注目記事:セント・バーナードのペット保険人気ランキングを確認する。ペットの病気・ケガの治療費は全額自己負担です。
アルプスの少女ハイジで有名なセントバーナードの平均・最高寿命は何歳なのでしょうか?この記事では大型犬の平均寿命ランキングを用いてセントバーナードが、寿命が長いのか短いかの比較や、長生きするためのコツ、気を付けたい病気やその治療法・治療費について解説します。
この記事の目次
目次を閉じるセントバーナードの平均・最高寿命は?長生きするためのコツも紹介!
アルプスの少女ハイジのヨーゼフで有名な優しい表情のセントバーナードですが、セントバーナードについて詳しく知っていますか。
また、すでに飼っている人やこれから飼おうとしている人は、愛犬に元気に長生きしてもらうためにセントバーナードについて理解を深めたいですよね?
そこで今回「MOFFME」では、
- セントバーナードの平均寿命
- セントバーナードがかかりやすい病気
- セントバーナードを長生きさせる飼育のコツ
- セントバーナードの保険
セントバーナードの平均寿命は8~10歳!大型犬寿命ランキングの順位は?
セントバーナードの平均寿命は、どのくらいか知っていますか?
セントバーナードを飼うなら、平均寿命は知っておきたいですよね。
そこでここでは
- セントバーナードの平均寿命
- セントバーナードのギネス最高年齢
- セントバーナードの大型犬の中での平均寿命のランキング
セントバーナードの平均寿命は8~10歳
セントバーナードの平均的な寿命は、8~10歳といわれています。
また、この寿命は小型犬・中型犬と比べると短命ではありますが、大型犬の中では平均的です。
臓器に負担がかかりやすい大型犬は生活習慣で気をつけてあげることで、長生きする可能性があります。
そのため、飼い主がしっかり飼育管理をおこない、元気に長生きを目指しましょう。
人間に換算すると何歳?
犬の年齢 | 人間の年齢 |
---|---|
1ヶ月 | 0歳 |
3ヶ月 | 2歳 |
6ヶ月 | 6歳 |
1歳 | 15歳 |
2歳 | 24歳 |
3歳 | 32歳 |
4歳 | 40歳 |
5歳 | 48歳 |
6歳 | 53歳 |
7歳 | 58歳 |
8歳 | 63歳 |
9歳 | 70歳 |
10歳 | 78歳 |
セントバーナードのギネス最高年齢は何歳?
【犬の平均寿命ランキング】セントバーナード寿命は長い?短い?
セントバーナードの平均寿命を9歳としたとき、大型犬の平均寿命ランキングではどのくらいの順位に属すのかを紹介します。
以下が大型犬の平均寿命のランキングになります。
ランキング | 犬種 | 平均寿命 |
---|---|---|
1 | ラブラドールレトレバー | 14 |
2 | シベリアンハスキー | 13 |
3 | スタンダード・プードル | 12 |
4 | ゴールデン・レトリーバー | 12 |
5 | イングリッシュ・セッター | 12 |
6 | 秋田犬 | 11 |
7 | ボルゾイ | 11 |
8 | ジャーマン・シェパード・ドッグ | 11 |
9 | フラット・コーテッド・レトリーバー | 10 |
10 | バーニーズ・マウンテン・ドッグ | 10 |
- 早く年を取る
- 臓器の大きさが小さい
- 急激な成長で関節を痛めやすい
- 胃捻転の発症率が高い
セントバーナードはどんな犬?特徴や歴史、寿命、価格等を解説!
セントバーナードについては「寒い国に住み、首に樽を付けている犬」というイメージを持つ方も多いのではないでしょうか?
では、実際はどのような犬なのでしょう。
- セントバーナードの特徴や寿命、大きさ
- セントバーナードの歴史
- セントバーナードの値段や、お迎え方法
- セントバーナードの性格
セントバーナードの特徴や寿命、大きさを解説!
