チワワの性格はわがままで凶暴、と思われるかもしれませんが、実は元気溌剌で警戒心が強く、忠誠心が強い犬種です。この記事ではチワワの性格や特徴、価格、飼い方のコツやしつけ方等を紹介しています。また、チワワがかかりやすい病気や治療費、寿命等も紹介しています。
この記事の目次
目次を閉じるチワワの性格や特徴は?賢くて勇敢だけど飼い方に注意?
小さくて可愛らしいチワワですが、実は勇敢でとても賢い性格の持ち主です。
見た目の可愛さと飼いやすさから、日本のみならず世界的に大人気なチワワですが、どのような性格や特徴があるのでしょうか?
チワワを飼いたいと思っているけど、本当に飼いやすいのか、性格や特徴に加えお迎え方法や飼い方のコツなども気になりますよね。
そこで今回MOFFMEでは、
- チワワの特徴・性格・見分け方
- チワワのお迎え・購入方法
- 飼い方のコツや注意点
- チワワがかかりやすい病気
以上のことを中心にご説明していきます。
この記事を読んでいただければ、チワワの性格や特徴についての理解が深まり、チワワと楽しく健康的な毎日を過ごすことができます。
またMOFFMEでは、「チワワのペット保険のランキング」についても詳しく解説しておりますので、そちらもぜひご覧ください。
チワワは忠誠心が高く献身的
チワワは世界最小の犬種で、その見た目とは違ってとても忠誠心が強い性格の持ち主です。
警戒心がとても強いため、初対面の人には懐きにくいと言われていますが、飼い主には愛情深く忠誠を尽くすタイプです。
そんなチワワの特徴や性別による性格の違いなどを詳しくご紹介いたします。
チワワの特徴
オス・メス別にチワワの性格を紹介!凶暴でわがまま?
チワワは、明るく陽気な性格の持ち主です。
しかし、警戒心が強い性格でもあるので、初対面の人には懐きにくいですが、飼い主に対しては忠実で深い愛情を示してくれます。
その警戒心の強さから、用心深く機敏なため、番犬としても役に立つといわれています。
そんなチワワですが、オスとメスによって性格に若干違いが見受けられます。
オスの性格:リーダーシップが強い
オスのチワワは、リーダーとして群れを統率しようとする意識が高く、相手よりも優位に立ちたいという気持ちが強いといわれています。
オスのチワワを飼うときは、まず飼い主がリーダーであることを教える必要があります。
自分がリーダーだと思い込んでしまうと、言うことを聞かず凶暴でわがままな性格になってしまう場合があります。
メスの性格:従順でおとなしい
メスのチワワは、オスに比べてリーダーシップは強くないため、穏やかで従順であるといわれています。
また、メスには自立した性格の持ち主が多く、自分の時間や空間を大切にする傾向があるため、そういった時間や空間を確保してあげる必要があります。
チワワの被毛タイプやカラーの見分け方は?
チワワの被毛タイプには2種類ある
チワワの被毛タイプには、毛が短いスムースコートと毛が長いロングコートの2種類があります。
被毛タイプ | 特徴 |
---|---|
スムースコート | ソフトで滑らかな毛質 |
ロングコート | サラサラとした毛質、ウェーブがかった毛並み |
スムースコートの方が歴史は長く、メキシコからアメリカに持ち込まれたスムースコートタイプのチワワから、パピヨンやポメラニアンとの交配によってロングコートタイプのチワワが誕生したといわれています。
アメリカでは、スムースコートタイプのチワワがメジャーですが、日本ではロングコートタイプのチワワの方が人気が高いです。
被毛のタイプに関わらず、夏と冬には換毛期があり毛が抜けやすくなるため、ブラッシングをこまめに行ってあげてください。
チワワのカラータイプは多種多様
コンパニオン犬として歴史のあるチワワは、カラータイプが実に様々です。
単色だけでも、ブラック・レッド・チョコ・フォーン・ホワイト・クリームなどがあり、2色のパーティーカラーや3色のトライカラー、目の上にタンの斑点があるタンカラーなどがあります。
また、レアカラーとして、ブルーやグレー、イザベラ、全身がまだら模様になったブリンドル、牛のような斑点模様があるスポットなどがあります。
まれに、子犬のときの毛色が成犬になって変化する場合があります。
チワワのお迎え・購入方法は?価格や選び方も紹介!
