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ペット保険の乗り換えの際、注視すべきポイントは主に「基本料金」「補償割合」「補償対象の病気」「ペットの年齢」「免責金額があるか」の5つです。乗り換えのタイミングを失敗すると、保険料を重複で払ってしまいます。今回は、ペット保険の乗り換え方について説明します。

この記事の目次

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ペット保険の乗り換えや見直し時のポイントや注意点などを解説!

ペット保険に加入している人は、今の保険に満足していますか?


「もっと補償内容を充実させたい」「保険料を安くしたい」「自己負担額を減らしたい」など、利用しているうちに物足りなさや使いにくさなどを感じることもあるでしょう。


もしも今の保険が自分やペットに合っていないと感じるようであれば、乗り換えを検討してもいいかもしれません。


ペット保険は基本的に1年更新のため、見直しや乗り換えがしやすい保険です。ただし、保険を変える際には注意点がいくつかあります。


今回「MOFFME」では、

  • ペット保険の乗り換え・見直しの注意点
  • 比較すべき保険のポイント
  • ペット保険を乗り換えるタイミング
  • 解約の際の注意点

について、できるだけ分かりやすく解説します。


ペット保険の乗り換えや見直し、解約を検討している人はぜひ参考にしてください!

ペット保険の乗り換えや見直しの際の注意点について解説!


ペット保険は1年更新のため、比較的乗り換えや見直しがしやすい保険です。


ただし、保険を乗り換える際はまた新たに告知や審査があります


また、解約と加入のタイミングを考えておかないと、待機期間などの関係で無保険状態の期間が発生する可能性もあります。


現在加入している保険から他のペット保険に乗り換える際の注意点は、

  • 年齢制限を確認する
  • 既往歴の有無を確認する
  • 条件付きでの加入となる場合がある
  • 待機期間を確認する
  • 二重払いになる可能性がある

などです。上記についてひとつずつ詳しく解説していきます。

ペット保険の年齢制限に引っかからないかどうか確認する

ペット保険には、加入時に年齢制限があります。1度加入すれば、更新には年齢制限が無いことがほとんどですが、新規加入には制限が設けられています。


年齢制限はペットや保険会社によって異なりますが、大体7歳〜12歳くらいで設定されていることが多いでしょう。


また、うさぎやフェレットなどの小動物は、加入年齢=契約上限年齢となっていることもあり、終身まで補償されない場合もあるため注意が必要です。保険の乗り換えや見直しをするなら、加入時同様、できるだけ早いほうが選択肢が多くなるでしょう。

既往症があると乗り換えできない可能性がある

現在は完治していても、過去にかかった病気やけがによっては加入を断られる可能性があります。


加入できたとしても、過去にかかったことがある病気については補償対象外となる可能性もあるため、注意が必要です。慢性的な病気や再発が多いとされている病気に関しては、特に注意が必要となります。


犬の場合は「がん」「膀胱炎」「皮膚病」など。猫の場合は、猫エイズなどの猫感染症などの既往歴があると、条件付きでの加入や加入を断られる可能性があるでしょう。


保険会社によって、加入を制限している病気やけがは異なるため、見直しをする際は新しく加入する保険の加入条件を確認してください。

病気でも入れる?現在傷病中の場合、お断りか条件付きでの加入になる

現在治療中の病気やけががある場合、新規加入を断られるか、条件付きでの加入となるでしょう。


加入できたとしても「条件付き」となり、治療中の病気に関しては補償されない契約になります。その場合、多少不満があっても、治療中の病気やけがを補償してくれる今の保険を持っておいたほうがいいかもしれません。


既往症がある場合は新しく保険へ加入することが難しくなりますし、入れる保険も限られてきます。


そもそもペット保険は、健康なうちに加入して備えておくことで万が一の際の自己負担を減らせるものです。


病気でも入れる保険もありますが、治療中の病気やけがに関しては補償対象外となることがほとんどでしょう。保険会社によって加入制限については異なるため、既往症がある場合は乗り換える前に確認しておくのがおすすめです。

待機期間を確認し、補償対象とならない期間を作らないようにする

ペット保険には「待機期間」が設けられている場合があります。


待機期間とは、保険開始から補償開始までの間の期間のことを指すものです。待機期間中に起きた病気やけがについては補償されません。この待機期間は保険会社によって異なるため確認しておきましょう。


現在加入しているペット保険から次のペット保険に移る際に、補償対象外の期間、つまり無保険状態の期間ができる可能性があります。


待機期間中に発生した病気やけがは全額自己負担となってしまうため、現在の保険を解約する前に、次の保険に加入しておくのが安心です。


すぐに補償を開始してほしい場合は、待機期間が無いペット保険やプランを選ぶのがおすすめです。

二重払いになる可能性もある

解約と乗り換えのタイミングで、2つの保険が重なる場合があります。


その際は、保険料が二重払いとなる恐れがあるため注意が必要です。


それぞれ補償期間内であれば、2つの保険に保険金請求が可能ですが、上限は2つ合わせて治療費の100%までとなります。


治療費以上の保険金をもらうことはできません。「保険料を安くしたい」「自己負担を軽減したい」などの理由で乗り換えを検討している人は、解約と加入のタイミングや、待機期間などに注意しましょう。

ペット保険の乗り換えや見直しで比較すべき、4つのポイントを解説!


