チワワの性格や特徴は?元気溌剌で凶暴?飼い方のコツや病気も解説!のサムネイル画像

チワワの性格はわがままで凶暴、と思われるかもしれませんが、実は元気溌剌で警戒心が強く、忠誠心が強い犬種です。この記事ではチワワの性格や特徴、価格、飼い方のコツやしつけ方等を紹介しています。また、チワワがかかりやすい病気や治療費、寿命等も紹介しています。

記事監修者「森下 浩志」

監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー

早稲田大学基幹理工部出身。すべてのペットのお金と健康にまつわる問題を解決したい、という強い思いからMOFFMEを立ち上げ。ファイナンシャルプランナー、損害保険(ペット保険を含む)の公的資格取得。獣医師団体などと連携をして、ペットのWEB健康診断ツールの開発も行う。

この記事の目次

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チワワの性格や特徴は?賢くて勇敢だけど飼い方に注意?

小さくて可愛らしいチワワですが、実は勇敢でとても賢い性格の持ち主です。


見た目の可愛さと飼いやすさから、日本のみならず世界的に大人気なチワワですが、どのような性格や特徴があるのでしょうか?


チワワを飼いたいと思っているけど、本当に飼いやすいのか、性格や特徴に加えお迎え方法や飼い方のコツなども気になりますよね。


そこで今回MOFFMEでは、

  • チワワの特徴・性格・見分け方
  • チワワのお迎え・購入方法
  • 飼い方のコツや注意点
  • チワワがかかりやすい病気

以上のことを中心にご説明していきます。


この記事を読んでいただければ、チワワの性格や特徴についての理解が深まり、チワワと楽しく健康的な毎日を過ごすことができます。


またMOFFMEでは、「チワワのペット保険のランキング」についても詳しく解説しておりますので、そちらもぜひご覧ください。

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チワワは忠誠心が高く献身的

チワワは世界最小の犬種で、その見た目とは違ってとても忠誠心が強い性格の持ち主です。

警戒心がとても強いため、初対面の人には懐きにくいと言われていますが、飼い主には愛情深く忠誠を尽くすタイプです。


そんなチワワの特徴や性別による性格の違いなどを詳しくご紹介いたします。

チワワの特徴

世界最小の犬種であるチワワですが、大きな瞳やピンと立った耳、短いマズル(口吻)が特徴的です。

飼いやすさとその可愛さから、常に人気上位の犬種です。

チワワの体型には、ずんぐりした体型で足が短いドアーフスリムな体型で足が長いハイオンの2種類がありますが、小柄な割に体格はがっちりとしており、動きも機敏です。

家の中を元気よく走り回る姿をよく見かけますが、そうした運動や飼い主と遊ぶだけでも1日の必要な運動量をクリアできるため、比較的飼いやすいといわれています。

また、頭は丸みのあるアップルドームで、頭頂に骨が閉じていない柔らかい部分(モレラ)があるチワワもいます。

体重は3kgを超えるチワワはほとんどおらず、1.5~3kgが理想体重とされており、体高は15~23cmほどです。

体のサイズに対して長めのしっぽは、先端から腰部に向かって丸みのあるカーブか半月形に高く持ち上がった形をしていることが多いです。

オス・メス別にチワワの性格を紹介!凶暴でわがまま?

チワワは、明るく陽気な性格の持ち主です。


しかし、警戒心が強い性格でもあるので、初対面の人には懐きにくいですが、飼い主に対しては忠実で深い愛情を示してくれます。

その警戒心の強さから、用心深く機敏なため、番犬としても役に立つといわれています。


そんなチワワですが、オスとメスによって性格に若干違いが見受けられます。


オスの性格:リーダーシップが強い

オスのチワワは、リーダーとして群れを統率しようとする意識が高く、相手よりも優位に立ちたいという気持ちが強いといわれています。


オスのチワワを飼うときは、まず飼い主がリーダーであることを教える必要があります。

自分がリーダーだと思い込んでしまうと、言うことを聞かず凶暴わがままな性格になってしまう場合があります。


メスの性格:従順でおとなしい

メスのチワワは、オスに比べてリーダーシップは強くないため、穏やかで従順であるといわれています。


また、メスには自立した性格の持ち主が多く、自分の時間や空間を大切にする傾向があるため、そういった時間や空間を確保してあげる必要があります。

チワワの被毛タイプやカラーの見分け方は?

