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犬にも同じように反抗期があります。個体差はあるものの、人間と同じように飼い主に対して反抗的になります。今回のMOFFME記事は、犬の反抗期の特徴や対策、注意点を詳しく解説していきます。しっかりと犬の反抗期について学んで適切に対応しましょう!

記事監修者「森下 浩志」

この記事の監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー

早稲田大学基幹理工部出身。すべてのペットのお金と健康にまつわる問題を解決したい、という強い思いからMOFFMEを立ち上げ。ファイナンシャルプランナー、損害保険(ペット保険を含む)の公的資格取得。獣医師団体などと連携をして、ペットのWEB健康診断ツールの開発も行う。

この記事の目次

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犬にも反抗期がある!犬の反抗期の時期や対策、注意点を解説

「愛犬がいうことを聞いてくれない」「トイレではない場所に排泄する」などの行動に困った経験のある飼い主さんは多いのではないでしょうか。


人間と同じように犬にも反抗期があり、上記のような行動は反抗期からきている可能性があります。


犬の反抗期とはどんなものなのか気になる方のために、今回のMOFFMEでは

  • 1ヶ月から半年?個体差もある犬の反抗期とは
  • 言うことを聞かないなどがある、反抗期中の犬の行動
  • 褒めて、見守って、根気よく、反抗期の対処法

について紹介していきたいと思います。


愛犬の困った行動が反抗期なのか、どのような理由で反抗しているのかを判断するために、ぜひ最後までご覧ください。

犬の反抗期を徹底解説


思春期に親に反発したり話すのが嫌になったりする人間同様に、犬にも反抗期が存在します。


ここからは犬の反抗期について

  • 犬の反抗期とは何か
  • 犬の反抗期の時期
の2点を徹底解説していきます。

あまり聞きなれない方もいらっしゃると思うので、犬の反抗期とは何なのかぜひチェックしてくださいね。

犬の反抗期とは何か

犬は人のように言葉で反発をしめせません。しかし、犬の反抗期には人と大きな違いはありません。


思春期になると身体の大きさが成犬に近くなり、だんだん行動力自己主張が強くなってきます。縄張り意識が強くなったり散歩中に引っ張ったりと、自我の強い行動が見られるようになるでしょう。


また競争心が強くなって興奮しやすくなったり、不安感・警戒心から周りからの音に吠えたりする可能性もあります。


反抗期に犬種は関係ありません。チワワやトイプードルなど、人気犬種にも多く見られるようです。


最初から反抗的なワンちゃんは、反抗期ではなくそういう性格の可能性が高いのでよりしっかりとしつけしてく必要があります。

犬の反抗期の時期

反抗期は生後4~12ヶ月頃にくる犬が多いです。中には1歳を過ぎてから初めて反抗期が来る場合もあり、個体によって違いがあります。


反抗期間は1ヶ月でおさまるワンちゃんもいれば半年ほど続くワンちゃんもいて、こちらも個体差があるので「うちの子は長い…」など心配する必要はありません。


オス・メスともに発情期を迎えるころになります。


飼い主さんのしつけ次第で期間は変わってくるので、早く終わるかどうかは飼い主さんの対応によっても変化するでしょう。

犬の反抗期の特徴を紹介


人間と違い犬は言葉を話せないため、反抗期がわかりづらい面もありますよね。


反抗期にはいると犬はどのような行動をとるのでしょうか?


