【獣医師監修】バーニーズマウンテンドッグの平均寿命は?病気や長生きのコツも解説のサムネイル画像

バーニーズマウンテンドッグは従順で愛情深い犬です。バーニーズマウンテンドッグは他の犬種の寿命と比べて平均寿命が6〜8歳と短いですが、25歳の長寿犬もいます。この記事では、バーニーズマウンテンドッグがかかりやすい病気や長生きする方法を解説します。

この記事の目次

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バーニーズマウンテンドッグの平均・最高寿命は?

バーニーズマウンテンドッグは、大型犬の一種で飼い主に従順で愛情深い犬種として知られており、愛らしい見た目をしていますよね。
また、飼いたい場合は、その特徴をよく把握して家族の一員に迎えたいですよね。

しかし、バーニーズマウンテンドッグの平均寿命や長生きするためのコツについて皆さんご存じでしょうか。

そこで今回「MOFFME」では、
  • バーニーズマウンテンドッグの平均寿命は?
  • かかりやすい病気やその治療法は?
  • 長生きさせるコツはあるの?
  • ペット保険について
以上のことをわかりやすく解説していきます。

この記事を読めば、バーニーズマウンテンドッグの普段から気を付けるべきことが良く理解できます。

ぜひ、最後までご覧ください。

またMOFFMEではペット保険のランキングについても詳しく解説しておりますので、そちらもぜひご覧ください。

バーニーズマウンテンドッグの平均寿命は6〜8歳と非常に短いです


皆さんは、犬の平均寿命をご存じですか?


一般的には、12歳~15歳といわれています。


しかし、バーニーズマウンテンドッグのような大型犬は小型犬より平均寿命が短いです。


特にバーニーズマウンテンドッグは、寿命が短いです。


ここでは、バーニーズマウンテンドッグの平均寿命や犬の年齢を人間換算する方法について解説したいと思います。

バーニーズマウンテンドッグの平均寿命は6〜8歳

バーニーズマウンテンドッグの平均寿命は、概ね6〜8歳となっており、全体と比べてみるととても短いですよね。


大型犬の寿命は、10歳~12歳なので、大型犬の中でも成長が早く寿命が短いですよね。


また、オスとメスの性差も影響しており、オスのほうが体が大きくなるため、その分寿命が短くなり、メスのほうが長生きする傾向があります。


ちなみに大型犬の寿命が短くなる理由は、主に2つあります。


体に対して臓器が小さい

大型犬の臓器は、体に対してして臓器が小さいことです。


臓器が小さいので、日常生活は小型犬よりも負担が大きく寿命に影響しています。


そして、負担が大きいので、細胞の老化スピードも早めてしまい、寿命も短くなってしまうと考えられています。


細胞分裂の回数が小型犬に比べ多い

細胞分裂の回数が小型犬に比べ、多いことも影響しています。


細胞分裂を繰り返すことで大型犬は体が大きくなり維持しているのですが、細胞分裂の回数には限度があります。


細胞分裂の限度に達するのは小型犬よりも早く、細胞分裂を繰り返すのに比例して寿命も早まります。


また、回数が多ければ多いほど、がんの発症率も高まるので、発がんのリスクも大型犬は高いかもしれません。


バーニーズマウンテンドッグの場合は、特に成長スピードが早いといわれているので寿命が短いと考えられています。


バーニーズマウンテンドッグはスイス原産の犬種で、地元では「生後3年で若犬、3年経ったら良犬、その後3年で老犬になり、それから先は神からの贈り物」ということわざもあり、寿命が短い犬としても有名です。

最高齢のバーニーズマウンテンドッグはなんと25歳!?

バーニーズマウンテンドッグは特に寿命が短いですが、最高齢のバーニーズマウンテンドッグはなんと25歳です。


平均寿命の約3倍以上なので本当なのか疑ってしまいますよね。


ドイツ人の女性が、飼っているバーニーズマウンテンドッグが25歳と発表して話題になりました。


実際にこの犬を診た獣医も認めており、信憑性のある話です。


しかし、人間に換算すると、25歳は170歳以上の計算になるのでとても信じられないですよね。

バーニーズマウンテンドッグの年齢を人間に換算すると?

