【獣医師監修】ボルゾイの寿命や性格・飼育方法は?かかりやすい病気や長生きのコツも解説のサムネイル画像

注目記事ボルゾイのペット保険人気ランキングを確認する。ペットの病気・ケガの治療費は全額自己負担です。

ボルゾイの平均寿命は7〜10歳で他の犬種に比べると短いです。しかし、ボルゾイは犬種固有の遺伝性疾患が少ないため飼い主の方の管理次第で平均寿命よりも長く生きられる可能性があります。ボルゾイがかかりやすい病気や治療法、長生きするためのこつについて詳しく解説します。

記事監修者「森下 浩志」

監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー

早稲田大学基幹理工部出身。すべてのペットのお金と健康にまつわる問題を解決したい、という強い思いからMOFFMEを立ち上げ。ファイナンシャルプランナー、損害保険(ペット保険を含む)の公的資格取得。獣医師団体などと連携をして、ペットのWEB健康診断ツールの開発も行う。

この記事の目次

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ボルゾイの平均・最高寿命は?短い?

ボルゾイの細くともがっしりした体格とあの顔つきに惹かれる人も多いのではないでしょうか?


また、ボルゾイは優雅で常に落ち着いており、飼い主の方の近くに寄り添う忠誠心のある犬種なので人気な犬種です。


しかし、これから飼う人でボルゾイをどのように飼えば良いのか、平均寿命や病気について知っている人は少ないと思います。


すでにボルゾイを飼っている人やこれから飼おうとしている人はボルゾイの寿命やかかりやすい病気について知りたいですよね?


そこで今回「MOFFME」では、

  • 平均寿命と最高年齢は?
  • かかりやすい病気について
  • 飼い方の注意点やコツは?
について解説します。

この記事を読んでいただければ、ボルゾイについてより深く知識が身につきます。ぜひ、最後までご覧ください。

ボルゾイの平均寿命は7〜10歳で、最高齢は15歳!


犬の平均寿命は、昔に比べ平均寿命は伸びています。

しかし、小型犬や中型犬に比べて大型犬の平均寿命は少し短いです。

また、大型犬のボルゾイは実際に何歳ぐらいなのか知っていますか?

ここでは、ボルゾイの
  • 平均寿命
  • 最高寿命
  • 人間に換算した年齢
  • シニア期
について解説します。

MOFFMEでは「ボルゾイのペット保険ランキング」についても紹介しておりますので、そちらもご覧ください。
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ボルゾイの平均寿命は7〜10歳

大型犬の平均寿命は、10歳~12歳といわれていますが、ボルゾイの平均寿命は7~10歳で、大型犬の平均寿命よりも短いです。

また、小型犬の平均寿命は13歳前後なので、ボルゾイがいかに平均寿命が短い犬種なのかわかります。

大型犬が小型犬より寿命が短い理由は、
  • 大型犬の臓器は小型犬と比べて比率が小さい
  • 細胞分裂の回数が多い
  • 発がんの可能性が高い(細胞分裂の回数が多いから)
などがあります。

また、臓器の比率が小型犬に比べ小さいので、臓器の負担も大きくなりことも原因の一つです。

また、体を維持するためにも常に細胞分裂を繰り返しており、細胞分裂の限度に達してしまうのが早いので寿命も短いと考えられています。

さらに、細胞分裂回数が多いので絶対数の数も大きいため、単純に発がんのリスクも上がってしまいます。

ボルゾイの最高寿命はなんと15歳!

ボルゾイの最高寿命は、15歳といわれています。


正式に記録されたわけではありませんが、人間に換算すると100歳を超える年齢です。


大型犬で15歳まで生きることは珍しいですが、個体差はありますが病気やけがをしなければこのぐらい生きられる可能性もあます。


次に人間に換算するとボルゾイのような大型犬は1年でどのくらい成長するのか解説します。

ボルゾイの年齢を人間に換算すると?

ボルゾイなどの大型犬の20歳までの年齢換算表をまとめてみました。

犬の年齢換算した年齢
6か月6歳
1歳12歳
2歳19歳
3歳26歳
4歳
33歳
5歳40歳
6歳47歳
7歳54歳
8歳61歳
9歳68歳
10歳75歳
11歳82歳
12歳89歳
13歳96歳
14歳103歳
15歳110歳
16歳117歳
17歳124歳
18歳131歳
19歳138歳
20歳145歳

この表より、8年で人間の還暦の60歳に到達するので、成長スピードが早いです。


また、2歳以降は、人間の約7年間分を1年で成長します。

ボルゾイのシニア期・高齢期はいつから?

