可愛い『猫キック』ですが、猫キックを受けた側は結構痛いこともあります。なぜ猫は後ろ足でキックするのでしょうか。今回のMOFFME記事では、猫がなぜキックするのかや対処法などを解説していきます。飼い主さんはしっかりと理解して適切な対処法を取りましょう。
この記事の目次
目次を閉じる猫はなぜキックするの?猫がキックする理由や対策を紹介します
猫はなぜキックするのでしょうか。その仕草はとても可愛いですが、実際に猫キックを受けたことがある人ならわかるでしょうが、かなり痛いです。
もし、猫がキックをする理由がわかれば、何らかの対策を行えるかもしれません。
また、対策が行えることで、猫自身のストレス軽減にも繋がるかもしれませんので、ぜひ解説事項をチェックしてください。
今回「MOFFME」では、
- 猫キックとは何か
- 猫キックの対処法を紹介
- 猫キック対策としておすすめのけりぐるみを紹介
について詳しく解説します。
猫キックについての対策方法を知りたいという飼い主は最後までご覧ください!
またMOFFMEでは、愛猫との生活に欠かせないおもちゃについてもご紹介しておりますので、そちらも参考にしてみてください!
猫キックとは何か
そもそも猫キックとは何でしょうか。猫キックとは、前足で物を抱えて、さらにそのまま後ろ足でその物を蹴りつける一連の猫の動作のことです。
この猫キックは、獲物を捉えるときの本能的な動作です。飼われている猫でも本能的に猫キックをしますので、なかなかしつけでやめさせることは難しいと言えます。
また、猫キックをされた場合、猫は怒っていると思っている飼い主も多いようです。
確かに怒っている場合もありますが、猫キックをするのはそうしたこと以外にも理由があります。
この項目では
- 猫キックをする理由①じゃれたい
- 猫キックをする理由②本能
- 猫キックをする理由③不満がある
について詳しく解説します。
まずは、猫キックをする理由について理解してください。
猫キックをする理由①じゃれたい
猫キックをされると怒っているというイメージがありますが、実はただじゃれたいだけのときもあります。
一緒に猫と遊んでいて、遊びがエスカレートしていき猫キックをするときがあります。これは単にじゃれているのであり、怒って猫キックをしているわけではありません。
猫キックをしてしまうほど喜んでいることもあり、体で表現するために猫キックをします。
ただし、猫も加減がわからないため、じゃれたいときでも力一杯、猫キックをしてしまいます。
猫キックをする理由②本能
猫キックをしてしまうのは、じゃれているだけではなく本能的にやってしまうこともあります。猫は獲物を捕まえるときに、その獲物を弱らせるために猫キックをします。
もともと猫は野生で暮らしていたので、獲物を捉えるための行動として猫キックを使うということです。
本能的に猫キックをしてしまうのは、しつけを行ってもなかなか改善はしないでしょう。
また、本能的に猫キックをする場合は、相手を失神させるほどのかなり強い力でキックをします。
猫キックをする理由③不満がある
何かに不満を感じたときにも、猫キックをします。これは怒っているときもそうですが、大抵の場合は強いストレスを感じているときと考えてください。
例えば、飼っている猫を狭い部屋に長時間閉じ込めてしまうことで、猫は近くにある物に猫キックをします。
こうした不満があるときにも、かなり強い力でキックをするため、ゲージであれば大きな音が出るほどです。
強いストレスを発散させる猫キックは、よく観察をすることで飼い主も気が付くはずです。
猫キックの対処法を紹介
こうした猫キックは対処できるのでしょうか。本能的に猫キックしてしまう場合を除いては、猫の気持ちを上手にコントロールさせることで、ある程度は対処できます。
とくにストレスから起こる猫キックについては、猫キックをさせないようにするだけではなく、そもそもストレスを溜め込まないようにさせることも考える必要があります。
また、猫キックをかなり強い力のため、大切な家具やソファーなどが傷付くこともあります。
こうした場合の対処法についても、飼い主であれば知っておく必要があるでしょう。
この項目では
- 猫キックの対処法①猫の気を逸らす
- 猫キックの対処法②けりぐるみを使う
- 猫キックの対処法③運動環境を整える
について解説します。
猫キックの対処法①猫の気を逸らす
猫が何度も猫キックをしてくるなら、まず興奮している気持ちを落ち着かせる必要があります。
猫は一度、興奮状態になると、自分で気持ちをコントロールできなくなるほど興奮します。
そうした姿が見受けられた場合は、一度気を逸してみましょう。