チワワの被毛タイプには2種類ある

チワワの被毛タイプには、毛が短いスムースコート毛が長いロングコートの2種類があります。

被毛タイプ特徴
スムースコートソフトで滑らかな毛質
ロングコートサラサラとした毛質、ウェーブがかった毛並み

スムースコートの方が歴史は長く、メキシコからアメリカに持ち込まれたスムースコートタイプのチワワから、パピヨンやポメラニアンとの交配によってロングコートタイプのチワワが誕生したといわれています。


アメリカでは、スムースコートタイプのチワワがメジャーですが、日本ではロングコートタイプのチワワの方が人気が高いです。


被毛のタイプに関わらず、夏と冬には換毛期があり毛が抜けやすくなるため、ブラッシングをこまめに行ってあげてください。


チワワのカラータイプは多種多様

コンパニオン犬として歴史のあるチワワは、カラータイプが実に様々です。


単色だけでも、ブラック・レッド・チョコ・フォーン・ホワイト・クリームなどがあり、2色のパーティーカラーや3色のトライカラー、目の上にタンの斑点があるタンカラーなどがあります。


また、レアカラーとして、ブルーやグレー、イザベラ、全身がまだら模様になったブリンドル、牛のような斑点模様があるスポットなどがあります。


まれに、子犬のときの毛色が成犬になって変化する場合があります。

チワワのお迎え・購入方法は?価格や選び方も紹介!


世界最小の犬種で、飼いやすさと可愛さから大人気のチワワですが、「ぜひ家族として迎え入れたい」とお考えの方も多いと思います。


ここでは、チワワのお迎え・購入方法や価格、選び方をご紹介します。

チワワのお迎え、購入方法

チワワを家族として迎え入れたいと考えたとき、その選択肢は主に下記の3つといえるでしょう。

  1. ブリーダーから直接迎え入れる
  2. ペットショップで購入する
  3. 里親制度を利用して引き取る
それでは、それぞれの方法について詳しくご説明していきます。

ブリーダーから直接迎え入れる

チワワは人気の犬種ですので、インターネット等で簡単にブリーダーを見つけることができます。

ブリーダーを選ぶポイントとして、下記を参考に理想のブリーダーを探してみてください。
  • チワワに愛情をきちんと注いでいるか
  • しつけの基本となる「服従訓練」や「社会化訓練」を行っているか
  • 生まれてすぐに親犬と引き離していないか
  • 清潔な環境で飼育されているか
  • 衛生面はしっかりと管理されているか
購入前には、電話やメールでやりとりをして犬舎の見学に行くことをおすすめします。
利益だけを目的とした悪質なブリーダーも少なくないので、インターネット上のやりとりだけで購入を決めるのではなく、自分の目でチワワが育った環境や育てた方の人柄を確認しておくと良いでしょう。

ペットショップで購入する

チワワは、ほとんどのペットショップで店頭に並んでいます。

しかし、ペットショップにいるチワワは、長い間狭い環境で過ごしていることが多く、全ての店員さんが高い専門知識を身に着けているとは限りません。

そのため、しつけや健康状態の面では、ブリーダーから直接迎え入れるよりも心配な面が多い可能性があります。

里親制度を利用して引き取る

里親制度とは、何かしらの理由でペットを飼い続けることができなくなってしまった飼い主が、新しい飼い主を探すための制度です。

チワワは人気の犬種なので、比較的里親の募集は多いといえます。

里親制度のメリットは、ブリーダーからの受け入れやペットショップでの購入と比べて、費用をかなり大きく抑えられるという点です。

しかし、以前の生活環境から大きく変化することにより、チワワにかかるストレスが大きくなる可能性があります。

里親制度を利用して引き取るときのポイントは、チワワが慣れ親しんだ環境をできるだけ再現してあげることです。

チワワの価格、選び方

チワワの価格相場

チワワの価格は、購入方法によって少しばらつきがあります。

購入方法価格相場
ブリーダー20~30万円
ペットショップ15~25万円
里親制度2~5万円

里親制度を利用して引き取る場合には、チワワを迎えに行く交通費などの諸費用も追加になる場合があります。


チワワの選び方

たくさんの種類の中から、家族として迎え入れるチワワを選ぶときのポイントをご紹介します。
  • 被毛タイプで選ぶ
  • 毛色や模様で選ぶ
  • 性別で選ぶ
被毛タイプで選ぶ場合、長毛種のロングコートタイプ短毛種のスムースコートタイプの2種類があります。
人気が高いのはロングコートタイプですが、初心者の方には被毛の手入れが比較的簡単なスムースコートタイプがおすすめです。

毛色や模様で選ぶ場合、単色パーティーカラー(2色)トライカラー(3色)などがあります。

性別で選ぶ場合、オスとメス特有の性格を理解しておく必要があります。

明るく陽気な性格のチワワですが、オスはリーダーシップが強く、しっかりしつけをしておかないと凶暴でわがままな性格になってしまいます。
一方で、メスは従順でおとなしい性格なので、初心者の方におすすめです。

チワワの飼い方のコツや注意点、しつけ方を解説!