ボルゾイのような大型犬は、5歳からシニア期8歳からが高齢期に入り、少しずつ衰えてきます。

具体的には、
  • 目が悪くなる
  • 耳が遠くなる
  • 運動量の低下(体力の低下)
  • 足が小刻みに震える(筋力の低下)
  • 歯周病による口臭
などがあります。

このようなことがサインとしてあらわれたら、ドッグフードをシニア用に変えたり、散歩のペースを落としたりしてあげましょう。

ボルゾイの性格や特徴は?歴史も解説!


ボルゾイは大型犬ですが、優雅で優しく、恭しい性格をしています。


ボルゾイについて

  • どのような歴史があるのか
  • 特徴や大きさ
  • 基本的な性格
  • オス・メスの性格の違い
  • ボルゾイに関する事件
の4つの項目で解説していきます。

ボルゾイのことが詳しく分かれば、さらに愛着が湧くでしょう。ぜひご覧ください。

ボルゾイの歴史は?ロシア原産!

ボルゾイはロシアで産まれ、狩猟犬として活躍していました。別名は、ロシアン・ウルフハウンドです。


狩猟犬なので、ロシアの貴族によって野うさぎ狩りや、15、6世紀になるとオオカミ狩りに繰り出され、大きなオオカミを狩猟するためにボルゾイ自身も大型犬と交配、大型化されていきました。


その結果、17世紀頃にボルゾイとして犬種が成り立っていきます。


狩りは大賑わいで行われ、一度の狩りで100頭以上のボルゾイが繰り出されることがあるほどでした。


ボルゾイは国交でも使われ、相手の国にボルゾイを送ることもありました。19世紀までは、ボルゾイの種類は7つもいました。


ロシア革命後は貴族社会崩壊に伴い、多くのボルゾイが始末されます。ロシアのボルゾイは、大幅に減りました。


国交で使われたため、別国に送られたボルゾイがいたので全滅という結果にはなりませんでした。


現代のボルゾイは欧米で人気があり、ショードッグとして活躍しています。

ボルゾイの特徴や大きさについて

ボルゾイの特徴は、美しい姿と流れるような被毛です。細い体に細い顔は、まさにショードッグとして活躍できるといえるでしょう。


恭しく美しい姿も目を見張りますが、その速さにも注目です。走るスピードが速く、最高速度は50kmになります。


大きさは、約70㎝~約85㎝ほどです。立ち上がると2mを超えるほど大きいので、大型犬の中でも大きいといえます。


体重は約35㎏~約50㎏です。


ロシア産まれなので、その体には豊かな被毛があります。寒さから身を守ることができます。被毛は、巻き毛やウェーブなど、個体によりさまざまです。


被毛の色も、ホワイトにグレー、ホワイトにブラックなどがあり、日本ではホワイト系の被毛の個体が高額になります。

ボルゾイの基本的な性格は?物静かで穏やか!

それではボルゾイの性格を見ていきましょう。


ボルゾイは物静かで穏やかな優しい性格をしています。

そのため大型犬ですが、室内で飼うこともできるため人気の犬種です。


争いごとも嫌うため、静かに生活することができます。


ただし、物事をよく観察し感受性も豊かなのでやや神経質で臆病な一面も持っています

体の大きさから勇敢さや力強さをイメージする方も多いと思いますが、実際にはおとなしく臆病な面を持つ優しい性格だと覚えておきましょう。


一方で外に散歩に出ると、大型犬ならではの豊富な運動量をみせます。


そして長い四肢と美しい毛並みをなびかせながら走る姿で見る人を魅了する一面も。

このギャップがボルゾイをより魅力的に感じさせる性格なのです。

ボルゾイのオス・メス別の性格の違いは?

ボルゾイの共通の性格として、落ち着きと気品があります。貴族に飼われていただけあり、上品で優雅といえるでしょう。


しかし、狩猟犬としての性格もあるので、走り回るときには普段の落ち着きある姿とはギャップがあります。


頭が良く、実は甘えん坊な性格なので、愛情たっぷりに接してあげてください。


続いて、オスとメスで性格を紹介します。


オスは、繊細で優しい性格をしています。メスと比べて怖がりな面もありますが、感受性が豊かです。


メスは、オスと比べると警戒心が強いので、慣れるまでは時間がかかるでしょう。慣れると、甘えん坊な性格になることが多いです。

ボルゾイは怖い?事件を紹介!

