猫団子とは、猫が丸まってお団子のようになること!その理由を解説!のサムネイル画像

猫団子とは、猫同士がくっついて寝る可愛すぎる行動のことです。お互い頭から尻尾までくっつけ、丸まるようにくっつきます。この猫団子は、猫が寒い時や安心したい時によく見られる行動です。この記事では、そんな猫団子について解説していきます。

記事監修者「森下 浩志」

監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー

早稲田大学基幹理工部出身。すべてのペットのお金と健康にまつわる問題を解決したい、という強い思いからMOFFMEを立ち上げ。ファイナンシャルプランナー、損害保険(ペット保険を含む)の公的資格取得。獣医師団体などと連携をして、ペットのWEB健康診断ツールの開発も行う。

この記事の目次

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ねこはなぜ猫団子をする?猫だんごの様子や理由を解説!

猫はなぜ、猫団子をするのでしょうか。飼っている猫が数匹いる場合、猫団子になっている様子を見たことがあるでしょう。

とても可愛らしい様子ですが、なぜ猫団子になるのか不思議に思っていた人も多いのではないでしょうか。

そもそも猫団子とはどういったことを示しているのでしょうか。また、なぜ猫団子をするのかについても詳しく解説します。

今回「MOFFME」では、
  • 猫団子とはどんな様子?猫同士がくっついて寝る様子のこと
  • なぜ猫団子をする?猫が仲良しで固まって寝る理由
  • 猫団子をしやすいのはどんな猫?
  • 猫団子の作り方、かわいい猫団子はどんな場面で見られる?
について説明します。

今まで疑問に感じていた人も多いかもしれませんので、これから解説する内容をじっくりとチェックしてください

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猫団子とはどんな様子?猫同士がくっついて寝る様子のこと


そもそも、猫団子とはどんな様子を指しているのでしょうか。初めて聞いた人もいるかもしれませんが、猫団子とは、猫同士がくっついて寝る様子のことです。

猫同士が一緒に丸まって寝ている様子が、まるで団子のように見えることからこう呼ばれています。猫団子はとくに冬の寒い時期に見られます。

子猫でもこうした行動を取ることが多く、子猫同士で団子になってかたまって寝ている姿はとても可愛いです。

その猫団子のかたまり方はとくに共通点はなく、寝ている最中に寝返りなどで離れることもありますが、気が付いたらまた一緒になってかたまって寝ていますので、こうした姿も可愛く見えます

喧嘩をしている猫同士でも、寝るときには一緒に団子になって寝ていることもあります。

なぜ猫団子をする?猫が仲良しで固まって寝る理由


なぜ、猫は団子になって寝るのでしょうか。猫団子になっているその姿はとても可愛いですが、そういった寝方をなぜするのか疑問に感じていた人も多いでしょう。

喧嘩をしていた猫でも、寝るときには団子になって寝る傾向があるため、猫団子には大きな意味があります

猫団子をする理由として、寒いからという理由はイメージできるかもしれませんが、実はこうした理由以外にも、猫団子をする目的があります。

その理由について解説しますので、確認をしてください。

この項目では、
  • ①:寒いから
  • ②:猫同士で一緒に寝ると、密着して安心するから
  • ③:同居の猫同士で仲良くなったから
  • ④:周囲に警戒しているから
について詳しく解説しますので、ぜひチェックしてください

