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ペットが慢性疾患になってしまい、保険の更新を断られてしまった...。そんな想いはないでしょうか?実は、慢性疾患でも更新・加入ができるペット保険は、いくつか存在します!今回は慢性疾患でも補償されるペット保険を比較・解説していきます。

記事監修者「森下 浩志」

監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー

早稲田大学基幹理工部出身。すべてのペットのお金と健康にまつわる問題を解決したい、という強い思いからMOFFMEを立ち上げ。ファイナンシャルプランナー、損害保険(ペット保険を含む)の公的資格取得。獣医師団体などと連携をして、ペットのWEB健康診断ツールの開発も行う。

この記事の目次

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慢性疾患になったらペット保険は継続できる?慢性疾患のリスクを解説!

ペットも高齢になると、人間と同じように慢性疾患にかかるリスクが上がります。犬や猫に限らず、かかりやすい慢性疾患がある動物の種類もあるでしょう。


代表的な慢性疾患としては、

  • アトピー性皮膚炎
  • 糖尿病
  • 慢性腎不全

などが挙げられます。


上記の病気のペットの保険の加入可否について詳しく知りたい方は以下の記事をご確認ください!


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慢性疾患とは、治療に長期間を要する疾患・病気のことを指しており、慢性外耳炎なども慢性疾患にあたるでしょう。


治療に期間がかかるため、それだけ治療費総額も大きくなりがちですが、慢性疾患になった場合のペット保険の対応は会社によって様々です。


今回MOFFMEでは、特定の慢性疾患にかかった場合について、

  • 更新時に保険料が上がる場合がある
  • 更新できない場合がある
  • 条件付きとなる場合がある
  • 慢性疾患が補償対象外となる場合がある
  • 審査や打ち切りなく終身補償となる場合もある

以上に分けて詳しく解説していきます。


どういった対応になるかは、慢性疾患や保険会社によって異なります。


ペット保険に加入する前に、万が一、慢性疾患を患った時の対応について知っておくと安心です。


MOFFMEではペット保険の一括比較ランキングを紹介しているので気になる方はぜひご確認ください。

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ペット保険の終身の仕組みについて解説!人間の保険とは少し違う!


ペット保険とは、契約者(飼い主)が保険会社に保険料を支払います。その代わりとして、ペットの病気やけがにかかる治療費を、限度額や一定の割合の範囲内で補償してくれます


ペット保険に加入する最大の魅力は、ペットの高額な治療費・入院費の負担を軽減できることです。


ペット保険に加入していない場合、ペットには人間のような公的保険が存在しないため、ペットの治療費は全額自己負担になってしまいます。そんな高額な保険料に備えるため、ペット保険が存在します。


補償割合は保険会社ごとのプランによって異なり、治療費の50%、70%、80%、90%、100%まで補償割合を選べるのも特徴でしょう。


現在、ほとんどのペット保険が終身での補償を継続できるプランとなっています。人間の保険での終身保険は一生涯にわたり、加入時の保険料で補償を、保証してくれるものですよね。


しかし、ペット保険の終身補償という意味は、人間の終身保険とは異なります。


ペット保険では、1年ごとに更新があるのが特徴です。そのため、人間の終身保険と違い、1年ごとの掛け捨てになります。


基本的には終身にわたり補償を継続できますが、ペットが罹った病気や保険会社の定めた審査などによって、更新が打ち切りになったり、保険料が上がったりする可能性があります。


ここでは、

  • 1年更新の仕組み
  • 慢性疾患になった場合の保険の継続について

について解説します。

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ペット保険は毎年更新される!その際に審査が入ることも!

先述のとおり、ペット保険は1年更新を終身にわたって継続する保険です。


更新時に審査が入る場合があり、保険会社が定めた審査により、継続拒否や保険料の値上がり、条件付きといった対処になることも。


また、1年ごとの更新でペットの年齢が上がるごとに保険料が上がる保険もあるので、加入前に保険料についても確認しておきましょう。


保険会社によっては、3年〜5年ごとに保険料が上がっていくタイプもあります。


1年ごとの更新が必須であるペット保険ですが、更新時は

  • 更新時の審査なし
  • 更新ごとに審査がある
  • 更新できる条件がある
  • 更新できない

といった4つの対応に分かれます。


審査があるペット保険では、ペットの健康状態によって保険の継続を断られたり、条件付きになることも。保険会社が指定している慢性疾患に罹った場合、更新時の審査に落ちたり、ペットが罹っている慢性疾患(持病)を、補償対象外にされたりすることもあります。

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慢性疾患になると更新時に継続できる?継続拒否になる条件もあるため注意!

慢性疾患にかかっても、更新できないことはほとんどありません。基本的には終身にわたり補償を継続することは可能です。


しかし、更新時に条件付きに変更となったり、保険料が上がったりする可能性が無いとも言えません


高齢になってから保険の更新を断られた、審査に落ちた、補償の見直しをされたとなっては、他に入れる保険も限られてくるので戸惑いますよね。


いざという時に後悔しないためにも、保険選びは慎重に行いましょう。

慢性疾患になると保険料はどうなる?使うことで保険料が上がるのか疑問を解決!


