ランキングを確認する。ペットの病気・ケガの治療費は全額自己負担です。
ラガマフィンの平均寿命は一体何歳くらいなのでしょうか?この記事ではラガマフィンの平均・最高寿命や長生きしてもらうための飼い方、ラグドールとラガマフィンの違いや人間への年齢換算表、ペット保険などを紹介します!長生きの方法とは?
この記事の目次
目次を閉じるラガマフィンの平均・最高寿命は?長生きの方法も紹介!
大きなぬいぐるみのようにフワフワとた「ラガマフィン」をご存知でしょうか?
ラグドールの血統から派生した新たな猫種で、穏やかな性格と見た目の可愛らしさから、近年人気が高まりつつあります。
ラガマフィンを家族として迎え入れたいとお考えの方は、「ラグドールとどう違うの?」「ラガマフィンの寿命はどのくらい?」「ラガマフィンは長生きするの?」など気になりますよね。
そこで今回「MOFFME」では、ラガマフィンについて
- ラガマフィンの平均寿命
- ラガマフィンがかかりやすい病気や治療法・治療費
- 長生きするための飼い方
- ペット保険の保険料や補償内容
以上のことを中心にご説明していきます。
この記事を読んでいただければ、ラガマフィンの寿命と長く健康的に暮らすためのコツが分かるはずです。
愛猫には、いつまでも元気で長生きしてほしいですよね。
日頃からできることを意識して、健康的で楽しく過ごしていきましょう。
ぜひ、最後までご覧ください。
MOFFMEではラガマフィンのペット保険のランキングについても紹介しておりますので、そちらもぜひご覧ください。
ラガマフィンの平均寿命は10~13歳!最高齢は?人間でいうと何歳?
甘えん坊で好奇心旺盛なラガマフィンですが、平均寿命は何歳くらいなのでしょうか?
また、動物は人間よりも早く歳をとります。
人間でいう10歳はまだまだ子供ですが、猫では立派な成猫の年齢です。
ラガマフィンの10歳と人間の10歳が同じではないので、人間でいうと何歳くらいかを理解しておくことで、年齢に合ったケアをすることができます。
ここでは、ラガマフィンの平均寿命や人間への年齢換算表をご紹介していきます。
ラガマフィンの平均寿命は10~13歳
ラガマフィンの平均寿命は10~13歳といわれています。
一般社団法人ペットフード協会が発表した平成30年度の「全国犬猫飼育実績調査」によれば、猫の平均寿命は15.32歳でした。
ラガマフィンの寿命は猫全体の平均寿命より少し低いですが、もちろん個体差があり、15歳以上生きる子もいます。
健康管理などに気を配ってあげることで、寿命が延びる可能性は高まりますので、日頃から体調の変化に気を付けたりスキンシップを取ったりして、少しでも健康的で長生きできるようにケアしてあげましょう。
また、ペット保険に加入しもしもの病気や怪我に備えることも大切です。
MOFFMEでは複数のラガマフィンのペット保険を比較してみることもできるのでぜひ確認してみてくださいね。
ラガマフィンの最高齢記録は何歳?
猫の平均寿命よりも少しだけ寿命が短いラガマフィンですが、残念ながら今のところラガマフィンの最高齢記録は確認できていません。
しかし、ギネス世界記録に登録されている猫の最高齢はなんと38歳で、人間の年齢に換算するとおよそ170歳です。
- 記録名
Oldest cat ever(史上最も長生きした猫) - 記録
38才3日(1967年8月3日~2005年8月6日) - 記録保持者
Creme Puff (lived with her owner, Jake Perry) - 国・場所
アメリカ、Austin, Texas
【人間でいうと何歳?】ラガマフィンの年齢換算表!