①:寒いから

まず、猫団子になる最も多い理由は、寒いからです。多くの人が理解をしている通り、猫は寒いのが苦手です。

冬になるとこたつから出てこない猫もいるくらいです。

寒さが苦手な猫は、寝るときには少しでも暖かくなるように、猫同士で重なって寝ます。一緒に合さって寝ることで、かなり暖かくなります。

一匹の猫でも、寒い日には丸まって寝ますが、これは少しでも体温を下げないためです。

猫同士で重なることで、体温を下げることなく快適に寝れるのはイメージできるでしょう。ちなみにこの猫団子は、秋頃から見られます。

秋頃から猫同士が重なって寝ているようなら、猫も寒く感じてきたと思っていいでしょう。

猫団子が始まったときに、必要であれば猫用の毛布などを出してあげるのもいいでしょう。

②:猫同士で一緒に寝ると、密着して安心するから

猫は一人でいることが多いイメージです。そのため、密着することを好まないと想像するかもしれませんが、意外に寂しがりな面もあります。

寂しく感じている場合は、なでてあげると猫は安心感を得られるのです。こうした安心感は、猫同士でも感じるようです。

つまり、猫団子をするときには、安心感を求めているとも考えられます。

とくに寝ているときには不安になることもあるため、猫同士で密着して寝ているのです。

もし、寒い冬でもないのに猫団子になっているなら、安心感を求めている可能性もあります。

こうした行動は、猫同士だけではなく、人間にも求めることがあります。

普段は一人で寝ているのに、なぜか人間の布団に入ってきたというときには、密着して安心感を得たいと思っているかもしれません。

③:同居の猫同士で仲良くなったから

猫同士も相性があるようです。兄弟や親子、そして同居している猫同士が仲良くなった場合も、猫団子になって寝ることがあります。

性別が同じでも、仲良くなれば猫団子になるようです。猫は相手のことが好きになると、ピッタリとくっついて離れなくなります。

起きているときにも、仲良く一緒に行動をしたり遊んだり、じゃれたりすることがありますが、寝ているときにも離れたくないという気持ちになるのでしょう。

また、こうした中の良さは複数匹いても成立するようです。複数匹の猫同士が仲が良くなれば、常に一緒に行動をします。

そのため、冬の寒い時期ではなくても、猫団子になって一緒に仲良く寝ます

こうした姿を見ると、どんな飼い主でも可愛いと感じてしまうでしょう。

④:周囲に警戒しているから

猫団子になっているときは、猫同士が仲がいいから、一緒にいたいのだと考えるでしょう。

しかし、実は警戒心が強くなっているときにも猫団子になります。何らかの不安に襲われているとき、同じ猫同士で見を守るように猫同士になります。

また、こうした強い警戒心を持っているときには、ストレスもかなり溜まっています。

不安やストレス心が強くなると、そうした気持ちを発散させるために猫同士で固まるとも考えられます。

また、猫に限らず脊椎動物の多くは、不安な気持ちになると本能的にお腹を守ります。きるために必要な器官がお腹に集中しているからです。

猫同士でお腹を守るように丸まっているときには、周囲に警戒をしているときかもしれません

⑤:体調が良くないから

猫団子になっている姿は、なんとも微笑ましいように見えますが、もしかするとその理由は体調が良くないからかもしれません。

実際に猫の調子が悪いときには、団子状になって寝ることはよくあることです。

猫に限らず、野生の動物でも体調が悪いときには体力を維持するために丸まって寝ることはあります。

また、体調が良くないときには、体温を本能的に温めようとするため、猫団子になります。

もし、飼っている猫があまり動こうとしない、起きているときにも猫団子になろうとしている場合は、体調が良くないことを疑ってみてください。

また、体調が悪いのかどうか判断ができない場合は、迷うことなく、専門のクリニックに相談をすることをおすすめします

猫団子をしやすいのはどんな猫?


猫団子はどのような猫でも起こす行動ですが、中でも猫団子をしやすい猫がいます


猫も好き嫌いがあるため、どのような猫にでも猫団子をするわけではありません。


敵対関係にあるような猫同士の場合は、猫団子をすることはなく、そもそも一緒に寝るようなこともありません。


猫団子をしやすい猫を知ることで、その猫同士の関係性もはっきりするでしょう。


この項目では、

  • ①:友好的な猫・仲良し同士の猫
  • ②:血縁関係がある猫
  • ③:子猫
  • ④:冷え性の猫
という猫団子をしやすい猫について詳しく解説していきます。

もし自分が飼っている猫が、いつも猫団子をしている場合は、もしかするとかなり相性が良い猫同士なのかもしれません。

気になる人は、次の項目をぜひチェックしてください。

①:友好的な猫・仲良し同士の猫

猫団子をしやすい猫は、友好的で仲良しな猫同士と言えるでしょう。


寒い時期でもないのに、猫団子をして寝ている猫同士の場合は、フレンドリーな関係であることは間違いないでしょう。


もともと仲が良い猫同士でなくても、一緒に住んでいることで猫は仲良くなることがあります。


また、猫同士でなくても、他の種類の動物でも猫は仲良しになると猫団子を求める傾向にあります。


ただし、人間にこうした行動を起こすことはあまりありません。


猫同士だからこそ、こうした行動を起こしますので、やはり猫同士で何らかの特別なコミュニケーションを求めているのだと言えます。


猫同士で猫団子をしている姿を見れば、飼い主もほっこりとした気持ちになります。

②:血縁関係がある猫

また、血縁関係がある猫同士の場合も、猫団子をすることが多いです。


親子に限らず、兄弟においても血縁関係がある場合に猫団子になることが多いため、猫同士でも血縁関係を大切にしていることがわかります。


とくに、子供の頃からずっと一緒に暮らしている場合は、そうした行動を起こすことが多く、お互いが信頼関係を持っているように見えます。


また、親子や兄弟などの血縁関係のある猫は、子供の頃から大人になるまで、生涯仲が良いことが多いです。


一人でいるイメージの強い猫ですが、血縁関係をとても大切にして、場合によっては相手を守ることもあるようなので、血縁関係同士の猫はとくに深い感情で繋がっているといえます。


親子や兄弟の猫を飼っている場合は、しっかりと確認してみましょう。

③:子猫

猫団子をする猫の多くは子猫です。子猫の中でも生後5ヵ月くらいの猫については、この猫団子を頻繁にします。


子猫はどうしても本能的にぬくもりを求めていますので、親猫や兄弟の猫に限らず、猫同士でくっつきたくなるようです。


また、子猫は自分の身を守るために猫団子をする傾向もあります。


これも本能的な行動であり、とくに子猫は大人の猫に比べて警戒心がとても薄いために、寝ているときには自分の身を守ろうとして猫団子になるようです。


生後5ヵ月くらい経った猫の場合、もし兄弟と一緒に暮らしているときには親猫よりも兄弟の猫と猫団子をする傾向もありますので、兄弟の猫を飼っている場合は、じっくりとその様子を観察してみましょう

