猫を飼っている人は膝に乗られる体験をしたことがあるかもしれません。その体験がない人も猫好きなら一度は膝に乗られることに憧れるかと思います。今回のMOFFME記事では、猫が膝に乗る理由や乗られやすい人の特徴、乗ってもらうための方法を紹介します。
この記事の目次
目次を閉じる猫が人の膝に乗ってくる理由は?猫が膝に乗る理由や好かれるコツ
突然ですが、気まぐれ代表のペットといえば猫が思い浮かぶ方が多いかと思います。ツンとしていたかと思えば、不意に甘えてきて可愛らしい姿が猫の魅力でもあります。
そんな猫が人の膝に乗ってくる理由はわかりますか?また、猫が膝に乗る理由や好かれるコツについて、猫を飼っている人なら誰しも気になるのではないでしょうか。
今回「MOFFME」では、
- 猫が膝に乗る理由
- 猫が膝に乗る人の特徴は?
- 猫に膝に乗ってもらう方法
ぜひ、この記事を最後までお読みいただき、愛猫に膝に乗ってもらって癒してもらいましょう!
猫が膝に乗る理由を解説
普段は人に対して我関せずな猫がふと近寄ってきて、膝の上に乗ってくることがあります。猫が膝の上に登ってくると、飼い主としても愛おしさを感じ、至福のひとときになりますよね。
猫はもともと警戒心の強い動物であるため、好意を寄せた人の膝の上にしか乗りたがることはありません。そのため、好意を抱いているといった理由だけでなく、別の理由もありそうです。
では、なぜ膝の上に乗ってくるのでしょうか。理由としては、
- 寒い
- 甘えたい
- 信頼している
- 独占欲
- 具合が悪い
猫が膝に乗る理由①寒い
猫は寒さに弱い生き物とされています。それは、猫の祖先にあたるリビアヤマネコが暖かく乾燥した地域で暮らしていたためであるといった一説があります。
また、猫は人に比べて筋肉量が少ないため、体温が上がりにくいことから膝の上に乗ってくるともいわれています。そのため、真夏でもエアコンで冷え切った部屋の中では膝の上に乗ってくることがあるかもしれません。
そういったことからも、人の体温で暖を取るのは猫にとってちょうど良いのかもしれません。
猫が膝に乗る理由②甘えたい
愛猫にとって飼い主の皆さんは母猫のような存在です。そのため、甘えたい時には膝の上に乗ってくることがあります。
また、猫は気分屋ですが寂しがり屋でもある場合があります。飼い主が長い時間不在にしていたり、家にいても構ってもらえなかったりすると、自分をアピールするためにも膝の上に乗ってきます。
まるで「寂しかったにゃ」と言わんばかりの甘えアピールですね。そのような時は、膝の上に乗った愛猫を撫でてあげるなどしっかりと構ってあげましょう。
猫が膝に乗る理由③信頼している
猫は単独で狩りをおこなってきた生き物です。敵だと思う相手にはまず近づこうとはしません。
猫にとっての人間も同じです。危険であると認識している人には距離を取ろうとする習性があります。
そのため、愛猫が膝の上に乗ってくるといった行為は、飼い主に対して信頼している証拠ともいえます。
猫が膝に乗る理由④独占欲
猫は縄張り意識の強い生き物です。飼い主が外から帰ってきた時、お風呂から上がった時など、少しでも違ったニオイがするとスリスリしにくることがあります。
それと同じように、飼い主を自分のものだとアピールするために膝の上に乗ってくることがあります。特に多頭飼いでは、飼い主を独り占めしたいといった気持ちからそういった行動に出るとも考えられます。
猫が膝に乗る理由⑤具合が悪い
猫は体温調節が苦手とされています。暑い日には涼しい場所を探し、寒い日には暖かい場所を探して寝ていることが多いです。
人間は暑い時に全身から汗を出して体温調節をしていますが、猫は肉球と鼻にしか汗腺がないため、人間のように体温を下げることができないそうです。
猫が膝の上に乗ってきた時に、猫の鼻を触ってみてください。濡れていれば問題はないものの、乾いていてハアハアと口呼吸をしていることがあれば体調を崩している可能性があります。
違和感のある場合にはかかりつけの動物病院に診てもらうようにしましょう。
猫が膝に乗る人の特徴を紹介
猫が膝に乗る理由がわかったところで、実際に猫が膝に乗る人をどのような基準で選んでいると思いますか。信頼関係があることはもちろん、人の特徴によって膝に乗るといった行為をおこなっているようです。
猫が膝に乗る人の特徴として、
- 懐かれている人
- 座り心地が良い人
- 自分のものだと思われている人
- 静かな人
猫が膝に乗る人の特徴①懐かれている人
懐かれている人は猫が膝に乗りやすいです。懐かれている人とはどのような人のことでしょうか。
それは、主に日頃のお世話をしてくれる人ではないでしょうか。エサをくれたり、トイレを掃除してくれたり、身の回りのお世話をしてくれる人には猫が懐きやすいです。
また、ご褒美としておやつをくれる人にも好意を抱きやすいです。猫が頻繁にスリスリしてきたり、じっと見つめられたりしていることがあれば、間違いなく猫はあなたに懐いているといえると考えられます。
猫が膝に乗る人の特徴②座り心地が良い人
猫にとって膝の上の座り心地が良い人には、猫が好んで膝の上に乗ってきます。適度な体温とゆったり座れる広さがあれば、猫はうたた寝をするかもしれません。
座り心地が良いというのは、猫が膝の上を安堵感の得られる場所だと考えている可能性があります。母猫のように甘えられて、危険のないところだとわかっているのでしょう。
また、タオルや薄めのクッションなどを膝の上に乗せておくと、猫が寝心地の良い場所だと思ってすかさず膝の上へ乗ってくるかもしれません。ぜひ試してみてください!