ボルゾイに関する事件をご紹介します。ボルゾイが危険だというわけではありません。ボルゾイを飼う際には、きちんとした飼育を心掛けなければなりません。


2016年6月に6頭のボルゾイが街に逃げ出しました。このボルゾイは80代女性が飼育している15頭のうちのボルゾイで、不適正飼育の状態でした。


脱走したボルゾイは、近所にいた4頭の犬に攻撃し、うち2匹は死亡しています。ボルゾイ脱走はニュースで大きく取り上げられ、大型犬であるボルゾイは怖いという印象を世間に与えましたが、ボルゾイの性格は凶暴ではありません。


適正な飼育、愛情ある飼育を行なっていれば、ボルゾイは穏やかで優しい性格です。人間が勝手に「怖い大型犬」と決めつけるべきではありません。


ボルゾイを飼育するときには、適正な飼育を行いましょう。

ボルゾイのお迎え・購入方法は?価格や選び方も紹介!


優しくて美しいボルゾイを飼いたいと思ったら、お迎え方法価格が気になります。どのように選べばいいのかも、参考にしたいですね。


ボルゾイを飼育するにあたり

  • ボルゾイのお迎え方法
  • ボルゾイの価格
の2つの項目について、解説していきます。

ボルゾイを飼育する前に、ぜひ参考にしてください。

ボルゾイのお迎え・購入方法

ボルゾイはロシア産まれですので、室内飼いを推奨します。夏の暑さがストレスにならないよう、温度調整などに気を配りましょう。また、大型犬なので広いスペースが必要になります。


走ることも好きなので、庭に出られるようにしてあげたり、危険物に触れないよう注意したりすることが大切です。


ボルゾイをお迎えするスペースが確保できたら、ブリーダーから購入することをおすすめします。


ボルゾイは日本ではまだ希少種です。ペットショップでは見かけられない、もしくは高額である可能性が高いので、ブリーダーから購入するといいでしょう。


ボルゾイの飼育経験があるブリーダーから購入すると、ボルゾイの飼育の知識を教えてもらえたり、飼育中に気になったことを質問できたりするので安心です。


ブリーダーから購入する際には、その子の性格を知るためにもどのような性格の親から産まれたのか、どのような環境で育ったのかを聞いてみるといいでしょう。


里親からお迎えする場合は、NPO法人などに問い合わせてみるといいでしょう。希少な犬種なので、通常の里親募集サイトでは見つかることが少ないです。

ボルゾイの価格や選び方

ボルゾイの価格相場は、ブリーダーから購入する場合、10万円~30万円です。ペットショップはそれよりも高額である可能性があります。


ボルゾイは美しい犬種ですが、見た目は個体によりさまざまです。毛の配色、血筋、見た目により価格は変動します。チャンピオン犬の子どもだと、約50万円になることもあります。


どの動物もそうですが、赤ちゃんや子どものときほど高い価格で取引されます。成犬になったボルゾイは安いかもしれませんが、しつけがされていない成犬のボルゾイを迎え入れるのは大変です。


元々、しつけが難しいと言われている犬種なので、赤ちゃんのうちからしつけたほうがいいでしょう。

ボルゾイがかかりやすい病気やその治療・治療費は?

ボルゾイは寿命は少し短いですが、犬種固有の遺伝性疾患は少ない犬種です。


しかし、食事の仕方や環境次第で病気にかかりやすくなってしまうので気を付けましょう。


ここでは、かかりやすい3つの病気について解説します。

病名と治療法①:胃捻転

胃捻転とは、食事や水などの摂取した食べ物・液体・ガスが胃で拡張してしまい、胃がねじれてしまう病気です。

放置してしまうと、周りの血管や神経を圧迫してしまい、 胃も壊死してしまい循環不全になる可能性もあります。

原因

原因は、
  • 食事の早食いや大量の食事
  • 運動前後に大量の水を飲む
などがあります。

症状

この病気の症状には、
  • 元気喪失
  • 吐きたくても吐けない
  • 呼吸が早い
などがあります。

治療法

手術をして治療をするのが一般的です。
  1. レントゲンで胃の状況を調べる
  2. 胃にチューブを入れガスを抜く
  3. 壊死している部分は切除して、胃のねじれを直す
このような手順を踏んで手術をします。

治療費

この病気の治療費は、
  • 15〜30万円前後
です。

予防法

予防法は、
  • 食事はなるべく少量を数回に分ける
  • 運動前後にたくさんの水を与えすぎない
などがあり、胃に負担のかからないようにしましょう。
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【獣医師監修】犬の胃捻転とは?原因から症状、治療費、予防まで解説