先ほど、最高齢のギネス世界記録に登録された38歳の猫は、人間の年齢に換算するとおよそ170歳でした。
ご存知のように、動物は人間よりも早く歳をとります。
猫の年齢 | 人間の年齢 |
---|---|
2ヶ月 | 3歳 |
6ヶ月 | 8~9歳 |
1歳 | 13~18歳 |
2歳 | 24歳 |
3歳 | 28歳 |
4歳 | 32歳 |
5歳 | 36歳 |
6歳 | 40歳 |
7歳 | 44歳 |
8歳 | 48歳 |
9歳 | 52歳 |
10歳 | 56歳 |
11歳 | 60歳 |
12歳 | 64歳 |
13歳 | 68歳 |
14歳 | 72歳 |
15歳 | 76歳 |
16歳 | 80歳 |
17歳 | 84歳 |
18歳 | 88歳 |
19歳 | 92歳 |
20歳 | 96歳 |
人間でいう15歳はまだまだ若い子供ですが、猫でいう15歳は76歳となります。
「まだ15歳だから...」といって、猫がまだまだ若いと考えるのは危険です。
シニア猫向けのキャットフードに切り替えたり、キャットタワーや段差の高さを調整してあげたりするなど、年齢に応じてケアの仕方を変えることで、猫への負担を減らすことができます。
また、定期健診は猫の年齢に限らず重要ですが、老化が進んだシニア猫は特に欠かさず受診させてあげるようにしましょう。
健康や長生きの秘訣は、早期発見・早期治療です。
普段の様子だけでは分からないケガや病気などが隠れている可能性もあるので、1年に1度は血液検査などの定期健診を受けるようにしましょう。
ラガマフィンの性格や特徴は?
ふさふさとした柔らかい毛の感触が心地よく、つい触ってしまいそうになるラガマフィン。
猫は人にベタベタされるのは苦手と言われていますが、実はラガマフィンは抱っこされるのが大好きな猫なのです。
温和で素直で人懐こくて、人が大好きで、人にくっつき、とても構ってもらいたがりの性格をしています。
大きく丸い少しつり上がった目と愛くるしいマズルがぬいぐるみのようで、一緒にいると放せなくなってしまいそうです。
そんなラガマフィンの歴史、特徴、性格を見ていきましょう。
ラガマフィンの歴史、ラグドールとの関係性は?
ラガマフィン(ragamuffin)とは「ぼろ服を着た少年」「いたずら小僧」の意味です。
実は開発メンバーの一人が冗談半分でつけた名前でしたが、そのまま登録されてしまいました。
見た目はラグドールととてもよく似ています。実はラガマフィンとラグドールはとても縁のある猫種なのです。
その歴史は1960年、ラガマフィンの祖先のラグドールが誕生したことに始まります。
アメリカ・カリフォルニア州でペルシャ猫の繁殖家だったアン・ベイカーが自分のペルシャ猫にその地の猫を交配し、長毛でシールポイントがある猫を作ろうとしました。
そうして生まれたのがラグドールです。
ベイカーは自ら血統管理団体IRCAを立ち上げラグドールを管理しましたが、その厳しい管理基準に一部の人たちが疑問を感じ組織から脱退しました。
脱退したメンバーは、当時近親交配で遺伝疾患が現れはじめていたラグドールを、ペルシャやヒマラヤンと交配させて強く新しい猫種にしました。
これがラガマフィンになります。
ラガマフィンがラグドールに似ているのは同じルーツだからなのですね。
ラガマフィンの特徴
ラガマフィンはラグドールが元になっていますので、外見も性格もその特徴は非常によく似ています。
