猫好きのみなさんは『ラムキン』という猫をご存知でしょうか。ラムキンは短足に巻き毛の小型猫です。また、世界的にとても珍しく、あまり見かける機会がないかと思います。今回のMOFFME記事では、ラムキンはどんな猫なのかを紹介していきます。
この記事の目次
目次を閉じるラムキンはどんな猫なのかを徹底解説!ラムキンの魅力を深掘り
今回のMOFFME記事では以下を紹介していきます。
- ラムキンってどんな猫?
- ラムキンの性格や特徴をご紹介
- ラムキンの飼い方をご紹介
ラムキンはどんな猫?
猫というのは非常に可愛らしく癒される動物です。猫にはいつまでも見ていられる魅力があります。そんな可愛らしい猫ですが、ラムキンは特に可愛い猫種となるのではないでしょうか?
ラムキンって一体どんな猫なの?
- ラムキンの歴史は?
- ラムキンはとても珍しい猫種
ラムキンの歴史
ラムキンはマンチカンとセルカーク・レックスがミックスされたものです。元々アメリカの有名ブリーダーであるテリー・ハリス氏が交配して作出した猫種となります。
マンチカンが猫の血統登録機関(TICA)にと認定されたのが2003年のためラムキンはさらに新しい猫種となります。ラムキンは新しいですがTICAにも登録されています。
ラムキンという名前は子羊という意味になります。ラムキンの別名を「ナナスレックス」とも言われ、ナナス(小人)とレックス(巻き毛)という意味を組み合わせたものとなります。
ラムキンはとても珍しい猫種
ラムキンはまだまだ新しい猫種となり交配もまだそこまでまだされておらず、世界で見ても希少性が高いです。アメリカが原産国となっており頭数も世界的に少ないです。
もし日本で飼いたいと思っても今のところ日本ではブリーダーがほとんどいません。また里親制度で出会うこともまずないでしょう。
ですがごく稀に里親情報として出ていることがあるようですが、もし本当にラムキンの飼育を考えている方は輸入するという方法を検討してみるのもいいでしょう。
ラムキンの性格や特徴を紹介
ここではラムキンの性格や特徴についてご紹介していきます。
ラムキンの性格と特徴4選をご紹介
- ラムキンの性格:フレンドリー
- ラムキンの特徴①:短足
- ラムキンの特徴②:超小型
- ラムキンの特徴③:巻き毛
- ラムキンの特徴4:長い尻尾
ラムキンの性格:フレンドリー
ラムキンの性格はとても人懐っこく人が大好きな甘えん坊です。猫によっては触られたくない子も多い中、ラムキンは触られるのも触るのも大好きな猫種です。
マンチカンは活発で好奇心旺盛、一方セルカーク・レックスは穏やかな性格となりどちらの性格がどのように出てくるかはわかりません。
とはいえ人が大好きな猫種で甘えん坊ということになるのでかまってあげられないとストレスの原因になってしまうので、一緒にいられる時間はかまってあげるのがいいかもしれません。
ラムキンの特徴①短足
ラムキンの特徴②超小型
ラムキンはとても小柄な猫種になり超小型に分類されます。体重は1.8キロ~4.0キロと言われており、体重も少なくかなり小さいですね。
ラムキンは小さいですが実はかなり筋肉質となっており、ふわふわな毛で隠されていますが体形はがっしりとしています。小さいけど華奢すぎることはないので心配しなくても大丈夫です。
ですがあまりにも小さい場合は場合が関節異常・骨格異常が見られる場合があります。そういった場合は注意してあげるといいでしょう。
ラムキンの特徴③巻き毛
ラムキンの特徴としてセルカーク・レックスの血統を継いでいるため、被毛がふわふわの巻き毛が特徴となります。セルカーク・レックスは別名「羊の服を着た猫」と呼ばれています。ラムキンはまさに同じでまるでとても小さい子羊のような猫となってしまいます。
毛色はホワイトが一般的ですが、ブラックやブルーなど様々な毛色を持つ子がいます。
ふわふわな巻き毛からセルカーク・レックスと見分けがつかない場合があります。
そういった時は大きさで判断しましょう。ラムキンは1.8キロ~4.0キロでカルラーク・レックスは大きいと6.0キロぐらいになります。
ラムキンの特徴④長い尻尾
ラムキンの特徴として長い尻尾を持つこともあげられます。ラムキンはマンチカンの血統から引き継がれた短足という特徴があります。足は他の猫に比べて非常に短いですが尻尾だけは長いのを持っています。
またセルラーク・レックスの血統から引き継がれた巻き毛のよってふわふわな羊のような毛をまとった可愛らしい尻尾を持っています。
そんなふわふわな長い尻尾を感情を表すために振ったり、立てたりしてきます。そんな姿がまた可愛いのを増幅してくれます。
ラムキンの飼い方を紹介
ラムキンの特徴として巻き毛があります。巻き毛ということもありお手入れをしないとすぐに毛が絡まって毛玉になってしまいます。
- ラムキンのケア方法
- ラムキンがかかりやすい病気はなに?