特徴
寿命
セントバーナードの寿命は、8~10年だと言われています。
他の犬種と比べてやや短命な傾向にあります。
大きさ
超大型犬に分類されており、筋肉質で太い骨を持つがっちりとした体格をしています。
おおよその体重や体高は以下の表のとおりですが、100kgを超える個体も珍しくはありません。
体重 | 体高 | |
---|---|---|
オス | 64~82kg | 70~90cm |
メス | 54~64㎏ | 65~80cm |
セントバーナードの歴史とは?
スイスとイタリアの国境に位置するアルプス山脈の峠に、聖ベルナール僧院がありました。
聖ベルナール僧院は、旅人のための宿泊施設として使われていましたが、そこの番犬として17世紀中頃からマウンテンドッグが飼われはじめたのです。
その犬がセントバーナードの祖先だと考えられています。
そして、その犬はすぐにアルプスで遭難した旅人たちを助ける救助犬として活躍するようになりました。
その後は2,500人以上の命を救ったと言われています。
因みに、セントバーナードの首には樽が付けられているイメージがあるのではないでしょうか?
実は樽の中には、ラム酒など度数の高いアルコールが入れられていました。
そのお酒を遭難者に飲ませることで、凍えた体を温めていたのです。
セントバーナードはどんな性格なの?穏やかで賢い、利口な性格!
続いて、セントバーナードの性格についてお伝えします。
セントバーナードは穏やかで賢い、利口な性格をしています。
基本的におっとりしており、家族全員に懐く甘えん坊です。
他の動物や子どもにも優しいため、先住犬や猫、子どもがいる家庭での飼育にも向いています。
攻撃性が少なく、さらに自分で考える賢さや責任感を持ち合わせているため、しつけがしやすいと言われる犬種です。
その反面頑固な一面があり、一筋縄ではいかない場面もでてくるかもしれません。
さらに、子犬のうちはとてもやんちゃです。
子犬は生後半年で30kg以上と驚きのスピードで成長していくので、なるべく早いうちからしつけを行いましょう。
年齢を重ねるうちに落ち着き、おっとりとした本来の性格が見られるようになるでしょう。
セントバーナードの値段は?ブリーダー、里親等のお迎え方法とは
セントバーナードの価格は、20~60万円ほどです。
血統書の有無や購入時の月齢によって価格に大きな差があります。
また、引き取り先はブリーダーやペットショップ、里親など様々です。
では、それぞれの特徴について紹介していきましょう。
ブリーダー
ブリーダーから迎えるメリットは血統書があるという点、さらに親犬を見ることができるという点です。
親犬を見ることで、子犬の成長後の大きさなどが想像しやすいのです。
ペットショップ
セントバーナードがかかりやすい病気やその治療法・治療費は?
原因:ウイルスから体を守る働きをしているリンパ球が腫瘍化するからです。
腫瘍ができやすい場所としては、
- 下顎骨あたり
- 鎖骨のあたり
- 前足の付け根あたり
- 後ろ足の付け根あたり
- ひざの裏側あたり
- 腸
- 胸の中
- 皮膚
症状:腫瘍ができた場所によって異なります。
- 下顎骨や足の付け根:熱が出て元気がない、食欲不振などの症状
- 腸:嘔吐・下痢・食欲不振などおなかの症状
- 胸の中:苦しいそうな呼吸、口をあけた呼吸などの症状
- 皮膚:皮膚炎か皮膚病に間違えられそうな赤くただれる症状
治療法:抗がん剤治療をしながら、ストレスがかからないように生活をし、免疫を高める。
治療費:月7万程です。
胃拡張・胃捻転
原因:胃が膨れ上がり、ねじれてしまうことで発症します。
予防が大事な病気で、特に以下の点に十分注意してください。
- 水を一気に飲ませない
- 一回あたりの量を減らす代わりに食事回数を増やす
- 食後はのんびりさせる
症状:吐くものがないのに吐きそうに苦しそうにしているなど。
治療法:緊急手術になります。
治療費:30万程かかります。
原因:
- 遺伝的な問題
- 急激な成長
- 肥満により体重が増えたこと
以上の原因により、関節部分の骨が変形し、関節がかみ合わなくなることで起こります。
症状:動きたがらない、足を上げて歩くなど不自然な歩き方をします。
治療法:ケージレストの上鎮痛剤を投薬か手術になります。
日常生活の制限
- 肥満の場合は食事量の制限
- 悪化させないため、運動量の制限
手術費:40万程です。
手術になった場合はもちろん、1回の通院費でも多額の費用がかかるペットの病院です。
万が一のため、ペットの命を救うためにもペット保険に加入しておくと安心です。
セントバーナードが長生きするコツ・飼い方を紹介!
