内容をまとめると
- 猫の平均体重は3.2kg〜4.5kgだが、品種や性別によっても異なる!
- 「痩せすぎ・肥満」の状態は病気を引き起こす可能性があるため体重管理は徹底しよう
- 猫の治療費用は全額自己負担のため、万が一に備えてペット保険への加入がおすすめ!
猫は子猫から成猫になるに従い、体重がどんどん増えていきます。そのため、猫の体重表を日ごろからチェックすることが大切です。猫の体重や大きさ・サイズは、猫の体重表・早見表に記載されています。猫が肥満にならないよう、ご飯の量や餌の量を適切に管理してあげましょう。
この記事の目次
目次を閉じる猫の標準体型はどれくらい?品種・年齢別、猫の体重表を解説!
猫の標準体型はどのくらいでしょうか。自分が飼っている猫がどのくらいの体重なのか、測ったことはありますか。
そして、その体重は標準的な体重なのか気になったことはありませんか。猫の体重は、品種や年齢などにより大きくことなります。
そのため、しっかりと今飼っている猫の品種や年齢に合わせて確認する必要があります。
ただし、同じ種類の猫でも個体差が大きいため、あくまで目安として考えましょう。
今回「MOFFME」では、
- 猫の平均体重はどれくらい?猫の体重の目安や基準
- 猫のボディコンディションスコアとは?
- 猫の体格の測り方は?
- 猫が痩せてる!猫の体重が減っている原因・対策と気を付ける病気
- 猫が太ってる!猫の体重が増えている原因・対策と気を付ける病気
- 太りやすい猫ってどんな猫?
について詳しく解説します。
猫の体重表についても気になる人は、ぜひチェックしてくださいね。
またMOFFMEでは、「ペット保険のランキング」についても詳しく解説しておりますので、そちらもぜひご参考にしてください。
猫の平均体重はどれくらい?猫の体重の目安や基準
モデル:ふわ
猫の平均体重はどのくらいでしょうか。猫の体重の目安や基準を知ることで、今飼っている猫の体重が適切なのかどうかがある程度わかるでしょう。
猫の体重は品種や年齢により、その平均体重は異なります。また、オスとメスとで体重は異なるのかについても気になるポイントです。
人間でも、男性と女性とでは同じ年齢でも平均体重差はあります。同じように、猫にもそうした違いがあるのか気になりポイントです。
品種や年齢別に表にして解説もしますので、ぜひチェックしてください。
この項目では、
- 猫の平均体重は、3.2kg ~ 4.5kg
- 猫の体重表(年齢別)
- 猫の体重表(品種別)
- オスとメスで体重は異なる?
猫の平均体重は、3.2kg ~ 4.5kg
猫は一般的に、平均的な体重は3.2kgから4.5kgほどです。この平均的な体重とは、猫が生まれて約1年経過した頃の体重です。
1年か経過してからは、それほど体重の変化は大きく変わりませんので、大人になった猫の平均的な体重は3.2kgから4.5kgと考えていいでしょう。
猫の年齢は1年で人間の20歳くらいの年齢になります。つまり、1年で成猫ということになり、この頃から成長は一気に止まります。
そのため、1年までは猫はどんどんと体重も増えていきます。
餌を食べる量も多く、同じように体重も増えていきますが、1年経過すれば体重も止まり、おおよそ3.2kgから4.5kgくらいで落ち着きます。
ぜひ自分が飼っている猫と比べてみてください。
猫の体重表(年齢別)
さらに猫の体重について詳しく知りたい場合は、これから解説する年齢別の猫の体重表を確認してください。これはあくまでも、標準的な猫の体重表です。
この体重表から少し外れていても、とくに問題視する必要はないでしょう。
ただし、大きくずれているような場合は、警戒する必要があるかもしれません。体重の変化や平均的な体重の大きなズレは、健康に問題がある可能性もあります。