しかしながらラガマフィンにしかないチャームポイントもありますので、一部ラグドールとの比較をしながら特徴を見ていきましょう。
毛質・毛色
滑らかで絹のような手触りの柔らかい被毛が特徴の長毛種になります。また胸のあたりの被毛が特に柔らかく豊富です。
ラグドールの毛色は白がベースですが、ラガマフィンはブルー、茶、チョコ、ライラックなどさまざまで、また毛柄もいろいろあります。
遺伝学的に発生するすべての毛色が認められています。毛質は絡まりにくく比較的抜け毛も少なめです。
ラグドールになくラガマフィンにあるのはその被毛のバリエーションであるといえるでしょう。
目
卵型で大きく少し吊り上がっています。色はラグドールはブルーのみですが、ラガマフィンはグリーン、オレンジ、オッドアイなどもいてさまざまです。
大きさ
4.5~9キログラム。猫の平均が3.6~4.5キログラムなのでかなり大きめの猫種になります。座っていると大きな猫の置物のようです。抱き上げるとずっしりと重さを感じます。
性格
大人しくて穏やかな性格で、あまり鳴かないため、とても飼いやすい猫種です。愛情深くて人見知りもあまりしない性格なので子供のいる家庭でも一緒に暮らすことができます。
お茶目で遊び好き、自分を一番に構ってほしい甘えん坊の面も持ち合わせています。
わかりやすい性格で初心者でもお世話しやすい猫だといえるでしょう。
オス・メス(女の子)の性格の違い
ラガマフィンは優しくて穏やかな性格ですが、オスとメスではどのような性格の違いがあるのでしょうか。
オス
体重は6.5~9キログラム。かなり大きくなります。
性格はメスに比べて甘えん坊で遊び好き。
愛情表現がストレートで喜怒哀楽が分かりやすい特徴があります。
メス
体重は4.5~7キログラムでオスほど大きくはなりませんが、それでも猫のなかでは大きめです。
性格はオスに比べて大人しく気まぐれ、オスよりも手がかかりません。
どちらかというと猫らしい性格がメスになります。
比べてみると少し違いはありますが、どちらもとても愛情深く優しい性格なのは、かわりありません。また去勢・避妊手術するとより穏やかになり一緒に暮らしやすくなります。
その場合は太りやすくもなるため注意が必要です。
参考:ラガマフィンを猫の種類として認めていない団体も
ここで猫の血統登録団体について少し紹介します。
様々な団体があるうち日本でよく知られているのはCFA(The Cat Fannciers Association, Inc)とTICA(The International Cat Association,Inc)になります。
どちらもアメリカにあります。その他ACFA(American Cat Fanciers Association)やイギリスの団体GCCF(The Governing Council of the Cat Fancy)などがあります。
ラガマフィンはACFAが母体でCFAとGCCFには登録されていますが、TICAにはまだ正式には登録されていません。
またCFAではポインテッドのあるものはラガマフィンと認められていません。
TICAでは種としての特徴がはっきりするまで予備登録になっています。
ラガマフィンはラグドールと非常によく似ているため別種として認定はできないというのはその理由です。
もう少し種の特徴を出せるようになれば、認められるようになるかもしれませんね。
ラガマフィンのお迎え・購入方法は?価格や選び方も紹介!