居場所を変えてみたり、抱っこてあげるなど、猫の気を逸らすことを考えてください。ただし、餌を与える行為はあまりよくありません。
猫キックをすると餌がもらえると勘違いをするため、こうした方法はおすすめできません。
猫キックの対処法②けりぐるみを使う
ソファーなどを蹴って家具が壊れてしまうことを恐れる場合は、「けりぐるみ」を活用してみましょう。
「けりぐるみ」とは、その名の通り、猫キックをさせるためのぬいぐるみです。
猫が蹴りやすいサイズで、また持ち運びやい形状になっているため、蹴ったり、噛んだりなどのストレス発散に効果的です。
けりぐるみはペットショップでさまざまなタイプが販売されていますので、好みそうな物を購入してみましょう。
愛用してくれれば、他の家具が痛むこともなくなります。
猫キックの対処法③運動環境を整える
強いストレスを感じている猫は、手当り次第に猫キックをすることがあります。
先ほども解説した通り、狭いゲージに長時間い続けることで強いストレスを感じ、ゲージを蹴り続ける猫もいます。
こうしたストレスによる猫は、病気になりやすいことも考えられるため、しっかりと運動環境を整えることも考えましょう。
猫用の登り木を設置するなど、猫が定期的に運動が行える環境を整えることで、猫キックをする回数が減るかもしれません。
運動によるストレス発散により、健康も維持できます。
猫キック対策としておすすめのけりぐるみを紹介
先ほども解説した「けりぐるみ」が気になっている人は多いかもしれません。
猫キックの対策としておすすめのけりぐるみを上手に活用することで、猫は大切な家具を傷付けることなくストレスをコントロールできるようになるでしょう。
ただし、この「けりぐるみ」は、かなりたくさんの種類があります。
ペットショップで購入するときにも、たくさんありすぎてどれを購入するべきか迷ってしまうかもしれません。
たくさんあるけりぐるみの中でも、おすすめのけりぐるみについて紹介しますので、気になる人はぜひチェックしてください。
この項目では
- 猫キック対策①ねこあつめ けりぐるみ
- 猫キック対策②けりぐるみ
- 猫キック対策③necoco けりぐるみ
について解説します。
猫キック対策①ねこあつめ けりぐるみ
ねこあつめけりぐるみは、猫が掴みやすいサイズのため、ストレス発散用としては最適です。何より、見た目がかなり可愛いです。
ネズミや魚、うさぎタイプがあり、飼い主も見ているだけで癒やされるぬいぐるみです。
ポリエステルとコットンを使った柔らかい素材でありながら耐久性もしっかりとあり、さらに猫の好きなまたたびの粉末が含まれています。
猫にとっても蹴り心地が抜群のはずなので、気になる人はぜひ選んでみてください。
猫キック対策②けりぐるみ
Petioのけりぐるみは、耐久性に力を入れています。
ペンギンタイプたエビタイプがありますが、中でも最強のエビはタフレザーと呼ばれる牛革が使われており、一般的なけりぐるみよりも4倍の強度があります。
また、素材には猫の喜ぶキャットニップが含まれていますので、お気に入りになることは間違いないでしょう。
また、Petioのけりぐるみは大学機関と共同開発されており、猫の本能を刺激する本格的なけりぐるみなのがわかります。
猫キック対策③necoco けりぐるみ
necocoのけりぐるみは、とにかく可愛いデザインなのが特徴的です。
耐久性だけではなく、防水加工もされていますので、猫が噛んだ後もさっと水拭きでき衛生面を気にする飼い主にもおすすめです。
素材はポリエステルとコットン、そしてまたたび粉末が含まれています。また、猫キックがしやすいように、細長い形状をしていることも特徴的です。
動くと中に入ったフィルムがシャカシャカと音を立て、さらに猫の気持ちを高ぶらせてくれます。
まとめ:猫がキックする理由とは?運動不足を解消してあげよう!
ここまで、猫キックはなぜするのか、猫キックの対処法などについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事では、
- 猫キックをするのは不満や本能、じゃれて遊びたいという感情がある
- 猫キックの対処法には、猫の気を逸らしたり運動環境を整えるのが一番
- 猫キックにはけりぐるみで対処することも効果的
以上の内容を詳しく解説してきました。
猫キックにより家具などが傷付いてしまっている人や、猫のストレスが気になっている人はぜひ、ご紹介した対処方法やおすすめのけりぐるみを活用してみましょう。
またMOFFMEでは、他にも様々なペットや保険に関する記事を多数公開しておりますので、そちらもぜひご覧ください!