そのため、この年齢別の猫の体重表をチェックして、自分が飼っている猫がどのような健康状態なのかも合わせてチェックしてみてください。
年齢 | 平均体重 |
---|---|
生後0週間 | 100g前後 |
生後1ヵ月 | 約150~200g |
生後3ヵ月 | 約1.0㎏~1.5㎏ |
生後12ヵ月 | 約3.2~4.5㎏ |
先ほどの解説した通り、猫は1年で人間の成人の年齢に達しますので、生後12ヵ月を超えた時点で体重の増加はほとんどなくなります。
ただし、猫が普段から食べているエサやお菓子によっては、生後12ヵ月を超えても増えていくことがあります。
高カロリーなエサなどを食べれば食べるほど、太っていきますので飼い主は気を付ける必要があるでしょう。
この年齢別の平均的な猫の体重表と照らし合わせてエサの改善などをするのもいいかもしれせん。
猫の体重表(品種別)
年齢別の猫の体重は理解ができたかもしれませんが、これはあくまでも一般的な猫の種類の体重表です。
この年齢別の猫の体重表と合わせて、これから解説する品種別の猫の体重表もチェックする必要があります。
品種別の猫の体重は、その猫の体の大きさによって異なります。
それほど大きな違いはありませんが、当然、大柄な体系の品種の場合は、平均的な体重も、一般的な猫の体重に比べて重たくなります。
そのため、年齢別で確認するだではなく、品種別の猫の体重表とも組み合わせて確認しておく必要がありますが、個体差が大きいためあくまで目安にしてBCS(ボディコンディションスコア)を指標にしましょう。BCSにつては、後述で詳しく解説しております。
品種 | 平均体重 |
---|---|
日本猫 | 3.0㎏~5.0㎏ |
アメリカ・ショートヘアー | 3.0㎏~5.0㎏ |
スコティッシュ・フォールド | 3.0㎏~6.0㎏ |
シャム猫 | 2.5㎏~3.5㎏ |
日本猫は、まさに一般的な猫の体重と言えるでしょう。
アメリカ・ショートヘアーも、見る限り、日本猫のような体系と大きく変わらないため、成猫になった後の体重は平均的な猫の体重と変わりません。
しかし、スコティッシュ・フォールドは見るからに大きな体のため、一般的な猫よりも平均的な体重は重たい傾向にあります。
ジャム猫はスリムな体型のため、思った通り、平均的な体重はかなり軽いです。自分が飼っている猫の種類と照らし合わせてチェックしてみてください。
オスとメスで体重は異なる?
猫のボディコンディションスコアとは?
モデル:ふわ
猫でも犬でも人間でも、体重から健康状態を把握する方法は一般的です。体重の変化により、病気にかかっているかもしれないという判断にもなります。
これはボディコンディションスコアと呼ばれており、そのスコアをチェックすることで、どういった健康状態にあるのかをある程度把握することができるのです。
1 | 3 | 5 |
---|---|---|
痩せすぎ | 理想体型 | 太り過ぎ |
助骨が脂肪に覆われていない、容易に触ることができる | 助骨は少しだけ脂肪に覆われており触ることができる | 脂肪はかなり厚い脂肪に覆われており触ることはできない |
腰部は容易に触ることができる | 腹部はなだらかな隆起を感じることかできる | 腹部はかなリ厚い脂肪に覆われ弾力も感じられる |
体型は横から見ると腹部のへこみはかなり深く見える、上から見ると極端な砂時計型をしているのが特徴 | 体型は腹部はごく薄い脂肪に覆われているように見える、 腰に適度なくびれがあるのが特徴 | 体型はとても厚い脂肪に覆われているため、どの角度から見てもくびれはない |
表の数値の計算方法は、安静時エネルギー必要量(RER)=70(体重kg)の0.75乗で計算できます。
実際に飼っている猫のボディコンディションスコアを計算してみて当てはめてみましょう。
猫の体格の測り方は?