病名と治療法②:皮膚病

ボルゾイは、皮膚疾患であるアトピー性皮膚炎やアレルギー性皮膚炎にも注意し投げればなりません。


放置してしまうと、外耳炎など違う病気も引き起こしてしまうかもしれません。


原因

原因は

  • 食物
  • ハウスダスト(ダニやその死骸など)
  • 花粉
などそれぞれの個体により異なります。


一般的にこれらの原因をアレルゲンと呼び、このアレルゲンが皮膚に付着して体内に侵入します。


侵入したアレルゲンを免疫細胞が過剰反応してしまい、炎症やかゆみをおこしてしまいます。


症状

症状は、
  • 炎症
  • 掻くしぐさをする
がサインとしてあらわれます。

治療法

症状がひどくなり治療をする場合、治療法は
  • 投薬の治療(かゆみ止め)
  • 注射
  • メディカルシャンプー
などを行い、エリザベスカラーを付けて掻くのを防止します。

治療費

この病気の治療費は、1回で
  • 約7,000円
の治療費が必要です。

長期的に付き合う病気なので、毎日のケアと毎月の通院が必要です。

予防法

予防策は
  • シャワー
  • ブラッシング
などの手入れをして汚れを落とすことです。

注意点としてシャンプーのやりすぎは、皮膚の表面の油までとれてしまい、乾燥してしまうので逆効果なので注意しましょう。

また、ブラシも毛が硬すぎると皮膚を傷つけてしまうのでボルゾイに合ったものを選びましょう。

病名と治療法③:外耳炎

ボルゾイは耳が垂れている犬種なので、ケアを怠ると外耳炎になってしまう恐れがあります。


外耳炎とは、耳の入口から鼓膜までの間のことを外耳と呼び、そこで起こる炎症のことです。


症状

このような症状があらわれたら病院に連れて行きましょう。

  • 首のあたりをやたら掻く
  • 耳から異臭がする
  • 耳垢をよくみる
  • 耳が赤く熱を持ったような感じがする
放置してしまうと中耳炎、内耳炎と進行していまい治療が難しくなります。

治療法

基本的に3つの治療法があります。
  • 耳の洗浄
  • 経口薬(抗生物質や抗真菌剤などの)
  • 軟膏や点耳薬
進行してしまった場合は手術を行わなければなりません。

治療費

治療費は
  • 初期段階で治療を行った場合:5千円前後
  • 症状が進行した場合:15万円前後(7回通院)
  • 手術が必要となった場合:15万円前後
です。

進行してしまうと細菌検査手術が必要になり費用の負担も大きくなるので、なるべく早く病院に連れて行きましょう。

予防法

  • ペット用の耳洗浄液
これを普段から使用して、なるべく耳回りを清潔にしてあげましょう。

しかし、毎日のケアをしていても、もともとアレルギーを持っていたり、皮膚が弱いとなってしまうことがあるので、気を抜かないように注意しましょう。

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ボルゾイが長生きする3つのコツ・飼育法を解説!大きいから大変?


先天性の病気が少ないので生活習慣を正し、毎日ケアをすることでボルゾイの寿命はある程度伸ばすことができ、元気に長生きさせることができます。


ここでは、ボルゾイが長生きするコツ・飼い方を3つご紹介します。

長生きのコツ①:適度な運動

ボルゾイは、走ることが大好きな犬種であり、十分に運動をさせてあげる必要があります。


運動不足はストレスがたまる原因にもなり問題行動を起こす原因にもなるので注意しましょう。


散歩の際の注意点は、

  • 散歩のペースをジョギング並みの速さにする
  • ドッグランで自由に走らせてあげる
  • 時間の目安は1日2回を1時間程度
です。


小型犬のような犬種は歩くペースも普段の歩行ペースでもよいのですが、ボルゾイはそれでは満足しません。


ある程度ジョギング並みの速さでないと消化不良になってしまうでしょう。


ベストなのは広々とした敷地やドッグランで自由に走らせてあげることです。


散歩の時間の目安は1日に2回ほどを1時間程度といわれているので、ある程度時間に余裕がある人ではないと厳しいかもしれませんね。


走ることが大好きなボルゾイですが、シニア期以降は体力・筋力も落ちてくるので運動量も減ります。


散歩コースも年齢に合わせて、一回のペース距離時間を変えてあげましょう。

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犬が散歩で歩かない原因は?6つの理由や対策、しつけの注意点を解説

