近年人気が高まっている「デグー」。デグーを飼うときも犬や猫と同様、ペット保険に加入した方が良いのか、どんなプランを選べば良いのか、お悩みの方も多いですよね。この記事ではデグーにおすすめのペット保険について、補償内容や保険料等を徹底解説していきます!
この記事の目次
目次を閉じるデグーにペット保険が必要な理由とは?
近年、日本でも人気が高まっている「デグー」。かわいらしい見た目や人懐っこい性格、頭の良さ等が魅力です。
小動物の中では比較的長寿で、平均寿命は5~8年。10年ほど生きることもあります。同じ小動物のハムスターは平均寿命2~3年なので、かなり長生きと言えるでしょう。
しかし長寿とは言え、高齢になるとやはり、病気やケガのリスクは上がります。
診療費に2〜3万円かかる、手術や入院が必要になれば、10万円ほどのまとまった金額がかかるケースも少なくありません。
「受けさせたい治療があるけれど、診療費が高くて受けさせてあげられない…」等の後悔は避けたいですよね。そんな万が一のときのため、備えておくと安心なのがペット保険です。
ほかのペットと同様、デグーにもペット保険が必要な理由としては、次の3つが挙げられます。
保険未加入の場合デグーの診療費は全額自己負担になる - 保険に加入することで治療の選択の幅が広がる
- 動物病院に行くハードルが下がる
保険未加入の場合デグーの診療費は全額自己負担になる
デグーには、人のような医療保険制度はありません。動物病院等で治療を受けた場合の診療費は、高額であっても、全額飼い主さまの自己負担です。
デグーが病気になったり、ケガをした場合、入院や手術が必要になることがあります。さらに定期的な通院が必要になると、家計への負担も大きくなってきます。
一回の出費であれば、貯蓄で対応できることもあるでしょう。しかし、治療内容や治療回数によっては許容範囲を超え、お支払いが難しくなるケースも考えられます。
ペット保険に加入していれば、保険期間が始まった直後から、幅広い補償が受けられます。
経済面の負担を軽減できる点は、ペット保険に加入する大きなメリットの1つと言えます。
保険に加入することで治療の選択の幅が広がる
デグーが病気やケガを発症したとき、受けさせたい治療があっても、高額な診療費がかかるとしたらどうでしょうか。
経済面の理由から、受けたい治療が選べない、受けられる治療が限定されるかもしれません。
ペット保険に加入し補償を受けられれば、経済面の負担が軽くなります。症状に合ったベストな治療法を、支払いの心配をせずに選び、治療に集中できる可能性が高まります。
万が一のときに後悔しないためにも、日頃から備えておきたいですね。
動物病院に行くハードルが下がる
気になる症状があったとしても、「高額の診療費がかかるかもしれない」と思うと、動物病院に行くタイミングを逃してしまうかもしれません。
デグーは体が小さく、体調の変化が見えにくい動物です。
明らかな不調が見えるときには、既に病気やケガが進行し、悪化していることも少なくありません。
ペット保険に加入していると自己負担額が減るため、手元にまとまった金額がない場合でも、動物病院に行きやすくなります。
デグーの健康管理のため、「いつもと違う」と感じたときに、すぐに診察を受けられる環境を整えておきましょう。
デグーが発症しやすい病気やケガの診療費
体が丈夫で長生きと言われるデグーですが、年齢を重ねると、病気やケガのリスクが上がってきます。
デグーが発症しやすい病気やケガを知ることは、ちょっとした体調の変化に気づきやすくなり、病気やケガの早期発見・早期治療につながります。
日々の健康管理に役立てるため、そして万が一病気になったり、ケガをした場合にも落ち着いて対応できるよう、デグーが発症しやすい病気やケガ、診療費をチェックしていきましょう。
※診療費は目安です。獣医師の判断や診察を受けた動物病院によって、前後する場合があります。
以上のように、高額な診療費がかかる場合があります。
ただ、10万円の診療費がかかっても、ペット保険50%補償プランに加入していた場合
ペット保険に加入していると、高額な診療費がかかった場合でも自己負担額が大きく減り、助かりますね。
デグーにおすすめな人気ペット保険の補償内容と保険料を徹底比較
保険に加入しようと思っても、デグーの保険に関する情報は、まだ少ないと言えます。
「デグーって保険に入れるの?」
「どんなプランがあるんだろう?」
「どんな補償を、どのくらいの保険料で受けられる?」
など、お悩みの方も多いですよね。
実はデグーが入れるペット保険は、3社だけ。
さらに、そのうちの2社はペットショップでのお迎え時のみにしか加入ができず、お迎え後にネットから加入できる保険は1社のみ。犬や猫等と比べると、入れるペット保険の数は多くありません。
ここからは、デグーが加入できる3社の保険商品
- SBIプリズム少短「プリズムペット」
- アニコム損保「どうぶつ健保はっぴぃ」
- アイペット損保「うちの子キュート」
について、詳しくご紹介していきます。
SBIプリズム少短「プリズムペット」
唯一、デグーをお迎えした後でもネットから加入ができる保険です。
一般的なペット保険だと、補償割合が50%や70%の商品が多い中、「プリズムペット」の補償割合は100%※のため自己負担額が少なくて済み、高額な費用が必要になる場合も安心です。
また、終身で加入できる点も魅力。高齢になっても安心が続くのは、嬉しいですね。
保険料は、年齢が上がっても変わりません。
※ 各プランの補償限度額まで診療費の実費をお支払いし
ます。補償限度日数(回数)があります。
アニコム損保「どうぶつ健保はっぴぃ」
