内容をまとめると
- 保護猫でもペット保険は加入可能。年齢は推定年齢がわかればOK
- ただし、保護猫の健康状態によっては加入ができないこともあるので注意
- ペット保険を申し込む際は、年齢制限や補償開始時期に注意
- 保護猫のペット保険が気になる方は今すぐ見積もってみよう!
保護猫を飼い始めたはいいものの、どんな病気を持っているか分からないので、ペット保険に申し込めない...そんな方へ!実は、保護猫もペット保険に加入することは可能です!病気でも入れるペット保険はあるのか、治療中でも入れるペット保険はあるのかなど解説していきます。
この記事の目次
目次を閉じるペット保険に保護猫は加入できるのか?保護猫を飼う際の注意点についても解説!
保護猫だから、ペット保険会社は嫌がって保険に入れさせてくれないんじゃないかと感じてしまったことはありませんか?基本的に保険会社は、加入可能な動物の年齢や健康状態で、保険の加入審査を行っています。
そのため、保護猫など素性があまり分からない動物に対して、ペット保険という制度が利用できるのかどうか分からないと感じると思います。
そこで今回MOFFMEでは、
- ペット保険に保護猫は加入できる?加入時の注意点について解説!
- 保護猫がペット保険に加入する際に気をつけておきたいことを解説!
- 捨て猫を拾ったらどうすべき?自分で保護できない場合についても解説!
について、詳しく解説していきます。
保護猫のペット保険に関する知識やおすすめな保険の特徴について触れていきますので、ペット保険をご検討している人は是非参考にしてみて下さい!
ペット保険に保護猫は加入できる?加入時の注意点について解説!
ペットには公的な医療保険の制度が存在しません。そのため、ペットを通院させたり、手術を受けさせたりする時にかかる費用は全額飼い主の方が支払う事になります。
また一度にかかる費用も高く、何回も通院していると月に5万円〜7万円程かかってしまいます。そのため、自分のペットに健康でい続けてもらう為にも、経済的な援助が必要になってきます。
しかし、一般的に加入しているペット達は生まれた頃から飼い続けているペットです。保護猫でもペット保険に加入する事は可能なのでしょうか?
ペット保険に保護猫は加入できる!ただし加入時の健康状態による!
保護猫でも問題無くペット保険に加入できます。また、ペットショップ購入した猫でも問題無く加入する事が出来ます。
しかし、保護猫の特徴として挙げられるのが健康状態が不明慮な点にあります。保護猫の健康状態の見分け方は、目や口、呼吸などを利用して判別できますが、きちんとした検査をしないとなかなか分かりません。
また、外で長く暮らしていた事もあり、家で飼い続けられていた猫と比較すると健康状態に問題を抱えている場合が多いです。
一般的にペット保険で重視されるのが、ペットの健康状態です。そのため、加入時の健康状態によってはペット保険の利用を受け付けてくれない場合もあります。
年齢が分からない場合はどうすればいい?推定年齢が分かれば加入できる!
ペット保険に加入する際に必要な情報としてペットの年齢があります。
勿論ペットの年齢が高齢になるにつれ、病気になる可能性もあがるので、若いペットと比べ通院をするケースが増えると思います。
そのため、ペット保険の中に年齢制限を設けている保険制度がいくつかあります。例えば、10歳以上のペットや12歳以上のペットは加入不可能な保険もあります。逆に、高齢なペットの為の保険も同時に存在しています。
そのため、ペット保険に加入する際には、必ずペットの年齢が必要になります。
保護猫の場合、飼い主の方ですら年齢を知る事が出来ません。しかし、動物病院などで猫の毛並みなどから推定年齢を算出してくれる制度があります。
そのため、この制度を用いる事でおおよその年齢を知る事ができるため、推定年齢を用いてペット保険の加入の可否を判断する事が可能です。
猫の種類が分からない場合はどうなる?猫は種類が分からなくても大丈夫!