ペット保険の見直しや乗り換えを考える時は、現在の保険に物足りなさや不満を感じているからではないでしょうか。


せっかく乗り換えるのであれば、より自分やペットに合った保険に加入したいものですよね。


ペット保険を乗り換える際は、

  1. 補償割合・補償内容・免責金額
  2. 窓口精算の有無
  3. 利用回数の上限
  4. 100%補償プランや複数加入について

などを他の保険、現在の保険と比較して検討するのがおすすめです。比較条件などを詳しく解説します。

①:保険料を安くしたい方は、「補償割合」「補償内容」「免責金額」を要チェック!

ペット保険は万が一の備えとして、毎月または毎年保険料を支払う必要があります。飼い主さんの金銭的な負担が増えるため、なるべく抑えたいのが本音ですよね。


保険料をなるべく安くしたい人は、

  • 補償割合が低いものを選ぶ
  • 補償の対象を絞る
  • 免責金額のある保険を選ぶ

といった選び方をすると安い保険料で必要最低限の補償を持つことが可能です。それぞれについて詳しく見ていきましょう。 


補償割合

保険会社や商品・プランによって、保険の補償割合は異なります。補償割合とは、ペットの診療費・治療費に対して、保険会社が補償してくれる割合のことを指します。


簡単に説明すると、治療費に10,000円かかったとして、

  • 50%プランなら5,000円
  • 70%プランなら7,000円
  • 100%プランなら10,000円

の補償があるということです。


ペット保険には、50%・70%・80%・90%・100%補償プランがあり、補償割合が低いほど、保険料も安くなる場合が多いでしょう。


補償内容

保険料を抑えるなら、フルカバー型ではなく特化型の保険を選ぶのもおすすめです。


ペット保険のフルカバー型とは「通院・入院・手術」を補償してくれるものです。


「入院・手術のみ」の補償特化型であれば、フルカバー型よりも安い保険料で万が一に備えておけます。そのかわり通院は補償されません。


特化型は手術補償が手厚いため、「大きな手術にのみ備えておきたい」「万が一の際、十分な治療をしてあげたい」と思う人におすすめです。


免責金額

免責金額とは、かかった診療・治療費に対して飼い主さんが自己負担する額のことを指します。


少々ややこしいですが、ペット保険ではこの免責金額が設定されていることが珍しくありません。例えば、

  • 免責金額5千円
  • 補償割合70%

のペット保険に加入していた場合、1万円の治療費がかかった時の計算方法は

  • 10,000円 - 5,000円(免責金額)=5,000円

となり、治療費から免責金額を引いた額の70%が保険金として支払われます。


免責金額以内の治療費は全額自己負担となり保険で補償されません。しかし免責金額があることで、保険料を安く抑え、高額な治療費に備えられる場合もあります。

②:保険金の請求の手続きを楽にしたい方は、窓口精算のあるペット保険がおすすめ!

ペット保険は「立て替え(後日)精算」「窓口精算」の2種類があります。


立て替え精算」の場合は、動物病院でいったん全額を支払い、後から保険会社が指定している方法で保険金を請求するものです。


保険会社によってLINEやネットで請求できる場合と、請求書等の郵送が必要な場合があります。請求が受理されてから保険金が支払われるため、「請求が面倒」「保険金が支払われるまでの期間が不安」という人もいるかもしれませんね。


一方で「窓口精算」の場合、動物病院で治療費や診療費を支払う際に、先に保険金を総額から引いてくれるものです。


50%プランなら治療費の5割、70%プランなら治療費の3割が自己負担となり、いったん全額を支払う必要が無いため、自己負担がかなり軽減できます。


窓口精算をするには、ペット用の保険証を発行してもらう必要があり、保険に加入する際に窓口精算を希望すればもらえます。ただし、全ての動物病院が窓口精算に対応しているわけではありません。

③:回数を気にせず保険を使いたい方は、回数無制限プランがおすすめ!