長生きのコツ②:バランスの良い食事

体の基礎を作る食事も気にかけてあげましょう。


具体的にどのような食事が良いのか、

  • 脂肪分が少ないもの
  • 動物性タンパク質が多いもの
を選ぶとよいでしょう。


また、胃捻転を予防するためにも

  • 早食いの防止
  • 一度に大量の食事を与えない
  • 台などに置いて食事を与えない
など食事の仕方にも気を配りましょう。


早食い防止のためにドーナツ状になっているドッグフードもあるのでおすすめです。


また、シニア期以降は食事は噛む力や運動量も減るので

  • やわらかいフード
  • ふやかしてやわらかくする
  • 缶詰
など、シニア期・高齢期に合った食事に変えてくださいね。

長生きのコツ③:ストレスの少ない環境

運動不足や十分にかまってあげないと、飼い主に忠実であるボルゾイはすごくストレスをため込んでしまいます。


問題行動を起こしてしまう可能性があるのですが、具体的に

  • 攻撃的になる
  • 遠吠えや無駄吠えをする
  • 身体が小刻みに震える
  • しっぽが常に下がっている
などがあらわれたらストレスが溜まっているサインです。

攻撃的な面も持つボルゾイなので、一度崩れてしまった信頼関係を修復するのは難しい犬種です。

必ずストレスが発散できるような環境づくりが必要です。

具体的に、
  • 毎日の運動
  • ブラッシングなどの手入れ
  • しつけの時は叱るのではなく褒める
を心掛けましょう。

ボルゾイは叱りつけると落ち込んでしまい、それだけでストレスにもつながります。

なるべく、叱る行為よりもできた時に褒めてしつけをするようにしてください。

そして、ブラッシングは皮膚炎になってないかなど皮膚チェックだけでなく犬とも触れ合え、犬も嬉しくストレスの軽減にもつながるので毎日やってあげましょう。

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ボルゾイのペット保険とは?保険料や補償内容、特約も解説!

ボルゾイのペット保険についてご存じですか?


まだ全体の加入率も低くどのようなものなのか知らない人も多いです。  


ペット保険とは、保険料を毎月支払うと治療費の一部を請求できますが、申告義務が加入の際にあります。


申告内容は今の健康状態や年齢制限、既往歴などの項目が審査されます。


必ず虚偽申告はバレますので真実のみを申告しましょう。


最悪の場合、解約処分もあります。


現在の保険会社とそのプランの数は多く、

  • フルカバータイプ:手術・入院・通院をカバーするプラン
  • 手術特化タイプ:手術に対する手当が充実しているプラン
  • 通院特化タイプ:通院に対する手当が充実しているプラン
このようなプランがあります。

愛犬の特徴に合わせて選べるので、皮膚炎の時に備えて「通院特化タイプ」を選ぶのも良いですし、その家庭に合わせて選べるのが強みになっています。

フルカバータイプの多くは、治療費の「50%」、「70%」、中には「90%」を補償として保険が適用されるプランもあります。

保険会社は基本的に犬種のサイズにより保険料が違います。

保険会社により差はありますが、一般的にサイズが大きいほど保険料も上がることが多いです。

基本補償のほかにも特約等も付帯できる賠償責任特約等がペット保険にはあります。

賠償責任特約等とは、例えば愛犬が人やその所有物、犬にかみついてケガや破損をさせてしま場合、飼い主に賠償責任が発生し責任を負わなければなりません。

しかし賠償責任特約があれば最大1,000万円まで補償が下りる特約のことを指します。

ペット保険は、他にも亡くなった後の葬祭の補償や多頭契約の割引などもあるので、充実してきています。

自分の家庭に合った保険を選び、愛犬のためにも若いうちから加入しておきましょう。

MOFFMEではボルゾイのペット保険について取り扱っておりますので、そちらもぜひご覧ください。

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まとめ:ボルゾイの平均・最高寿命や長生きさせるコツについて

ここまでボルゾイの平均・最高寿命や長生きさせるコツについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。


今回の記事のポイントは

  • ボルゾイの平均寿命は7歳~10歳と少し短い
  • ボルゾイは優しくて上品な性格
  • 先天性の病気は少ないが、かかりやすい病は存在する
  • なるべくストレスを与えず運動させてあげよう
以上の点です。

平均寿命はあくまで目安なので、飼い方のコツを実践して少しでも元気に長く生きられるように工夫してあげましょう。

また、ペットショップで勧められたペット保険に安易に加入せず、ご自身でしっかりと調べた上でペット保険に加入しましょう。

MOFFMEではペット保険に関する記事を多数公開していますので、ぜひ参考にしてください。