反抗期の特徴的な行動としては以下の3つがあります。

  • 飼い主の言うこと聞かない
  • 頑固になる
  • トイレを間違える
1つずつ紹介していくので、愛犬の行動が反抗期かどうか判断する参考にしてください。

犬の反抗期の特徴①飼い主の言うこと聞かない

これまでできていたはずの「おすわり」「待て」などをやらなくなったり、呼んでも反応しなかったりと飼い主の言うことを聞かなくなります


知り合いやドッグトレーナーなど他の人の言うことは聞くのに、飼い主の言うことだけ聞かないという場合も多いです。


ワンちゃんが飼い主さんの反応をうかがっている場合もあるので、この時期に甘やかしてしまうと以降やらなくなってしまう可能性があるので気をつけましょう。

犬の反抗期の特徴②頑固になる

反抗期になると、こだわりが強くなるなることも多いです。


1つのおもちゃに執着して離さなくり、おもちゃを無理やり取りあげようとすると唸って怒ることもあります。


他にも散歩のルートが気に入らず途中で動かなくなる、今まで食べていたドッグフードを食べなくなるなど頑固な行動がでてくるでしょう。


「おやつは喜んで食べるから」とおやつばかりあげてしまうと「食べずにいればおやつがででくる」と思い余計に食べなくなってしまう可能性があるので注意してください。

犬の反抗期の特徴③トイレを間違える

「おすわり」や「待て」と同じように、今までできてきていたトイレを失敗することがあるでしょう。


トイレの場所は理解しているのにわざとトイレ以外の場所に排泄をして、飼い主さんの反応をうかがっている可能性があります。


オスの場合は発情時期を迎え、家の中にマーキングしていることも考えられるでしょう。


トイレをわかっていて間違えるというのは、反抗期を過ぎてもストレスがあったり思うようにならない際にもやる可能性がある行動の1つです。

犬の反抗期の対処法を紹介


犬の反抗期によくみられる行動について紹介ましたが、犬の好きなようにさせ続けてしまうとその後、どんどんわがままになってしまうかもしれません。


そこでここからは犬の反抗期の対処法を紹介したいと思います。


反抗期の対処法には

  • 褒めてあげる
  • 見守ってあげる
  • 辛抱強くやる
の3点が大切です。

1つずつ紹介していくので、愛犬の反抗期に困っている飼い主さんはぜひ参考にしてください。

犬の反抗期の対処法①褒めてあげる

反抗的な態度をとっている間は相手にせず「ご飯を食べた」「トイレで排泄ができた」など、しっかりとできた時に褒めてあげてください


叱るのと同様に褒めるときにも行動を起こした直後に褒めてあげましょう。時間が経ってしまうと、何に対して褒められているのか理解できなくなってしまいます。


噛みつくなどすぐにやめさせなければならないこと以外は、叱ることなく根気よくなおしていきましょう。

犬の反抗期の対処法②見守ってあげる

おもちゃを離さないなどの行動が見られる場合は、気が済むまで見守ってあげましょう


全然辞めないと思っても、他に興味が移ったら「今まではなんだったのか」と思うほどそのおもちゃに興味を示さなくなります。


ただお散歩など外出時は「いつまでも帰りたがらない」などの行動が見られるかもしれません。


好きな道を歩かせたら散歩が長引いてしまうと困る場合もあると思うので、主導権をワンちゃんに渡さない、散歩コースを増やしてみるなど対策をとってみてください。

犬の反抗期の対処法③トイレトレーニングは辛抱強く

トイレトレーニングはワンちゃんを迎えた直後に経験していると思います。もう1度同じ手順でトレーニングをしてみてください。


トイレで排泄ができた際に褒めることで「ちゃんとやれば褒めてもらえる」とわかってもらいましょう。


叱ってしまうと余計に反抗する可能性があるので、叱らずに根気よく続けてくださいね。

まとめ:犬の反抗期は根気よくしつけよう

今回は犬の反抗期について紹介しました。


今回の記事のまとめはこちらです。

  • 人間同様犬にも反抗期があり、行動力や自己主張が強くなってくる
  • 反抗期は生後4~12ヶ月ごろに来る犬が多く、期間は1ヶ月から半年と個体差がある
  • 「おすわり」や「待て」をやらないなど、飼い主の言うことだけを聞かない場合がある
  • おもちゃの執着が強くなったり、ご飯を食べなくなったりする
  • トイレをわざと間違える
  • 反抗的態度を見せても叱らずに、できたときに褒めてあげる
  • おもちゃに執着しているときなどは、満足するまで見守ってあげる
  • 散歩は犬に主導権を渡さない
  • トイレトレーニングは叱らず辛抱強くする
飼い主さんもつい叱りたくなってしまうと思いますが、耐えて根気よくトレーニングしていけば反抗期の期間を短くすることもできるでしょう。

ワンちゃんとの信頼関係をより強くするためと思い、反抗期を理解したうえで褒めることを意識してトレーニングしてあげてくださいね。

またMOFFMEでは、他にも様々なペットや保険に関する記事を多数公開しておりますので、そちらもぜひご覧ください!