ラガマフィンがとても穏やかで人と暮らしやすい猫というのはご理解いただけたかと思います。
ラガマフィンのお迎え・購入方法
ラガマフィンはとても大きくなる猫種です。成猫は4.5~9キログラムにもなるため、大きめの少し余裕のある部屋で飼うのが望ましいです。
ほかの猫種ほど高いところが好きではないので、キャットタワーは低めでも大丈夫ですが、運動不足解消のために準備はしておきましょう。
そのほかお手入れ用のコーム、フード、おもちゃなども準備しましょう。
またラガマフィンはとても人懐こくスキンシップを好むので、できれば一緒にいる時間を作ってあげるようにしましょう。
ラガマフィンは日本ではまだまだ新しい猫種で、また人気があるためペットショップで見かける機会はまだ少ないかもしれません。
しかし大手のペットショップであればお店に聞いてみるのもいいでしょう。他の店舗を紹介してもらえるかもしれません。また対応の様子でペットがどのように扱われているのか知ることもできます。
またブリーダーも数がそれほど多くありませんが、インターネットにはブリーダーの情報も出ています。問い合わせをしてみて、きちんと対応してもらる信頼できる優良なブリーダーから購入しましょう。
ラガマフィンの価格や選び方
ラガマフィンはまだ最近の品種のため、価格が安定しておらず、変動が起きやすい猫です。
また毛色や目色の多様さから、好みや人気が分かれ、それに伴い価格も変動します。
ペットショップでは20~40万円ほどですが、人気のある毛色になると50~60万円ほどの取引価格も見受けられます。
もし気に入った子猫がいたら血統書、健康状態なども聞いてみましょう。同時にどのような環境で育てられているか、施設を見せてもらえるかどうかも確認するといいでしょう。
予防接種の有無、病気の有無も知っておく必要があるので確認します。
親や兄弟がいれば一緒に見せてもらいましょう。成猫になった様子や現在の健康状態などを知る手掛かりになります。
ここであやふやであれば、いくら安くてもやめておいたほうがいいでしょう。
また迎え入れるのは生まれて半年くらいの子猫がお勧めです。
生後2か月以内の子猫は譲渡が禁止されていますし、6か月以内の子猫はやんちゃでいたずら好きのため、つきっきりで手がかかります。
ラガマフィンのかかりやすい病気やその治療法・治療費は?
どんなに気を付けていても、ほとんどの猫が何かしらの病気やけがに見舞われる可能性があります。
愛猫に長生きしてほしいとお考えの方は、ご自分が飼っている猫種やこれから飼おうと考えている猫種がかかりやすい病気について知っておくと良いでしょう。
症状を頭に入れておくことで、そうした異変にすぐ気づくことができます。
ここでは、ラガマフィンがかかりやすいといわれている病気のうち、下記の3つについてご紹介します。
- 多発性嚢胞腎
- 尿石病
- 肥大型心筋症
ラガマフィンの病気と治療法①:多発性嚢胞腎
多発性嚢胞腎は、腎臓に嚢胞と呼ばれる、水がたまった袋のようなものがたくさんでき、腎臓の働きが徐々に低下し、やがて腎不全になる病気です。
その原因のほとんどは遺伝性によるもので、親猫のどちらかが多発性嚢胞腎である場合、50〜100%の確率で子猫も発症してしまうと言われています。
初期の段階では無症状のため、健康診断時の超音波検査などで偶然発見される場合が多いです。
健康診断を定期的に受けていない場合は、ほとんどの飼い主が慢性腎不全の症状が出た段階で異変に気付きます。
腎不全の症状が出ているということは、多発性嚢胞腎が進行した状態であるということになり、治療も慢性腎不全の治療がメインとなります。
治療費は、およそ¥10,000ほどです。
診療内容 | 治療費 |
---|---|
診察料 | ¥1,000 |
超音波検査 | ¥3,500 |
皮下点滴 | ¥3,000 |
処方食 | ¥3,800 |
ラガマフィンの病気と治療法②:尿石病
尿石病とは、尿道内に石が形成され、血尿や膀胱炎を引き起こしてしまう病気です。
水分不足によって尿が濃くなったり、食事の内容によって尿のpHのバランスが崩れたりすることが原因で起こります。
また、体質的に結石ができやすい場合もありますので、排尿時に鳴いていたりトイレに行く回数が増えたりした場合には、病院で検査を受けるようにしましょう。
治療法として、療法食や外科治療の他に、尿道の詰まりを取り除く閉塞解除の処置を行います。
治療費はおよそ¥150,000ほどです。
診療内容 | 治療費 |
---|---|
診察料 | ¥1,000 |
入院(9日) | ¥27,000 |
検査 | ¥21,000 |
手術 | ¥50,000 |
点滴 | ¥18,000 |
全身麻酔 | ¥15,000 |
注射 | ¥13,500 |
処方 | ¥2,000 |
ラガマフィンの病気と治療法③:肥大型心筋症
肥大型心筋症とは、猫の心臓の病気の中で最も多いといわれている心筋症の一種で、心臓の筋肉が分厚くなってしまう病気です。
心筋症には、肥大型以外にも、心臓の筋肉が薄くなる拡張型や硬くなる拘束型などがあります。
肥大型心筋症は、初期の段階では無症状の場合が多く、心臓の雑音がわずかに聞こえる程度なので、なかなか早期発見に繋げにくい病気ではあります。
重症化すると、元気や食欲がなくなったり、呼吸が早くなったりなどしますが、このような症状が確認されたときは、命に関わる緊急事態である可能性が非常に高いので、すぐに動物病院を受診するようにしましょう。
治療費は、およそ¥15,000ほどです。
診療内容 | 治療費 |
---|---|
診察 | ¥1,000 |
検査 | ¥8,000 |
処方 | ¥6,000 |
今回紹介した以外にも病気や怪我を負ってしまう可能性はあります。
そのような時に備えて、ペット保険に加入しておくことがおすすめです。
MOFFMEでは猫のペット保険を紹介しているので参考にしてみてください。
ラガマフィンに長生きしてもらうための飼い方を紹介!
