

この記事の監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー
2018年に早稲田大学基幹理工学部に入学。保険×テックの領域で保険業界をイノベーションをしていく姿勢に共感し、「ほけんROOM」の運営に参画。2019年にファイナンシャルプランナー、損害保険募集人資格を取得。
この記事の目次
目次を閉じるハリネズミにペット保険は必要?
最近ペットとして人気急上昇中のハリネズミですが、ハリネズミにペット保険は必要なのでしょうか。
こんな小さな体に大きな医療費がかかるとも思えず、保険に入るのを躊躇している飼い主さんもいるのではないでしょうか。
今は元気だから病気にかかったときに考えようと、ゆったり構えているかもしれませんね。
しかしハリネズミは病気にかかりやすく、適切な治療を受けなければたった2~3年で死んでしまうことも少なくありません。
ハリネズミにこそ、ペット保険は必要です。
そこで、今回「MOFFME」ではハリネズミのペット保険について、
- ハリネズミがかかりやすい病気
- ハリネズミの治療費
- ハリネズミにおすすめのペット保険
以上のことを中心にお伝えしていきます。
この記事を読めば、あなたの可愛いハリネズミが病気になっても安心して治療を受けられるようになるはずです。
今すぐハリネズミの保険を探している方は以下のボタンから資料請求をしてみてください!
ハリネズミにもペット保険は必要!理由を解説します
野生下のハリネズミは3年ほどで死んでしまいますが、飼われているハリネズミは5~10年も生きると言われています。
しかしそれは、飼い主がしっかりハリネズミの病気への対応をしているのが前提です。
ハリネズミにとってのペット保険の必要性を考えるにあたっては、
- ハリネズミは病気にかかりやすい
- ハリネズミの治療費が高額になる場合もある
この二つの事実をしっかり認識しておかなければなりません。
それぞれの内容を、具体的に解説していきます。
ハリネズミの事実①:ハリネズミは病気にかかりやすい
残念ながら、ハリネズミは病気にかかりやすい動物です。
ハリネズミの病気には、軽微なものから命に関わるものまで、さまざまな種類があります。
以下で、ハリネズミが特にかかりやすい病気について解説していきます。
皮膚病
ハリネズミは、皮膚トラブルを抱えがちです。特に多いのはに「ダニ症」と「真菌症」で、ダニやカビによって発生します。
やたら痒がるようになってフケが多くなり、針がどんどん抜けてしまうこともあります。
ハリネズミは輸入されることが多く、ペットショップに来る前から感染していることもあるため、お迎えしたらすぐに病院で検診を受けておきましょう。
腫瘍
腫瘍もハリネズミが発症しやすい病気の一つです。腫瘍には良性と悪性がありますが、ハリネズミの場合は8割が悪性腫瘍(がん)です。
3歳以上の高齢ハリネズミがかかりやすく、患部のしこり・腫れ・体重減少・食欲不振・下痢・腹・患部の出血などが現れます。
治療法には、外科手術や抗がん剤の投与があります。症状が悪化すれば多くは死に至るので、早期発見かつ早期治療につとめましょう。
歯周病
人間と同じく高齢になると起こりやすく、歯茎の腫れ・歯の脱落・口臭などの症状がみられます。
歯の汚れから細菌が繁殖することが原因で、細菌が全身にまわって内臓障害を起こすこともあります。
治療には、歯石の除去や抗生剤投与が必要です。ドライフードや昆虫など繊維質の多いエサを与え、かじれるおもちゃを与えて歯垢の蓄積を防ぎましょう。
プルプル症候群
ハリネズミ特有の神経系の病気で、ふらつき症候群とも呼ばれます。後ろ足の震え、四肢の障害、排泄困難と症状は進み、ほとんどが死に至ります。
原因不明の難病であるため、根本的な治療法はありません。
もし発症してしまったなら、なるべくストレスのない環境で愛情を込めて最期まで見守ってあげるしかありません。
ハリネズミの事実②:治療費が高額になる場合もある
ペットの医療費は、人間に比べて高額になりがちです。
人間は健康保険が使えますが、ペットの治療費は基本的に自由診療であるため全額自己負担になってしまいます。
医療費は動物病院により大きく異なりますが、参考として平均的なハリネズミの治療費を、疾患別にお伝えします。
- 健康診断…3,000円程度
- ダニ症…5,000円~2万円(検査費・初診料・再診料・薬代など)
- 腫瘍等の手術…5万円~30万円(入院費・手術費用を含む)
- 薬代…1,500円~1万5,000円
同じ病名であっても、もちろん病状が進めば進むほど治療費も高くなります。
ちなみにメスのハリネズミは、他の動物と比較して子宮がんになる可能性が高いと言われていますが、子宮全摘出の手術費用が全部で30万円以上になったという例もあります。
治療費が高額になると、すぐには払えない場合もあることでしょう。
分割払いする方法や「ハリネズミ貯金」をしておくという方法もありますが、ペット保険に入っておけば、より確かな安心を得ることができます。
ハリネズミにおすすめのペット保険を紹介!