皆さんは、バーニーズマウンテンドッグの年齢を人間に換算する方法をご存じですか?


よく犬の成長は、人間より早いことが知られていますよね。


また、同じ犬でも小型犬や大型犬では、換算方法は異なります。


それでは、バーニーズマウンテンドッグは、どのように換算するのでしょうか?


以下で計算方法を紹介します。


小型犬の場合

  • 0歳~2歳:1年×12.5歳
  • 3年~:1年×4.32歳
中型犬の場合
  • 0歳~2歳:1年×10.5歳
  • 3年〜:1年×5.74歳(ゴールデンレトリバー)
大型犬の場合
  • 0歳~2歳:1年×9歳
  • 3年~:1年×10歳(バーニーズマウンテンドッグ)
このように1年で大きさによって歳の取り方にかなり差があります。

バーニーズマウンテンドッグはとくに成長スピードが早く、2歳までに1年間で9年間分3歳以降は1年間で10年分、歳をとる計算になります。

年齢の早見表を作成したので参考にしてください。(0歳から20歳を対象に作成)

実年齢※換算した年齢
生後半年5歳
1歳10歳
2歳19歳
3歳29歳
4歳39歳
5歳49歳
6歳59歳
7歳69歳
8歳79歳
9歳89歳
10歳99歳
※小数点第1位を四捨五入して計算しています。


この表からもすぐに高齢になってしまうのが分かりますよね。

バーニーズマウンテンドッグのシニア期・高齢期はいつから?

バーニーズマウンテンドッグのシニア期・高齢期はいつからなのでしょうか?


一般的に4~5歳からがシニア犬で7~8歳からが高齢犬になるといわれています。


成長スピードが早いからと分かっていますが、とても早く感じますよね。


シニア期になってくると、

  • 歯周病による口臭
  • 目や耳などの機能が低下する
  • 足腰が弱くなり運動量が減る
これらのサインがあらわれます。

シニア期からは食事も年齢に合わせて、ドッグフードを変える必要があります。

噛む力や栄養素のことを考えて選ばなければなりません。

また、散歩もペースを変えたり、距離や時間も無理のないように合わせてあげるようにしましょう。

バーニーズマウンテンドッグがかかりやすい病気やその治療・治療費は?


バーニーズマウンテンドッグを飼う際に心配となるのは、どんな病気にかかりやすいのかではないでしょうか。


バーニーズマウンテンドッグがかかりやすい病気はあり、中には深刻な病気も存在するので、愛犬の体調をよく観察し少しでも元気に過ごせるように気を付けてあげましょう。


ここでは、3つの病気について解説したいと思います。

かかりやすい病気①:胃捻転

1つ目のかかりやすい病気は、胃捻転(胃拡張胃捻転症状群)です。


あまり認知度の無い病気ですが、胃にたまったガスが、何らかの原因で拡張してしまい胃がねじれてしまう病気です。


放置してしまうとガスがたまり続け、胃が拡張してしまいます。


拡張した胃は、周りの血管を圧迫してしまいます。


最悪の場合、正常に血液が循環されなくなってしまい、胃も壊死してしまう恐れがあります。


原因について

食事の仕方が大きく関係しています。

  • 早食い
  • 一度に大量の食事
  • 運動前後に大量の水を与える
  • 台を使った食事
これらが胃に負担をかけやすいです。

症状について

症状もいくつかあるので、あてはまる場合は病院に連れて行くようにしましょう。
  • 吐きたくても吐けない
  • 元気喪失
  • 呼吸の乱れ
  • 頻繁によだれを垂らす
  • そわそわする
などが症状としてあらわれます。

予防法について

予防法は食事のコントロールが効果的です。
  • 早食いをさせない・食事は数回に必ず分ける
  • 運動前後に水を大量に与えない
など普段から気を付けてください。