「どうぶつ健保はっぴぃ」はペットショップの窓口のみでしか販売されていないため、ネットからの加入はできません。
アニコム損保の特長と言えば、窓口精算。後日書類を揃え保険金を請求する手間と時間が省けるため、とても便利です。
他に無料で腸内フローラ測定が受けられたり、LINEで健康相談ができたりと、加入後のサービスが充実している点も魅力です。
アニコム損保の保険も、年齢が上がっても保険料は変わりません。
アイペット損保「うちの子キュート」
アイペット損保の「うちの子キュート」も、アニコム損保同様にペットショップの窓口のみでしか販売されておりません。インターネットからの加入はできませんのでご注意ください。
「うちの子キュート」の特長と言えるのが、補償割合30%プラン。
補償割合は低いですが、その分、月々の保険料が抑えられます。手頃な保険料で、急な病気やケガに備えたい方におすすめです。
アイペット損保の保険も、年齢が変わっても保険料は変わりません。
なお、アイペット損保には、多頭割引もあります。契約件数が2~3件で2%、4件以上で3%、上記の値段から割引されます。
犬や猫等、デグー以外のペットとの組合せもOK。特にたくさんのペットと暮らしている方に、嬉しい制度です。
デグーのペット保険の選び方のポイント
デグーが入れるペット保険の中から、自分に合うプランを選びたいですが
「どこに注目して選んだらいい?」
「後悔しない保険の選び方を知りたい」
などお悩みの方もいらっしゃいますよね。
あなたに合う保険を選ぶコツとしては、次の3つが挙げられます。
- ペット保険への加入条件を確認する
各保険会社の補償 範囲 や保険料を比較する- プランに迷ったら資料請求や口コミを参考にするのもおすすめ
ペット保険への加入条件を確認する
ペット保険には、加入可能年齢や加入方法が定められています。
デグーが入れる、3つの保険の加入条件をチェックしてみましょう。
各保険会社等の補償範囲や保険料を比較する
補償内容をチェックするとき、意外と大事なのが通院補償。
高額になりやすい入院や手術の補償に目がいきがちですが、退院後に何度も通院しなければならず、大きな出費になることがあります。
診療費の心配なく通院できるよう、通院補償が充実しているプランが安心です。
保険料で比較すると、3社とも年齢による値上がりはありません。
病気やケガが増えやすい高齢期になっても、経済的な負担が大きくなることなく、補償を継続できるのは嬉しいですね。
保険料は保険を選ぶ条件の1つではありますが、保険料が高いからやめておこう、保険料が安いからここにしよう等で選ぶと、いざ保険を使うときに、必要な補償を受けられないかもしれません。
保険料と補償内容を合わせたうえで、納得できるプランを選んでいきましょう。
プランに迷ったら資料請求をしてみるのもおすすめ!
「どのプランにするか決めきれない」ときは、資料請求をしてみるのもおすすめです。
商品の情報をより詳しく、正確に知ることができます。それぞれの会社が力を入れているポイントもわかりやすくなり、保険選びのヒントになります。
デグーのペット保険の注意点
どの保険にもメリットだけでなく、デメリットもあります。
事前に注意点を確認しておくことは、加入後の
「こんなはずじゃなかった」
「もっとちゃんと選べばよかった」
等の後悔を減らすことにつながります。
事前に注意すべき点には、次の2つがあります。
- すべての治療が補償されるわけではない
- 退院をしたり病気をしてからでは加入できない
すべての診療費が補償されるわけではない
ペット保険には、補償対象にならない診療費が決められています。
例えば、健康診断やワクチンの接種診療等の予防に関する診療費、妊娠・出産に関する診療等は、補償対象外。
歯科処置も補償対象外になることが多く、デグーがかかりやすい不正咬合も、保険金は支払われません。
補償対象外となる場合につきましては、重要事項説明書に詳しく記載があります。加入後に後悔することがないよう、内容をしっかり確認した上で、契約手続きを進めましょう。
通院をしたり病気をしてからでは加入できない
ペット保険に加入するには、健康体でなくてはいけません。
保険期間が始まる前にケガをして通院したり、先天性の疾患や重い病気を発症したりすると、保険に加入できない場合があります。
保険に加入できたとしても条件付きとなり、思うように保険を使えないケースもあります。
万が一のときに、落ち着いて治療に集中できる環境を整えておきたいもの。
できるだけ病気やケガのリスクが少ない年齢が若いときや、元気で健康なうちに、保険への加入を検討し、手続きを済ませておくと安心です。
デグーのペット保険に関するまとめ
ここまで、デグーのペット保険について詳しく見てきました。
- デグーが加入できる保険は3社。
- SBIプリズム少短の保険は、お迎え後でも満5歳までなら加入が可能。
- アニコム損保とアイペット損保は、お迎え時のみ加入OK。購入先で手続きができるか、事前に確認を。
どの保険に入るか迷ったら、補償内容や保険料、加入条件、口コミ等をチェッ ク。資料請求してみるのも、おすすめ。- 全ての病気やケガの診療費が補償されるわけではないため、事前に確認を。
デグーは寿命が長めですが、体が小さく体調の変化がわかりにくいため、気づいたときには病気やケガが悪化しているケースがあります。
健康で長く、一緒に楽しい時間を過ごすためにも、日々の健康チェックは欠かせません。
MOFFMEでは他にも様々な記事を公開していますので、ぜひ確認してみてくださいね!
【募集文書番号】
SBIプリズム少額短期保険:JACAP202300092
アニコム損害保険:W2402-000003
アイペット損害保険:募2402-385(26.02)