昔から猫にまつわる迷信はとても多く、中でも黒猫は幸福の象徴でもあり不幸の象徴でもあります。実際は不幸を招くといったことはありませんが、それを踏まえて神秘的な猫の言い伝えを紹介していきます。今回のMOFFME記事では、黒猫を飼うと幸運を中心に解説します。
この記事の目次
目次を閉じる黒猫を飼うと幸運?不幸?黒猫にまつわる縁起の真偽を詳しく解説
- 実は『黒猫を飼うと幸運が訪れる』といわれている
- 猫にまつわる言い伝えをご紹介
- 幸福の象徴と言われる猫の特徴をご紹介
実は『黒猫を飼うと幸運が訪れる』と言われている
欧米から来たイメージで黒猫は不吉な動物だと言われてしまい、日本でも良くないイメージを持っている方が多いかもしれません。
また迷信や言い伝えでも黒猫はあまりよくないイメージから引用されることが多いです。
そういった言い伝えが現在も広く普及されていることから子供などの小さな子は信じてしまうのかもしれません。
そういった黒猫の負のイメージを払拭してあげたいですね。黒猫は良くない動物のイメージになっていますが古来の日本より実は黒猫を飼うと幸運が訪れると言われています。
黒猫は幸せを呼ぶ招き猫であったり、魔除けや商売繁盛を呼び込むとまで言われていました。
そこでまずは黒猫のためにご紹介をします。
- なぜ黒猫は縁起が悪いと言われるの?
- 「黒猫感謝の日」とは?
なぜ黒猫は縁起が悪いと言われるのか
日本では古来から福猫といって招き猫だったり、商売繁盛を招く猫として大切にされてきましたが、欧米のほうではそうではなかったようです。
欧米では魔女の使いだったり、魔女が変身したものだと忌み嫌われてきました。
忌まわしい過去である魔女狩りの時にも、そのような迷信で罪のない黒猫が虐殺されてしまいました。
そんな欧米の言い伝えを日本が輸入してしまったようです。
明治40年前後までは福猫と言われていたのですが、それ以降に不吉の予兆だと言い伝えられてしまってきたようです。
アメリカでは『黒猫感謝の日』がある
日本や欧米と同じくアメリカにも黒猫が不吉の象徴だと言い伝えられています。
現在、白や茶など様々の色の猫を保護し、新しい飼い主まで引き渡しをされます。てすが不吉だと言われてしまったばかりに特に黒猫は保護数は多く、逆に引き取り手が少ないのが現状です。
そこで黒猫たちの悲しい迷信を払拭し家族探しを広めるために8月17日を黒猫感謝の日と定められました。
ちなみにイギリスにも同様に「黒猫感謝の日」が制定されており、10月27日となります。
猫にまつわる言い伝えを紹介
皆さんはどういった猫にまつわる言い伝えをご存じでしょうか。
猫は不思議な生き物で過去から現在に至るまでに、良い意味・悪い意味と様々なことで言い例えられてきました。特に黒猫は一番振り回されている色種であります。
商売繁盛の黒猫や魔除けの効果があるといった良い意味の言い伝えであればいいのですが、やはり悪く言い伝えられているものも数多くあります。
これらは言い伝えられているだけで信憑性がないものが多いので全てを真に受けないようにしましょう。
ここではそんな猫にまつわる言い伝えを4つご紹介していきます。
猫にまつわる言い伝え4選
- 野良猫が玄関にいたら幸運の予兆
- 川に猫を抱いて渡ると不運が訪れる
- 芸術家は猫を飼うと才能が開花する
- 猫が横切るのは変化の予兆
猫にまつわる言い伝え①野良猫が玄関にいたら幸運の予兆
野良猫が玄関にいるということは、野良猫が住みたくなるほどの家ということ感じとってやってきます。
また周りの環境も良いと判断したということに繋がります。このようなことから幸運の予兆だと言われる所以ではないでしょうか。この言い伝えはあながち間違っていないようです。
欧米では黒猫は忌み嫌われていますがイギリスでは玄関に黒猫が来たら縁起がいいとされています。
また南フランスでは黒猫を魔法の猫と称されており、縁起がよく喜ばしいこととされています。こういったように地域によって考えられ方は様々なようです。
猫にまつわる言い伝え②川に猫を抱いて渡ると不運が訪れる
猫にまつわる言い伝え③芸術家は猫を飼うと才能が開花する
海外の画家など有名な芸術家は猫好きが多いと言われるまでに猫を飼っています。
これは猫が「自由でいたい。だけどたまには寂しい時そばにいたい」という性格で、猫の欲求と画家の生活スタイルがあっていたのかもしれません。
猫と生活を共に過ごすことでインスピレーションが湧いたのかもしれません。また猫の、美しくしなやかな姿を見て柔らかなタッチを学んだとも言われています。
猫と過ごすことによってその関係性から良い作品が世に多く発表されるようになり、その結果芸術家が猫を飼うと才能が開花すると言い伝えられているのかもしれません。
猫にまつわる言い伝え④猫が横切るのは変化の兆候
猫が横切るのは変化の兆候と伝えられてきました。スピリチュアルな話をすると 猫が横切った時の自分のメンタルに気を付けましょう。
もしあなたがネガティブな思考に支配されていると、さらにネガティブに物事が進んでしまうかもしれません。 気持ちを切り替えることが重要です。
例えば車の走行中に突然車の前に黒猫が飛び出してきたとします。 もしかすると猫を轢いてしまっていたかもしれません。
事故に遭っていたかもしれません。ですがそこでネガティブにならずに、「轢かなくて良かった。良いことあるかも」とポジティブに捉えるようにしましょう。
幸福の象徴とされる猫の特徴を紹介
皆さんは幸福の象徴である猫の特徴ってどんなものなのかご存知ですか?あなたの愛猫はどうでしょう?