治療法について

基本的に外科治療である手術が必要です。

もし仮に、治療が必要となった場合は、
  1. レントゲン検査など行い、胃にどのくらいガスがたまっているのか調べる
  2. 胃の減圧のために口からチューブを入れ、胃内のガスを抜く
  3. 犬の状態が安定したらメスを入れ、ねじれ状態を治す(壊死している場合は切除)
このような手順を踏み手術をします。

一般的にこの治療にかかる費用は、15〜30万円ほどです。

とても高額なので、愛犬がならないように予防を忘れないようにしましょう。

かかりやすい病気②:進行性網膜萎縮

2つ目のかかりやすい病気は、進行性網膜萎縮です。


眼の網膜が変性や萎縮してしまい、機能しなくってしまう病気が進行性網膜萎縮です。


進行が進むと、視力が落ちていき、最終的に失明してしまいます。


原因は?

遺伝性の疾患と考えられています。


早いタイプだと生後1ヵ月半〜3ヵ月齢で発症し、1〜2歳で失明する場合があります。


1〜3歳の頃に発症し、5〜8年かけて失明する遅いタイプもあります。


症状について

症状は、日々視力が低下するので、

  • 暗い場所で物にぶつかる
  • 歩行中にこける
  • 運動量の低下(見えなくなり行動しなくなる)
このような症状が出たら病院に連れて行きましょう。

同じ目の病気である白内障を併発するかもしれないので注意が必要です。

予防法について

遺伝による影響のため確立している予防法はありません。

予防というより、なってしまった時の対応が重要です。

なるべく室内での段差をなくすことや散歩コースの工夫など生活環境をできるだけ、愛犬にとってストレスフリーにするのを目指しましょう。

また、定期的な健康診断で早期発見や治療ができるので年に1回は健康診断をしましょう。

治療について

治療には、ビタミン剤や抗酸化剤などのサプリメントを使用して進行を遅らせます。

治療法はまだ確立していないので、進行を遅らせて一緒にこの病気と付き合っていくと考えておきましょう。

治療費は月々3千円~4千円程度かかります。

かかりやすい病気③:股関節形成不全

2つ目のかかりやすい病気は、股関節形成不全です。


股関節形成不全は、生後5ヵ月〜1歳までに発生し、骨の発育過程で股関節に異常が起こり、股関節の脱臼や亜脱臼をおこしてしまう関節の病気です。


原因は?

遺伝子性の疾患であり、環境も要因の一つと考えられていますが、まだ解明されていません。


体重25kg以上の大型犬の発生率が高いです。


症状について

症状もいくつかあるので、あてはまる場合は病院に連れて行くようにしましょう。
  • 散歩の途中で座り込んでしまう
  • 歩行の際に足をひきずる
  • 後ろ足を気にしながら歩く(股関節周りに痛みが発生するため)
  • 腰を左右に揺らしながら歩く(モンローウォーク)
などが症状として現れます。

予防法について

この病気も先天性の疾患の場合は予防法はありません。

しかし、フローリングや滑りやすい床などの場合は股関節に負荷がかかり、発症してしまうかもしれないので滑りやすい床材は避けるべきです。

早期発見・早期治療が重要なので、好発時期におかしな動作や症状があったらすぐに病院に連れて行きましょう。

治療について

治療法は大きく分けて
  • 薬物療法(鎮痛剤やサプリメント)
  • リハビリテーション
  • 外科的治療
の3つがあります。

外科的治療では、薬物療法であまり効果が得られなかった場合や、予防のために行われます。

仮に手術が必要となった場合は、40万円ほどかかる場合があります。

バーニーズマウンテンドッグが長生きする3つのコツ・飼育法を解説!