ペット保険には、保険金の支払い限度額や回数制限が設定されている場合があり、限度回数に達してしまうと、以降の治療費は補償されません。


「限度回数を気にせず、使える保険に加入したい」「ちょっとしたことでもすぐに病院に連れていきたい」と思う飼い主さんは、回数無制限のペット保険がおすすめです。


回数無制限プランは、最高補償額までなら何度でも利用できる保険のことです。


回数を気にせず使えるため、利用しやすいですが、こういったタイプの保険は保険料が高くなりがちなのがデメリットでもあるでしょう。


しかし、治療や診療にかかる自己負担額を減らしたい、ちょっとしたことでもすぐに病院で診てもらいたいと思う人にとってはメリットが大きい保険でもあります。


またプランによって、「通院・入院・手術」全て回数制限なしの保険もあれば、「通院」限度日数無し、「入院」限度日数無しなど、項目によって無制限となっている場合もあります。

④:できるだけ自己負担を少なくしたい方は、100%補償プランやペット保険の複数加入がおすすめ!

補償割合や補償の手厚さで保険を選びたいなら、100%補償プラン、もしくはペット保険の掛け持ちがおすすめです。


保険会社やプランごとに加入条件や、支払い回数、限度額などが異なるため比較して選ぶのがおすすめです。


100%補償プランは、診療・治療費が100%補償されるため自己負担を少なくできますが、その分保険料が高いのがデメリットと言えます。保険料をできるだけ安く、手厚い補償を備えておきたいなら掛け持ちがおすすめです。


掛け持ちの方法でおすすめなのが、

  • フルカバー型+フルカバー型
  • フルカバー型+手術・入院特化型
  • 通院特化型+手術・入院特化型

という方法で補償を手厚くする方法です。補償割合50%の保険を2つ掛け持ちし、100%補償を作ることも可能です


また、保険料が比較的安い特化型とフルカバー型の複数加入しておけば、ちょっとした通院から高額な手術まで備えておくことが可能です。 

ペット保険を乗り換えるタイミングはいつがいい?


ペット保険の乗り換えを検討する際に大切なのが、乗り換えるタイミングです。


乗り換え先の保険の補償開始となる日と、解約する保険の解約日がズレると、保険が重複したり無保険になる期間が発生してしまいます


解約と新規加入のタイミングを合わせれば補償されない期間が無くなるため、タイミングには注意が必要です。乗り換え先の保険の補償開始日を確認し、解約日を合わせると良いでしょう。


また、ペットの年齢にも注意が必要です。ペット保険には加入できる年齢制限があるため、ペット保険の乗り換えや見直しは、できるだけ早いうちにしておくのがおすすめです。


乗り換えだとしても、新しく加入する場合は審査や告知が必要なので、ペットの健康状態によっては、現在の保険を持っておくほうがいい場合もあります。

補足:解約する際の注意点について解説!

ペット保険の解約はいつでも可能です。契約期間中であっても解約は可能なため、契約満期まで待つ必要はありません。


ペット保険の解約は、

  • 解約したい旨を伝える
  • 解約手続きに必要な書類に記入し、期日までに提出
  • 受理されれば解約手続きが完了

といった流れになります。


更新のタイミングで解約したい場合は、保険会社が定めている期間中に解約の意向を伝えなければいけない場合もあります。そのため、解約時期や解約について確認しておきましょう。


また、どちらにしてもなるべく早めに解約を伝えるのがベストです。解約日は保険会社によって異なるため、そちらも確認しておいてください。


保険料を年払いで払っていた場合、契約途中で解約すると「解約返戻金」が発生することもあります。


年払いで支払った保険料のうち、未経過分が払い戻しされますが、全額が返金されるわけではありません。残りの月数や日数に応じて、保険会社が定めている解約返戻率によって算出された金額が戻ってきます。


保険会社によって解約返戻金の有無、返戻率などが異なるため、きちんと確認しておきましょう。

まとめ:乗り換える時に補償されない期間を作らないようにしよう!

ペット保険の乗り換えや見直しを検討する理由は様々です。


保険料を重視するか、補償内容を重視するかなどによって乗り換え先の保険を比較検討してみてはいかがでしょうか。


保険の窓口でペット保険について相談してみるのもおすすめですが、取り扱っているペット保険が少ない場合、十分に比較できない可能性もあります。


現在の保険よりもより自分やペットに合った保険に加入したいなら、複数の保険を比較して加入するのがおすすめです。


この記事で紹介したことは、

  • 乗り換える際は「年齢制限」「既往歴」「待機期間」「支払いの重複」に注意
  • 保険料・窓口精算・条件の有無・回数制限を確認(比較)
  • 乗り換えのタイミングで「無保険」となる期間を無くす
  • 途中解約で解約返戻金が発生する場合がある

です。


乗り換え先で後悔しないためにも、次の保険は重視するポイントを複数の保険から比較して選びましょう。


MOFFMEでは、他にも様々なペットやペット保険に関する記事を公開しておりますので、ぜひ参考にしてみて下さい!

記事監修者「森下 浩志」

この記事の監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー

2018年に早稲田大学基幹理工学部に入学。保険×テックの領域で保険業界をイノベーションをしていく姿勢に共感し、「ほけんROOM」の運営に参画。2019年にファイナンシャルプランナー、損害保険募集人資格を取得。