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愛犬を室内で飼う人はとても多いです。しかし、ソファー選びをあまり考えずに行っている飼い主さんも多いのではないでしょうか。今回のMOFFME記事では、犬を室内で飼っている家庭向けソファーを選び方から注意点まで詳しく紹介していきます。

記事監修者「森下 浩志」

監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー

早稲田大学基幹理工部出身。すべてのペットのお金と健康にまつわる問題を解決したい、という強い思いからMOFFMEを立ち上げ。ファイナンシャルプランナー、損害保険(ペット保険を含む)の公的資格取得。獣医師団体などと連携をして、ペットのWEB健康診断ツールの開発も行う。

この記事の目次

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犬を室内飼いをしている家庭向けソファーを紹介!選び方や注意点

「インテリアとしてソファーは置きたいけれど、犬への負担の少ないものにしたい」という飼い主さんは多いのではないでしょうか?


人にとってくつろげる場所でも、犬にとってはケガなどの危険がおよぶ場合もあるため、ソファー選びには注意しておきたい点もあります。


そこで今回のMOFFMEでは

  • 座面高・張り地・色など犬と飼い主が安全で快適に過ごせるソファーの選び方
  • 合皮・カバーリング・ロー・軽量4種類のおすすめソファー
  • 手入れや安全面などソファーを選ぶ際の注意点
について紹介したいと思います。

愛犬と一緒にくつろげるソファー選びの参考に、ぜひ最後までご覧ください。

室内犬がいる家庭のソファーの選び方を紹介


ソファーには、高さや素材など選ぶ基準はたくさんありますが、がいる家庭でのおすすめのソファーはどう選んだらいいのでしょうか?