犬の場合は犬種が聞かれますが、猫は猫というくくりで考えられているため、種類が分からなくても問題ありません。犬と猫の保険の違いとして、犬は種類によってかかりやすい病気が異なるので、犬種によって適応できる保険が異なります。
例えば、犬の中で大人気なチワワは、
これらの病気にかかりやすいと言われています。
また、猫は猫回虫という、猫の体内に寄生虫が繁殖する、猫だけがかかる病気も存在します。このように、猫は猫にかかり易い病気はありますが、とある猫の種類のみ特定の病気にかかりやすいといった物はあまり見受けられません。
ペット保険は病気のかかりやすさに合わせて、利用できる保険を分けています。そのため、猫の種類が分からなくても、ペット保険は問題無く利用する事が可能です。
保護猫がペット保険に加入する際に気をつけておきたいことを解説
保護猫がペット保険を検討する際に気を付けるべきポイントは幾つかあります。
また、ペット保険の種類は多岐にわたり、猫や犬は勿論、うさぎやカメやへびなどのエキゾチックアニマルもペット保険に加入する事ができます。犬の場合はパグなど犬種によって使える保険が変化する場合もあります。
そのため、自分のペットは何でどのような状態なのかに合わせて利用できるペット保険が変化します。また、対応しているペットが同じでも各種サービスではそれぞれ異なる特徴があるので、少々混乱してしまう場合もあります。
そのため、ペット保険に加入する際最低限気をつけておかない点についてこれからご紹介していこうと思います!
保険加入時の年齢制限に気をつける
まず最初に考えるべきポイントは、ペットの年齢制限です。
先ほど少々触れましたが、年齢によって加入可能なペット保険が変わってきます。
年齢によっては加入を断られたというケースもあるため、調べ方に注意しながら適当な情報を収集する必要があります。
そのため、保護猫の推定年齢もペット保険申請をする際に大事になってくるので、この点を意識しながらペット保険選びをしましょう。
補償開始がいつからか確認しておくこと
ペット保険は加入してからすぐに適用される保険とそうでない保険があります。
ペット保険の中には、待機期間という制度を取り入れている保険会社があります。待機期間とは、ペット保険に加入する前から罹患していた病気があるか判断する為の期間であり、この期間内で発生した病気は保険対象外となります。
老犬などのシニアペット、怪我をしやすいペット、健康状態が不明な捨て猫など、一日でも早く病院に通わせてあげられる状態を作りたいと考えている方は、待機期間の無いペット保険がお勧めです。
補償内容や補償方法を確認しておくこと
ペット保険には様々な補償内容があります。今まで比較してきた保険だけでも、月の補償回数制限や補償上限金額などに違いがあります。
また、補償方法の違いも2種類あり、保険金の利用方法は窓口精算と後日精算に分かれます。
窓口精算はとても使い勝手が良く、診てもらった動物病院で支払う病院代を精算する際に、ペット保険の加入証明書などの提示により、規定の割引金額を除いた分だけ支払えば良いという制度です。
この制度を利用する際は、窓口精算に対応しているかどうか病院に確認する必要があります。
一方で、後日精算は検査にかかったお金を一度全額負担をした後に、診察証明書などを病院側に発行してもらい、必要な書類作成し送付した後に、保険会社の確認が取れ次第保険金が振り込まれる仕組みになっています。
このように、補償内容や補償方法が異なってきます。
そのため、ペットも自分も長く使いやすいペット保険を選ぶには様々な観点からペット保険を調べる必要があります。
免責金額があるかどうかの確認もしておくこと
免責金額とは、保険制度を利用する際に固定で支払いの責任がある金額の事を指します。
例えば、一度の診察にかかる費用が10,000円、免責金額が3,000円、保険適用割合が70%のペット保険に加入しているとします。
そうすると、支払われる保険金はこのように求まります。
(診療費-免責金額)×保険適用割合=支払われる保険金
(10,000-3,000)×70%=4,900円