チワワを飼育する上で、最も多い問題が「吠え癖」です。


警戒心が強く臆病な性格のため、威嚇行動として吠えることがよくあります。

社会化期である生後8~12週のうちにしっかりとしつけをしておかないと、吠え癖が身についてしまいます。


家族以外の人や犬、音など、さまざまな刺激に慣れる機会を設けてあげましょう。

チワワはそこまで運動量が必要な犬種ではありませんが、活発で好奇心旺盛なので適度な外出はストレス発散にもつながります。


また、自信を付けさせてあげるために、失敗しても決して怒らずに成功したときは大いに褒めてあげましょう。

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チワワの飼い方を徹底解説!特徴や寿命、性格、上手なしつけ方とは?

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チワワのしつけ方を徹底解説!注意点やコツ、噛み癖等のしつけ方とは

チワワの寿命やかかりやすい病気は?ペット保険に加入しよう


小型犬特有のかかりやすい病気やチワワ特有のかかりやすい病気もありますので、日頃から健康状態のチェックや定期的な健康診断を心がけましょう。


チワワの寿命やかかりやすい病気、ペット保険についてご紹介します。

チワワの寿命やかかりやすい病気

チワワの寿命

チワワの寿命は、15歳くらいが平均といわれていますが、もちろん平均を上回って長生きするチワワもいます。

大型犬種と比べて比較的長生きするといわれています。


チワワがかかりやすい病気

また、かかりやすい病気として以下のようなものがあります。

中には、治療費が数十万円を超えるなど、高額になるケースもありますので、もしもの時のためにペット保険に加入しておくことをおすすめします。


てんかん発作を発症した場合の治療費の例

  • 入院・手術費(3泊4日):97,500円
  • 通院費(10日):80,000円
  • 合計:177,500円

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ペット保険でてんかんは補償される?症状や治療費用を徹底解説!

チワワのペット保険について

以上で見てきたようにチワワもケガや病気になるリスクがあり、もしも治療した場合は全額負担となってしまいます。


チワワのペット保険に入っておくといざという時に負担額が少なくて済みますし、治療費が高く最善の治療ができないということも防ぐことができます。


ペット保険はとても助かるものですが、掛け金がいくらなのか気になりますよね。


掛け金は、

  • 犬種の大きさ(小型犬や中型犬、大型犬など)
  • 犬の年齢
  • プラン(補償内容)
によって異なります。


犬種の大きさは大型犬になるほど高くなり、年齢も高齢になるほど掛け金が高くなる場合がほとんどです。


チワワは超小型犬または小型犬に分類されます。


プラン(補償内容)は、通院・入院・手術全てを補償するタイプや、手術のみ特化したプラン、どれか1つや2つを補償するタイプなどがあり、保険会社によってもさまざまなタイプがあります。


他にも、補償に対応していない病気(去勢、避妊手術など)や注意事項もあるため、加入前に保険会社の規約に目を通しておきましょう。 


詳しい保険の詳しい解説については以下の記事をご覧ください。

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まとめ:チワワの特徴や性格について

チワワの特徴や性格についてご説明してきましたが、いかがでしたでしょうか。


この記事のポイントは、

  • 勇敢で賢く明るい性格だが、しつけをきちんとしないと凶暴でわがままになってしまう
  • チワワを迎え入れる方法は、ブリーダー・ペットショップ・里親制度の3種類がある
  • 比較的長生きするといわれているが、病気やケガで高額な治療費を払うことになるケースがある

でした。


飼いやすさと可愛らしさから、世界的にも大人気のチワワですが、可愛いからといって甘やかしてしまうと、凶暴でわがままな性格になってしまう可能性があります。


きちんとしつけをして、飼い主との信頼関係を築き上げることで、チワワとの楽しい時間を過ごすことができるでしょう。


MOFFMEでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されていますので、是非ご覧ください。