- ラムキンの迎え方は?
ラムキンのケア方法
ラムキンは巻き毛が特徴としているほどなのでお手入れが必要となります。手入れを怠ってしまうと毛球症となってしまいますので飼い主さんは1日1回はブラッシングしてあげる時間を作ってあげるといいでしょう。
猫の中ではブラッシングを嫌がる子がいますがラムキンは触られるのも大好きなのでブラッシングも大丈夫でしょう。もし心配なら子猫の時からやってあげると大人になっても不要なストレスを与えることもないでしょう。
また長毛にもなるので定期的にシャンプーやトリミングにいって自慢の長毛・巻き毛を綺麗な状態で維持してあげましょう。
ラムキンがかかりやすい病気
ラムキンは皮膚が弱いのと、マンチカンとセルラーク・レックスにかかりやすい病気には注意が必要です。
マンチン:がっしり体形ですが太りすぎには足に負担がかかってしまって関節炎になってしまう場合があります。
セルラーク・レックス:基本的には健康な描種と言われていますが、品種育成によってペルシャ猫を交配されてきています。ペルシャ猫は肥大型心臓病、多発性のう症を引き起こすことがあります。
かかりやすいだけであって必ずしもというわけではありません。常に健康にいてもらうために飼い主さんは適度なコミュニケーションをとるなどストレスを無くし、清潔な水、食事、適度な運動を心掛けしましょう。
また、ペットのもしもの病気やケガに備えてペット保険への加入が大切です。
MOFFMEではラムキンのペット保険についても紹介しているのでぜひご確認ください。
ラムキンの迎え方
登録機関に認定されてからまだ日が浅いです。ゆえにラムキンは短足で巻き毛と言われていますが必ずしもそうであるとは限りません。思っていたのとは違ったということがないようによく理解して迎えましょう。
また小さくで短足は可愛いですが、あまりにも小さかったり短足である場合は関節や骨格異常がある場合があります。
健康で遺伝性疾患を持たないラムキンを探しているなら無理な交配を繰り返していないような信頼できるブリーダーさんを見つけることが重要になります。
まとめ
いかがだったでしょうか?これまでの内容をまとめますと
ラムキンの魅力を徹底解説
- ラムキンがなぜ珍しいと言われているのか
- ラムキンの性格と様々な特徴4選
- ラムキンとの暮らし方や注意点について
ラムキンという猫種はまだ公認されてから日が浅いです。一般的には短足で巻き毛とは言われていますが中には足が長いタイプもいたり直毛のタイプもいたりします。
ペットとして迎え入れる前に成長したら思ったのとは違ったなどとはならないように責任持って飼育するようにしましょう。
また新しい品種ゆえに病気や先天性の疾患がまだしっかりと公表されていません。
ですがラムキンのような人懐っこい性格や可愛らしい見た目で常に癒されることは間違いないでしょう。
またMOFFMEでは、他にも様々なペットやペット保険に関する記事を多数公開しておりますので、そちらもぜひご覧ください!