犬がいる家庭向けのソファーの選び方を

  • 座面高
  • 張り地
の3点から紹介していきます。

犬の健康のためお手入れのためなど、どれも必要な要素なのでしっかりとチェックしてくださいね。

室内犬向けソファー:座面高

人にとっては座面高(床から座る位置までの高さ)は40cmくらいが快適といわれています。


しかし、小型犬が上り下りするには40cmは足腰に負担のかかる高さです。


犬用の階段型スロープなど負担を抑えるアイテムも多く販売されていますが、インテリア面にもこだわりたい方もいらっしゃると思います。


インテリアと愛犬への安全性両方をかなえるなら、高さがでない足のついてないタイプがおすすめです。


高さのあるソファーを選ぶ場合は、スロープや抱いて上げ下ろしするなど注意をはらってあげましょう。

室内犬向けソファー:張り地

張り地の素材には

  • 合成皮革
  • 天然皮革
の3種類があります。

布タイプカバーを外して洗うことができるものもあるので、犬が汚してしまっても清潔に保つことができるでしょう。手軽に手入れをしたい方におすすめです。

しかしソファーについてしまった毛が取りづらいなど、洗濯以外の手入れに手間がか飼ってしまうかもしれません。

合成皮革水気を含んだ汚れなどに強く、日頃のお手入れを簡単にすることができます。犬が粗相をしてしまった際や抜け毛なども短時間できれいにできるでしょう。

通気性はよくありませんが、価格が比較的安いです。

天然皮革肌触りや革の変化を楽しめる素材です。犬によっては臭いに反応してしまう場合もあります。

価格も高いので、犬がいる家庭にはあまりおすすめできません。

室内犬向けソファー:色

ソファーの色によっては抜け毛の色が目立ってしまうので色も選ぶうえで大切になってきます。


特にオーバーコートの犬はもとから抜け毛量が多いうえに、夏毛・冬毛が生え変わるので時期によってはさらに抜け毛の量も多くなります。


そうなるとより抜け毛が目にとまりやすくなってしまいますが、完全に取り切ることは難しいです。なのでソファーの色にも注意し、毛と同系色を選ぶことをおすすめします。

おすすめの室内犬向けソファーを紹介


ここからは犬がいる家庭向けにおすすめのソファーの種類を紹介していきます。

  • 合皮ソファー
  • カバーリングソファー
  • ローソファー
  • 軽量ソファー
の4種類に分けてそれぞれの特徴などをみていきましょう。


愛犬のサイズや、飼い主さんが重視するお手入れ方法などを想像しながら、家庭に合った素材・高さのソファーを選んでくださいね。

おすすめ室内犬向けソファー①合皮ソファー

1つめのおすすめは合皮ソファーになります。上記でも紹介しましたが、価格が比較的安くお手入れしやすいのが特徴的なソファーです。


犬がおやつをこぼしたり粗相をしたりとソファーを汚してしまっても、水拭きすることも可能なのでソファーを清潔に保てるでしょう。


見た目の質感も部屋に合わせやすくオシャレにみえる商品も多いので、インテリア面でもおすすめできるソファーだと思います。


劣化してくるとひび割れてきますが、5年~7年持つといわれています。

おすすめ室内犬向けソファー②カバーリングソファー

カバーリングソファーは、カバーを外して丸洗いできるお手入れの手軽さが特徴的です。ペットが汚してしまった場合にもすぐ洗えるので便利です。


一部分をカバーするタイプもありますが、ソファー自体を汚れから守る意味でもフルカバータイプをおすすめします。


またカバーのが豊富なものもあるので、気分で部屋の雰囲気を変えたいという方にもいいでしょう。


なかにはドライクリーニングタイプの商品もあるので購入前には必ずチェックしてくださいね。

おすすめ室内犬向けソファー③ローソファー

ローソファーは小型犬を飼われている家庭にはおすすめできるソファーです。


特に脚のないタイプは座面が低いため、ワンちゃんの上り下りする際の負担を最小限におさえることができるでしょう。


ペットが自由に上り下りできて、一緒にくつろげる場所としておすすめできます。


ソファーの下が掃除しずらい立つのが大変など、人間にとって大変な部分もありますが、逆に足をのばせる等いい面もあります。

おすすめ室内犬向けソファー④軽量ソファー

軽量なので家中どこでも持ち運べるタイプのソファーです。中には折りたためるものも存在します。


掃除の際にはソファーについた毛やほこりを払って、一気に掃除機をかけられるので部屋を清潔に保てるでしょう。


軽量なため犬が飛び乗るなどするとズレてしまいますが、座面が低いので負担は軽減されるのでおすすめできます。

室内犬向けソファーを選ぶ際の注意点を紹介


ここからはソファーを選ぶ際の注意点を紹介します。


犬のいる家庭で使用するのに向かないソファーのポイントは以下の4つです。

  • カバーの取り外しができない
  • 本革
  • 脚付き
  • 木製フレーム

衛生面や犬への負担など注意しておきたいことばかりなので、チェックしてソファー選びの参考にしてください。

犬用ソファー注意点①カバーの取り外しができない

カバーの取り外しができないソファーは洗濯機で洗えないためお手入れが大変です。


材質によっては汚れがどんどん蓄積されてていってしまい、ソファー自体の寿命を縮めてしまうかもしれません。


ペットを飼っているとどうしても汚れやすくなるので、丸洗いできた方がお手入れが簡単です。


もしすでにカバーを取り外しができないソファーを使用している場合は、別途ソファー用のカバーが売っていますので、座面と背もたれだけでも敷くことをおすすめします。

犬用ソファー注意点②本革

本革のソファーは価格が高く、犬が掘ってしまうなど傷がついてしまう可能性が高いのであまりおすすめできません。


また変わソファーの手入れ方法として、保護クリームを塗ることもありますが犬が舐めてしまう危険を考えるとそれもできないでしょう。


汚れやすいうえに長持ちさせるための手入れが十分にできないため、犬のいる家庭に本革ソファーは不向きです。

犬用ソファー注意点③脚付き

脚付きは座面まで高さのある商品が多いので、犬の負担になりやすいという注意点があります。


ダックスなどヘルニアになりやすい犬種、チワワなど足の細い犬種の骨折など様々な病気の原因になりかねません。


上記でも触れましたが、脚付きの座面の高いソファーを使用する場合は、スロープをつけるなど犬に負担がかからないよう対策をしてあげてください。


さらに脚付きソファーの場合、ソファーの下にほこりが溜まりやすいです。ベッドの下がほこりだらけだったなんて経験をしたことのある方も多いと思いますが、同じ状態になる可能性があります。

犬用ソファー注意点④木製フレーム

木製フレームのソファーはオシャレなデザインなうえ温かみもあり選びたいと思う方も多いと思います。


犬がいたずらをしないのであれば問題ありませんが、フレームに向かって粗相をしてしまうと木に跡が残ってしまうことも考えられます。


しつけをしっかりすれば問題ありませんが、掃除のしやすさを考えて避けておくのもいいかもしれません。

まとめ:愛犬に合ったソファーを選ぼう!

今回は犬がいる家庭向けのソファーの選び方を紹介しました。


今回の記事のまとめはこちら。

  • ソファーの上り下りは犬に負担がかかるため、できるだけ座面の低いのを選ぼう
  • 布タイプはカバーを外して洗えるものもあり、手入れがしやすい
  • 合成皮革は汚れに強く手入れが簡単。価格も比較的安い。
  • 天然皮革は肌触りがよく高級感があるふぁ、犬が臭いに反応し掘ろうとしてしまう可能性もあり
  • 抜け毛が目立たないよう愛犬の毛色と同系色のソファーがおすすめ
  • カバーリングソファーは丸洗いできて衛生面がよく、カバーのカラーバリエーションも豊富
  • 犬の健康面を考えると、座面が低く犬への負担が少ないローソファーがおすすめ
  • 軽量ソファーは移動や掃除がしやすい。座面の低い商品も多い。
  • カバー取り外しができないタイプは手入れが大変。別途カバーを敷くのがおすすめ
  • 本革は価格が高く、長持ちさせるための保護クリームを犬が舐めてしまう危険もある
  • 脚付きソファーは座面の高いものが多く犬への負担になりやすい
  • 木製フレームは温かみがあるが、粗相をしてしまった際にシミになりやすい。
一番は犬が健康で過ごせることなので、スロープを用意したり、座面の低いものを購入するなど犬のためになるソファー選びをしてくださいね。


またMOFFMEでは、他にも様々なペットや保険に関する記事を多数公開しておりますので、そちらもぜひご覧ください!