現在、800種類以上存在するといわれている犬の品種。その犬種の中で、特に高級な犬種について皆さんはご存じでしょうか?今回は、そんな高級品種の金額ランキングをご紹介します!日本ではあまり認知されていない犬種が多く、希少価値の高い犬種ばかりですよ。ぜひご一読ください。
この記事の目次
目次を閉じる高級な犬種ってどんな犬?
私たちの身近なパートナーである犬たち。
年齢やお店によって販売されている値段はさまざまですが、犬の品種によっても金額は大幅に変わってきます。
さらに、世界の犬の品種には一般の販売価格とは比べ物にならない金額で取引されている犬種もいます。
高級犬種といわれるそのほとんどは、希少価値による価格高騰です。
今回ご紹介する犬種も日本には数えるほどしか飼育されていない犬種もいますのでご注目ください。
高級な犬種TOP5!
ここで、高級な品種のランキングをご紹介していきます。
販売価格の相場TOP5ランキングはこちら。
第5位 アザクワ 30万円~
第4位 ブル・マスティフ 25万円~40万円
第3位 ロットワイラー 35万円~
第2位 サモエド 30万円~60万円
第1位 チベタン・マスティフ 80万円~100万円
1位のチベタン・マスティフについては過去に2億円の金額で取引されたこともあります。
皆さんが知っている犬種はいましたか?
上位の犬種は、繁殖が難しいことも多くこれからも希少価値は変わらないでしょう。
高級な犬の品種について!上位5種の特徴や性格
ランキングでご紹介した高級な犬種は、なかなか出会うことが難しい犬種もいますが日本でも飼うことはできます。
どの犬もとてもかわいいので、出会う機会があれば検討してみてくださいね。
ランキングに登場した5種類の品種について、それぞれの特徴や性格を解説していきます。
アザクワ
身軽な体系を生かして走り回り、とても運動神経が良いことが特徴であるアザクワ。
元々は狩猟犬として活躍していた、マリ共和国原産の犬です。
見た目は細身ながら、全身に筋肉があるので体重は15㎏~25㎏で大型犬の部類です。
元々の性質を強く受け継いでいるため、少し気難しいプライドの高い性格といわれています。
そのため飼い主さんがしっかり主従関係を教え、信頼関係をしっかり気付くことがとても重要です。
ブル・マスティフ
警察などの護衛犬として活躍しているブル・マスティフ。
原産国はイギリスで、その力と体を生かして農場などの番犬として繁殖されたのがルーツです。
見た目に迫力がありますが、とても優しい性格で飼い主さんのことが大好きな甘えん坊です。
ただし、体重が50㎏以上になることもあるので暴れたりしないようきちんとしたしつけが必要です。
ロットワイラー
ロットワイラーは、主に大型動物の護衛で活躍していたという歴史があるドイツ原産の犬種です。
現在でも、警察犬や軍の護衛として働くこともあるお仕事犬です。
ペットとしても流通していますが、体重が40㎏~50㎏ありしつけがうまくできていないと強靭な体があだとなって人にけがをさせてしまう危険性もあります。
基本的には静かな性格なので、十分な運動、落ち着いた生活環境を準備できる場合のみ迎え入れるようにしましょう。
サモエド
白い毛が美しいサモエドは、シベリアやロシアなど非常に寒い地域が原産の犬種です。
狩猟犬や、そりを引くそり犬として活躍していたこともあります。
20㎏~30㎏程度の体重がある大型犬ですが、実はとても甘えん坊。
しつけはしやすいですが、お留守番などは苦手なので家を空ける時間が多い人には向きません。
チベタン・マスティフ
ふさふさの毛で、とても体の大きいチベタン・マスティフは50㎏~90㎏もある超大型犬です。
チベット原産で僧院の護衛犬としての歴史が有名ですが、寒い地方での牧羊犬として活躍していたこともあります。
飼育は可能ですが、超大型犬となると飼うには様々な条件が必要になります。
まずは子犬のうちからしっかりとしつけをしておくこと、厚い被毛を清潔に保つ工夫、拾い飼育環境など。
販売価格もさることながら、飼育にも手間や値段がかかることを知っておきましょう。
高級犬種について知ろう!ランキングTOP5
今回は、高級な犬の品種についてご紹介してきました。
希少価値の高い犬種で、とても魅力のある犬達でしたね。
しかし、希少価値が高いということは買った経験のある人も少ないということです。
実際に飼うには十分な環境や配慮が必要なので、興味のある方は特性や性格をよく知った上で迎え入れるようにしましょう。