モデル:ふわ
猫はどうやって体重を測るべきでしょうか。
猫の健康状態を把握するには、飼っている猫の体重を知ることが重要です。
しかし、間違った測り方をしてしまうと、健康状態を正確に把握することはできなくなります。
そのため、これから解説する猫の体重の正しい測り方を確認して、飼っている猫の健康状態を正しく把握してください。
また、猫の体重だけではなく、体長の測り方も合わせて解説します。体重を測ったことがある飼い主でも、体長を測ったことはない人は多いのではないでしょうか。
猫の体長の測り方を知っておけば、どのくらい成長したのかの把握にも繋がります。
この項目では、
- 猫の体重の測り方
- 猫の体長の測り方
猫の体重の測り方
猫の体長の測り方
猫が痩せてる!猫の体重が減っている原因・対策と気を付ける病気
モデル:ふわ
ここまで説明をした猫の体重などの測り方を行い、さらには猫の体重表などとも照らし合わせて、飼っている猫が痩せていると感じたときにはどうすればいいでしょうか。
猫の体重表はあくまでも大まかな基準ですが、この猫の体重表よりも大幅に数値が離れていた場合は、何らかの原因があるかもしれません。
また、もしかすると何らかの病気にかかっていル可能性も否定できません。
猫が痩せている、体重が減っているときのその原因や、対策、さらには気を付けるべき病気について詳しく解説します。
この項目では、
- 猫の体重が落ちている原因
- 痩せ型の猫がかかりやすい病気
- 猫の体重が落ちてしまったら、どうやって標準体重に戻せばいい?
猫の体重が落ちている原因
猫の体重が落ちているその原因は、さまざまなことが考えられます。
もし、次に解説する内容が考えられる場合は、それが原因かもしれません。次の項目で猫の体重が落ちている原因を個別に解説していきます。
妊娠をしている
痩せ型の猫がかかりやすい病気
痩せ型の猫は病気にかかりやすい傾向もあります。
もし、極端に体重が低下しており、先ほど解説した内容が当てはまらない場合は、病気の可能性も考慮してください。
痩せ型の猫がかかりやすい病気について詳しく解説します。
甲状腺機能亢進症
甲状腺機能亢進症とは、甲状腺から分泌されるホルモンが何らかの異常により過剰に分泌される病気です。慢性腎不全
慢性腎不全は、高齢の猫によく見られる病気です。症状の前には、水をたくさん飲んだり尿が異常に薄いなどの前兆が現れます。ガン・腫瘍
体重が減ってしまう原因とし、ガンや腫瘍の可能性もあります。猫の体重が落ちてしまったら、どうやって標準体重に戻せばいい?
猫が太ってる!猫の体重が増えている原因・対策と気を付ける病気
- 猫の体重が増加している原因
- 肥満体型の猫がかかりやすい病気
- 猫のおすすめダイエット法を4つ解説!
猫の体重が増加している原因
肥満体型の猫がかかりやすい病気
太っている猫の方が可愛いと、たくさんエサを与えたり、必要以上にお菓子を与えるなどすれば、肥満体型になり病気にかかる可能性もあります。
どういった病気にかかってしまうのかについて詳しく解説しますので、ぜひチェックしてください。
糖尿病(Ⅱ型)
尿路結石症
尿路結石症日も肥満が起こる可能性のある病気です。猫のおすすめダイエット法を4つ解説!
猫が肥満になったときには、どういった方法で痩せるのがいいでしょうか。
猫も人間と同じように、ダイエットをして痩せるのが一番です。猫に効果的な基本的なダイエット方法について解説しますので、ぜひチェックしてください。
食事の量を見直す
運動させる
そしてダイエットには欠かせない運動は必須です。太りやすい猫ってどんな猫?
猫の体重表を確認して、自分が飼っている猫が太っていると感じたときには、できるだけ早めにダイエットに取り組むことが大切です。
まとめ:猫の健康のために、理想の適正体重を維持しよう!
ここまで、猫の平均的な体重や体重の測り方などについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事では、
- 猫の平均的な体重はおおよそ3.2kg ~ 4.5kg
- 猫の体重は年齢やオス、メスによって異なる
- 猫のボディコンディションスコアからお尻までの長さ
- 猫の体重が落ちている原因は妊娠や加齢
- 体重の変化により病気にかかっている可能性もある
- 猫の体重変化の病気には糖尿病や肝リピドーシスなどがある
- 猫のダイエットはエサの量の調整や運動などがある