猫が膝に乗る人の特徴③自分のものだと思われている人
猫は警戒心が強いものの、独占欲も強い生き物です。家の中を自分の縄張りだと思っていることに加え、飼い主に対しても自分のものだと思っている可能性があります。
多頭飼いでは特に、他の猫へのアピールとして膝の上に乗ってくることもあります。もしかしたら、膝の上で優越感に浸っているのかもしれません。
膝の上に乗ることで自分の匂いをつけて、縄張りの主張をしているといったことも考えられます。
猫が膝に乗る人の特徴④静かな人
猫は大きな音に対して苦手意識があります。大きな声や歩く音、落ち着きがなくドタバタしている人に対しては、苦手だと思っている可能性があります。
飼い主が落ち着きなく生活していると、猫も落ち着いて生活することができません。それでは膝の上に乗るどころか、距離を取られてしまうことがあります。
膝の上に乗ってほしいと思っていても、こちらから強引に抱っこするようなことはせず、ある程度の距離を保って安心感を与えてあげましょう。いずれ信頼関係ができてくると、膝の上に乗ってくれることがあります。
猫に膝に乗ってもらう方法を紹介
猫が膝の上に乗る人の特徴を掴んだところで、次は膝に乗ってもらう方法を紹介していきます。ある程度の距離を保つことは必要ですが、猫との信頼関係を築いていく手段にもなるため、ぜひ活用してみてください。
- おやつを使う
- 膝掛けを使う
根気強さは必要ですが、ある程度慣れてくると猫の方から自然と膝の上に乗ってくれるようになります。
猫に膝に乗ってもらう方法①おやつを使う
愛猫が大好きなおやつを使って膝の上に乗ってもらう方法を試してみましょう。猫は耳と鼻がとても良いため、おやつの袋や封を開ける音や匂いだけでも喜んで近づいてきます。
おやつを持って椅子や床に座ってみてください。おやつに釣られて膝の上に乗ってきてくれます。
これを何回か繰り返していると、膝に乗るとおやつがもらえると思って乗ってくることがあります。最初はおやつがもらえないとすぐに降りてしまう可能性もありますが、少しずつ膝の上での心地よさをわかってもらうようにすると良さそうです。
猫に膝に乗ってもらう方法②膝掛けを使う
頻繁におやつをあげる方法では、愛猫が太ってしまって健康を害してしまう可能性もあります。そのため、別の方法として膝掛けを使う方法をご紹介します。
夏場のエアコンが効いた部屋でも、冬場の寒い時期でも使えるものが膝掛けです。膝の上に乗ってくる理由の一つとして、猫は寒いのが苦手だからというものがありました。
毎回同じ膝掛けを使うようにすると、猫にとっても膝掛けへの愛着が湧き、膝にかけているときでなくても膝掛けの上で寝ることがあります。膝掛けが居心地がよくリラックスできる場所だとわかると、膝掛けをかけている時には膝に乗ってきてくれる可能性が増えます。
まとめ:猫が膝に乗ってくる理由は様々!
ここまで、猫が膝に乗ってくる理由などを説明してきましたが、いかがでしたでしょうか。
この記事では、
- 猫が膝に乗ってくる5つの理由
- 猫が膝に乗ってくる人の4つの特徴
- 猫に膝に乗ってもらう方法(コツ)
一緒に生活する家族の一員である愛猫が、膝の上に乗って甘えてくることは飼い主としてとても嬉しいものですし、何より癒しになります。
ただ、保護猫や猫の性格によっては膝の上に乗ることはなかなか難しいかもしれません。すぐに乗ってくれなくとも、信頼関係を築きながら少しずつ距離を縮めてみてください。
この記事を参考にしていただいて、幸せで素敵なにゃんライフを過ごしていただけたら幸いです。
また、MOFFMEでは他にもさまざまなペットや保険に関する記事を多数公開しております。そちらもぜひご覧ください!