ここまで平均寿命や病気について解説しましたが、次に普段から気を付けるべきポイントを3つまとめてみました。


特にこの犬種は寿命が短いので、生活環境の改善で平均寿命を超えて長生きできる可能性も十分にあるので早速実践してみましょう。

長生きのコツ①:被毛のケア

この犬種の毛は長くて絡まりやすいです。


定期的なブラッシングは必ずやりましょう。


特に季節の変わり目など毛の生え変わり時期は注意してください。


また、定期的にお風呂にも入れてあげましょう。


しっかり汚れを落とすことで、皮膚炎など予防することができます。

長生きのコツ②:熱中症予防

長毛種は熱をためやすいので体温も上昇しやすいです。


特に夏は熱中症に気を付けましょう。


散歩の時間を縮めたり時間帯をずらして、なるべく暑さのピーク時に散歩をしないようにしましょう。

長生きのコツ③:お口のケア

お口のケアをおろそかにすると歯周病の恐れがあります。


3歳以上の8割が歯周病の疑いがあるといわれているぐらいなりやすいのが歯周病です。


他の病気の原因となったり口臭の原因にもなるので、なるべく毎日、歯を磨くようにしてください。


成犬になってから歯磨きをする場合、嫌がる場合も多いです。


子供のころから習慣をつけて、歯磨きの苦手意識を作らないようにしてください。

バーニーズマウンテンドッグのペット保険とは?保険料や補償内容も解説!

ペット保険を知っている方は多いですが、加入率はまだ高くありません。


そもそもペット保険の補償内容がわからない人も多いと思います。


ペット保険とは、医療費が発生したときに、一部を補償してくれる保険商品です。


ペット保険には申告義務があり、審査に通れば加入できるシステムです。


年齢制限や過去の既病歴などで審査が通らない場合や条件付きで加入できる場合もあります。


最近では様々な保険会社とプランがあり、その家庭にあったプランを選ぶことができるのが特徴です。


ペット保険会社に存在するプランの多くは、

  • フルカバータイプ:手術・入院・通院をカバーするプラン
  • 手術特化タイプ:手術に対する手当が充実しているプラン
  • 通院特化タイプ:通院に対する手当が充実しているプラン
の3つが存在します。

フルカバータイプのプランは、治療費の50%分を補償70%分を補償として保険が適用されることが多いです。

毎年更新が必要ですが、基本的に自動更新されます。

基本的に犬の大きさで月々の保険料が異なっていることが多いです。

バーニーズマウンテンドッグの場合は、大型犬に分類されることが多いです。

また、ペット保険にはペットの賠償責任特約等があり、治療費を補償するだけでなく、基本補償の他に特約等も付帯できます。

愛犬が他の人や犬・猫等にかみついてケガをさせてしまい、トラブルになるケースも増えています。

もし、相手を傷つけてしまった場合には賠償責任が発生しますが、賠償責任特約により最大1,000万円まで補償が下ります。

他にも例外のケースもあるので、必ず検討している保険会社の規約に目を通すようにしてください。

このように、現在では犬のペット保険はとても充実しているため、まだ加入していない人は必ず加入して、愛犬のためにも備えておきましょう。

MOFFMEではバーニーズマウンテンドッグのペット保険についても取り扱っておりますので、ぜひご覧ください。

まとめ:バーニーズマウンテンドッグの平均寿命や長生きさせるコツについて

ここまでバーニーズマウンテンドッグの平均寿命や長生きさせるコツに関する注意点について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。


今回の記事のポイントは

  • 寿命:約6~8歳
  • コツ:早食い防止など食事管理に気を付けて病気の予防に努める
  • コツ:長毛種なので熱中症や日々のブラッシングなどケアを心がける
  • 治療費が高額になることが多いので事前にペット保険への加入しよう
です。

バーニーズマウンテンドッグは、病気も先天性のものが多く寿命が短いので、丁寧に日ごろから世話をしてあげましょう。

また、ペットショップで勧められたペット保険に安易に加入せず、ご自身でしっかりと調べた上でペット保険に加入しましょう。

MOFFMEではペット保険に関する記事を多数公開していますので、ぜひ参考にしてください。

記事監修者「森下 浩志」

この記事の監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー

2018年に早稲田大学基幹理工学部に入学。保険×テックの領域で保険業界をイノベーションをしていく姿勢に共感し、「ほけんROOM」の運営に参画。2019年にファイナンシャルプランナー、損害保険募集人資格を取得。