祖先猫の一種にペルシャがいるラガマフィンは、遺伝的疾患で「多発性嚢胞腎」や「肥大型心筋症」が発症しやすいです。
そのほかにも、猫種に限らず発症しやすいと言われている「尿路結石」などには注意が必要です。
こうした病気に気をつけること以外にも、ラガマフィンを長生きさせるための飼い方を知って、大切な家族と少しでも長く元気に過ごせるようにしていきましょう。
長生きの方法①:病気の予防
寿命を縮める最大の要因は「病気」です。
病気の予防や早期発見・早期治療を心がけることで、病気によるストレスや身体的負担を軽減することができます。
ここでは、先ほどご紹介した、ラガマフィンがかかりやすいと言われている3つの病気に対する予防方法をご紹介します。
病気の原因や症状をきちんと理解しておくことで、愛猫の異変に気付きやすくなります。
普段から健康状態のチェックを意識して、何か異変を感じたらすぐに動物病院を受診するようにしましょう。
多発性嚢胞腎
この病気は、一度発症してしまうと完治しない遺伝性の病気です。
成長と共に腎臓に発生した膿疱が増加して肥大し、腎不全を起こしてしまう多発性嚢胞腎は、現在有効な治療法はありません。
完治することはできませんが、早期発見によって健康な腎臓機能できるだけ維持し、対症療法によって、症状を和らげることはできます。
初期症状として、おしっこの量が増えたり長い時間トイレに滞在したりといった症状がありますので、日頃からおしっこの回数や量などをチェックすることで、早期発見に繋げることができます。
また、超音波やCTスキャンによって病気を発見することもできますので、定期的に健康診断も受けるようにしましょう。
尿石病
猫は結石や結晶ができやすい体質なので、尿石病にも注意が必要ですが、特に尿道が長いと言われているオス猫の方がなりやすい傾向にあります。
尿石病の一番の予防方法は、水をしっかり飲むことです。
複数箇所に水飲み場を用意してあげたり、水分を多く含んでいるウェットフードをあげたりすることで、しっかりと水分補給をすることができます。
また、トイレを我慢してしまうことによって膀胱炎から尿石病に発展する場合もあるので、トイレも常に清潔にしておいてあげましょう。
尿石病は、軽度の場合は投薬によって治療ができますが、重度になってしまうと外科手術が必要になり、猫への負担だけでなく飼い主にも負担をかけてしまうことになります。
肥大型心筋症
肥大型心筋症は、全身に行き渡る血液が少なくなり、息苦しくなってしまう病気です。
遺伝子の変異によるものだといわれていますが、まだ解明されていない部分が多いと言われています。
この病気は、遺伝子検査を受けることによって早期に発見することができます。
主な治療は降圧薬や抗不整脈薬、利尿剤を使用した対症療法になります。
長生きの方法②:肥満に注意!
