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犬を飼っていると愛犬が飼い主さんの後をついてくることがあるかもしれません。とてもかわいい行為ですが、もしかすると病気が隠れている可能性もあります。今回のMOFFME記事では、犬がついてくる理由や病気の可能性を詳しく解説していきます。

記事監修者「森下 浩志」

監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー

早稲田大学基幹理工部出身。すべてのペットのお金と健康にまつわる問題を解決したい、という強い思いからMOFFMEを立ち上げ。ファイナンシャルプランナー、損害保険(ペット保険を含む)の公的資格取得。獣医師団体などと連携をして、ペットのWEB健康診断ツールの開発も行う。

この記事の目次

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犬が飼い主の後をついてくるのはなぜ?犬がついてくる理由を解説

愛犬が飼い主の後ろをついてくる姿はすごく可愛いですよね。でもなぜ後ろをついてくるのか、理由をご存じでしょうか?


実は、後をついてくるという行動には様々な要因があります。


そこで今回MOFFMEでは、

  • 犬が飼い主の後をついてくる理由
  • 犬がついてくるのは病気かもしれない
  • 犬に懐いてもらう方法
について解説をしていきます!

犬の習性愛情表現だけでなく、分離不安症などの精神的な病気を患ってしまっている可能性もあります。普段気に留めないような事かもしれませんが、そういった病気に気づいてあげられるのは飼い主さんだけなので、是非チェックしてみてくださいね。

犬が飼い主の後をついてくる理由を紹介


あなたも、犬が後追いをしてくる理由を考えたことはありませんか?トイレに行くときもお風呂に行くときも、トコトコ後ろを付いてくることを不思議に感じる飼い主さんも多いと思います。

そこでこの章では、犬が飼い主の後をついてくる主な理由として、
  • 習性
  • 楽しそうだから
  • 愛情表現
の3つに絞って解説をしていきます!

犬が後追いをする理由やどんな気持ちで後ろを付いてきているのかわかりやすくご紹介します。愛犬の気持ちをより理解してあげるためにも、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

犬が飼い主の後をついてくる理由①習性

後追いをする理由の一つ目は、犬が本能的に持っている習性によるものであることが考えられます。犬は元々、群れで行動する野生動物だったこともあり、飼い主を仲間として認識し後を追うことが習性としてあるのです。


今はペットとして飼われている犬ですが、昔は野生で群れを作って集団生活をしていたため、仲間や家族を後追いするのは本能的な習性によるものであると言えるでしょう。


また、逃げるものを追うという習性も持っているので、そういった理由で後ろをついてきている可能性もあります。

犬が飼い主の後をついてくる理由②楽しそうだから

二つ目の理由としては、「何か楽しいことがありそう」という期待によるものです。飼い主の後を付いて行ったら遊んでくれたことがある、おやつをくれたなどの体験を何度か繰り返すことで、「この人を後をついて行くと楽しいことがある!」と学習します。


犬は自分にかまってくれる人のことが大好きなので、自然と付いていくようになります。後追いしてくる愛犬の目を見たら、何か楽しいことへの期待で目を輝かせているかもしれないですね。

犬が飼い主の後をついてくる理由③愛情表現

三つ目は、飼い主に対する愛情表現です。犬にとって飼い主は自分の親のように信頼できる存在です。そばにいることで安心できるし、いつでもそばにいたいという強い気持ちから、飼い主の後ろをついて回ることもあります。


また犬は、飼い主の行動パターンを覚えていることもあります。例えば「この動作をしたから外出しそう」と気づいて、「どこへ行くの?」と、足もとに寄ってくっついてくることもあるのです。

犬がついてくるのは病気かもしれない


犬が飼い主の後を付いてくるのは、前述した理由の他に、体調不良分離不安症という病気のサインである可能性もあります。あの可愛い姿が実は病気によるものだったとなると少し心配になりますよね。


そこでこの章では、犬がついてくる際の病気の可能性として

  • 分離不安症
  • 体調不良
について順番に解説をしていきます!


