ペット信託を提供している銀行として、三井住友信託銀行の遺言信託(ペット安心特約付)があります。一人暮らしの高齢者がご自身の老後や終活を考える上で、家族の一員であるペットを、自身の死後どう世話してもらうか考える事も大切です。ぜひペット信託も考慮してみてください。
この記事の目次
目次を閉じる三井住友信託銀行のペット信託、遺言信託を解説!
三井住友信託銀行のペット信託を知っていますか。
ペット信託の中ではかなり知名度が高いため、三井住友信託銀行のペット信託を利用しているという人も多いかもしれません。
この三井住友信託銀行のペット信託が、新しいペット信託を開始しています。そのサービスは「遺言信託」です。
今回「MOFFME」では、
- 三井住友信託銀行の遺言信託(ペット安心特約付)とは?
- ペットを託す相手がいる場合といない場合で、どう変わる?
- 三井住友信託銀行の遺言信託(ペット安心特約付)の評判は?
- 銀行と信託契約を結ぶ事と、NPOと信託契約するのは何が違う?
三井住友信託銀行の遺言信託(ペット安心特約付)とは?
三井住友信託銀行の遺言信託とはどのようなサービスでしょうか。
遺言信託とは、飼い主にもしものことがあっても、残されたペットをしっかりと守ってくれるサービスです。
大切にしているペットが一人になってしまうトラブルは後を絶ちません。もしものときに備えて、こうしたサービスに加入しておくことで、飼い主の死後も安心できます。
この項目では
- 遺言信託とは、飼い主の死後ペットを守る方法
- 遺言信託(ペット安心特約付)の特徴は?
- 実際に飼い主が死亡した後、どう利用される?
- 飼い主が死亡した後、相続財産や遺品・遺産分割はできる?
- ペット信託では、ペットの葬儀も補償される?
遺言信託とは、飼い主の死後ペットを守る方法
三井住友信託銀行の遺言信託は2021年6月22日からサービスを開始しました。
サービスを開始以降、かなり注目されてきましたが、この遺言信託とはどのようなペット信託なのでしょうか。
三井住友信託銀行の遺言信託とは、犬や猫の飼い主にもしものことがあった場合に、他の人が飼い主に変わって世話をしてくれるペット信託です。
実際の遺言と同じように、生前の飼い主がペットに対して行って欲しい内容を記載しておき、代わりの飼い主に対してその記載した内容を行ってもらうという流れになっています。
この三井住友信託銀行の遺言信託は飼い主の思いを叶えてくれるペット信託であることはもちろん、ペットに対する孤立を防ぐことも重視されています。
飼い主に身寄りがない場合、残されたペットのお世話は誰にも引き継がれないままになっていたケースがたくさんあります。
そのため、この遺言信託を活用することで、ペットを守ることに繋がっています。
身近に親戚がいない一人暮らしのお年寄りなどは、三井住友信託銀行の遺言信託を上手に活用することで、もしものときでも残されたペットは守られるという安心感を得られるでしょう。
さらに詳しいサービス内容は次の解説で説明していきます。
遺言信託(ペット安心特約付)の特徴は?
実際に飼い主が死亡した後、どう利用される?
では、実際に飼い主が死亡した後は、どのように利用されるのでしょうか。遺言信託は、自分の財産などを人や団体に託すことができます。
つまり、自分に代わってそのペットのお世話をしてもらうことに利用されます。
飼い主に代わってしっかりと確実に利用されるため、残されたペットが孤立してしまうのではないかと不安に感じることはありません。
先ほど解説した「一般社団法人安心サポート」が窓口になり、団体への引き渡されるだけではなく、個人にも引き渡されるケースもあります。
マッチングがしっかりと行われることでサービスが成立しますので、少し時間がかかるケースがありますが、契約した通り、遺言の内容がしっかりと実行されます。
利用に関して不安を感じる飼い主も多いかもしれませんが、遺言という法的なものを扱っていることもあるため、飼い主の死亡後に利用されずに放置されるということはありません。
そのため、三井住友信託銀行の遺言信託が大きな注目を集めているのです。
飼い主が死亡した後、相続財産や遺品・遺産分割はできる?
ペット信託では、ペットの葬儀も補償される?
ペットを託す相手がいる場合といない場合で、どう変わる?
自分にもしものときが起こったときに、ペットを託す相手がいればとくに問題はないと言えます。
三井住友信託銀行の遺言信託(ペット安心特約付)の評判は?
三井住友信託銀行の遺言信託(ペット安心特約付)の評判はどうでしょうか。三井住友信託銀行の遺言信託(ペット安心特約付)の評判は、かなり高くなっているようです。
銀行と信託契約を結ぶ事と、NPOと信託契約するのは何が違う?
銀行の信託契約とNPOの信託契約とでは何が違うのでしょうか。
まとめ:飼い主の死後ペットを守るため、ペット信託も考えよう
ここまで、三井住友信託銀行のペット信託、遺言信託ついて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事では、
- 三井住友信託銀行の遺言信託は残されたペットをしっかりと守ってくれる
- 契約内容によっては火葬や葬儀の補償を受けることができる
- 相続財産や遺品・遺産分割はペットではなく次の飼い主へ預けることになる
- 三井住友信託銀行の遺言信託の評価は高い
- NPOの信託契約よりも銀行の信託契約の方が補償内容は充実