となるので、4,900円の保険金が適用される計算になります。
このように、免責金額が存在すると、支払われる保険金が少なくなり、免責金額が存在しないと支払われる保険金が多くなります。
そのため、頻繁に病院を利用する方は免責金額のないペット保険の方が何回かの治療費が実質無料になり安いのでお勧めです。
まずは動物病院に連れていき、健康状態を病院に確認する
捨て猫を保護した場合、まず最初に確認しないといけないのが猫の健康状態です。
捨て猫は正確な年齢も分からない上に、基礎疾患の有無など健康状態の情報が分かりません。もし基礎疾患があるのであれば、それに適した医療を受けさせる必要があります。
そのため、まずは動物病院に行き猫の健康状態を確認しましょう。また、ペット保険への加入を検討する際も必要な情報になります。
また、野良猫を家猫にしたいと考えている人の中には、ペット保険に入るかべきか考えている人もいると思います。
ペット保険に加入する大前提として、ペットが健康体である必要があります。もちろん、生まれつきの疾患があり、病気でも入れる場合は病気になってからも入れる保険はありますが、大抵の場合が条件付きでの加入になります。
そのため、野良猫を保護した場合まずは猫の健康状態を動物病院などを通じて検査してもらいましょう。
できればワクチン接種や去勢・避妊手術をする
猫の健康状態を維持する為にも、ワクチン接種や去勢・避妊手術を受ける事をお勧めします。
猫は去勢・避妊手術などをしないと、交尾などが多い時期にオス・メス関係なく乳腺が発達してしまい、乳腺腫瘍が発生してしまう場合があります。また、メスの猫は子宮頸がんになる可能性があります。
他にも、子猫が増えすぎてしまうと飼い続ける事が出来なくなってしまう事もあるので、健康に気を使いつつ、無理の無い数だけ飼い続けられるように去勢・避妊手術を受ける事をお勧めします。
また、ワクチン接種も大切です。動物にはその動物だけがかかる特有のウイルスが存在します。他にも、ペットホテルに預けられたり、ワクチンの有効期間内だけペット保険の保険対象になる保険も存在しています。
そのため、ワクチン接種と去勢・避妊手術を受ける事はペットの健康と安全を担保できる手段だと思います。
自分で保護出来ない場合は、警察や動物愛護センター、里親を探している団体へ連絡する
捨て猫を保護したくても、住んでいる場所や同居人の承諾など様々な要因から保護できない人も多いと思います。
そんな方は公的な機関や里親が探せる制度などを利用して捨て猫を保護しましょう。野良猫の状態で居続けると適切な医療を受ける事も出来なければ、ウイルスに感染する危険性も高いです。
そのため、野良猫の状態で居続ける事は猫にとって良い事ではなく後悔しないためにも、公的な機関や団体を探しましょう。
どの都道府県にも、動物愛護センターは存在しています。もし、猫を保護したいと思っているけど、どこに連絡すればよいか分からない人は自分が住んでいる県の保護センターに連絡し意見を求める事をお勧めします。
まとめ:保護猫は健康状態によって、ペット保険への加入の有無が異なる!
保護猫の健康状態によってペット保険への加入の可否が変わってきます。
ペット保険は、加入する大前提として健康である必要があります。その中でも野良猫は基礎疾患の有無や健康状態などの情報が分かりません。
そのため、まずは動物病院などに保護した猫を診せて、猫の健康状態や基本情報などを聞くようにしましょう。
これをする事で、保護した猫の誕生日などが概算できるので、一緒に過ごしていく場合は楽しみが増えるので、よりお勧めしたいと思います。
最後に、今回紹介した内容を纏めました。
- ペット保険に保護猫は加入できるか
- ペット保険に加入する際に気をつけておきたいこと
- 捨て猫を拾ったらどうすべきか
今回ご紹介した内容を野良猫を見つけた場合や猫を保護する時の基礎事項として使用して頂けると幸いです。
保護した猫を飼っていく際は、健康状態が一番の問題点なので、健康状態の確認に合わせてペット保険もご検討下さい。
MOFFMEでは、他にも様々なペットに関する記事を多数公開しておりますので、そちらもぜひ参考にしてみてください!