ラガマフィンは、とても人懐っこい性格でおとなしい猫です。
一人遊びも得意なので、留守がちなご家庭での室内飼いにも向いています。
しかし、おとなしい性格から、運動をあまりしないので、肥満になりやすい傾向があります。
放っておいても遊んでいるから大丈夫だと思わずに、飼い主とのスキンシップも兼ねてきちんと運動になるような遊ぶ時間を作ってあげるようにしましょう。
ラガマフィンは体が大きい猫種なので、キャットタワーをご用意する場合は、あまり高さがあるものではなく、低めのものを選ぶと良いでしょう。
高さのあるキャットタワーだと、ラガマフィンがそもそも遊ぶ気を起こさない可能性もありますので、体の大きさや運動神経などに合わせてキャットタワーを選びましょう。
長生きの方法③:食事に気を付ける!
食事は、健康的な体づくりにおいてとても重要な要素です。
主食には、フードと水だけでも栄養のバランスがとれるように作られている「総合栄養食」がおすすめです。
一般食は、栄養バランスよりも食いつき(味)を重視しているため、それだけを与えていては不十分です。
また、猫は成長や年齢によって必要とされる各栄養素の量が異なります。
「子猫用」「成猫用」「シニア猫用」「体重管理用」など、年齢と目的に応じたフードを選んで与えるようにましょう。
猫はもともと飲水量が少なくても生きていける体の構造になっていますが、その分、結石症や腎臓病にかかりやすくもなるので、きれいな水を常に用意し、必要に応じてウェットフードも与えながら、水分補給をしっかり行ってあげましょう。
ラガマフィンのペット保険や保険料、補償内容、特約も解説!
どんなに日頃から気を付けいても、病気にかからない猫はほぼいません。
思わぬ病気やケガのとき、治療費が高くて猫に治療を受けさせてあげられないという事態を避けるために、ペット保険へ加入しておくことをおすすめします。
ペット保険には、通院・入院・手術すべてを補償するタイプや、どれか1〜2つを補償するタイプなど、保険会社や商品によって様々なタイプがあります。
その内容によって、保険料も変わってきますので、ペットの体質やご家庭の事情に合わせて適切なペット保険を選ぶようにしてください。
また、ペット保険には主契約に付帯できる「特約」というものがあります。
特約は有償のものと無償のものがありますが、あくまでオプションのようなものなので、特約だけを契約することはできません。
特約には、ペットが第三者に怪我を負わせてしまったときにその費用を補償してくれる「賠償責任特約」や、ペットの葬儀費用を負担してくれる「火葬費用特約」などがあります。
まずは、主となる契約内容をしっかりと比較検討した上で、その内容をより充実させるために特約を付帯するのか、もし付帯するのであればどんな特約を付帯するのかを検討しましょう。
まとめ:ラガマフィンの平均寿命や、長生きの方法について
ラガマフィンの平均寿命や長生きの方法についてご説明してきましたが、いかがでしたでしょうか。
この記事のポイントは、
- ラガマフィンの平均寿命は10〜13歳
- オスもメスも非常に人懐こく飼いやすい性格。子供ともじゃれ合える。
- 多発性嚢胞腎や尿石病、肥大型心筋症に注意する必要がある
- 病気の予防や食事管理に意識することで長生きしやすくなる
です。
甘えん坊で温和な性格のラガマフィンは、人間のそばにいることや抱っこされることが大好きです。
しかし、おっとりした性格から運動をあまりしないため、運動不足によって肥満になってしまう傾向があります。
ラガマフィンが適度に運動できるよう、飼い主から積極的にコミュニケーションをとって、一緒に遊んであげるようにしましょう。
日頃から健康状態のチェックを意識し、早期発見・早期治療を心がけて、少しでも長く元気にラガマフィンと過ごしたいですね。