④:冷え性の猫

寒い時期には猫団子になる猫が多いですが、中でも冷え性の猫は普段からこうした行動を取りやすいです。


猫の中にも人間と同じように冷え性のタイプがおり、そうした猫は自分の体を暖めようと猫団子をするのです。


そうした冷え性タイプの猫の特徴は、冬になるとヒーターの前から離れないことや、常に暖かい場所を探して移動をする傾向にあります。


また、寒い時期はほとんど外に出ないなどの行動を起こす猫も、冷え性の可能性があります


おそらくこうした項目に当てはまる猫は、数匹の猫を飼っている場合は猫団子になって寝ているはずです。


冷え性の猫は意外に多く、犬と比べても多いと言われています。冷え性の猫は、寝ているときだけではなく、普段から猫同士でくっついて過ごすことも多いです。

猫団子の作り方、かわいい猫団子はどんな場面で見られる?


猫団子はどういった場所で見られるのでしょうか。猫も最適な環境が整わなけば、猫団子をしないことがあります。


もし、どうしても猫団子をしている姿を見たいと思っているなら、猫団子をしてくれる環境を整えてみてください


猫は基本的には、寒い時期に猫団子になります。また、いくら寒くても落ち着かない場所では猫団子になることを嫌います。


こうしたことを踏まえて、猫団子になれる場面を作ってみてください。


この項目では、

  • ①:日当たりが良い場所・暖かい場所
  • ②:ゆったりとできる場所
  • ③:猫が寒いと感じる場所
という内容で、猫団子になれる場面の作り方について詳しく解説します。

一度その場所を好んでくれると、猫はいつでもそこで猫団子になってくれるはずです。

①:日当たりが良い場所・暖かい場所

猫団子を作る場合は、まずは日当たりが良い場所、暖かい場所を探してください

冬の寒い季節でも日当たりが良く、暖かい場所なら猫はそうした場所に自分から向かうはずです。

もちろん、そうした場所が家の中にあっても猫が入れないようになっていれば意味がありません。

猫が入れるようにしておけば、猫はすぐにその場所に向かうでしょう。そうした日当たりの良い場所で、猫団子を作ります。

また、猫が一匹の場合でもそうした暖かい場所で丸まって団子のようになってくれます。

数匹の猫を飼っている場合でも、おそらくその暖かい場所に一緒にいるはずです。もし、その場所の居心地が良ければ、冬の間はそこから離れないかもしれません

家の中にそうした場所がないか、じっくりと探してみてください。

②:ゆったりとできる場所

猫団子になってくれる場所として、ゆったりとできる場所であることも条件になります。ゆったりとできる場所とは、猫にとっての天敵がいない場所です。

他の種類の動物がいれば、そこは猫にとって落ち着く場所にはなりません。

また、ゆったりとできる場所の条件として、騒音や雑音がない場所であることも条件になります。

のんびりと寝たいのに、騒音や雑音が聞こえるようならそうした場所は猫は選びません。

また、のんびりとできる場所を見つけても、最初はなかなか気を許してくれないかもしれません。

猫が何度かその場所に足を運び、安心できると確信すれば、その場所から離れなくなるでしょう。

こうした環境を飼い主が作ってあげることで、猫団子が見れるようになるかもしれません。

③:猫が寒いと感じる場所

暖かい場所を見つけてあげることも、猫団子が作れるポイントになりますが、反対に猫が寒いと感じる場所を見つけることもポイントになります。

あえて猫が寒いと感じる場所を作れば、数匹の猫がいれば自然と猫団子になってくれます。

むしろ暖かい場所よりも寒いと感じる場所の方が、猫団子になる可能性は高いかもしれません。

ただし、そうした環境を作るときには、猫が数匹いることが条件になります。数匹いることで、猫同士が本能的にくっつきますので、猫同士が見れるかもしれません。

また、猫同士がもともと中が良いことも条件になります。

仲が極端に悪ければ、せっかく寒い環境を作っても猫同士になることなく、各々で離れて寝てしまうかもしれませんので注意してください。

まとめ:猫団子は仲良しのサイン!

猫団子をしていることは、猫同士が仲が良いサインです。


猫は寒いからという理由だけではなく、相手のことが好きだから触れ合いたいという感情からも猫団子になることがわかったでしょう。


ただし、中には病気を患っていることもありますので、飼い主はしっかりとその状況を見極めることも大切です。


この記事では、

  • 猫団子とは猫同士がくっついて寝ること
  • 猫同士が仲が良いから猫団子になって寝る
  • 寒い時期や不安に感じているときにも猫団子になる
  • 体調が悪いときにも猫団子になることがあるため注意する
  • 日当たりが良い場所で猫団子になりやすい
  • 猫団子をするには落ち着く場所であることも重要
以上の内容を詳しく解説してきました。

可愛い猫団子の姿をぜひ、チェックしてみてください。

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