慢性疾患になると、治療に期間がかかるため、保険を使う頻度や回数も増えますよね。


ペット保険の中には、保険を使うことで、更新時に保険料が上がる保険があります。


ペット保険に加入している、加入を検討している人は保険料も気になる部分です。補償内容にもよりますが、保険料は毎月、もしくは毎年支払うものですから、できれば安く抑えたいのではないでしょうか。


ペットの治療費による負担を軽減するために保険に加入したのに、保険料が負担になってしまっては本末転倒でしょう。


ここからは、

  • 保険を使うことで保険料が上がるペット保険とは
  • ペット保険の保険料の仕組み
  • 条件なし、保険料変動なしの保険もある

について詳しく解説します。保険の乗り換えや加入を検討している人はぜひ参考にしてください。

保険を使うことによって保険料が上がる保険があるので注意!

ペット保険では、保険を使うことで保険料が上がる保険があります。


使えば使うほど保険料が上がるシステムになっていますが、逆に使わなければ割引されるため、メリットととるかデメリットととるかは微妙なところです。


もし慢性疾患にかかってしまった場合のことを考えると、日常的な通院で保険の使用回数が増えることが考えられるため、割増引制度のないペット保険の方が良いかもしれません。

保険料は基本的に年齢が上がると共に上がっていく

上記で紹介したペット保険以外は、保険の使用状況で保険料が上がったり下がったりしないことがほとんどです。


基本的に、ほぼ全てのペット保険が、ペットの年齢が上がると共に保険料が上がります

保険料の上がり方は保険会社によって異なります。1年ごとに保険料が上がるタイプ、2年〜5年ごとに上がるタイプなど様々です。


保険料の上がり方が緩やかな保険や、特定の年齢から保険料が上がらない保険などに加入すれば、ペットが高齢になっても備えておきやすいのではないでしょうか。


注目したいのが高齢時(10歳時)の保険料です。高齢になると、新しくペット保険に加入したくても入れる保険は限られてきます。


そのため、継続して持てる補償がおすすめですが、高齢時の保険料が高いと飼い主さんの負担が大きくなるでしょう。


何歳になっても万が一に備えておける保険を選ぶためにも、保険料も比較材料にするのがおすすめです。

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犬や猫が高齢でも入れるペット保険を紹介!持病があっても大丈夫?

補足:条件なしで保険料が変わらない一律タイプの保険もある!

基本的にほぼ全てのペット保険が、ペットの年齢が上がるにつれて保険料が上がります。


しかし中には保険料一律のペット保険もあります。


長く備えておきたい、保険料が一律の保険に魅力を感じる人は、そのようなペット保険を検討してみてはいかがでしょうか。

慢性疾患になったらペット保険の乗り換えはできる?乗り換えに関して解説!


慢性疾患になった時、もっと補償のよいペット保険に乗り換えたいと思う人もいるでしょう。しかし、基本的にペット保険は加入時には「告知義務」と「審査」があります。


慢性疾患など持病を持っている場合、新しくペット保険に加入するのは難しい場合がほとんどです。


また加入できたとしても、すでにある持病や先天性疾患については、補償されない条件付きでの加入となるでしょう。


入院や通院、手術など、慢性疾患によってどの治療が必要かは異なります。もっと補償のよい保険に加入しておけば良かったと後悔しないためにも、補償内容や割合、保険料は比較して検討しましょう。


保険の乗り換えについても、健康な時にしておくのがメリットが大きくなります。慢性疾患や持病が見つかった場合は、今の補償を継続しておくのがおすすめです。


慢性疾患を補償してくれるペット保険であれば、なおさら今加入している保険を継続しておいたほうが良いでしょう。


病気が見つかってからの加入や乗り換えは難しいため、若く健康なうちにペット保険に加入しておき、いざという時に後悔しないように備えておいてください。

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ペット保険の乗り換え・見直しのポイントや注意点を紹介!

注意!ペット保険が更新されない時がある!


ペット保険は基本的に、1年更新を終身で備えておけるものです。ただし、場合によって更新を断られる時があるため注意が必要です。


更新を断られる場合、

  • 完治が難しい慢性疾患だと診断された
  • 補償限度額・回数を使い切った
  • 保険料の支払いが滞った
  • 契約に不備があった
  • 審査に落ちた

などの理由から更新されない時があります。


保険会社のプランによって限度額や回数が設定されており、設定された限度額や回数に達してしまうと、以降の治療費は補償されません。


また、保険料の未払いや滞りがあると、保険契約を解約されてしまいます。更新できないとされる判断は保険会社によって異なるため、加入前に注意喚起情報や、重要事項説明書などを読んでおきましょう。


または、専用ダイヤルに電話して聞いてみるのもおすすめです。納得できる保険に加入するためにも、加入時の対応だけでなく、更新時の対応にも注目してください。


更新しない場合、保険会社が定めた期間までに申告が必要な場合があります。

まとめ:慢性疾患になっても終身まで保険加入できるが、保険会社によるので注意!

慢性疾患になった場合のペット保険の対応などについて纏めました。


この記事のポイントは、

  • ペット保険は1年更新制の保険である
  • 慢性疾患によって更新を断られる場合がある
  • 更新時の対応は保険会社によって異なる
  • 使用状況によって保険料が変わる保険がある

です。


ペットが慢性疾患だと診断されると、心が痛いですよね。これから長期間治療をしながら様子を見ていく必要があります。さらに治療費による負担も大きくなります。


こういった治療費に対する負担を軽減してくれるのがペット保険です。ほとんどのペット保険が慢性疾患になっても終身まで補償してくれます。


しかし、保険会社によっては更新を断られたり、条件付きになったり、保険料が上がったりと、ネガティブな対応となる場合もあるので注意が必要です。


MOFFMEでは、他にも様々なペットやペット保険に関する記事を公開しておりますので、ぜひ参考にしてみてください!

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