飼い主であるあなたは愛猫の存在だけで幸せな気持ちになるかと思います。理由は特になくただ眺めているだけで幸せだと感じさせられます。
また猫はたまに全ても見透かしているような目をします。何かを感じ取るのでしょうか。そう言ったことからも猫には神秘さがあります。
そんな神秘さを持つ猫でも、その中でもさらに幸福の象徴とされる猫が存在します。見かけただけで縁起が良いと言われている猫です。
そんな猫に出会うことができればラッキーですよね。
ここではそんな幸福の象徴とされる猫の特徴をご紹介します。
幸福の象徴とされる猫の特徴4選
- 鍵しっぽ
- 三毛猫
- 白猫
- オッドアイ
幸福の象徴とされる猫①鍵しっぽ
幸運の象徴とされる猫の特徴で鍵しっぽの猫は幸運をもたらしてくれると言われています。
鍵しっぽは「幸せを引っ掛けてくれる」と言われたり「幸せになる扉の鍵」だとも言われています。
また昔の日本では「長くて真っ直ぐのしっぽの猫は『猫股』という妖怪になる」と、言われていたことがあり、しっぽが曲がった猫は愛されるといった所以です。
鍵のように曲がったしっぽの正体は「半椎骨」と言われる小さな骨です。その小さな骨が鍵しっぽを作っているのです。
幸福の象徴とされる猫②三毛猫
幸福の象徴とされる特徴として、三毛猫があげられます。
福を招くと言われる招き猫も元々は三毛猫がイメージモデルだったそうです。
三毛猫の三色の毛色の「三」が縁起の良い数字というのが理由だからとも言われています。
毛色に関しても茶色は無病息災、白は福、黒は魔除けとして縁起がいい色を三色使っているからとも言われています。
また三毛猫はほとんどがメスです。一説によるとオスが生まれる確率は3万分の1とも言われており、そこからもオスの三毛猫を見つけると運がいいとも言われてきました。
幸福の象徴とされる猫③白猫
白猫も幸福を呼ぶと言われているので幸せの象徴とされています。見かけると縁起がいいと言われたり、恋を運んでくるとも言われています。
白猫は恋愛運を上げるジンクスを持っています。また白猫の夢を見るのも運気がアップに繋がると言われています。
ですが、この場合夢で白猫が何をしているかで意味が変わってくると言われています。トラブルの予兆を白猫が教えてくれているようです。
このように白猫、さらには雪のように真っ白の毛色を持った猫は神聖なものとして大切にされてきたようです。
幸福の象徴とされる猫④オッドアイ
幸福の象徴としてあげられる猫でオッドアイの猫がいます。
オッドアイとは左右の目の色が違うことを言います(虹彩異色症)
片目が黄色(ゴールドアイ)、片目が青色(ブルーアイ)の猫を金目・銀目と呼び縁起の良いものとして語られてきました。
タイではオッドアイの猫のことを(ダイヤモンドの目)と呼んで大切にしています。希少性が高いということからもし見つけたら運が良いと言われています。
併せてオッドアイは白猫に多いことからも幸運を呼び込むと言われているようです。
まとめ:猫にまつわる迷信はとても多い
- なぜ黒猫を飼うと幸福が訪れるといわれているの?
- 猫にまつわる様々の言い伝えをご紹介
- 幸福の象徴と言われている猫の特徴ってなに?