ここまで、ハリネズミにペット保険が必要である理由をお伝えしてきました。
病気になる可能性はもちろん個体差がありますが、年齢が上がるにつれて通院の機会は増えていくことと思います。
現在ハリネズミでも加入できるペット保険は、SBIプリズム少短の「プリズムコール®︎」のみです。
以下では「プリズムコール®︎」について説明していきます。
SBIプリズム少短「プリズムコール®︎」(うさぎ等小動物プラン)
SBIプリズム少短「プリズムコール®︎」

保障内容
うさぎ等小動物プランには「グリーンプランⅡ」「オレンジプランⅡ」「ホワイトプランⅡ」の3つのプランがあります。
以下ではプランごとの保険金や保険料について紹介します。
グリーンプランII | オレンジプランⅡ | ホワイトプランⅡ | |
---|---|---|---|
加入年齢 | 満4歳未満 | 満4歳未満 | 満4歳未満 |
入院補償限度額/年間日数 | 10,000円/60日 | 8,000円/30日 | 10,000円/30日 |
通院補償限度額/年間日数 | 5,000円/60日 | 4,000円/30日 | 保障されません |
手術補償限度額/年間回数 | 90,000円/2回 | 60,000円/2回 | 150,000円/2回 |
保険料(月払) | 4,230円 | 3,670円 | 1,910円 |
保険料(年払) | 46,560円 | 40,400円 | 21,080円 |
※詳しい保険料、保障内容につきましては、重要事項説明書をご確認ください。
「グリーンプランII」は日常の通院から手術までに手厚く備えた内容、「ホワイトプランII」は入院と手術を重視した内容、「オレンジプランII」はバランスよく通院・入院・手術を保障した内容になっています。
加入時の注意点
「うさぎ等小動物プラン」加入時に注意しておきたいのは、以下のことです。
- 待機期間の14日が過ぎなければ保障されない
- どうぶつ健保対応病院であっても、一旦すべて立て替える必要がある
- 健康な状態でしか加入できない
- 先天性疾患は保障されない
- 新規加入は生後30日~4歳未満
比較的高齢でも加入できますが、待機期間があることには注意しましょう。
SBIプリズム少短「プリズムコール®︎」の特長とは
SBIプリズム少短「プリズムコール®︎」の特長は、保険金額を限度に治療費を100%保障する点です。
また、年齢があがっても保険料が変わらないのも「プリズムコール®︎」の特長です。
高齢になるにつれて病気に罹る可能性や怪我をしてしまう可能性は上がってくると思われますが、そんな時にこそ「プリズムコール®︎」の特長が生かされますよね。
今すぐ加入したい方は以下のボタンから資料請求・申込みをしてみてはいかがでしょう。
まとめ:ハリネズミにおすすめのペット保険について
ハリネズミのペット保険についてお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。
この記事のポイントは、
- ハリネズミは、さまざまな種類の病気にかかる可能性がある
- 場合によっては治療費が数十万円かかることもある
- ペット保険に加入することで、突然の高額な治療費に備えることができる
- ハリネズミでも加入できるペット保険は、SBIプリズム少短の「プリズムコール®︎」
以上のことでした。
ハリネズミのペット保険に入るか入らないか、どのプランにするかというのは難しい選択です。愛情をこめて手厚いプランを選んでも、途中で保険料を支払えなくなっては意味がありません。
ご自身に合ったペット保険のプランを比較・検討することが何よりも大切です。
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