長生きするためには普段からの体調管理や定期健診が必要となります。
近年、医療の発達や知識の広まりから犬の寿命は伸びる傾向があります。
ここでは、
- 日常のストレス
- 食事
- 早期発見
また、毎日の生活習慣の積み重ねでセントバーナードの寿命も変わってきます。
そのため、ぜひ参考にしてみてください。
長生きのコツ①:ストレスをためない!
セントバーナードを飼育するときは、
- 気温差
- スペースが狭い
- 食事量が足りない
- 運動量が足りない
- 夏の暑い時間の散歩は避け、早朝か夜に時間変更する
- 室内の運動施設を利用する
長生きのコツ②:食事に気を付ける!
セントバーナードは肥満に注意が必要な犬種です。
- 飼い主が食事量をコントロール
- フードは油脂の少ない淡泊なものを選ぶ
- 人間のものは与えない
- 胃捻転に十分注意する
長生きのコツ③:知っておきたい病気のサイン
ペットのことを一番わかっているの、は飼い主です。
そのため、飼い主が少しでもいつもと違うと感じることがあれば、獣医に相談してみることをおすすめします。
また、病気は早期発見が大事です。
特にセントバーナードは胃捻転が起きやすく、発症してしまったが緊急手術をしなければ助かりません。
つまり、早い対応で救える命もあります。
病院に連れて行ってあげることは飼い主しかできませんので、なにか気づいたことがあれば獣医に相談し、不快感を取り除いてあげてください。
普段からの健康チェックはとても大切なことです。
セントバーナードのペット保険とは?保険料や補償内容、特約も解説!
ペット保険のプランや加入条件などをしっかりと把握していますか。
ペット保険の審査は、基本的には飼い主が申告書に記載した項目からの審査となります。
既往症があっても条件付で加入できる場合があるので、嘘の申告はせず、正直に記入してください。
また、嘘が発覚した場合は告知義務違反となり契約解除となり、支払ったお金を無駄になります。
ペット保険のプラン
- 通院・入院・手術トータルで補償
- 通院のみを補償
- 手術のみを補償
補償割合も90%・70%・50%といったように選べるようになっている保険会社が多く、プランや補償割合によって料金が変わります。
また、補償内容や補償割合においても保険会社によって変わりますので確認が必要です。
さらに、家庭の負担にならないように加入することも可能なので、ぜひ検討してみてください。
セントバーナードのペット保険
セントバーナードは、大型犬としての保険料となる保険会社が多いです。
また、保険会社によっても変わってくるので、検討中の保険会社に確認してみてください。
まとめ:セントバーナードの平均・最高寿命はや長生きさせるコツについて
ここまでセントバーナードについて解説してきましたが、いかがでしょうか。
今回のポイントは
- セントバーナードの寿命:は8歳~10歳
- セントバーナードは穏やかで賢く、利口な性格をしており、他の動物や子どもがいる家庭でも安心して飼うことができる
- セントバーナードは暑さに弱いので涼しい環境で飼育する
- 太りやすいので肥満に注意する
- 早期発見で予防できる病気もあるため、日ごろから体調をチェックする