世界最小の犬種で、飼いやすさと可愛さから大人気のチワワですが、「ぜひ家族として迎え入れたい」とお考えの方も多いと思います。
ここでは、チワワのお迎え・購入方法や価格、選び方をご紹介します。
チワワのお迎え、購入方法
チワワを家族として迎え入れたいと考えたとき、その選択肢は主に下記の3つといえるでしょう。
- ブリーダーから直接迎え入れる
- ペットショップで購入する
- 里親制度を利用して引き取る
- チワワに愛情をきちんと注いでいるか
- しつけの基本となる「服従訓練」や「社会化訓練」を行っているか
- 生まれてすぐに親犬と引き離していないか
- 清潔な環境で飼育されているか
- 衛生面はしっかりと管理されているか
チワワの価格、選び方
チワワの価格相場
チワワの価格は、購入方法によって少しばらつきがあります。
購入方法 | 価格相場 |
---|---|
ブリーダー | 20~30万円 |
ペットショップ | 15~25万円 |
里親制度 | 2~5万円 |
里親制度を利用して引き取る場合には、チワワを迎えに行く交通費などの諸費用も追加になる場合があります。
チワワの選び方
- 被毛タイプで選ぶ
- 毛色や模様で選ぶ
- 性別で選ぶ
チワワの飼い方のコツや注意点、しつけ方を解説!
チワワを飼育する上で、最も多い問題が「吠え癖」です。
警戒心が強く臆病な性格のため、威嚇行動として吠えることがよくあります。
社会化期である生後8~12週のうちにしっかりとしつけをしておかないと、吠え癖が身についてしまいます。
家族以外の人や犬、音など、さまざまな刺激に慣れる機会を設けてあげましょう。
チワワはそこまで運動量が必要な犬種ではありませんが、活発で好奇心旺盛なので適度な外出はストレス発散にもつながります。
また、自信を付けさせてあげるために、失敗しても決して怒らずに成功したときは大いに褒めてあげましょう。
チワワの寿命やかかりやすい病気は?ペット保険に加入しよう
小型犬特有のかかりやすい病気やチワワ特有のかかりやすい病気もありますので、日頃から健康状態のチェックや定期的な健康診断を心がけましょう。
チワワの寿命やかかりやすい病気、ペット保険についてご紹介します。
チワワの寿命やかかりやすい病気
チワワの寿命
チワワの寿命は、15歳くらいが平均といわれていますが、もちろん平均を上回って長生きするチワワもいます。
大型犬種と比べて比較的長生きするといわれています。
チワワがかかりやすい病気
また、かかりやすい病気として以下のようなものがあります。
チワワのペット保険について
以上で見てきたようにチワワもケガや病気になるリスクがあり、もしも治療した場合は全額負担となってしまいます。
チワワのペット保険に入っておくといざという時に負担額が少なくて済みますし、治療費が高く最善の治療ができないということも防ぐことができます。
ペット保険はとても助かるものですが、掛け金がいくらなのか気になりますよね。
掛け金は、
- 犬種の大きさ(小型犬や中型犬、大型犬など)
- 犬の年齢
- プラン(補償内容)
犬種の大きさは大型犬になるほど高くなり、年齢も高齢になるほど掛け金が高くなる場合がほとんどです。
チワワは超小型犬または小型犬に分類されます。
プラン(補償内容)は、通院・入院・手術全てを補償するタイプや、手術のみ特化したプラン、どれか1つや2つを補償するタイプなどがあり、保険会社によってもさまざまなタイプがあります。
他にも、補償に対応していない病気(去勢、避妊手術など)や注意事項もあるため、加入前に保険会社の規約に目を通しておきましょう。
詳しい保険の詳しい解説については以下の記事をご覧ください。
まとめ:チワワの特徴や性格について
チワワの特徴や性格についてご説明してきましたが、いかがでしたでしょうか。
この記事のポイントは、
- 勇敢で賢く明るい性格だが、しつけをきちんとしないと凶暴でわがままになってしまう
- チワワを迎え入れる方法は、ブリーダー・ペットショップ・里親制度の3種類がある
- 比較的長生きするといわれているが、病気やケガで高額な治療費を払うことになるケースがある
でした。
飼いやすさと可愛らしさから、世界的にも大人気のチワワですが、可愛いからといって甘やかしてしまうと、凶暴でわがままな性格になってしまう可能性があります。
きちんとしつけをして、飼い主との信頼関係を築き上げることで、チワワとの楽しい時間を過ごすことができるでしょう。
MOFFMEでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されていますので、是非ご覧ください。