犬が後追いをしてくる姿はとても可愛いものですが、愛犬の様子をよく観察して異常がないか見極めることも飼い主の重要な役割となります。犬を飼い始めたばかりで何もわからない!という方でも、どんな病気の可能性があるのかわかりやすくご説明するので、是非チェックしてみてください。

犬がついてくる際の病気の可能性①分離不安症

分離不安症とは、精神的に不安を感じてしまう障害です。飼い主のことがとても大好きな犬に起こりやすく、飼い主の姿が見えなくなると過剰に不安を感じる状態のことを指します。


症状が重いと暴れたり物を壊してしまうなどの問題行動を起こすこともしばしばあります。分離不安症を引き起こす原因は、一人で留守番をした際に何かしらの恐怖体験をすることが主な理由ですが、環境や年齢の変化などが原因で引き起こすこともあります

犬がついてくる際の病気の可能性②体調不良

後追いをする犬は、体調不良を伝えようとしている可能性もあります。分離不安症とは別の理由で、何か不安を感じていたり助けてほしいという気持ちで飼い主を頼ろうとしているかもしれません。


具体的には、以下のような様子を感じたら体調不良である可能性が高いでしょう。

  1. 元気がない
  2. 体温がいつもと違う
  3. 呼吸の乱れ
もしこういった異常を少しでも感じたら、すぐに動物病院に連れていき獣医師に相談しましょう

後を付いてくるほど体調が悪いということは、犬もそれほど助けを求めているということかもしれないので、迅速に対応してあげる事が大切です。

犬に懐いてもらう方法を紹介


後追いをされるような飼い主さんは、犬がよく懐いている証拠でもあります。また、初対面でも犬がよく懐くこともありますよね。その一方で、おやつをあげたり散歩に連れていっているのに、なぜか懐かないという場合も少なくありません。


実は、犬がよく懐く人には共通点があるのです。そこでこの章では、犬に懐かれやすくなる方法として、

  • 適度な距離感
  • 信頼関係を築く
  • 怒鳴りや暴力はNG
についてご紹介します!

犬が大好きなのになかなか懐いてくれない、犬とどうしたら仲良くなれるのかわからない、という方は必見の内容です。こちらからの一方的な気持ちでは犬はなかなか懐いてくれないでしょう。犬はどういう人間が好きなのかということも踏まえて解説していくので、是非参考にしてくださいね。

犬に懐いてもらう方法①適度な距離感

犬は適度な距離感で接してくれる人に懐くことが多いです。人間と同じで、よく知りもしないのに急に近づいて来たり触られたりすると、犬も驚いてしまうのです。また、犬が眠そうにしている時に話しかけたりするのも嫌がる傾向にあるのでNGです。


犬がよく懐く人は、犬が自分に興味を持つまでアクションを起こさず、先ににおいを嗅がせるなどで、安心させようとしてくれる人が多いです。人間と同じで、自己中心的な接し方では犬も敬遠する傾向があるので注意しましょう。

犬に懐いてもらう方法②信頼関係を築く

犬のことを可愛がるだけでは、信頼関係の構築は残念ながら出来ません。信頼関係を築くためには、この人といると楽しいし安心できる!と思わせてあげる事が大切なのです。


信頼関係を築く具体的な行動として、下記を意識すると良いでしょう。

  • よくお世話をする(お散歩・食事の準備・排泄・毛の手入れ等)
  • 良い事をしたときによく褒める
  • 甘やかすだけでなく適度に厳しくする
あくまでも飼い主は愛犬のリーダーであることを覚えさせることも大切です。適度にしつけをすることで、この人の言うことを聞くと褒めてくれるしお世話もしてくれると学習をさせることで、適度な上下関係を保ちつつ、犬はより信頼してくれるでしょう。

犬に懐いてもらう方法③怒鳴りや暴力はNG

どんなに利口な犬でも、トイレを失敗してしまったりいたずらをしてしまったりすることはあります。なにか悪いことをしてしまっても、感情的に怒鳴ったり暴力をふるうことは絶対に止めてください。


怒鳴りつけても犬は言葉を理解しづらいですし、暴力は恐怖を感じさせるだけです。人間同士でも同じで、怒鳴ったり暴力を振るわずに、何がダメだったのか、落ち着いたトーンで教えてあげることが次の失敗を防ぐことに繋がります。


犬に懐いてもらいたいのであれば、甲高い声や大声で怒鳴ったりせず、落ち着いてよく目を見て話しかけてあげる事が大切です。

まとめ

今回の記事では、

  • 犬が飼い主の後をついてくる理由
  • 犬がついてくるのは病気かもしれない
  • 犬に懐いてもらう方法

について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。


犬が飼い主の後ろをついてくる理由は様々ですが、普段から愛犬のことをよく観察して、なぜ後追いしているのかを考えてあげましょう。後追いが過剰な場合は、病気である可能性もありますので、異常を感じたらすぐに動物病院に連れていき、獣医師に相談するのがオススメです。


またMOFFMEでは、他にも様々なペットや保険に関する記事を多数公開しておりますので、そちらもぜひご覧ください!